JP2548385B2 - ナンバープレートの車種コード認識方法 - Google Patents
ナンバープレートの車種コード認識方法Info
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- JP2548385B2 JP2548385B2 JP1165911A JP16591189A JP2548385B2 JP 2548385 B2 JP2548385 B2 JP 2548385B2 JP 1165911 A JP1165911 A JP 1165911A JP 16591189 A JP16591189 A JP 16591189A JP 2548385 B2 JP2548385 B2 JP 2548385B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は走行車両をテレビカメラで撮像し、そこで得
られた静止画像を処理して車両のナンバープレートを認
識するナンバープレートの車種コード認識方法に関する
ものである。
られた静止画像を処理して車両のナンバープレートを認
識するナンバープレートの車種コード認識方法に関する
ものである。
従来の技術 画像処理において、階調のある多値データを2値化し
データを圧縮処理することは、きわめて一般的に使われ
ている手法であり、いろいろな手法が存在する。
データを圧縮処理することは、きわめて一般的に使われ
ている手法であり、いろいろな手法が存在する。
処理エリア内の全データを相加し、その平均値を求め
これを2値化のレベルとする方法がある。高速処理が要
求される場合、処理データによっては加算演算に時間を
費やすことになるが、処理データをある程度間引く等に
より対応することができる。
これを2値化のレベルとする方法がある。高速処理が要
求される場合、処理データによっては加算演算に時間を
費やすことになるが、処理データをある程度間引く等に
より対応することができる。
また、処理エリア内のデータよりヒストグラムを作成
し、文字部と背景部とを分離する方法がある。第2図は
文字データよりヒストグラムを作成し、2値化レベルを
求める方法を示している。同図aは処理データ、bはそ
のデータのヒストグラムである。ヒストグラム中ピーク
が2個存在するが、黒部のピークが文字部、白部のピー
クが背景部である。この特性より2値化レベル(−・−
・−線)において文字部と背景部を適切に分離すること
ができる。
し、文字部と背景部とを分離する方法がある。第2図は
文字データよりヒストグラムを作成し、2値化レベルを
求める方法を示している。同図aは処理データ、bはそ
のデータのヒストグラムである。ヒストグラム中ピーク
が2個存在するが、黒部のピークが文字部、白部のピー
クが背景部である。この特性より2値化レベル(−・−
・−線)において文字部と背景部を適切に分離すること
ができる。
この様に上記従来の手法でも画像多値データを適切に
2値化する2値化レベルを検出することができる。
2値化する2値化レベルを検出することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の手法では以下の問題があ
る。平均値を使って2値化レベルを検出する場合は、平
均値が各文字の文字部比率の影響を受けるため、そのま
ま2値化レベルとして使うのには問題がある。文字部比
率の高い文字の場合平均値は黒レベルよりに、逆に低い
場合は平均値は白レベルよりになる。これらをそのまま
2値化レベルとすると、文字部比率の高い文字は細目
に、低い文字は太目に2値化される。このように文字の
形状が2値化レベルに影響するのは、好ましいことでは
ない。また、太陽光のハレーションやノイズの影響も受
けやすい。
る。平均値を使って2値化レベルを検出する場合は、平
均値が各文字の文字部比率の影響を受けるため、そのま
ま2値化レベルとして使うのには問題がある。文字部比
率の高い文字の場合平均値は黒レベルよりに、逆に低い
場合は平均値は白レベルよりになる。これらをそのまま
2値化レベルとすると、文字部比率の高い文字は細目
に、低い文字は太目に2値化される。このように文字の
形状が2値化レベルに影響するのは、好ましいことでは
ない。また、太陽光のハレーションやノイズの影響も受
けやすい。
一方、ヒストグラムを利用する場合は、上記問題はな
い反面、ヒストグラム作成の際に階調幅をどのくらいに
するか、という問題がある。階調幅を適当に取らない
と、データの特性が明確に検出できない。しかしなが
ら、画像の特性は撮像状態の照度により大きく変化する
ため、ある固定階調幅でヒストグラムを作成しても、画
像の特性を検出できない場合がある。また、画像によっ
ては文字部と背景部を分離できない場合があり、このと
きには適切な2値化レベルを導くことはできない。本発
明はこの様な従来の問題を解決するものであり、適切な
2値化レベルを検出できる優れた手法を提供するもので
ある。
い反面、ヒストグラム作成の際に階調幅をどのくらいに
するか、という問題がある。階調幅を適当に取らない
と、データの特性が明確に検出できない。しかしなが
ら、画像の特性は撮像状態の照度により大きく変化する
ため、ある固定階調幅でヒストグラムを作成しても、画
像の特性を検出できない場合がある。また、画像によっ
ては文字部と背景部を分離できない場合があり、このと
きには適切な2値化レベルを導くことはできない。本発
明はこの様な従来の問題を解決するものであり、適切な
2値化レベルを検出できる優れた手法を提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、文字を文字部比
率によってグループ分けし、各グループごとに比率を合
わせて2値化するものである。
率によってグループ分けし、各グループごとに比率を合
わせて2値化するものである。
作用 したがって、本発明によれば、文字部の比率を合わせ
て2値化することによって2値化データと辞書データと
の文字部の整合を取り、データの変動に対して安定した
2値化レベルを検出することができるという効果を有す
る。
て2値化することによって2値化データと辞書データと
の文字部の整合を取り、データの変動に対して安定した
2値化レベルを検出することができるという効果を有す
る。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例のデータ構成を示すもので
ある。第1図において、1は入力された多値データ、2
