JP2546050Y2 - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JP2546050Y2
JP2546050Y2 JP1990079702U JP7970290U JP2546050Y2 JP 2546050 Y2 JP2546050 Y2 JP 2546050Y2 JP 1990079702 U JP1990079702 U JP 1990079702U JP 7970290 U JP7970290 U JP 7970290U JP 2546050 Y2 JP2546050 Y2 JP 2546050Y2
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直純 脇
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は差電圧検出部を有する定電圧回路に関し、特
に、負荷が切離された際電源と差電圧検出部との接続関
係を断つ機能を有する定電圧回路に関する。
(従来の技術) 一般に、定電圧回路では、電源が接続される入力部
と、負荷に接続され、負荷に電力を供給する出力部と、
入力部と出力部との間に配置され、出力部に定電圧を供
給する差電圧検出部とを有している。
このような定電圧回路では、負荷が接続されていない
状態では、つまり、スタンバイモードでは、電力消費量
を押さえるため、電源と定電圧回路とを切離すことが望
ましい。
従来、電源と定電圧回路とを切離す際には、手動スイ
ッチ等を用いて、つまり、手動スイッチをオフして電源
と定電圧回路とを切離している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述のような定電圧回路をICパッケージ化
した場合には、無負荷の際、差電圧検出部と電源とを切
離すことが難しい。つまり、定電圧回路をICパッケージ
化して回路基板に装着した場合には、スイッチ回路基板
上に手動スイッチを設けることが難しく、従って、差電
圧検出部と電源とを切離すことが難しいという問題点が
ある。
本発明の目的は差電圧検出部と電源とを切離すことが
極めて容易な定電圧回路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案によれば、アースライン及び入力端子を有し電
源が接続される入力部と、出力端子を有し前記アースラ
イン及び前記出力端子に接続される負荷に電力を供給す
る出力部と、前記入力部と前記出力部との間に配置され
前記出力部に定電圧を供給する差電圧検出部とを備える
定電圧回路において、前記差電圧検出部はツェナーダイ
オード及び一対の電源端子を有するオペアンプを備えて
おり、前記ツェナーダイオードにはスイッチングトラン
ジスターがコレクタで直列に接続されて直列回路が形成
され該直列回路は前記スイッチングトランジスターのエ
ミッタで入力端子に接続されるとともに前記ツェナーダ
イオードがアースラインに接続されて、前記スイッチン
グトランジスターのコレクタが前記オペアンプの反転入
力端子に接続されており、前記電源端子の一方は前記入
力端子に接続され、前記電源端子の他方は一対のトラン
ジスターを備えるカレントミラー回路を介して前記アー
スラインに接続され、前記トランジスターの一方はその
コレクタが前記反転入力端子に接続され前記トランジス
ターの他方はそのコレクタが前記電源端子の他方に接続
され、前記オペアンプの非反転入力端子は前記出力端子
に接続されており、さらに前記オペアンプの出力に応じ
て前記入力部と前記出力部とを接続するスイッチ部を備
えるとともに前記スイッチングトランジスターをオンオ
フ制御するために用いる制御端子が備えられ、該制御端
子を介して前記スイッチングトランジスターをオンオフ
制御して前記差電圧検出部と前記入力部とを選択的に接
続するようにしたことを特徴とする定電圧回路が得られ
る。
(作用) 本考案では、ツェナーダイオードとスイッチングトラ
ンジスターとが直列に接続された直列回路が入力端子と
アースラインとの間に配置されている。そして、制御端
子を介してスイッチングトランジスターをオンオフ制御
することによって差電圧検出部と入力部とを選択的に連
結する。つまり、差電圧検出部と電源とを選択的に連結
する。
従って、スイッチングトランジスターをオンオフ制御
するだけで差電圧検出部と電源とを容易に切離すことが
でき、手動スイッチを設ける必要がない。
さらに、本考案では、カレントミラー回路のカレント
ミラー電流によってオペアンプの電源電流が供給され
る。そして、カレントミラー電流はツェナーダイオード
の定電圧によって一定の電流とされるから、オペアンプ
を安定動作させることができ、オペアンプの両入力端子
に入力される信号レベルに応じてスイッチ部を忠実に制
御することができる。
(実施例) 以下本考案について実施例によって説明する。
第1図を参照して、図示の定電圧回路1は入力部11と
出力部12を備えている。入力部11は入力端子11a及びア
ース端子(アースラインの一端)11bを有しており、同
様に、出力部12は出力端子12a及びアース端子(アース
ラインの他端)12bを有している。入力部11と出力部12
との間には差電圧検出部13が配置され、この差電圧検出
部13はツェナーダイオード13aを備えている。さらに、
差電圧検出部13はオペアンプ13bを有しており、オペア
ンプ13bの出力端には第1のトランジスター13cのベース
が接続されている。第1のトランジスター13cはコレク
ターでアースラインに接続され、そのエミッタは第2の
トランジスター13dのベースに接続されている。そし
て、第2のトランジスター13dはそのコレクターが出力
端子12aに接続され、エミッタが入力端子11aに接続され
ている。
出力端子12aは第1の抵抗器13eを介してオペアンプ13
bの非反転端子(+端子)に帰還され、非反転端子は第
2の抵抗器13fを介してアースラインに接続されてい
る。オペアンプ13bの電源端は入力端子11aに接続される
とともに第3のトランジスター13gを介してアースライ
ンに接続されている。第3のトランジスター13gのベー
スには第4のトランジスター13hのベースが接続され、
第4のトランジスター13hのコレクターは第3の抵抗器1
3iを介してオペアンプ13bの反転端子(−端子)に接続
されている。また、第4のトランジスター13hのエミッ
タはアースラインに接続されている(つまり、第3及び
