JP2544722B2 - 情報格納制御方法及びその手段を具備した情報格納装置 - Google Patents

情報格納制御方法及びその手段を具備した情報格納装置

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【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 ページ 概要 ・・ 4 産業上の利用分野 ・・ 4 従来の技術 ・・ 6 発明が解決しようとする問題点 ・・10 問題点を解決するための手段 ・・11 作用 ・・12 発明の実施例 ・・13 I、実施例と第1図との対応関係 ・・13 II、実施例の構成 ・・14 III、実施例の動作 ・・21 IV、実施例のまとめ ・・31 V、発明の変形態様 ・・31 発明の効果 ・・32 〔概 要〕 情報格納制御方法及びそのための手段を具備した情報
格納装置であって、前記情報格納装置に内蔵された各レ
コード毎に繰り返してアクセスが可能な情報格納手段に
対して、制御情報Cで定義されるアクセス可能領域内に
おいて、最旧格納済みの情報に関する制御情報Aおよび
次に格納可能な情報に関する制御情報Bに基づいてアク
セスするようにして、物理的な限度を越えて見掛け上の
相対的なアクセス可能域を拡大することができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、情報格納制御方法及びそのための手段を具
備した情報格納装置に関し、特に、ICカードに格納され
る情報の検索,アクセスを為すのに有用な情報を提供す
るようにした情報格納制御方法及びそのための手段を具
備した情報格納装置に関するものである。
情報格納装置の代表例として、近年、ICメモリが組み
込まれた所謂ICカードの利用および研究が進んでいる。
このICメモリは大記憶容量を有するに至り、金融機関等
において、利用者の便宜が図られるような利用方法が考
えられている。
現在、各金融機関においては、個別のCDカードと称す
る磁気カードによって現金の払い出し,預け入れ等が可
能なサービスを提供している。但し、この磁気カードは
記憶容量が極めて小さい(数十程度の文字しか記録でき
ない)ので、複数の金融機関相互での共用はなされてい
ないのが実情である。
このようなICカードの大記憶容量に着目し、金融機関
での実験も試みられている。例えば、昭和61年1月27日
付けの日経済産業新聞で、「ICカードの共同実験」と題
して、ICカードの利用が報じられている。
また、ICカードは大記憶容量であるため、複数の金融
機関での情報を1枚のカードで互いに共用することも可
能となる。これにより、利用者は各金融機関毎のカード
を所持する必要がないので便利となる。メモリには取引
情報が大量に格納できるので、例えば預金通帳等の頻繁
な記帳が必要なくなる。
更に、金融機関での情報のみならず、例えば、ICカー
ドの所持人の健康情報等も、そのICカードに記憶させる
こともでき、医療機関での極めて有効な利用が図られ得
る。
このように、ICメモリは大記憶容量であるため、様々
な個人情報を1枚のICカードに記憶させることができる
ので、今後はこのICカードの幅広い利用が期待されてい
る。
〔従来の技術〕
1枚のICカードを複数の機関で共用できるようにして
も、やはり容量的に限界がある。そのため、限られた容
量を有効に利用することが必要である。
このようなICカードとして提案されているものとし
て、例えば金融機関用としては、CPU(中央処理装
置),メモリおよびROMが埋設されている。また、これ
らの動作に必要な電源および信号を供給するのに必要な
外部接触端子群を有している。
CPUはデータ処理装置であり、アキュムレータ,プロ
グラムカウンタ,レジスタ等を含む。メモリは、電源を
切ってもその格納情報を保持する不揮発性であり、且
つ、電気的な手段で随時書き込みが可能なEEPROMでなっ
ている。ROMは、CPUで実行されるプログラムが書き込ま
れている。
ところで、ICカードは銀行取引用のカードとすれば、
メモリにはその銀行コード,口座番号,取引者名,取引
内容等が書き込まれるようになっている。また、ICカー
ドの正当な所持人を識別するための暗証として、PIN
ersonal dentification umber)がカード発行
の段階で予め登録されている。
このICカードを用いて、例えば出金,入金処理が可能
なATM(自動取引装置)を用いて、出金を為す場合、先
ず、カード所持者が自動取引装置のキーボード部を操作
