JP2545244Y2 - 多方向スイッチ - Google Patents

多方向スイッチ

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JP2545244Y2
JP2545244Y2 JP1990119810U JP11981090U JP2545244Y2 JP 2545244 Y2 JP2545244 Y2 JP 2545244Y2 JP 1990119810 U JP1990119810 U JP 1990119810U JP 11981090 U JP11981090 U JP 11981090U JP 2545244 Y2 JP2545244 Y2 JP 2545244Y2
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JP
Japan
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keying
switch
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JP1990119810U
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JPH0476228U (ja
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和久 高島
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンピユータゲーム機等に用いられる多
方向スイツチに関するものであり、特に、基板の損傷を
防止する多方向スイツチに関するものである。 [従来の技術] 従来の多方向スイツチを第8図に従って説明する。 同図はコントローラの多方向スイツチ1部位を示し、
2はキートツプ、3は回路基板、4,4…はキートツプ2
と回路基板3との間に介在させたクリツクラバーであ
る。該キートツプ2は円板状のベース5の上面に打鍵部
6,6…を夫々の方向を示すように突設して形成されてあ
り、該打鍵部6,6…をケース7のスイツチ孔8より露出
している。又、ベース5の裏面中央には半球状の突部9
が形成されてある。更に、クリツクラバー4,4…の裏面
には導電体の可動接点10,10…が、基板3上面には可動
接点11,11…に対応する位置に固定接点11,11…が夫々配
設され、打鍵部6,6…に対応する方向スイツチ12,12…を
構成してある。 而して、コンピユータゲームのキヤラクター等を移動
制御する際には、該移動制御方向の打鍵部6を押圧すれ
ばクリツクラバー4が圧縮されて可動接点10と固定接点
11とが接触する。そして、方向スイツチ12がONとなつて
前記移動制御がなされる。 この移動制御の際には、前記突部9が回路基板3上面
に当接するため、キートツプ2は押圧された打鍵部6側
へ傾斜する。従って、押圧されない他の打鍵部6,6…が
同時に下降することを防止して一方向のみの方向スイツ
チ12をONとすることができる。 [考案が解決しようとする課題〕 上述した従来の多方向スイツチはキートツプの裏面に
形成した突部を回路基板上面に当接して複数の方向スイ
ツチが同時にONとなることを防止している。 しかし、該突部が回路基板を打撃することとなつて該
回路基板が劣化、損傷することがあつたので、多方向ス
イツチ或は該多方向スイツチを装着するコンピユータゲ
ーム機のコントローラ等の品質が低下する原因となつて
いる。 そこで、確実に一方向のみのスイツチをONとすると共
に基板の劣化、損傷を防止するために解決せられるべき
技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課題を解
決することを目的とする。 [課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するために提案せられたも
のであり、キートップのベース上面に一定方向を示す打
鍵部を複数突設し、該キートップと基板との間にクリッ
クラバーを配設して該キートップを基板より弾性的に浮
上させ、更に、該キートップの打鍵部をケースのスイッ
チ孔より露出せしめると共に、該スイッチ孔を打鍵部毎
に開穿して該スイッチ孔間にセパレータを設けた多方向
スイッチに於て、前記隣なり合う相互の打鍵部間には間
隙を有して溝が形成されており、且つ、該打鍵部の上面
はベースの中心に向って下方へ傾斜するように形成さ
れ、一方、前記スイッチ孔のセパレータの上面は中心部
を頂点として外周方向に向って湾曲されており、且つ、
該頂点は上面が傾斜された前記打鍵部の高さの略中間位
置に位置するように形成されて成る多方向スイッチを提
供するものである。
【作用】
この考案は、ベース上面中央部から例えば四方へ夫々
独立して突設された打鍵部間には間隙を有してX字状の
溝が設けられている。更に、この打鍵部の上面は中心部
に向って下方へ傾斜するように形成されている。一方、
ケースに開穿されたスイッチ孔のセパレータは前記打鍵
部間のX字状の溝に対応してX字状に形成され、且つ、
該セパレータの中央部を頂点として上面が外周方向に沿
って湾曲され、そして、該頂点は上面が傾斜された前記
打鍵部の高さの略中間位置に位置するように形成されて
いる。そこで、キートップを組み付けるときは回路基板
上にクリックラバーを載設すると共に、各打鍵部は下部
のベースにて夫々連結されているので、該キートップの
上面よりケースに設けた前記各スイッチ孔に前記各打鍵
部が挿入されるようにして装着することによって組み付
けることが可能となり、組み立て作業が簡易となる。 更に、該打鍵部を同時に押圧しようとしても、各打鍵
部間に介装されているセパレータは該打鍵部より上方へ
突出していないにも拘わらず、該セパレータによって各
打鍵部を同時に押圧する動作は殆ど不可能となると共
に、各打鍵部毎の打鍵操作は極めて円滑に行われること
になる。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃
至第7図に従って詳述する。 図において20はコントローラであり、第1図に示すよ
うに、多方向スイツチ21及びABスイツチ22,22にてコン