第4のトランジスター13g及び13hによってカレントミラ
ー回路が構成されている)。
ツェナーダイオード13aは第4のトランジスター13hと
並列に配置され、そのアノード側がアースラインに接続
されるとともにカソード側がオペアンプ13bの反転端子
に接続されている。
ツェナーダイオード13aのカソード側には第5のトラ
ンジスター14のコレクターが接続され、そのエミッタは
入力端子11aに接続されている。そして、第5のトラン
ジスター14のベースは第4の抵抗器14aを介して制御端
子15に接続されている。
ここで第2図も参照して、入力部11は電源(Vcc)に
接続される。上述の制御端子15は抵抗器16を介して電源
(Vcc)に接続されるとともに制御トランジスター17の
コレクターに接続される。
制御トランジスター17のベースにハイレベル信号が加
えられると、制御トランジスター17はオンし、その結
果、制御端子15がアースに接続されることになる。従っ
て、第5のトランジスター14はベース−エミッタ間の電
位差によってオンし、ツェナーダイオード13aによるツ
ェナー電圧(Vz)がオペアンプ13bの反転端子に加わ
る。そして、第4及び第3のトランジスター13h及び13g
が順次オンし、オペアンプ13bに駆動電流が供給され
る。この結果、第1及び第2のトランジスター13c及び1
3dがオンして出力部12には定電圧が加えられることにな
る。
一方、制御トランジスター17のベースにロウレベル信
号が加えられると、つまり、制御トランジスター17のベ
ースに信号が加えられない状態では、制御トランジスタ
ー17はオフ状態でおるから、制御端子15は電源(Vcc)
接続されるていることになる。従って、第5のトランジ
スター14では、ベース−エミッタ間電位が同電位とな
り、第5のトランジスター14はオフ状態となる。第5の
トランジスター14がオフ状態の場合には、ツェナー電圧
(Vz)が発生せず、その結果、第4及び第3のトランジ
スター13h及び13gはオフ状態である。このため、オペア
ンプ13bには駆動電流が供給されない。つまり、オペア
ンプ13bは動作状態とならず、出力部12には出力電圧が
現れない。
上述のように、本考案では、第5のトランジスター14
を制御端子15を制御端子を介してオンオフ制御すること
によって出力電圧の制御をすることができる。従って、
出力部12に負荷が接続されていない状態では(以下この
状態をスタンバイ状態という)、第5のトランジスター
をオフするようにすれば、差電圧検出部13における電力
消費量を軽減することができる。
さらに、第3及び第4のトランジスター13g及び13hで
構成されるカレントミラー回路のカレントミラー電流に
よってオペアンプ13bの電源電流が供給される。そし
て、カレントミラー電流はツェナーダイオード13aの定
電圧によって一定の電流とされるから、オペアンプ13a
を安定動作させることができ、オペアンプ13aの両入力
端子に入力される信号レベルに応じて第2のトランジス
ター13dを忠実に制御することができる。
なお、図示していないが、出力部12に負荷が接続され
たか否かを検出して、負荷の接続を検出した際、自動的
にハイレベル信号を制御トランジスター17に加えるよう
にすれば、第5のトランジスターのオンオフ制御を自動
的に実行することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案では制御端子を介してス
イッチングトランジスター(第5のトランジスター)を
オンオフ制御して、差電圧検出部と電源とを選択的切離
すようにしたから、手動スイッチを設けることなく、つ
まり、省スペースで容易に差電圧検出部と電源とを選択
的切離すことができるという効果がある。
さらに、本考案では、カレントミラー回路のカレント
ミラー電流によってオペアンプの電源電流が供給され
る。そして、カレントミラー電流はツェナーダイオード
の定電圧によって一定の電流とされるから、オペアンプ
を安定動作させることができ、オペアンプの両入力端子
に入力される信号レベルに応じてスイッチ部を忠実に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による定電圧回路の一実施例を示す回路
図、第2図は第1図に示す定電圧回路の動作を説明する
ための図である。 11……入力部、12……出力部、13……差電圧検出部、14
……トランジスター、15……制御端子。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アースライン及び入力端子を有し電源が接
    続される入力部と、出力端子を有し前記アースライン及
    び前記出力端子に接続される負荷に電力を供給する出力
    部と、前記入力部と前記出力部との間に配置され前記出
    力部に定電圧を供給する差電圧検出部とを備える定電圧
    回路において、前記差電圧検出部はツェナーダイオード
    及び一対の電源端子を有するオペアンプを備えており、
    前記ツェナーダイオードにはスイッチングトランジスタ
    ーがコレクタで直列に接続されて直列回路が形成され該
    直列回路は前記スイッチングトランジスターのエミッタ
    で入力端子に接続されるとともに前記ツェナーダイオー
    ドがアースラインに接続されて、前記スイッチングトラ
    ンジスターのコレクタが前記オペアンプの反転入力端子
    に接続されており、前記電源端子の一方は前記入力端子
    に接続され、前記電源端子の他方は一対のトランジスタ
    ーを備えるカレントミラー回路を介して前記アースライ
    ンに接続され、前記トランジスターの一方はそのコレク
    タが前記反転入力端子に接続され前記トランジスターの
    他方はそのコレクタが前記電源端子の他方に接続され、
    前記オペアンプの非反転入力端子は前記出力端子に接続
    されており、さらに前記オペアンプの出力に応じて前記
    入力部と前記出力部とを接続するスイッチ部を備えると
    ともに前記スイッチングトランジスターをオンオフ制御
    するために用いる制御端子に備えられ、該制御端子を介
    して前記スイッチングトランジスターをオンオフ制御し
    て前記差電圧検出部と前記入力部とを選択的に接続する
    ようにしたことを特徴とする定電圧回路。
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