JP2547294Y2 - 熱源機側との接続部に配置される床暖房用パネル - Google Patents

熱源機側との接続部に配置される床暖房用パネル

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JP2547294Y2
JP2547294Y2 JP392892U JP392892U JP2547294Y2 JP 2547294 Y2 JP2547294 Y2 JP 2547294Y2 JP 392892 U JP392892 U JP 392892U JP 392892 U JP392892 U JP 392892U JP 2547294 Y2 JP2547294 Y2 JP 2547294Y2
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JP
Japan
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connection
panel
heat source
floor heating
source unit
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JP392892U
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謙司 横山
誠一 池田
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、畳一畳或いは半畳分の
大きさの床暖房用パネルを設置する際、熱源機との接続
位置が柔軟になる床暖房用パネル(接続部パネル)に関
する。
【0002】
【従来の技術】床暖房を行うためには、床に床暖房用の
放熱チューブを施工する必要があることから、例えば畳
部屋を床暖房部屋にリフォームするということは、工事
が大掛かりとなって実際上むずかしい。そこで、本願考
案者は、パネル内に放熱チューブをあらかじめ組み込ん
だ畳一畳分と半畳分の床暖房用パネルを用意し、これを
畳を敷くのと同じように敷きつめて各パネル間を接続
し、熱源機と接続して放熱チューブ内に温水を循環させ
ることにより、簡単に畳部屋を床暖房部屋にリフォーム
できる考案を提案した(実願平3−85557)。
【0003】図5は4畳半の部屋を床暖房部屋にリフォ
ームした例、図6は6畳部屋を床暖房部屋にリフォーム
した例を示すもので、このリフォームに使用される床暖
房パネルは、接続口12、13を2ケ所有し、この接続
口12、13間に蛇行して組み込まれた放熱チューブ1
1から成る一畳分の大きさの一畳パネル10と、半畳分
の大きさの半畳パネル14と、必ず組み合わせ上必要と
なる熱源機側との接続部分に敷かれる接続部パネル15
とから成り、この接続部パネル15は図7(A)及び図
7(B)に示すように、熱源機側接続部16と、接続口
12、13を対称位置に配した2組があらかじめ用意さ
れ、現場、すなわち熱源機側との接続位置の条件で使い
分け(敷き分け)ているのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このため、熱源機との
接続位置は、2枚の接続部パネルのうち、左右どちらか
を選定するかによって決まり、施工条件が限定されてし
まう。このため、部屋の位置や熱源機の位置或いはこの
温水配管の位置等の条件次第では既成の接続部パネルは
使用できず、現場に合わせて特別に接続部パネルを製作
したり、改造したりする必要が生じている。
【0005】本考案の目的は、1枚の接続部パネルで殆
んどの現場において使用可能な熱源機側との接続部に配
置される床暖房用パネルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る熱源機側と
の接続部に配置される床暖房用パネルの構成は次のとお
りである。
【0007】パネル内において蛇行させた放熱チューブ
のコーナー部分が位置するパネルの肉厚部分を切除する
ことによりジョイント空間を形成し、通常はこのジョイ
ント空間内に断熱材を詰めて置き、熱源機側と接続する
場合に、この断熱材を除去し、露出した放熱チューブの
コーナー部分を切除し、この切除口に接続継手を用いて
熱源機側から延長された温水配管を接続するように構成
して成る熱源機側との接続部に配置される床暖房用パネ
ル。
【0008】なお、熱源機側と接続した後のジョイント
空間内には断熱材を充填してもよいし、条件次第では充
填しなくてもよい。
【0009】
【作用】畳部屋をリフォームする際、例えば四畳半部屋
の場合には畳を敷く場合と同じように、1畳分の大きさ
