JP2547746B2 - カラー画像処理方法 - Google Patents
カラー画像処理方法Info
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- JP2547746B2 JP2547746B2 JP61264359A JP26435986A JP2547746B2 JP 2547746 B2 JP2547746 B2 JP 2547746B2 JP 61264359 A JP61264359 A JP 61264359A JP 26435986 A JP26435986 A JP 26435986A JP 2547746 B2 JP2547746 B2 JP 2547746B2
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- Japan
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- color
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- reading
- color image
- processing method
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- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は色補正を行うカラー画像処理方法に関する。
かかるカラー複写装置の従来の一般的構成例を第2図
に示す。カラー原稿11は照明光源12により照明され、結
像レンズにより、光電変換器13上に結像され、3色の色
分解フイルター等により、R(赤),G(緑),B(青)3
原色のアナログ電気信号に変化される。該R,G,B信号はA
/D変換器14にりデジタル信号に変換され、補色変換器15
で、減法混色の3原色信号Y(黄),M(マゼンタ),C
(シアン)に変換され、更に対数変換器16で対数変換さ
れ、マスキング回路17で色補正演算を施されて、プリン
ター18へ送出される。ここでマスキング回路17の色補正
演算とは、プリンターに使用する色素の不用吸収等の影
響を相殺するため、入力信号Yin,Min,Cinを次式(1)
により、プリンターへの出力信号Yout,Mout,Coutに変換
するものである。
に示す。カラー原稿11は照明光源12により照明され、結
像レンズにより、光電変換器13上に結像され、3色の色
分解フイルター等により、R(赤),G(緑),B(青)3
原色のアナログ電気信号に変化される。該R,G,B信号はA
/D変換器14にりデジタル信号に変換され、補色変換器15
で、減法混色の3原色信号Y(黄),M(マゼンタ),C
(シアン)に変換され、更に対数変換器16で対数変換さ
れ、マスキング回路17で色補正演算を施されて、プリン
ター18へ送出される。ここでマスキング回路17の色補正
演算とは、プリンターに使用する色素の不用吸収等の影
響を相殺するため、入力信号Yin,Min,Cinを次式(1)
により、プリンターへの出力信号Yout,Mout,Coutに変換
するものである。
(1)式のnijは、一般にマスキング係数と呼ばれてい
る。
る。
プリンター18は、(1)式のYout,Mout,Coutに径って
デイザ等の手法を用いて、多値の画像出力を行う。
デイザ等の手法を用いて、多値の画像出力を行う。
しかし、前記マスキング係数は、光電変換器13の色分
解特性やプリンター18の出力特性等に大きく依存してお
り、例えば、第2図の構成において最適な色再現性が得
られる様な係数を決定したとしても、入力系の経時変化
が生じた場合や、或は、他の入力系、プリンターとの接
続を考えた場合には適宜、マスキング係数を変更してや
らねばならず、現実問題上それは不可能であった。
解特性やプリンター18の出力特性等に大きく依存してお
り、例えば、第2図の構成において最適な色再現性が得
られる様な係数を決定したとしても、入力系の経時変化
が生じた場合や、或は、他の入力系、プリンターとの接
続を考えた場合には適宜、マスキング係数を変更してや
らねばならず、現実問題上それは不可能であった。
読取部と出力部とを含むシステムにおける色再現に関
するマッチングを最適化し、常に良好な色再現ができる
ようにすることを目的とする。
するマッチングを最適化し、常に良好な色再現ができる
ようにすることを目的とする。
以下本発明の実施例を詳細に説明する。先ず複数色の
サンプルカラーバツチを用意し、i番目のサンプルのLa
b表色系における色度座標L*,a*,b*をLi,Ai,Biとす
る。サンプル色はその色度が均等色空間上に均一に分布
する様選ぶのが望ましい。
サンプルカラーバツチを用意し、i番目のサンプルのLa
b表色系における色度座標L*,a*,b*をLi,Ai,Biとす
る。サンプル色はその色度が均等色空間上に均一に分布
する様選ぶのが望ましい。
次に、プリンターの出力特性を以下の手順により求め
る。
る。
ステツプ1:プリンターへ任意の入力信号Uj,Vj,Wjを与
え、そのときの出力色の色度Lj out,Aj out,Bj outを求め
る。入力信号u,v,wは通常、Y(黄),M(マゼンタ),C
(シアン)信号が用いられるが、ここでは仮にu,v,wと
書くことにする。
え、そのときの出力色の色度Lj out,Aj out,Bj outを求め
