JP2546916Y2 - 軸 受 - Google Patents

軸 受

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JP2546916Y2
JP2546916Y2 JP1990091637U JP9163790U JP2546916Y2 JP 2546916 Y2 JP2546916 Y2 JP 2546916Y2 JP 1990091637 U JP1990091637 U JP 1990091637U JP 9163790 U JP9163790 U JP 9163790U JP 2546916 Y2 JP2546916 Y2 JP 2546916Y2
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JP
Japan
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bearing
electrical connection
rotating body
connection terminal
terminal portion
Prior art date
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JP1990091637U
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JPH0449228U (ja
Inventor
淳 篠崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気的な接続を必要とする回転体を回転自
在に支持する軸受に関するものである。
〔従来の技術〕
電気的な接続を必要とする回転体として、例えば、複
写機等に使用される現像スリーブや、クリーニングロー
ラなどを挙げることができる。通常これらの回転体は、
装置基板等の支持体に軸受を介して回転自在に支持され
る。このように軸受を介して上記回転体にバイアス電圧
を印加する技術として、例えば、特開昭57−163261号公
報などによるものが提案されている。この他、回転体の
端部に直接、導電性スプリングを圧接させて、この導電
性スプリングを介して回転体を電気的に接続するように
した技術も、特開昭58−153966号公報などで提案されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前者の例は、導電性軸受に、同じく導電性の軸受押さ
え止め具を組み付けて、この軸受押さえや軸受を介して
前述の回転体にバイアス電圧を印加するようにしたもの
であり、これによるものでは、導電性の軸受止め具など
の部品やその固定のための作業を必要とする。また、軸
受と止め具は互いに接触しているだけであるため、導通
が不良となる場合もある。
後者の例は、導電性スプリングと回転体端部とが互い
に摺擦するので、両者の摩耗による劣化やノイズを生じ
易い。この他、導電性ブラシを用いる方式などがある
が、同じような問題を生じ、ノイズ等を発生する場合も
ある。
本考案の目的は、部品組み付けなどをすることなし
に、回転体への電気的な接続を確実に即座に行うことの
できる軸受を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、電気的な接続を
必要とする回転体を回転自在に支持し、導電性材料より
成る軸受であって、電気的接続用端子部を一体に設けた
構成を提案するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例に基づき説明する。
第1図において、符号1で示すものは磁気ブラシ現像
装置に用いられる導電性の現像スリーブであり、この内
部にはマグネットローラ(不図示)が不回転状態又は現
像スリーブと相対回転可能に設けられている。このよう
なマグネットローラを設けた現像スリーブ1のスリーブ
軸1aは、軸受2を介して装置基板3に回転自在に支持さ
れている。
軸受2は、導電性材料より成っていて、第2図に示す
ように、内輪4やボール5や外輪6等から構成され、こ
のうちの外輪側面より外方へ突出する電気的接続端子部
7を一体形成したものとなっている。このような軸受を
用いることにより、電極突起とも言うべき電気的接続端
子部7に対して、例えば第6図に示すようなケーブルコ
ネクタ8を差し込むことで、即座にケーブルを現像ロー
ラ1に電気的に接続でき、該ケーブルを電源(不図示)
に接続して現像スリーブ1に電圧を印加することができ
る。
このような軸受を用いることにより、先に述べたよう
な部品や、この取り付け作業などが一切不要となり、コ
スト的に有利になると同時に、導通不良となるおそれも
ない。又、導電性スプリングや導電性ブラシを用いるも
のではないので、スリーブ軸部に摩耗を来たしたりする
もそれもない。
第3図に示す例は、軸受外輪6にねじ穴17を明け、こ
れを電気的接続端子部としたものである。この電気的接
続端子部17は電極穴とも言うべきものであり、ねじを刻
設した接続コネクタが、その部分にねじ込まれる。第4
図に示す例は外輪6が2層構造をなし、その外側の一部
をむいて曲げ込み、これを電気的接続端子部としたもの
である。符号27で示すものが、その電気的接続端子部で
ある。第5図に示す例は外輪6の外周面に、電気的接続
端子部となる電極突起37を熔接等の方法で固着したもの
である。最初から、このように構成されたものを回転体
の軸支部に使用するものである。
なお、第6図に示すケーブル接続例のほかに、例えば
第7図に示すように接続金具18などを電気的接続端子部
に接続し、これらを介して現像スリーブ1(第1図)を
電源に接続してこれに電圧を印加することができる。
上述の各例は、不回転状態に保持される外輪に電気的
接続端子部を設けたものであるが、外輪が回転し、内輪
不回転状態にされる場合は、該内輪に、その電気的接続
端子部が設けられることになる。
このように不回転状態に保持されるものに、電気的接
続端子部を設け、これに回転しない接続金具18などを連
結することにより、軸受を嵌め込む基板などの支持体に
対する、外輪又は内輪の空回りを防止することができ、
それらの摩擦を阻止することができる。また第4図及び
第5図に示した例のように、外輪6の周面に半径方向に
突出する電気的接続端子部を設けた場合、この外輪を支
持体の孔に嵌合させたときに、該孔の周面に形成した凹
部に電気的接続端子部を嵌合することによって、外輪6
が支持体に対して空回りすることを確実に阻止できる。
電気的な接続を必要とする回転体として、現像スリー
ブの他に磁気ブラシクリーニング装置のクリーニングロ
ーラなどを挙げることができ、このような回転体に、本
例の軸受を使うことができるのである。又、回転体にバ
イアス電圧を印加するときだけでなく、アースを取るよ
うな回転体にも本考案の軸受を使うことができる。この
場合には、軸受の電気的接続端子部を、コネクタやケー
ブルを介して、接地するのである。更に、ころがり軸受
ではなく、ドライベアリングや、すべり軸受などの軸受
についても、同様な電気的接続端子部を一体に設けたも
のとすることができる。
〔考案の効果〕
本考案の軸受を用いることにより、部品組み付けなど
をすることなしに、回転体への電気的接続を確実に即座
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の軸受を現像スリーブの軸支部
に用いた例を示し、軸支部のみを断面にした図、第2図
乃至第5図は別の実施例の軸受を各例につき示す斜視
図、第6図及び第7図は接続方式を各例につき示す斜視
図である。 1……回転体としての現像スリーブ 2……軸受 7,17,27,37……電気的接続端子部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的な接続を必要とする回転体を回転自
    在に支持し、導電性材料より成る軸受であって、電気的
    接続用端子部を一体に設けて成るようにした軸受。
JP1990091637U 1990-09-01 1990-09-01 軸 受 Expired - Lifetime JP2546916Y2 (ja)

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JP1990091637U JP2546916Y2 (ja) 1990-09-01 1990-09-01 軸 受

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JPH0449228U JPH0449228U (ja) 1992-04-27
JP2546916Y2 true JP2546916Y2 (ja) 1997-09-03

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JP2005331025A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Ntn Corp センサ付き軸受

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795532B2 (ja) * 1985-12-23 1995-10-11 新技術事業団 不純物導入方法

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JPH0449228U (ja) 1992-04-27

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