の中間パネル3枚と、1畳分の大きさの接続部パネル1
枚と、半畳分の大きさの半畳パネルが敷かれ、夫々のパ
ネル内の放熱チューブが直列になるように接続される。
そして、接続部パネルにおいては、熱源機側から配管さ
れた温水配管の位置に合わせて接続部が決定され、この
部分のジョイント空間内の断熱材が除去される。断熱材
が除去されると、ジョイント空間内に放熱チューブのコ
ーナー部分が露出するので、先ず工具を用いてコーナー
部分の入口と出口を夫々切断し、ここに接続口を作り、
この接続口に接続金具を用いて温水配管の往き側と戻り
側を夫々接続し、後は必要な場合にのみジョイント空間
内に断熱材を充填して接続作業を終了する。熱源機側か
ら送り出された温水は、接続口の1つから放熱チューブ
内に入り、すべてのパネル内の放熱チューブを一巡して
床暖房を行い、もう一方の接続口に戻り、温水の戻り配
管を経由して熱源機に戻る。
【0010】
【実施例】図1に本考案に係る接続部パネルを示す。1
は一畳分の大きさから成る接続部パネル、2は放熱チュ
ーブにして、この放熱チューブ2はパネル1内において
蛇行し、接続部3と4は中間パネルと同じく図中上下位
置(短辺側)に位置している。
【0011】5は放熱チューブ2のコーナー部分にし
て、このコーナー部分5のパネル1の肉厚内には、図2
に示すように、ジョイント空間6が形成されていると共
にこのジョイント空間6内には断熱材7が充填されてい
る。この接続部パネル1を使用して熱源機側と接続する
場合には、図3に示すように、断熱材7を除去して放熱
チューブ2のコーナー部分5をジョイント空間6内に露
出させ、工具を用いてコーナー部分5を切断し、ここに
接続用継手(例えばソケット)8を用いて温水配管の往
き側9と戻り側9′を夫々接続する。図4は接続部分の
拡大断面図であって、どのコーナー部分5を選定するか
は、配管の位置により決まる。なお、実施例は、各コー
ナー部分にジョイント空間6を形成しているが、左右夫
々2ケ所位であっても実用的には問題ない。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のように、接続部パネルに
おいて、放熱チューブのコーナー部分に温水配管との接
続部分を構成したので、1枚の接続部パネルによって、
あらゆる方向からの温水配管に対応できる。この結果、
少なくとも2枚の接続部パネルを用意しなければならな
かった従来例に比較して便利である。又、温水配管の位
置によって現場で接続部を加工したりする手間が省ける
と共に配管位置の問題から床暖房パネルが敷設できな
い、と云った問題もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る接続部パネルの平面図。
【図2】コーナー部分の断面図。
【図3】温水配管との接続方法の説明図。
【図4】温水配管と放熱チューブとの接続部分の断面
図。
【図5】四畳半の部屋に床暖房パネルを敷設した状態の
説明図。
【図6】6畳の部屋に床暖房パネルを敷設した状態の説
明図。
【図7】(A)(B)接続部パネルの説明図。
【符号の説明】
1 接続部パネル 2 放熱チューブ 3、4 接続部 5 コーナー部分 6 ジョイント空間 7 断熱材 8 接続継手(ソケット) 9 温水往き側 9′温水戻り側

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル内において蛇行させた放熱チュー
    ブのコーナー部分が位置するパネルの肉厚部分を切除す
    ることによりジョイント空間を形成し、通常はこのジョ
    イント空間内に断熱材を詰めて置き、熱源機側と接続す
    る場合に、この断熱材を除去し、露出した放熱チューブ
    のコーナー部分を切除し、この切除口に接続継手を用い
    て熱源機側から延長された温水配管を接続するように構
    成して成る熱源機側との接続部に配置される床暖房用パ
    ネル。
  2. 【請求項2】 熱源機側と接続した後のジョイント空間
    内に断熱材を充填して成る請求項1記載の熱源機側との
    接続部に配置される床暖房用パネル。
JP392892U 1992-02-05 1992-02-05 熱源機側との接続部に配置される床暖房用パネル Expired - Lifetime JP2547294Y2 (ja)

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JPH0566413U JPH0566413U (ja) 1993-09-03
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