る。入力信号u,v,wは通常、Y(黄),M(マゼンタ),C
(シアン)信号が用いられるが、ここでは仮にu,v,wと
書くことにする。
ステツプ2:▲Lout j▼,▲Aout j▼,▲Bout j▼uj,vj,
wjの関数であるので、この逆変換を求める。即ち、 なる式が多数のjで同時に満足される様に、演算により
係数mを決定する。
wjの関数であるので、この逆変換を求める。即ち、 なる式が多数のjで同時に満足される様に、演算により
係数mを決定する。
ステツプ3:サンプルカラーパツチの色度Li,Ai,Biに対応
するプリンタ入力信号値ui′,vi′,wi′を(2)式によ
り逆算する。即ち、 (3)式によりui′,vi′,wi′を全てのカラーサンプル
の色度に対して求めておき、これを、プリンター内のRO
M等に書きこんでおく。
するプリンタ入力信号値ui′,vi′,wi′を(2)式によ
り逆算する。即ち、 (3)式によりui′,vi′,wi′を全てのカラーサンプル
の色度に対して求めておき、これを、プリンター内のRO
M等に書きこんでおく。
以上はプリンター特性を求め、記憶する手順である。
次に、入力系の特性により、マスキング係数の最適化を
行う。この構成を第1図に示す。21は多色のカラーサン
プルを含むカラー原稿、22は第2図13〜16をひとまとめ
とした信号処理部、23は入力原稿の出力信号を一時的に
貯えるフレームメモリ、24はフレームメモリ23から特定
画素の信号値を選択して読み出す画素抽出装置、25はマ
スキング係数を演算により求めるマイクロコンプユータ
ー、26はマイクロコンピユータ25で決定された係数を書
き込むマスキングRAM、27は前記(3)色により得られ
たui′,vi′,wi′を全てのカラーサンプルについて記憶
しているプリンター特性ROMである。
次に、入力系の特性により、マスキング係数の最適化を
行う。この構成を第1図に示す。21は多色のカラーサン
プルを含むカラー原稿、22は第2図13〜16をひとまとめ
とした信号処理部、23は入力原稿の出力信号を一時的に
貯えるフレームメモリ、24はフレームメモリ23から特定
画素の信号値を選択して読み出す画素抽出装置、25はマ
スキング係数を演算により求めるマイクロコンプユータ
ー、26はマイクロコンピユータ25で決定された係数を書
き込むマスキングRAM、27は前記(3)色により得られ
たui′,vi′,wi′を全てのカラーサンプルについて記憶
しているプリンター特性ROMである。
マスキング係数決定の手順を以下に示す。
ステツプ1′:フレームメモリ23に貯えられた画像から
画素抽出装置24により、i番目カラーサンプルに対応す
る画素を抽出し、出力信号値xi,yi,ziを読み取る。
画素抽出装置24により、i番目カラーサンプルに対応す
る画素を抽出し、出力信号値xi,yi,ziを読み取る。
ステツプ2′:xi,yi,ziはマスキング処理後(4)式で
得られるui′,vi′,wi′と一致すれば、i番目のサンプ
ルに対する最適な色再現が得えられる。
得られるui′,vi′,wi′と一致すれば、i番目のサンプ
ルに対する最適な色再現が得えられる。
即ち、マスキング係数をnklとして が全てのiについて成り立てば良い。演算によりnklを
求める事ができる。
求める事ができる。
ステツプ3′:マイクロコンピユータ25の演算結果はマ
スキングRAM26に書き込まれる。以後22からの出力は、
マスキング処理部17でRAM26を参照しながら、入力系、
プリンター出力系双方の特性を考慮して、最適化された
マスキング演算が実行される事になる。
スキングRAM26に書き込まれる。以後22からの出力は、
マスキング処理部17でRAM26を参照しながら、入力系、
プリンター出力系双方の特性を考慮して、最適化された
マスキング演算が実行される事になる。
第1図中23,24,25は常に入力装置内に内蔵されている
必要はなく、26のRAM書き込み時のみ外部接続できるよ
うな形式としても良い。また、本実施例の場合フレーム
メモリ23は高画素密度を必要としないので、極く低容量
で充分なのであるが、入力装置内に既にフレームメモリ
が内蔵されている場合には、これを援用してもかまわな
い。
必要はなく、26のRAM書き込み時のみ外部接続できるよ
うな形式としても良い。また、本実施例の場合フレーム
メモリ23は高画素密度を必要としないので、極く低容量
で充分なのであるが、入力装置内に既にフレームメモリ
が内蔵されている場合には、これを援用してもかまわな
い。
以上の如く、あらかじめ規定されたカラーサンプルを
もとに、入力系をプリンター出力系との最適化を簡易に
行うことができるので、例えば、入力系色分解フイルタ
ーが径時変化等により変色した場合にもその都度最適化
を行うことにより、初期の色再現性を確保する事ができ
る。また、プリンターとしては、静電写真,インクジエ
ツト,感熱転写等種々のタイプが存在するが、もともと
色再現性,混色方式の異なるものについても、プリンタ
ーROMを参照する事により、その互換性を成り立たせる
事ができる。
もとに、入力系をプリンター出力系との最適化を簡易に
行うことができるので、例えば、入力系色分解フイルタ
ーが径時変化等により変色した場合にもその都度最適化
を行うことにより、初期の色再現性を確保する事ができ
る。また、プリンターとしては、静電写真,インクジエ
ツト,感熱転写等種々のタイプが存在するが、もともと