〜4はそれぞれの文字部比率で2値化した2値データ、
5〜7はそれぞれの文字部比率の辞書データである。
ある。第1図において、1は入力された多値データ、2
〜4はそれぞれの文字部比率で2値化した2値データ、
5〜7はそれぞれの文字部比率の辞書データである。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例
において、多値データが入力されると、文字部の比率が
41%,50%,59%になる様に2値化し、3つの2値データ
を作成する。これら2値データは、比率41%のものが辞
書データの内、グループのものと、比率50%のものが
辞書データグループのものと、そして比率59%のもの
がグループのものとパターンマッチング処理を行う。
グループは文字部の少ない文字(“7")について文字
部41%の辞書パターンにより構成されている。グループ
は文字部50%の辞書パターンにより、中間的な文字7
個(“0",“2"〜“6",“9")で構成され、グループは
文字部59%の辞書パターンにより、文字部の多い文字
(“8")で構成されている。パターンマッチングの結果
として、現在処理したデータは、その文字が含まれてい
る辞書グループとマッチングするときに、適した2値化
レベルで2値化されるため、正しく認識することができ
る。
において、多値データが入力されると、文字部の比率が
41%,50%,59%になる様に2値化し、3つの2値データ
を作成する。これら2値データは、比率41%のものが辞
書データの内、グループのものと、比率50%のものが
辞書データグループのものと、そして比率59%のもの
がグループのものとパターンマッチング処理を行う。
グループは文字部の少ない文字(“7")について文字
部41%の辞書パターンにより構成されている。グループ
は文字部50%の辞書パターンにより、中間的な文字7
個(“0",“2"〜“6",“9")で構成され、グループは
文字部59%の辞書パターンにより、文字部の多い文字
(“8")で構成されている。パターンマッチングの結果
として、現在処理したデータは、その文字が含まれてい
る辞書グループとマッチングするときに、適した2値化
レベルで2値化されるため、正しく認識することができ
る。
このように上記実施例によれば、処理データをそれぞ
れ辞書に合わせた文字部の比率で2値化処理するため、
文字の形状の影響や、太陽光ハレーション等の影響を受
けることなく安定した認識をすることができるという効
果を有する。
れ辞書に合わせた文字部の比率で2値化処理するため、
文字の形状の影響や、太陽光ハレーション等の影響を受
けることなく安定した認識をすることができるという効
果を有する。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、多値データ
の2値化処理の際の2値化レベルを、辞書の文字部比率
に合わせることにより決定するため、辞書とのパターン
マッチングの精度が高まるという効果を有する。そして
多値データのレベルに依存しないので、外部照度変化の
影響に強いという効果も有する。
の2値化処理の際の2値化レベルを、辞書の文字部比率
に合わせることにより決定するため、辞書とのパターン
マッチングの精度が高まるという効果を有する。そして
多値データのレベルに依存しないので、外部照度変化の
影響に強いという効果も有する。
第1図は本発明の一実施例における、車種コード認識部
の構成を示す図、第2図はヒストグラムによる、2値化
レベル検出の概略説明図である。
の構成を示す図、第2図はヒストグラムによる、2値化
レベル検出の概略説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ナンバープレートの車種コードを、文字の
文字部比率によってグループ分けし、そのグループの比
率になるよう画像多値データを2値化し、認識するよう
にしたナンバープレートの車種コード認識方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1165911A JP2548385B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ナンバープレートの車種コード認識方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1165911A JP2548385B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ナンバープレートの車種コード認識方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0330100A JPH0330100A (ja) | 1991-02-08 |
JP2548385B2 true JP2548385B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=15821353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1165911A Expired - Fee Related JP2548385B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ナンバープレートの車種コード認識方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548385B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2816085B2 (ja) * | 1993-07-23 | 1998-10-27 | 川崎製鉄株式会社 | 環流式脱ガス装置用浸漬管の施工方法 |
KR100837244B1 (ko) * | 2006-12-08 | 2008-06-11 | 인천대학교 산학협력단 | 자동차 번호판의 영상 인식 시스템 및 그 방법 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1165911A patent/JP2548385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0330100A (ja) | 1991-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |