JP2546834Y2 - ガーゼマスク - Google Patents
ガーゼマスクInfo
- Publication number
- JP2546834Y2 JP2546834Y2 JP1992033769U JP3376992U JP2546834Y2 JP 2546834 Y2 JP2546834 Y2 JP 2546834Y2 JP 1992033769 U JP1992033769 U JP 1992033769U JP 3376992 U JP3376992 U JP 3376992U JP 2546834 Y2 JP2546834 Y2 JP 2546834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gauze
- filter
- shape
- tape
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、従来公知のガーゼマス
クの改良に関し、特にガーゼマスクに濾過体を設けると
共に着用中に丸まって外観不良をきたすことないガーゼ
マスクに関する。
クの改良に関し、特にガーゼマスクに濾過体を設けると
共に着用中に丸まって外観不良をきたすことないガーゼ
マスクに関する。
【０００２】
【従来の技術】ガーゼ布を重ね合わせに折り畳みまたは
積層して長方形状に形成したガーゼ布積層地の両側端縁
に装着用の耳かけ紐を取り付けてなるガーゼマスクは従
来公知である。また、ガーゼマスクに花粉、悪臭、有毒
ガスなどを吸着する濾過材を取付けることも例えば実開
昭６２−１７２４５８号に示されているように本出願前
から知られている。
積層して長方形状に形成したガーゼ布積層地の両側端縁
に装着用の耳かけ紐を取り付けてなるガーゼマスクは従
来公知である。また、ガーゼマスクに花粉、悪臭、有毒
ガスなどを吸着する濾過材を取付けることも例えば実開
昭６２−１７２４５８号に示されているように本出願前
から知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記従来公知のガーゼ
マスクは、柔軟なガーゼ布から構成されているため、そ
の着用時に耳かけ紐により両側方に引かれると、マスク
が丸まって（ガーゼ布の上下部が相互に接近してその上
下幅が小になりガーゼ布に横方向にひだが発生するこ
と）見苦しくなるという欠点がある。また、従来の濾過
材を取付けたガーゼマスクは直接顔面に接触するため圧
迫感があり、呼吸器保護機能の低下を生じるおそれがあ
った。本考案の課題は、ガーゼマスク本来の外観を維持
しながら、しかもその着用中に丸まって、外観不良、又
は外観不良と呼吸器保護機能の低下とを生じることのな
いガーゼマスクを提供することにある。
マスクは、柔軟なガーゼ布から構成されているため、そ
の着用時に耳かけ紐により両側方に引かれると、マスク
が丸まって（ガーゼ布の上下部が相互に接近してその上
下幅が小になりガーゼ布に横方向にひだが発生するこ
と）見苦しくなるという欠点がある。また、従来の濾過
材を取付けたガーゼマスクは直接顔面に接触するため圧
迫感があり、呼吸器保護機能の低下を生じるおそれがあ
った。本考案の課題は、ガーゼマスク本来の外観を維持
しながら、しかもその着用中に丸まって、外観不良、又
は外観不良と呼吸器保護機能の低下とを生じることのな
いガーゼマスクを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の要旨は、ガーゼ
布を折り畳みまたは積層して長方形状に形成したガーゼ
布積層地１の両側端縁部に装着用の耳かけ紐４が取付け
られ、ガーゼ布積層地の内面のほぼ中央部に所要長さを
有する伸縮性筒状布よりなる瀘過体抱持袋１３の一端が
取付けられ、該瀘過体抱持袋にシート状の濾過材１５を
付着したわん状の瀘過体１４を抱持し、また、ガーゼ布
積層地１の適宜のガーゼ布の間に可撓性を有する薄い平
板からなる保形板２が配置され、該保形板が、ガーゼ布
積層地１の上下両端縁部に沿いそれぞれそのほぼ全長に
わたってのびる上テープ状部６及び下テープ状部７と、
上テープ状部と下テープ状部とを連結する連結部とから
なっていることを特徴とするガーゼマスクである。
布を折り畳みまたは積層して長方形状に形成したガーゼ
布積層地１の両側端縁部に装着用の耳かけ紐４が取付け
られ、ガーゼ布積層地の内面のほぼ中央部に所要長さを
有する伸縮性筒状布よりなる瀘過体抱持袋１３の一端が
取付けられ、該瀘過体抱持袋にシート状の濾過材１５を
付着したわん状の瀘過体１４を抱持し、また、ガーゼ布
積層地１の適宜のガーゼ布の間に可撓性を有する薄い平
板からなる保形板２が配置され、該保形板が、ガーゼ布
積層地１の上下両端縁部に沿いそれぞれそのほぼ全長に
わたってのびる上テープ状部６及び下テープ状部７と、
上テープ状部と下テープ状部とを連結する連結部とから
なっていることを特徴とするガーゼマスクである。