色再現性,混色方式の異なるものについても、プリンタ
ーROMを参照する事により、その互換性を成り立たせる
事ができる。
更に、例えば、全体に青っぽく変色した様なカラー原
稿を複写しようとする場合、第1図カラーサンプル21に
青フイルターを重ねて、読み取らせ、マスキングRAMの
かきかえを行えば、以後は青みがかった原稿に対し、青
みの取り除かれた複写画像を得るといった事も可能であ
る。
稿を複写しようとする場合、第1図カラーサンプル21に
青フイルターを重ねて、読み取らせ、マスキングRAMの
かきかえを行えば、以後は青みがかった原稿に対し、青
みの取り除かれた複写画像を得るといった事も可能であ
る。
以上の如く本発明に依れば、 読取部の入力特性もしくは出力部の出力特性が変化し
ても、読取部と出力部とを含むシステムにおける色再現
に関するマッチングを最適化し、常に良好な色再現がで
きるようにすることができる。
ても、読取部と出力部とを含むシステムにおける色再現
に関するマッチングを最適化し、常に良好な色再現がで
きるようにすることができる。
更に、読取部の入力特性と出力部の出力特性を独立し
て求め、該独立して求められた入力特性と出力特性に基
づき色補正パラメータを生成するので、例えば、システ
ムにおいて読取部と出力部の組み合わせが変わったとし
ても柔軟に対応することができ、該システムで良好な色
再現を行えるようにすることができる。
て求め、該独立して求められた入力特性と出力特性に基
づき色補正パラメータを生成するので、例えば、システ
ムにおいて読取部と出力部の組み合わせが変わったとし
ても柔軟に対応することができ、該システムで良好な色
再現を行えるようにすることができる。
第1図は本実施例のカラー複写装置の制御ブロツク図、
第2図は従来のカラー複写装置の制御ブロツク図であ
る。
第2図は従来のカラー複写装置の制御ブロツク図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】対象画像を読み取って該対象画像を示すカ
ラー画像データを得る読取部と、カラー画像データに基
づき可視画像を出力する出力部とを含むシステムにおけ
る色補正を色補正パラメータに基づき行うカラー画像処
理方法であって、 所望のカラー画像データに基づき前記出力部により出力
されたカラーパッチに基づいて生成された該出力部の出
力特性を読み出し、 カラー基準画像を前記読取部により読み取って得られた
基準カラー画像データに基づいて生成された該読取部の
入力特性を読み出し、 前記出力特性及び前記入力特性に基づき前記色補正パラ
メータを生成することを特徴とするカラー画像処理方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61264359A JP2547746B2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | カラー画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61264359A JP2547746B2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | カラー画像処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117567A JPS63117567A (ja) | 1988-05-21 |
JP2547746B2 true JP2547746B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17402061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61264359A Expired - Lifetime JP2547746B2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | カラー画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547746B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2756280B2 (ja) * | 1988-11-14 | 1998-05-25 | キヤノン株式会社 | カラー画像処理装置 |
JP2633024B2 (ja) * | 1989-06-26 | 1997-07-23 | セイコー電子工業株式会社 | カラー画像処理装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61261971A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-20 | Ricoh Co Ltd | 色補正方法 |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP61264359A patent/JP2547746B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63117567A (ja) | 1988-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |