JP2545932Y2 - マグネトロン駆動制御回路 - Google Patents

マグネトロン駆動制御回路

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JP2545932Y2
JP2545932Y2 JP1989130773U JP13077389U JP2545932Y2 JP 2545932 Y2 JP2545932 Y2 JP 2545932Y2 JP 1989130773 U JP1989130773 U JP 1989130773U JP 13077389 U JP13077389 U JP 13077389U JP 2545932 Y2 JP2545932 Y2 JP 2545932Y2
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聖 小沢
文夫 湯浅
正己 中村
秀昭 菅原
雅規 下沢
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株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子レンジ用マグネトロンの駆動制御回路に
関するものである。
従来の技術 従来のマグネトロン駆動制御回路の概念の一例を第2
図に示す。
この第2図において、1はマグネトロン1、2はこの
マグネトロン1を駆動するインバータ電源で、トランス
3と、このトランス3と共振するコンデンサ4、スイッ
チング素子5、スイッチング素子駆動回路7からなるも
のである。6は商用AC電源を整流する整流器である。8
はインバータ電源2のスタート時にソフトスタートすな
わち過大な電流が流れないように制御が行なわれるよう
にしたインバータ制御回路で、9はインバータ電源2に
電源電圧を供給するリレー11をオン/オフさせるほかイ
ンバータ制御回路8に対してオン/オフ信号を出力する
マイクロコンピュータ9である。10は電源電圧を監視し
て電源の瞬断を検出し、インバータ制御回路8をリセッ
トするリセット回路である。そして11はAC電源供給用の
リレーである。
この従来回路において、インバータ電源2をスタート
させる場合、マイクロコンピュータ9はインバータ電源
2をオンさせるために、まずAC電源を供給するためのリ
レー11をオンさせてから一定時間後にインバータ制御回
路8にオン信号を出力するものである。しかし、インバ
ータ電源2にAC電源が確実に供給されていることを確認
してスタートさせるものではなかった。
しかし、上述のようなマイクロコンピュータ9による
インバータ制御回路8の制御では、マイクロコンピュー
タ9にはインバータ電源2をオンさせるためにリレー11
をオンさせる信号が必要なほかに、さらにインバータ制
御回路8をスタートさせるための信号が必要となり、マ
イクロコンピュータにはリレー11の制御用以外にさらに
ポートが1本必要であった。
また、AC電源を供給するためのリレー11に不具合が生
じて、AC電源が供給される前か若しくはAC電源の供給と
同時にインバータ制御回路8が動作を開始すようなこと
があると、インバータ電源2に過大電流が流れてしま
い、部品破壊へとつながってしまう危険があった。
また、駆動回路7の電源をトランス3より供給する回
路においては、電源電圧の不足の場合にスイッチング不
良を起こしてスイッチング素子の破壊へとつながる恐れ
があった。
課題を解決するための手段 本考案は電源の瞬断を検出するリセット回路を利用し
てインバータ電源にAC電源が確実に供給されたことを確
認してからタイマーを働かせて一定時間経過後にインバ
ータのスイッチング素子を駆動すものである。
作用 上記構成によれば、インバータ電源が動作を開始する
とき、または電源電圧の瞬断が回復した時に、インバー
タ電源に電源電圧が確実に供給されてから動作開始とな
るため、インバータ電源に大電流が流れることが防止さ
れる。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図に従って説明する。な
お、第1図の構成は前述した第2図の回路に対して新た
にタイマー回路12とこのタイマー回路12の作動ための基
準周波数を発生するクロック回路13を加えたものであ
る。すなわち、12はリセット回路10のリセット信号が解
除されてからある一定時間待ってからインバータ制御回
路8のリセットを解除するためのタイマー回路であり、
12aはタイマーをなすカウンタで、12bはこのカウンタ12
aのリセット端子に入力するためのリセット回路10から
の信号とマイクロコンピュータからのスタート信号のAN
D回路であり、12cはカウンタ12aのクロック端子に入力
するカウンタの出力と商用電源に同期した外部割り込み
信号とのOR回路である。
次にこの構成の作用を説明する。
整流器6により整流された電源電圧が規定値以上にな
るまでリセット回路10の出力信号(A)はLOWであり、
これによりカウンタ12aはリセットされており、出力信
号(C)もLOWである。インバータ制御回路8はリセッ
トがかかった状態が保持される。
次にマイクロコンピュータ9によりリレー11がオン
し、インバータ電源2に電源電圧が供給され、リセット
回路10からの信号がHIGHとなり、さらにマイクロコンピ
ュータからのスタート信号(B)がHIGHとなると、カウ
ンタ12aのリセット状態は解除される。リセットが解除
されたカウンタ12aは、出力信号(C)がある一定時間
までLOWであるために、クロック回路13からのクロック
信号が割り込み入力されるのをカウントし、ある一定時
間例えば500msec経過すると初めてカウンタ12aの出力が
HIGHとなる。この時点でクロック端子にはクロックが入
力されずにカウントを止めて出力信号(C)はリセット
がかかるまでHIGHの状態を保持し、インバータ制御回路
8のリセットを解除し、その時点からインバータ電源2
が動作を開始する。
考案の効果 以上本考案によると、インバータ電源の動作開始時お
よび電源電圧の瞬断回復時に、すでに存在しているリセ
ット回路を利用するほか、インバータ電源自身で電源電
圧の入力を監視してスタートするため、回路構成が簡単
である上に安価に部品破壊などの故障を低減させること
ができる。また、マイクロコンピュータのポートを減ら
すこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は従来の同
回路図である。 1……マグネトロン、2……インバータ電源回路、8…
…インバータ制御回路、10……リセット回路、12……タ
イマー回路、12a……カウンタ、12b……AND回路、12c…
…OR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 下沢 雅規 千葉県柏市新十余二3番地1 日立熱器 具株式会社内 審査官 八日市谷 正朗 (56)参考文献 特開 昭61−284087(JP,A) 特開 昭58−30091(JP,A) 実開 昭61−60534(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネトロン(1)と、このマグネトロン
    を駆動するインバータ電源(2)と、このインバータ電
    源のスタート時にスイッチング周波数を基準値まで下げ
    るソフトスタート回路を含むインバータ制御回路(8)
    と、前記インバータ電源をスタートさせるためのスター
    ト信号を出力するマイクロコンピュータ(9)と、電源
    電圧を整流した後の電圧を監視して瞬断と判断されたと
    きにその旨の信号を出力するリセット回路(10)と、電
    源に瞬断が起きた時に前記リセット回路からの信号に基
    づいて前記インバータ制御回路にリセット信号を出力す
    るほか電源の瞬断が回復した時に前記リセット回路から
    の信号に基づいて一定時間後にリセット信号を解除する
    ための信号を前記インバータ制御回路へ出力するタイマ
    ー回路(12)とで構成したことを特徴とするマグネトロ
    ン駆動制御回路。
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JPS6160534U (ja) * 1984-08-13 1986-04-23
JPS61284087A (ja) * 1985-06-07 1986-12-15 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置

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