【０００５】
【実施例】添付図面の図１は本考案に係るガーゼマスク
に保形板のみを挿入した正面図、図２は図１に示すガー
ゼマスクの保形板の正面図、図３（ａ）及び（ｂ）は他
の形状をした保形板の正面図、図４はガーゼ布と保形板
の関係を示すガーゼ布積層地の縦断説明図である。図
中、１はガーゼ布を折り畳みまたは積層して長方形状に
形成したガーゼ布積層地、２はガーゼ布積層地１を構成
する任意のガーゼ布３の間に挿入した保形板、４は耳掛
け紐、５は縫い糸である。保形板は、耳掛け紐４の挿通
用袋部を形成するようにガーゼ布積層地を縫い合わせて
いる縫い糸５によりガーゼ布に縫い合わされている。保
形板２は、通常、耐熱性のある可撓性合成樹脂薄板の打
抜きにより作られるが、可撓性のテープ状薄板の接合に
より形成してもよい。なお保形板の形状としては、図３
のａ図又はｂ図に示すようなもの、或いはその他の形状
が考えられる。
に保形板のみを挿入した正面図、図２は図１に示すガー
ゼマスクの保形板の正面図、図３（ａ）及び（ｂ）は他
の形状をした保形板の正面図、図４はガーゼ布と保形板
の関係を示すガーゼ布積層地の縦断説明図である。図
中、１はガーゼ布を折り畳みまたは積層して長方形状に
形成したガーゼ布積層地、２はガーゼ布積層地１を構成
する任意のガーゼ布３の間に挿入した保形板、４は耳掛
け紐、５は縫い糸である。保形板は、耳掛け紐４の挿通
用袋部を形成するようにガーゼ布積層地を縫い合わせて
いる縫い糸５によりガーゼ布に縫い合わされている。保
形板２は、通常、耐熱性のある可撓性合成樹脂薄板の打
抜きにより作られるが、可撓性のテープ状薄板の接合に
より形成してもよい。なお保形板の形状としては、図３
のａ図又はｂ図に示すようなもの、或いはその他の形状
が考えられる。
【０００６】本願考案においては上述のガーゼ布積層地
のガーゼ布間に保形板２を挿入したガーゼマスクにおい
て、ガーゼ布積層地内面に瀘過体抱持袋を取付け、この
瀘過体抱持袋内にシート状の濾過材１５を付着したわん
状の瀘過体１４を抱持させたもので、図５は、ガーゼ布
積層地の内面に瀘過体抱持袋を取付け該瀘過体抱持袋内
に椀状瀘過体を取付けてなる本考案に係るガーゼマスク
の実施例の正面図を示す。図６は着用状態において示す
図５のＶＩ−ＶＩ線縦断拡大側面図、図７は瀘過体抱持
袋から瀘過体を取外し瀘過体抱持袋を扁平にしたところ
の図５・図６に示すガーゼマスクの背面図である。図５
〜図７において、１１はガーゼ布積層地、１２は保形
板、１３は瀘過体抱持袋、１４は瀘過体、１５はそのシ
ート状の瀘過材である。図７に示すように、瀘過体抱持
袋１３は、例えば伸縮性を有するメリヤス筒であって、
その一端をガーゼ布積層地の内面に縫い糸により縫いつ
けることによって取付けられている。この瀘過体抱持袋
１３内に抱持される濾過体１４は開口部を有するわん状
の形状をし、そこにシート状の濾過材を付着させてい
る。図５に示すように保形板１２は、ガーゼ布積層地１
の上縁部及び下縁部に沿いそれぞれそのほぼ全長にわた
ってのびる上テープ状部１６及び下テープ状部１７と、
ガーゼ布積層地１の垂直中心線を挟み相互に適宜の間隔
をおいて縦方向にのびて前記の上テープ状部と下テープ
状部とを連結するテープ状連結部１８，１８とからなっ
ている。なお、図中２０は耳掛け紐挿通用の袋部を形成
すると共にガーゼ布積層地のガーゼ布を結合している縫
い糸である。
のガーゼ布間に保形板２を挿入したガーゼマスクにおい
て、ガーゼ布積層地内面に瀘過体抱持袋を取付け、この
瀘過体抱持袋内にシート状の濾過材１５を付着したわん
状の瀘過体１４を抱持させたもので、図５は、ガーゼ布
積層地の内面に瀘過体抱持袋を取付け該瀘過体抱持袋内
に椀状瀘過体を取付けてなる本考案に係るガーゼマスク
の実施例の正面図を示す。図６は着用状態において示す
図５のＶＩ−ＶＩ線縦断拡大側面図、図７は瀘過体抱持
袋から瀘過体を取外し瀘過体抱持袋を扁平にしたところ
の図５・図６に示すガーゼマスクの背面図である。図５
〜図７において、１１はガーゼ布積層地、１２は保形
板、１３は瀘過体抱持袋、１４は瀘過体、１５はそのシ
ート状の瀘過材である。図７に示すように、瀘過体抱持
袋１３は、例えば伸縮性を有するメリヤス筒であって、
その一端をガーゼ布積層地の内面に縫い糸により縫いつ
けることによって取付けられている。この瀘過体抱持袋
１３内に抱持される濾過体１４は開口部を有するわん状
の形状をし、そこにシート状の濾過材を付着させてい
る。図５に示すように保形板１２は、ガーゼ布積層地１
の上縁部及び下縁部に沿いそれぞれそのほぼ全長にわた
ってのびる上テープ状部１６及び下テープ状部１７と、
ガーゼ布積層地１の垂直中心線を挟み相互に適宜の間隔
をおいて縦方向にのびて前記の上テープ状部と下テープ
状部とを連結するテープ状連結部１８，１８とからなっ
ている。なお、図中２０は耳掛け紐挿通用の袋部を形成
すると共にガーゼ布積層地のガーゼ布を結合している縫
い糸である。
【０００７】
【考案の効果】本考案によれば、保形板を挿入してある
ので着用中に丸まって外観不良を生じることなく、ま
た、わん状の濾過体を瀘過体抱持袋１３内に抱持させた
ので、濾過体が直接顔面に触れることなく、従って呼吸
器保護機能の低下を生じることのないガーゼマスク本来
の外観を呈したガーゼマスクを提供することがができ
る。
ので着用中に丸まって外観不良を生じることなく、ま
た、わん状の濾過体を瀘過体抱持袋１３内に抱持させた
ので、濾過体が直接顔面に触れることなく、従って呼吸
器保護機能の低下を生じることのないガーゼマスク本来
の外観を呈したガーゼマスクを提供することがができ
る。
【図１】本考案に係るガーゼマスクの保形板のみを挿入
した状態の正面図
した状態の正面図
【図２】図１に示すガーゼマスクの保形板の正面図
【図３】（ａ）（ｂ）はそれぞれ他の形状の保形板の正
面図
面図
【図４】ガーゼ布と保形板の関係を示すガーゼ布積層地
の縦断説明図
の縦断説明図
【図５】本考案に係るガーゼマスクの正面図
【図６】着用状態における図５のＶＩ−ＶＩ線縦断拡大
側面図
側面図
【図７】瀘過体抱持袋から瀘過体を取外し瀘過体抱持袋
を扁平にしたところの図５・図６に示すガーゼマスクの
背面図
を扁平にしたところの図５・図６に示すガーゼマスクの
背面図
１ ガーゼ布積層地 ２ 保形板 ３ ガーゼ
布 ４ 耳掛け紐 ５ 縫い糸 １１ ガーゼ布積層地 １２ 保
形板 １３ 瀘過体抱持袋 １４ 瀘過体 １６ 上
テープ状部 １７ 下テープ状部 １８ テープ状連結部
１９ 縫い糸 ２０ 耳掛け紐挿通用の袋部
布 ４ 耳掛け紐 ５ 縫い糸 １１ ガーゼ布積層地 １２ 保
形板 １３ 瀘過体抱持袋 １４ 瀘過体 １６ 上
テープ状部 １７ 下テープ状部 １８ テープ状連結部
１９ 縫い糸 ２０ 耳掛け紐挿通用の袋部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−134300（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−172458（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭５−16084（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】ガーゼ布を折り畳みまたは積層して長方形
状に形成したガーゼ布積層地１の両側端縁部に装着用の
耳かけ紐４が取付けられ、ガーゼ布積層地の内面のほぼ
中央部に所要長さを有する伸縮性筒状布よりなる瀘過体
抱持袋１３の一端が取付けられ、該瀘過体抱持袋にシー
ト状の濾過材１５を付着したわん状の瀘過体１４を抱持
し、また、ガーゼ布積層地１の適宜のガーゼ布の間に可
撓性を有する薄い平板からなる保形板２が配置され、該
保形板が、ガーゼ布積層地１の上下両端縁部に沿いそれ
ぞれそのほぼ全長にわたってのびる上テープ状部６及び
下テープ状部７と、上テープ状部と下テープ状部とを連
結する連結部とからなっていることを特徴とするガーゼ
マスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992033769U JP2546834Y2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ガーゼマスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992033769U JP2546834Y2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ガーゼマスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664657U JPH0664657U (ja) | 1994-09-13 |
| JP2546834Y2 true JP2546834Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12395661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992033769U Expired - Lifetime JP2546834Y2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ガーゼマスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546834Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009038917A1 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | 3M Innovative Properties Company | Filtering face-piece respirator having a frame for supporting the exhalation valve |