してPIN(例えば4桁の数字)を入力する。この入力PIN
を表す信号は、ICカードのCPUに供給する。
ICカードのCPUによって、予めメモリに登録されてい
るPINと照合する。一致すればCPUは自動取引装置に取引
(出金)を許可する旨の信号を出力する。しかる後、取
引者がキーボード部を操作して出金額を指定する。出金
後、取引情報内容を表す信号が自動取引装置からICカー
ドに与えられる。このICカードでは、CPUが取引内容を
新たにそのメモリに書き込む。
また、スーパー,小売店等に設置されたPOS機器によ
っても、このICカードは利用可能であり、買物の都度そ
の支払が出金取引と同様に処理される。
ICカードのメモリは、随時書き換えが可能であるの
で、循環的に情報の書き込みができる。
第10図は、従来から情報処理分野で提案されている限
られた容量の情報格納領域(ファイル)を有効利用する
ため循環利用する技術を模式的に示す。例えば、ファイ
ル領域として確保される領域11には、書込ポインタ13の
指示情報に従ってデータ1領域から順次情報が格納され
ていく。データ4まで書き込まれて一杯となると、書込
ポインタ13の指示情報は“1"に戻り、データ1から再度
情報が書き込まれる。このように、割り当てられた領域
への情報格納が一杯となれば、旧い情報を無視して新た
に情報を書き込むようにして、限られた物理ファイルを
有効に利用するようにしている。
情報格納の際には書込ポインタ13の指示情報に従い、
また、そのように書き込まれた情報の読み取りも書込ポ
インタ13の指示情報に従っている。そのため、読み取り
の際には、ファイル内の書込むべきレコードの物理的な
番号を示す書込ポインタで示されたレコードから逆上っ
て、目的とするレコードを検索する方法を取っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の場合、例えば別途記録されたレコード番号等を
用いて、読出したレコードが目的とするレコードか否か
を判断していた。しかしレシート番号自体は、レコード
を直接検索するためのキーではないため、レシート番号
から直接に目的とするレコードを検索することはできな
い。
前述のとおり、従来の情報格納制御方法によると、情
報の書込み及び読出しともに書込みポインタの指示情報
だけを参照しており、このポインタはファイル内の書込
むべきレコードの物理的な番号を示すものであるから、
目的とするレコードに対して既に情報が上書きされてい
るかを検索前に確認することはできず、また仮に目的と
するレコードに既に情報が上書きされている場合には書
込ポインタで示されたレコードから逆上って、目的とす
るレコードを検索することは不可能となる。
若し、目的とするレコードにまだ情報が上書きされて
いないとしても、書込ポインタで示されたレコードから
逆上って各レコードの内容を順次確認し、その中に目的
とするレシート番号が記録されているかどうかを人手で
確認する必要があり、レコード検索に多大の時間と労力
とを費やしていた。
したがって本発明の目的は、従来技術における上述の
ような難点を除き、別途記録されているレコード番号を
含む過去の取引情報等の検索及び取引情報の有無の識別
を極めて容易にする情報格納制御方法及びそのための手
段を具備した情報格納装置を提供する点にある。を提供
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
特許請求の範囲第1項記載の発明は、第1図において
複数の単位レコードから成り、各単位レコード毎に繰り
返してアクセスされることが可能な情報格納手段111
と、前記複数の単位レコードを単位としてアクセス領域
を定め、そのアクセス領域内における所要の単位レコー
ドをアクセスするアクセス手段113と、該アクセス手段1
13によりアクセス対象の単位レコードへの制御情報に基
づく各種のアクセスを指令するように制御する制御手段
121と、によって情報の格納を制御する情報格納制御方
法において、前記情報格納手段のアクセス領域内におけ
る最旧レコード格納アドレスを格納する制御情報Aと、
前記アクセス領域内における次登録レコード格納アドレ
スを格納する制御情報Bと、前記アクセス領域内におけ
る最旧レコード相対レコード番号を格納する制御情報C
と、を具備し、前記単位レコードからの情報読取り時に
は制御情報Aが初期値でないことを確認し、次いで制御
情報A、制御情報B及び制御情報Cから読取り指定レコ
ード相対番号が前記アクセス領域内にあることを確認し
た後該当レコードから情報を読取り、前記単位レコード
から情報を削除するときは、制御情報Aが初期値でない
ことを確認し、次いで制御情報Cから削除指定レコード
相対番号が最旧レコード格納アドレスと一致することを
確認した後該当レコードを削除し、前記単位レコードへ
情報を書込むときは、制御情報Cが初期値でないことを
確認し、次いで制御情報A及び制御情報Bから空レコー
ドがあることを確認した後、制御情報Bに基づく適正レ
コードへ情報を書込む方法の発明である。
特許請求の範囲第2項・第3項の記載は第1項記載の
発明に対し実施態様項となっている。
次に特許請求の範囲第4項記載の発明は、複数の単位
レコードから成り、各単位レコード毎に繰り返してアク
セスされることが可能な情報格納手段と、前記複数の単
位レコードを単位としてアクセス領域を定め、そのアク
セス領域における所要の単位レコードをアクセスするア
クセス手段と、該アクセス手段によりアクセス対象の単
位レコードへの制御情報に基づく各種のアクセスを指令
する制御手段とを備えた情報格納装置において、前記情
報格納手段には、情報格納手段のアクセス領域内におけ
る最旧レコード格納アドレスを格納する制御情報Aと、
前記アクセス領域内における次登録レコード格納アドレ
スを格納する制御情報Bと、前記アクセス領域内におけ
る最旧レコード相対レコード番号を格納する制御情報C
と、を具備し、前記制御手段には、前記情報格納手段に
格納された制御情報A、制御情報B並びに制御情報Cに
基づいて、アクセス対象レコードが格納されたアドレス
を求める装置を内蔵し、前記アクセス手段には、前記制
御手段により求められたアドレスに基づいて、前記アク
セス対象レコードをアクセスするアクセス装置を内蔵す
ること、を特徴とする情報格納装置の発明である。
特許請求の範囲第5項乃至第7項の記載は、第4項記
載の発明に対し実施態様項となっている。
〔作 用〕
制御情報Cに基づいて、情報格納手段111に占める相
対的なアクセス手段113のアクセス対象格納領域が定義
される。制御情報Aおよび制御情報Bに基づいて、前記
アクセス対象格納領域の限定的範囲でアクセス手段113
はアクセスを行う。つまり、相対的な位置を定めて、互
いに相等しい情報容量を有するレコード毎にアクセスを
行うようにしている。
本発明では、制御情報Cに基づいて相対的に情報格納
手段111に占めるアクセス対象格納領域を定義するよう
にしているので、情報格納手段111での任意の格納領域
で情報のアクセスが可能となる。
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第2図は本発明実施例の情報格納制御方式の全体構成
を示し、第3図(a)および(b)は本発明実施例の情
報格納制御方式で利用するICカードの説明図である。
I、実施例と第1図との対応関係 ここで、第2図および第3図に示す本発明実施例の主
構成要素と第1図の主構成要素との対応関係を述べてお
く。
情報格納手段111は、ICカード310のメモリ313に相当
する。
アクセス手段113は、CPU311に相当する。
制御情報A手段115は、メモリ313の情報特定格納領域
に相当する。
制御情報B手段117は、メモリ313の情報特定格納領域
に相当する。
制御情報C手段119は、メモリ313の情報特定格納領域
に相当する。
制御手段121はCPU311及びROM315に相当する。
II.実施例の構成 以上のような対応関係があるものとして、以下本発明
の実施例について説明する。
第2図に示すシステムにおいて、第3図に示すような
携帯形のICカード310を用いて取引が可能である。例え
ば、ある店舗に設置された自動取引装置としてのATM251
と利用者が持参したICカード310により、出金および入
金ができる。このATM251は、銀行センタ253と回線を介
して接続されており、そこに備え付けられた元帳255に
て集中管理される。また、ある小売店に備え付けのPOS
機器257はICカードリーダ/ライタ259を有し、銀行セン
タ253との間で口座引落が可能なように関連付けられて
いる。更に、銀行センタ253は、回線にって他のICカー
ドが利用可能な設備と接続されている。
第3図に示すICカード310には、データ処理装置とし
てのCPU311,当該ICカード所持者の個人情報および後述
する制御情報A,B,C等が格納されるメモリ(EEPROM)313
および所望の制御プログラムが書き込まれているROM315
が具わっている。また、外部装置との電気的な接触をな
す複数の金属製の接触電極317が具わっている。
このICカード310に対してアクセスを為すATM251に
は、システム全体を制御するシステム制御部、暗証およ
び取引内容の指定および入力を行なうキーボード部、こ
れらがICカード310に対して適応できるようにするため
のICカードリーダ/ライタ(ICカードリーダ/ライタ25
9と同様なもの)、ICカードに貯えられた取引結果を所
定の条件の下で顧客持参の通帳に印字出力する通帳プリ
ンタが具わっている。
このICカード310は、例えば、プラスチック製で、一
定の厚みを有する長方形の板状となっている。
CPU311,メモリ313およびROM315は、ICカード310の内
部に埋め込まれており、外部からは見えない。複数の接
触電極317は、ICカード310の表面上に露出しており、外
部と接触可能となっている。
CPU311,メモリ313,ROM315および接触電極317は、ICカ
ード310内で、電気的に相互接続されている。
ここで、ICカード310に対し、個人情報、情報の書き
込みあるいは読み出しを外部から指示する制御情報は、
4ビットであるものとする。従って、接触電極317は、
それぞれ4個の組となっている。但し、その他の電極端
子については省略する。
ところで、ICカード310内のメモリ313では、CPU311は
ROM315に書き込まれているプログラムに従って、個人情
報を項目毎にファイリングする。例えば、第3図(C)
に示すようにファイルF1にはA銀行口座での取引情報、
ファイルF2にはB銀行口座での取引情報、ファイルF3に
はC証券口座での取引情報、ファイルF4にはDクレジッ
トの買物情報、ファイルF5には年金の受給情報、・・・
・・・・、ファイルFnにはN病院でのカルテといったよ
うに、各種の情報がファイリングされるようになってい
る。これらのファイルF1〜Fnは、それぞれ領域管理領域
ZDにて領域管理され、後述する制御情報A,B,Cの他、領
域開始アドレス等を各ファイル毎に、この領域ZDに記憶
している。
このように、メモリ313には、割り当てられた大きさ
のファイルで情報格納が可能なようになっている。
いま、A銀行についてのファイルの割り当てをみる
と、カード所持者のA銀行における銀行コード付の口座
番号,暗証としてのPIN(4桁数字)、他の従来の磁気
カードに記録されている基本取引情報で、機密にされる
べき情報の格納される領域ZCと、銀行取引の情報fが書
き込まれるメモリ領域Z1がある。なお、これらメモリ31
3の領域ZC,ZTは、必ずしも連続するアドレス領域に格納
されるものではない。離れたアドレス領域に、領域ZC,Z
Tごとに配置され得るものである。このメモリ領域ZT
が、レコード数で物理的に定まるものであり、過去にお
ける取引記録に関する情報が書き込まれる箇所であっ
て、通帳の代わりになる。
メモリ313での他のファイルにも、他の機関での情報
が同様にして書き込まる。
ここで、循環利用を可能とするファイルの構成をみて
おく。物理的にはn個の固定長レコードから成るファイ
ルを循環して使用するものであり、論理的には、例えば
9999レコードから成るファイルに見せるような編成であ
る。但し、アクティブなレコード(書き込みおよび読み
出しが可能なレコード)は、循環利用して最旧のレコー
ドから連続したnレコードに限定される。循環利用が最
終の9999レコードに達した場合、次のレコードは最初の
1レコードに循環する。
第4図は、メモリ313に格納される各種情報を概念的
に示す。ここで、メモリ313内で当該銀行口座用として
割り当ててあるレコード数はn個であるものとする。こ
のレコード数は物理的に定まるものであり、ICカード31
0の1つのファイル例えば第3図(C)のF1に格納でき
る情報量としての限界である。すなわち、各ファイルの
領域は、各ファイルを登録時に予め固定長に確保するよ
うにされており、これにより、そのファイルに格納でき
る情報量は限られることとなる。第4図において、n個
の内の各レコードは、ATM251,POS機器257等を介して利
用される各取引内容が書き込まれる単一の情報領域であ
る。
ここで、領域ZDに格納されており、アクセスを為すの
に必要とされる3つの制御情報A,制御情報Bおよび制御
情報Cを説明する。
(i)制御情報A 「最旧レコード格納アドレスポインタ」となるもので
あり、ウインドウ内即ち、格納され有効なデータとして
取り扱われる一定領域内の最も以前に書き込まれたレコ
ードの先頭アドレスを、ファイル領域ZTの先頭からの相
対アドレスで示す。ここで、ウインドウとはICカード31
0が物理的に有するレコード数であり、現実にレコード
のアクセス可能な領域でる。アクティブレコード域とも
いえる。制御情報Aの初期値は−1であり、その場合ウ
インドウ内に有効なレコードがないことを示す。
(ii)制御情報B 「次登録レコード格納アドレスポインタ」であり、次
にレコードを書き込むファイル内のアドレスを、ファイ
ル領域の先頭からの相対アドレスで示す。初期値は、0
である。
(iii)制御情報C 「最旧レコード相対レコード番号」となるものであ
り、ウインドウ内の最も以前に書き込まれたレコードの
相対レコード番号を示す。初期値は、0である。相対レ
コード番号は1から始まってインクリメントされ(+
1)、オーバーフローすると1に戻る。ウインドウ内に
有効レコードがないときには、次に書き込まれるレコー
ドの相対レコード番号を示す。ファイルに1レコードも
書き込んでないときには、0の値をとる。
III、実施例の動作 第5図(a)〜(c)は、レコードのアクセス状態を
示す。
同図中、(a)は物理的なファイルにおけるレコード
の配列を示す。図の例ではレコードの数はnとなってい
るから、格納できる単位情報はnだけである。
しかし本発明のようにn個のレコードが一杯になって
も、古くて不要になった情報の格納されたレコードの情
報は、例えば銀行の元帳に記録し、一方レコードから削
除して行くようにすれば、前記銀行の元帳が一杯になる
まで膨大な情報量を格納できる。これを論理的なファイ
ルあるいは論理的なビューと呼び、あたかも前記元帳を
古いページから新しいページへ捲りながら眺めて行くの
に相当する。
同図(b)および(c)は前記の論理的なビューを示
す。図示のように物理的にたったn個のレコードが、論
理的には非常に膨大な数のレコードとなって機能する。
ただし、この非常に膨大な数のレコードの中で、ICカー
ドのシステム内で現在情報を読出したり、書込んだり、
削除したり、即ちアクセスできるレコードの数はn個だ
けであり、これをアクセス(可能)領域あるいはアクテ
ィブレコード域と呼んでいる。
つまりアクセス領域は、不透明な板に開けられたn個
のレコードの縦幅を持つ長方形の穴(ウインドウ)を通
して、前記元帳を古いページから新しいページへ眺めて
行くときの、前記長方形の穴(ウインドウ)に入ったレ
コード群に相当する。(c)は、元帳が一杯になり新し
い元帳に移行するときの、すなわち論理的ファイルを使
い切って相対的レコード番号1へ戻る場合のウインドウ
の移動を示す。
同図(a)に示す如く、メモリ313でのファイルにお
けるレコード数はnである。ここで、物理的なレコード
数は、1〜nで表される。取引が為されるごとに、レコ
ード数1から順に書き込まれる。レコード数nまで書き
込まれたら、レコード数1に戻って再度書き込まれる。
つまり、ファイル領域ZTに対して一杯となれば、旧い情
報格納箇所に上書きされるようになっている。
上書きされたレコードには、ファイルを論理的に循環
使用できるよう相対番号が付番されて行くので、必要に
応じて過去の取引番号等を容易に検索することができ
る。更に、例えば第2図のATM251が有する通帳プリンタ
によって通帳にレコードを記載すれば記憶させておく必
要はないので、そのような転記済みの情報は消去でき
る。
このような書き込み,読み取りおよび消去の動作を為
すものであり、第3図(A)に示すCPU311の動作命令を
ここに示しておく。
(i)WRITE 1レコードのデータを、前回書き込んだレコードの次
(次登録レコード格納アドレス)へ書き込む。ウインド
ウ内に空きレコードがないときはエラーとする。また、
書き込んだレコードが物理ファイル内の最終レコードの
ときは、次登録レコード格納アドレスは0となり、物理
ファイル内を循環して書き込みを行なう。
(ii)READ 指定された相対レコード番号のレコードを1レコード
読み出す。また、指定された相対レコード番号がウイン
ドウ内にない場合および空きレコードの場合は、エラー
とする。
(iii)DELETE 指定された相対レコード番号のレコードを1レコード
削除(消去)する。但し、最旧レコードのみ指定可能で
ある。削除されたレコードは、空きレコードとして取り
扱われる。
第6図は、第3図(A)のCPU311において、上述した
「(i)WRITE」を実行する動作を示す流れ図である。
先ず、ファイル創成直後は、第9図(a)に示すよう
な状態となる。ここでは、例えば論理的な相対レコード
番号は1〜9999として、これらのレコードは全て銀行セ
ンタ253に備わっている元帳255に記録可能であり、見掛
け上のレコード番号となるものである。
第6図の実行順序において、先ず、制御情報Cが初期
値であるか否かが判定される(ステップ611)。初期値
であれば(肯定判定)、制御情報Cをインクリメントす
る(ステップ612)。
制御情報Cが初期値でない場合(ステップ611での否
定判定)およびステップ612の後、制御情報Aが制御情
報Bと等しいか否かを判定する(ステップ613)。等し
ければ(肯定判定)、空きレコードがないのでエラーと
なる。但し、後述する削除(DELETE)を行なった後にこ
の書き込みを行なう場合ならば、このエラーの検出時に
削除処理を行なって、書き込み動作を再度実行する。
これに対して、等しくなければ(ステップ613の否定
判定)、制御情報Bのアドレスに従って1レコード文の
データを書き込む(ステップ614)。
書き込みの後、制御情報Bの内容を更新(インクリメ
ント)する(ステップ615)。
続いて、制御情報Bがn×R(Rはレコード長であ
る)になったか否かを判定する(ステップ616)。等し
くなければ(否定判定)、書き込み動作を終了する。等
しければ(肯定判定)、物理ファイルが一杯となったこ
とになるので、制御情報Bを初期値にして(ステップ61
7)書き込み動作を終了する。
第9図(a)に示すような状態がファイル創成直後で
あり、アクティブレコード域は1〜nまでである。この
場合、全レコードが空きレコードである。
そのような状態から、上述した第6図の書き込み動作
を制御情報Bの初期値からp(<n)回繰り返してレコ
ードを書き込むと、第9図(b)に示すように相対レコ
ード番号1〜pまでにp個のレコードが書き込まれる。
つまり、アクティブレコード域は相対レコード番号1〜
nであり、最旧レコードは1、最新レコードはp、空き
レコードは(p+1)からnまでとなる。
しかる後、第6図の実行ステップを繰り返すことによ
りq個のレコードを書き込むと、第9図(c)に示す如
く、アクティブレコード域は(p+q−n+1)から
(p+q)までとなる。但し、(p+q)>nとする。
これにより、最旧レコードは(p+q−n+1)、最新
レコードは(p+q)、空きレコードは0となる。
第7図は、上述した「(ii)READ」の実行動作を示す
流れ図である。
ここで、相対レコード番号mを指定したものとして説
明する。
先ず、制御情報Aが初期値(=−1)か否かを判定す
る(ステップ711)。初期値ならば(肯定判定)、エラ
ーとして空きレコードを指定する必要がある。
初期値でなければ(否定判定)、ウインドウ内におけ
る次登録レコードの1つ前の相対レコード番号制御情報
C1を求める。続いて、制御情報Bが制御情報Aよりも大
きければ、 C1=C+(B−A)/R とする。また、制御情報Bが制御情報Aの値以下であれ
ば、 C1=C+(B−A+n×R)/R とする。ここで、Rはレコード長である。
このようにして求めた制御情報C1の値が、指定した相
対レコード番号m以上であり、且つ、このmが制御情報
C以上であるか否かを判定する(ステップ713)。否定
判定となって条件を充たさなければ、エラーであり、ウ
インドウ該の相対レコード番号あるいは空きレコードを
指定したことになる。
条件を満足すれば(肯定判定)、mに応じた該当レコ
ードのアドレスMを求める(ステップ714)。ここで、
Mは、 M=MOD((m×R)/(n×R)) で与えられる。
このようにして求めたアドレスMに基づいて、1レコ
ード文のデータを読み出す(ステップ715)。これによ
り、レコードの読み取りを終了する。
第8図は、上述した「(iii)DELETE」の実行動作を
示す流れ図である。ここで、相対レコード番号Nを指定
したものとして、レコードの削除を行なうものとする。
先ず、制御情報Aが初期値であるか否か判定する(ス
テップ811)。初期値であれば(肯定判定)、有効レコ
ードはないのでエラーとなる。初期値でなければ(否定
判定)、指定した相対レコード番号Nが制御情報Cに等
しいか否かを判定する(ステップ812)。等しくなけれ
ば(否定判定)、指定した相対レコード番号のレコード
は最旧レコードでないので、エラーとなる。Nが制御情
報Cに等しければ(肯定判定)、制御情報Cをインクリ
メントする(ステップ813)。
次に、制御情報Cはオーバーフローしたか否かを判定
する(ステップ814)。オーバーフローしていれば(肯
定判定)、制御情報Cを1とする(ステップ815)。オ
ーバーフローしていなければ(否定判定)、ステップ81
5をスキップしする。
続いて、制御情報Aを更新する(ステップ816)。つ
まり、 A=A+R とし、制御情報Aの内容を改める。
更新後の制御情報Aがn×Rに等しいか否かを判定す
る(ステップ817)。最旧レコードが物理ファイルに対
して一杯となれば(肯定判定)、この制御情報Aを0に
する(ステップ818)。一杯となっていなければ(否定
判定)、制御情報Aは変更しない。
しかる後、制御情報Aが制御情報Bに等しいか否か判
定する(ステップ819)。等しければ(肯定判定)、制
御情報Aを初期値(=−1)とする(ステップ820)。
この制御情報Aの初期設定およびステップ819での否定
判定に続いて、指定した数Nに従った相対レコード番号
のレコードを削除する。
いま、第9図(c)に示す状態で、最旧レコードから
r個(r<n)のレコードを削除すると、アクティブレ
コード域r分だけ先へ進んで、(p+q−n+1+r)
から(p+q+r)までとなる。このとき、最旧レコー
ドは(p+q−n+1+r)であり、最新レコードは変
わらず、(p+q)である。空きレコードは(p+q+
1)からであり、最新レコードは(p+q+r)までの
r個のレコードとなる。
ところで、金融情報等極めて大切な格納情報の削除
は、上述した読み出し(READ)をし、記帳した後でなけ
れば削除は行なわれないように制限する手段を講じる必
要がある。その手段としては、前述した第3図(C)の
ファイルZCに格納された暗証番号を入力された暗証番号
と比較して一致し、且つ、ICカードをATMに挿入した際A
TMから送出されるATM識別データをICカードで判定し
て、通帳へ出力できる装置であることを判定するフロー
を、第3図(A)のCPU311の処理フローに追加する。ま
た、これにより記帳すれば不必要となるので、削除して
空きレコードを増やすようにすればよい。
更に、ATM以外でも、銀行等の窓口装置であっても同
様である。
IV、実施例のまとめ 上述したように、3つの制御情報A,BおよびCに基づ
いて、ICカード310を利用した取引の情報のメモリ313に
書き込み且つ読み出しが可能であり、元帳255における
相対的格納位置情報によって、容易に過去の情報の検索
が可能となる。例えば買物等の取引を行なった際に発行
されるレシートには、相対レコード番号が記入されるよ
うになっていれば、上述した読み取り(READ)動作によ
り、後になっても過去の情報検索を容易に為すことがで
きる。
V、発明の変形態様 なお、上述した本発明の実施例にあっては、相対的な
レコード番号を表すのに、1〜9999の連続数字を用い、
通し番号によるレコードのファイルを観念したが、相対
的なレコードを通し番号とせずに、第何番目のファイル
におけるレコードの領域であるかを表すようにしてもよ
い。その場合、制御情報Bの表し方を適宜変更して、第
何番目のファイルかを示すようにすればよく、例えば買
物等の発行レシートには、第何番目のファイルかを示す
ような番号を付すれば、後の検索には支障がない。
また、上述した本発明の実施例にあっては、銀行口座
の情報についてアクセスする場合について述べたが、そ
の他の各種の個人情報の書き込み,読み出しについても
同様である。
更に、「I、実施例と第1図との対応関係」におい
て、本発明の実施例と第1図との対応関係を説明した
が、これに限られることはなく、本発明には各種の変形
態様があることは、当業者ならば容易に推考できるであ
ろう。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、物理的に限界のあ
る情報格納領域を循環して用いるときに、見せ掛けのレ
コード相対番号を付番してアクセスを行うようにしてい
るので、別途記録されているレコード番号を含む過去の
取引情報等の検索及び取引情報の有無の識別を極めて容
易にする情報格納制御方法及びそのための手段を具備し
た情報格納装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例における情報格納制御方式の
全体システム構成図、 第3図(A)〜(C)は本発明の実施例に用いるICカー
ドの構成説明図、 第4図は本発明の実施例におけるメモリ格納情報の説明
図、 第5図(a)〜(c)は本発明の実施例におけるレコー
ドのアクセス状態を示す説明図、 第6図は本発明の実施例での書き込み動作を示す流れ
図、 第7図は本発明の実施例での読み取り動作を示す流れ
図、 第8図は本発明実施例での削除動作を説明する流れ図、 第9図(a)〜(d)はアクティブレコード域の移り変