ピユータゲーム等を操作し、他のスイツチ23,23…によ
りオーデイオ機器の操作やコンピユータ通信等をできる
ように構成している。 該多方向スイツチ21は、第2図に示すように回路基板
24上にクリツクラバー25,25,25,25及びキートツプ26と
を載置して構成されてあり、該キートツプ26は第1図で
示したコントローラ20のケース27のスイツチ孔28,28…
より露出されている。 該キートツプ26は、第3図及び第4図に示すように、
円形板状のベース29の上面に打鍵部30,30,30,30を突設
して形成されている。該打鍵部30,30,30,30はベース29
の中央から四方向へ夫々独立して突設され、隣接する相
互の打鍵部30,30間に間隙を有してX字状の溝31を形成
している。又、該打鍵部30はベース29の中央へ向って上
面をやや下方へ斜設している。又、該ベース29の裏面29
aは略平面に形成されている。又は、図示はしないが、
該ベース29の裏面を中央部より周縁部へ向ってやや傾斜
するように形成する。 第5図に示すように、前記クリツクラバー25,25,25,2
5は第3図及び第4図で示した打鍵部30,30,30,30に対応
する位置に一体成形にて形成されている。又、該クリツ
クラバー25の頭部裏面には導電体の可動接点32を設けて
いる。更に、第6図に示すように前記回路基板24の上面
には第5図に示した可動接点32,32,32,32と対向する位
置に固定接点33,33,33,33を配設してある。 一方、第1図及び第7図に示すように、前記コントロ
ーラ20のケース27の左側部には前記打鍵部30の外周に沿
ったスイツチ孔28,28,28,28が開穿されており、相互に
隣接するスイツチ孔28,28,28,28の間に間隙を有し、第
4図で示したキートツプ26の溝31と同形X状のセパレー
タ34を形成してある。該セパレータ34は中央部を頂点に
上面を湾曲して突設されている。 而して、回路基板24の固定接点33,33,33,33上にクリ
ツクラバー25,25,25,25を載置し、該クリツクラバー25,
25,25,25上にキートツプ26を載設すると共に、該キート
ツプ26の上面よりケース27を装着すれば、第2図に示す
ようにキートツプ28はクリツクラバー25により回路基板
24から浮上され、該キートツプ26の打鍵部30,30,30,30
がケース27のスイツチ孔28,28,28,28より露出される。
又、打鍵部30,30,30,30の下方には可動接点32,32,32,32
と固定接点33,33,33,33とが対向して各方向スイツチ35,
35,35,35が構成される。このときは、前記セパレータ34
がキートツプ26の溝31内に遊挿されると共に、該セパレ
ータ34の頂点の高さaは打鍵部30の斜設した上面の高さ
bとcとの間に位置する。 而して、コンピユータゲームのキヤラクター等を操作
する際にはキートツプ26の夫々の打鍵部30を押圧打鍵す
る。このときは、前記セパレータ34は同時に二以上の打
鍵部30,30,30,30が押圧されることを防止する。従っ
て、押圧された打鍵部30に対応する一つの方向スイツチ
35のみがONとなつて前記操作が行われる。 [考案の効果] 本考案は、ケースに打鍵部毎のスイッチ孔が開穿さ
れ、各スイッチ孔間にセパレータが突設されているが、
このセパレータの上面は中心部を頂点として外周方向に
向って湾曲されており、且つ、該頂点は上面が傾斜され
た打鍵部の高さの略中間位置に位置するように形成され
ているので、該セパレータが外物に干渉することはな
く、各打鍵部を同時に押圧して打鍵しようとしても中央
部に突設されている前記セパレータによって同時打鍵操
作を不可能にしている。斯くして、多方向スイッチの操
作性が向上する。従って、従来型に要していた突部が不
要となり、且つ、各打鍵部は下部のベースによって連結
されているので、キートップを組立てる際も、単にケー
スをキートップの上面より装着する簡単な動作で組立て
ることができるので、組立作業が容易となる。又、キー
トップが上下動しても基板に接触することはないので該
基板の損傷及び劣化の促進を阻止することができ、更
に、従来型に用いられていた正確な寸法精度が要求され
る前記突部が不要であるため、生産性の向上とコストダ
ウンに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコントローラの平面図、第2図は多方向スイツ
チ部位の拡大断面図、第3図はキートツプの拡大側面
図、第4図は同拡大平面図、第5図はクリツクラバーの
拡大断面図、第6図は回路基板の拡大平面図、第7図は
キートツプを露出するケースのスイツチ孔部位の斜面
図、第8図は従来例を示す多方向スイツチ部位の断面図
である。 21……多方向スイツチ 24……回路基板 25……クリツクラバー 26……キートツプ 27……ケース 28……スイツチ孔 29……ベース 29a……裏面 30……打鍵部 34……セパレータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キートップのベース上面に一定方向を示す
    打鍵部を複数突設し、該キートップと基板との間にクリ
    ックラバーを配設して該キートップを基板より弾性的に
    浮上させ、更に、該キートップの打鍵部をケースのスイ
    ッチ孔より露出せしめると共に、該スイッチ孔を打鍵部
    毎に開穿して該スイッチ孔間にセパレータを設けた多方
    向スイッチに於て、前記隣なり合う相互の打鍵部間には
    間隙を有して溝が形成されており、且つ、該打鍵部の上
    面はベースの中心に向って下方へ傾斜するように形成さ
    れ、一方、前記スイッチ孔のセパレータの上面は中心部
    を頂点として外周方向に向って湾曲されており、且つ、
    該頂点は上面が傾斜された前記打鍵部の高さの略中間位
    置に位置するように形成されて成る多方向スイッチ。
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JPH0476228U JPH0476228U (ja) 1992-07-03
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