| WO2009038904A1 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | 3M Innovative Properties Company | Filtering face-piece respirator that has expandable mask body |
| WO2009038857A1 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | 3M Innovative Properties Company | Respirator having dynamic support structure and pleated filtering structure |
| US8118026B2 (en) | 2007-09-20 | 2012-02-21 | 3M Innovative Properties Company | Filtering face-piece respirator support structure that has living hinges |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022025442A (ja) * | 2020-07-29 | 2022-02-10 | 日本特装株式会社 | マスク |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52134300U (ja) * | 1976-04-07 | 1977-10-12 | ||
| JPS62172458U (ja) * | 1986-04-21 | 1987-11-02 | ||
| JPH0516084U (ja) * | 1991-03-14 | 1993-03-02 | 株式会社エフエスケー | 真空チヤツク |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP1992033769U patent/JP2546834Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009038917A1 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | 3M Innovative Properties Company | Filtering face-piece respirator having a frame for supporting the exhalation valve |
| WO2009038904A1 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | 3M Innovative Properties Company | Filtering face-piece respirator that has expandable mask body |
| WO2009038857A1 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | 3M Innovative Properties Company | Respirator having dynamic support structure and pleated filtering structure |
| US8118026B2 (en) | 2007-09-20 | 2012-02-21 | 3M Innovative Properties Company | Filtering face-piece respirator support structure that has living hinges |
| CN101801465B (zh) * | 2007-09-20 | 2012-07-11 | 3M创新有限公司 | 具有可伸展的面罩主体的过滤式面具呼吸器 |
| US8342180B2 (en) | 2007-09-20 | 2013-01-01 | 3M Innovative Properties Company | Filtering face-piece respirator that has expandable mask body |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0664657U (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |