JP2548176Y2 - ユニット型カップリング - Google Patents

ユニット型カップリング

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JP2548176Y2
JP2548176Y2 JP1989126178U JP12617889U JP2548176Y2 JP 2548176 Y2 JP2548176 Y2 JP 2548176Y2 JP 1989126178 U JP1989126178 U JP 1989126178U JP 12617889 U JP12617889 U JP 12617889U JP 2548176 Y2 JP2548176 Y2 JP 2548176Y2
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coupling
power transmission
external power
unit
fitting hole
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JP1989126178U
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正啓 加藤
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エヌティエヌ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、駆動軸の回転を被駆動軸に伝達する接続
部に用いられるユニット型カップリングに関する。
〔従来の技術〕
一般に、回転駆動力を伝達する動力軸系の経路では、
例えば、ギヤを介してカップリングに動力を伝達する接
続部が設けられることが多い。
上記カップリングにより動力を伝達する従来の方法と
して、例えば第4図に示すように、回転駆動力を伝達す
るギヤ20に接続され軸受21で支持された中間軸22をカッ
プリング23に接続し、このカップリング23を介して被駆
動軸24に回転駆動力を伝達する方法が一般に行なわれて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記動力伝達機構では中間軸22を用い
ているため、入力ギヤから出力軸までの軸方向長さが長
くなる。このため、この種の動力伝達機構を機器類に組
込むと、装置全体が長くなり、重量も重くなる。
また、ギヤ20やカップリング23を中間軸22で接続する
ためキーが必要となり、部品点数が多く、組立てに手間
がかゝる不都合もある。
この考案は、上記従来の軸継手の技術の現状に鑑みて
なされたものであり、その目的はギヤ、スプロケット、
プーリなど種々の形式の外部動力伝達部にその一端に設
けた嵌合穴にカップリング部材を嵌合させることによっ
てこれらをユニット化し、全長を短かくコンパクトに
し、カップリング部材を共通部品化して部品点数を少な
くするようにしたユニット型カップリングを提供するに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
そこでこの考案では上記課題を解決するための手段と
して、外径面上に外部伝達動力を伝達するギヤ等の動力
伝達ホイールを有しその片端に嵌合穴を設けた外部動力
伝達部と、外径部が前記嵌合穴に嵌合され内側に回転軸
と接続するための自在軸継手を有するカップリングとか
ら成り、前記カップリングはその外径部に軸方向の凹状
部又は凸状部を設け、前記外部動力伝達部にはその内径
部に軸方向の凸状部又は凹状部を設け、前記カップリン
グと外部動力伝達部の凹凸状部又は凸凹状部とを嵌合自
在として動力を伝達できるように構成したユニット型カ
ップリングの構成を採用したのである。
〔作用〕
上記のように構成したこの考案のユニット型カップリ
ングは、外部動力伝達部に設けた嵌合穴にカップリング
ユニットを一体に嵌合させることによって外部動力は外
部動力伝達部から直接カップリングユニットに伝達さ
れ、さらにカップリングユニットの回転軸に伝達され
る。
カップリングユニットは、外部動力伝達部との間に設
けた凹凸状部を介して回転方向に対して一体化される。
カップリングユニット内にはその内側に設けられた自在
軸継手に、そしてこの自在軸継手に接続されている回転
軸へと動力が伝達される。
上記によって全体の長さが短かくコンパクトになる。
外部動力伝達部の形式のいずれであっても同一形状のカ
ップリングユニットを使用でき全体をユニット化するこ
とができる。
〔実施例〕
以下この考案の実施例について添付図を参照して説明
する。
第1図はこの実施例のユニット型カップリングの縦断
