JP2544744Y2 - ボールジョイント - Google Patents

ボールジョイント

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JP2544744Y2
JP2544744Y2 JP1992016344U JP1634492U JP2544744Y2 JP 2544744 Y2 JP2544744 Y2 JP 2544744Y2 JP 1992016344 U JP1992016344 U JP 1992016344U JP 1634492 U JP1634492 U JP 1634492U JP 2544744 Y2 JP2544744 Y2 JP 2544744Y2
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Japan
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housing
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reinforcing ring
annular step
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JP1992016344U
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JPH0567815U (ja
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裕典 古賀
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0619Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
    • F16C11/0623Construction or details of the socket member
    • F16C11/0657Construction or details of the socket member the socket member being mainly made of plastics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0666Sealing means between the socket and the inner member shaft
    • F16C11/0671Sealing means between the socket and the inner member shaft allowing operative relative movement of joint parts due to flexing of the sealing means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の各種リンケー
ジ部等に使用されるボールジョイントで、特に合成樹脂
ハウジングを使用したボールジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂ハウジングを使用したボールジ
ョイントとしては、ハウジングの開口部を除く内面凹球
面部がボールスタッドの球頭部を嵌合着座する支承面と
なる構造であり、ボールスタッドはその球頭部をハウジ
ングの開口部から内面凹球面部に押し込んで組み立てる
ものが一般的である。
【0003】そのため、ハウジングの開口部の径を球頭
部の径より過度に小さくすることができず、結果として
ボールスタッドの引き抜き方向荷重に対する保持力が小
さくなるという問題点があった。
【0004】上述の如き問題点に鑑み、球頭部がハウジ
ングの凹球面部に嵌合された後の前記ハウジングの開口
部の外周を補強することによって、該開口部の拡張を防
止する補強リングをハウジングの内周若しくは外周面に
装着したボールジョイントについては、特開昭57−1
77417号、実開昭63−119925号等の公報に
開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述の如き従来の合成
樹脂ハウジングを使用したボールジョイントの一例とし
て、図5に示されるものは、頂部に開口部111を有
し、内面に該開口部111に連続する凹球面部112を
有し、該開口部111の外周面に環状段部114が形成
されている合成樹脂ハウジング110の凹球面部112
に直接ボールスタッド120の球頭部121が嵌合着座
された構造のものである。前記環状段部114は、頂部
から所定の間隔を有して、前記ハウジング110の凹球
面部112の軸線に対してほぼ平行に循環する外周面1
14a及び補強リング130の下端面が着座される環状
平面部114bを有し、かつ開口部111の拡張を防止
する金属製の前記補強リング130が前記環状段部11
4に嵌合されている。
【0006】前記環状段部114の外周面114a及び
補強リング130の内周面130aは、前記凹球面部1
12の軸線に対して傾きをほとんど有さない垂直面であ
るため、前記補強リング130の組付け前の状態が図4
に示されるように、両者の嵌合に関して、径における圧
入公差の精度が厳しく求められる。即ち、嵌合部の締め
代αが小さい場合、ボールスタッドの引き抜き方向荷重
に対する保持力が小さくなり、逆に嵌合部の締め代αが
大きい場合は、補強リング130の内周面130aとハ
ウジング外周面114aが干渉して規定位置までの圧入
が不可能になるという問題があった。
【0007】本考案は上述した問題点に鑑み、合成樹脂
ハウジングを使用したボールジョイントにおいて、ボー
ルスタッドの引き抜き方向荷重に対する保持力を高めた
ボールジョイントを得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく、本考案は次の構成をとる。
【0009】環状段部の外周面及び補強リングの内周面
が、ハウジングの開口部へ向かって収束する略同一のテ
ーパ形状を成している。
【0010】
【実施例】以下、本考案をその実施例を示す添付図面の
図1乃至図3に基づいて説明する。
【0011】図において、10は合成樹脂ハウジングで
あり、該ハウジング10は頂部に開口部11を有し、内
面に該開口部11と連続する凹球面部12を有してい
る。該ハウジング10を形成する合成樹脂としては、適
度の弾性と剛性とを備えた自己潤滑性に優れた合成樹脂
で、例えばポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、熱可
塑性ポリエステル樹脂などが好適なものとして例示され
る。13は該ハウジング10の頂部開口部11を含む外
周面に形成された環状凹溝であり、該環状凹溝13は環
状外周面14aと環状平坦面14bとからなる環状段部
14に連続している。前記外周面14aは合成樹脂ハウ
ジング10の開口部11へ向かって収束するテーパ形状
を成している。
【0012】20はボールスタッドであり、該ボールス
タッド20は球頭部21と該球頭部21と一体に形成さ
れた軸部22を備えている。球頭部21の外径は前記合
成樹脂ハウジング10の開口部11の直径より大きく形
成されており、ボールスタッド20は球頭部21をハウ
ジング10の頂部開口部11より嵌合挿入してハウジン
グ10の内面凹球面部12に着座させ、軸部22を開口
部11より突出させてハウジング10に組付けられてい
る。
【0013】30は、ハウジング10の環状段部14に
配された金属製の補強リングであり、その内周面30a
はハウジング10の開口部11へ向かって収束するテー
パ形状となっている。該補強リング30は、その内周面
30aを前記環状段部14の外周面14aに嵌合し、端
面30bを前記環状平端面14bに当接させて該環状段
部14に嵌合着座せしめられている。前述の如く嵌合さ
れる、補強リング30の内周面30a及び環状段部14
の外周面14aは、大略同一のテーパ角度とされてい
る。
【0014】この補強リング30を環状段部14に嵌合
着座せしめるにあたり、大きな締め代をもって圧入する
必要はない。それは、補強リング30を大きな締め代を
もって環状段部14に圧入すると、締め代がハウジング
10の内面凹球面部12に影響を及ぼし、該凹球面部1
2と該凹球面部12に嵌合着座された球頭部21との間
に与えられる所定のトルクにバラツキを生ずるからであ
る。
【0015】40はゴム弾性体からなるダストカバーで
あり、該ダストカバー40はその一端が前記ボールスタ
ッド20の軸部22外周面に嵌着固定され、その他端が
合成樹脂ハウジング10の環状凹溝13に装着されてい
る。
【0016】50はダストカバー40を環状凹溝13に
おいて締め付け固定する締着クリップである。該締着ク
リップ50は横断面扁平をなすバネ鋼線材をコイル状に
密に巻回して形成されたもので、締着クリップ50の外
径は前記補強リング30の内径より大きく形成されてい
るとともに締着クリップ50にはその径方向内方にバネ
力が付勢されている。この締着クリップ50により前記
ハウジング10の環状凹溝13に装着されたダストカバ
ー40を該環状凹溝13において締め付け固定するにあ
たり、締着クリップ50はその外径面側を環状段部14
に嵌合された補強リング30の内周面30a側より外方
に位置させて、換言すれば、締着クリップ50は補強リ
ング30と環状段部14との嵌合部を覆って配されてい
る。このような配置を採ることにより、締着クリップ5
0は環状段部14に嵌合された補強リング30のボール
スタッド20の軸部方向への抜け出しを防止するストッ
パーの役割を果たす。
【0017】従って、合成樹脂ハウジング10の開口部
11へ向かって収束する略同一のテーパ形状を有する環
状段部14の外周面14a及び補強リング30の内周面
30aが嵌合される構成なので、前記補強リング30を
前記ハウジング10の開口部11に圧入する際、該ハウ
ジング10の開口部11の外周面14aに前記補強リン
グ30のテーパ状内周面30aがほとんど干渉せずに所
定位置までスムーズに圧入できる。また、ハウジング1
0の開口部11外周面の環状段部14にテーパ嵌合され
た補強リング30により、その径方向の強度が大幅に向
上されると共にボールスタッド20に作用する引き抜き
方向荷重に対し該補強リング30が大きな抵抗力として
作用するので、前記ハウジング10からのボールスタッ
ド20の抜け出しを防止できる。
【0018】尚、本考案によれば、補強リング30の形
状,材質は、これらの実施例に限定されることなく、ボ
ールジョイントの他の箇所も、適宜別の構成を採用して
もよい。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、合成樹脂
ハウジングの開口部へ向かって収束する略同一のテーパ
形状を有する環状段部の外周面及び補強リングの内周面
が嵌合される構成なので、前記補強リングを前記ハウジ
ングの開口部に圧入する際、該ハウジングの開口部の外
周面に前記補強リングのテーパ状内周面がほとんど干渉
せずに所定位置までスムーズに圧入できる。また、ハウ
ジングの開口部外周面の環状段部にテーパ嵌合された補
強リングにより、その径方向の強度が大幅に向上される
と共にボールスタッドに作用する引き抜き方向荷重に対
し該補強リングが大きな抵抗力として作用するので、前
記ハウジングからのボールスタッドの抜け出しを防止で
きる。従って、合成樹脂ハウジングを使用したボールジ
ョイントにおいて、ボールスタッドの引き抜き方向荷重
に対する保持力を高めたボールジョイントを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるボールジョイントを示す
部分断面平面図である。
【図2】補強リングの圧入前の状態を示す図1のA部と
同部の拡大図である。
【図3】図1のA部の拡大図である。
【図4】従来のボールジョイントにおける、補強リング
の圧入前の状態を示す図1のA部と同部の拡大図であ
る。
【図5】従来のボールジョイントにおける、図1のA部
と同部の拡大図である。
【符号の説明】
10 合成樹脂ハウジング 11 開口部 12 凹球面部 14 環状段部 14a 外周面 20 ボールスタッド 21 球頭部 22 軸 部 30 補強リング 30a 内周面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に開口部(11)を有し、内面に該
    開口部(11)に連続する凹球面部(12)を有する合
    成樹脂ハウジング(10)には、前記開口部(11)の
    外周面に環状段部(14)が形成されており、前記ハウ
    ジング(10)の凹球面部(12)には、球頭部(2
    1)と該球頭部(21)と一体に形成された軸部(2
    2)とからなるボールスタッド(20)が前記球頭部
    (21)を嵌合着座させると共に前記軸部(22)を前
    記開口部(11)より突出させて配されており、前記ハ
    ウジング(10)の環状段部(14)には前記開口部
    (11)の拡張を防止する金属製の補強リング(30)
    が嵌合されているボールジョイントにおいて、前記環状
    段部(14)の外周面(14a)及び前記補強リング
    (30)の内周面(30a)がハウジング(10)の開
    口部(11)へ向かって収束する略同一のテーパ形状を
    成していることを特徴とするボールジョイント。
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