面図である。
1は外部動力伝達部であり、ギヤ2に噛合う歯車によ
って外部より動力が伝達される。その片側端には嵌合穴
3が設けられ、これにカップリング部材4が嵌合されて
おり、嵌合穴3の内面に設けた凸状部5とカップリング
部材4に設けた凹状部6を図示の例では3ケ所設けて互
いに嵌合させ、これによって外部動力伝達部1とカップ
リング部材4を互いに回転動作に対して一体となるよう
にしている。
上記カップリング部材4には、その内部に円環状の空
隙7が形成されており、この空隙7内には、例えば第2
図に示すように、3つのボール溝9を等間隔に設け、空
隙7に嵌入された保持器8に設けたポケット10に3つの
ボール11が保持されているような自在軸継手が設けられ
ている。
上記空隙7に嵌入されたボール11と保持器8は、軸方
向に抜け落ちないように、その嵌合穴3の端に抜止め12
が設けられている。13は保持器8に続く回転軸である。
第3図は上記ユニット型カップリングの分解斜視図で
あり、主要部品として外部動力伝達部1、カップリング
部材4、抜止め12が示されている。
なお、上記嵌合穴3の凸状部5とカップリング部材4
の凹状部6は、反対に嵌合穴3に凹状部5′、カップリ
ング部材4に凸状部6′(図示省略)としてもよい。ま
た、上記ギヤ2はトルク伝達ホイールとして設けられて
おり、この他にもスプロケットやプーリとしてもよい。
上記のように構成したユニット型カップリングは、ギ
ヤ2のトルク伝達ホイールから外部動力が伝達され、嵌
合穴3に嵌合されたカップリング部材4が回転され、ボ
ール11を介して回転軸13に動力が伝達される。
上記嵌合穴の内径は軸動力の最大トルクによって決ま
るから、そのトルクの大きさによって数段階に規格化で
きる。従って、外部動力伝達部1の形式がギヤであれ、
スプロケットであれ、プーリであれ、そのトルクの大き
さによって決まる所定形状の嵌合穴3を外部動力伝達部
1に設けることによってカップリング部材4はそれぞれ
に共通に使用することができ、ユニット化することがで
きる。
また、外部動力伝達部1には嵌合穴3にカップリング
部材4が直結されているため、カップリングを用いるト
ルク伝達系の軸方向長さを短かくコンパクトにすること
ができると共に、外部動力伝達部1とカップリング部材
4とがその凹凸状部又は凸凹状部5、6または5′、
6′によって一体化されているため、結合のためのキー
は不要であり、部品点数を少なくすることができる。
〔効果〕
以上詳細に説明したように、この考案では外部動力伝
達部と内側に自在軸継手を有するカップリング部材を外
部動力伝達部の嵌合穴に一体に嵌合させるようにしたか
ら、少ない部品点数で全長を短かくコンパクトにするこ
とができ、伝達トルクの大きさによって決まる嵌合穴径
を数段階に規格化しそれぞれのトルク範囲内でカップリ
ング部材を共通に使用して共通部品化しユニット化する
ことによってコストを安価に抑えることができると共
に、軸方向に力が作用しない場合は嵌合穴へのはめ合せ
部で取り付け、取り外しが容易に行なえるという種々の
利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるユニット型カップリングの主要
縦断面図、第2図は第1図の線II−IIからの断面図、第
3図は上記ユニット型カップリングの分解斜視図、第4
図は従来のカップリング装置の全体配置図である。 1……外部動力伝達部、2……ギヤ、3……嵌合穴、4
……カップリング部材、5……凸状部、6……凹状部、
7……空隙、8……保持器、9……ボール溝、10……ポ
ケット、11……ボール、12……抜止め、13……回転軸。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外径面上に外部伝達動力を伝達するギヤ等
    の動力伝達ホイールを有しその片端に嵌合穴を設けた外
    部動力伝達部と、外径部が前記嵌合穴に嵌合され内側に
    回転軸と接続するための自在軸継手を有するカップリン
    グとから成り、前記カップリングはその外径部に軸方向
    の凹状部又は凸状部を設け、前記外部動力伝達部にはそ
    の内径部に軸方向の凸状部又は凹状部を設け、前記カッ
    プリングと外部動力伝達部の凹凸状部又は凸凹状部とを
    嵌合自在として動力を伝達できるように構成したことを
    特徴とするユニット型カップリング。
JP1989126178U 1989-10-27 1989-10-27 ユニット型カップリング Expired - Lifetime JP2548176Y2 (ja)

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