わり状態を示す説明図、 第10図は従来の情報格納制御方式の説明図である。 図において、 111は情報格納手段、 113はアクセス手段、 115は第1情報格納手段、 117は第2情報格納手段、 119は第3情報格納手段、 121は制御手段、 255は元帳、 253は銀行センタ、 259はICカードリーダ/ライタ、 310はICカード、 311はCPU(中央処理装置)、 313はメモリ(EEPROM)、 315はROMである。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の単位レコードから成り、各単位レコ
    ード毎に繰り返してアクセスされることが可能な情報格
    納手段と、 前記複数の単位レコードを単位としてアクセス領域を定
    め、そのアクセス領域における所要の単位レコードをア
    クセスするアクセス手段と、 該アクセス手段によりアクセス対象の単位レコードへの
    制御情報に基づく各種のアクセスを指令するように制御
    する制御手段と、によって情報の格納を制御する情報格
    納制御方法において、 前記情報格納手段のアクセス領域内における最旧レコー
    ド格納アドレスを格納する制御情報Aと、 前記アクセス領域内における次登録レコード格納アドレ
    スを格納する制御情報Bと、 前記アクセス領域内における最旧レコード相対レコード
    番号を格納する制御情報Cと、を具備し、 前記単位レコードからの情報読取り時には、制御情報A
    が初期値でないことを確認し、次いで制御情報A、制御
    情報B及び制御情報Cから読取り指定レコード相対番号
    が前記アクセス領域内にあることを確認した後該当レコ
    ードから情報を読取り、 前記単位レコードから情報を削除するときは、制御情報
    Aが初期値でないことを確認し、次いで制御情報Cから
    削除指定レコード相対番号が最旧レコード格納アドレス
    と一致することを確認した後該当レコードを削除し、 前記単位レコードへ情報を書込むときは、制御情報Cが
    初期値でないことを確認し、次いで制御情報A及び制御
    情報Bから空レコードがあることを確認した後、制御情
    報Bに基づく適正レコードへ情報を書込むこと、 を特徴とする情報格納制御方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のレコード相対
    番号は、同項記載のアクセス領域内の全単位レコードが
    空きでなくなったときも、前記アクセス領域が論理的に
    循環使用されるよう書込むべき情報を上書きし、或いは
    既存の情報を削除のうえ書込んだ単位レコードに順次与
    えられる、前記アクセス領域内の物理的な単位レコード
    数を超過できる通算番号であること を特徴とする情報格納制御方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の単位レコード
    から情報を削除するとき、制御情報Aが初期値でないこ
    とを確認し、制御情報Cから削除指定レコード相対番号
    が最旧レコードアドレスと一致することを確認し、次い
    で同項記載のアクセス手段が前記情報格納手段の単位レ
    コードに格納された情報を他の情報格納手段に転移でき
    る媒介手段と接続されたことを確認し、更に前記削除レ
    コードから読取った情報を、前記媒介手段を介して前記
    他の情報格納手段に書込んだことを確認した後に、前記
    削除処理を実行することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項或いは第2項記載の情報格納制御方法。
  4. 【請求項4】複数の単位レコードから成り、各単位レコ
    ード毎に繰り返してアクセスされることが可能な情報格
    納手段と、 前記複数の単位レコードを単位としてアクセス領域を定
    め、そのアクセス領域における所要の単位レコードをア
    クセスするアクセス手段と、 該アクセス手段によりアクセス対象の単位レコードへの
    制御情報に基づく各種のアクセスを指令する制御手段と
    を備えた情報格納装置において、 前記情報格納手段には、情報格納手段のアクセス領域内
    における最旧レコード格納アドレスを格納する制御情報
    Aと、 前記アクセス領域内における次登録レコード格納アドレ
    スを格納する制御情報Bと、 前記アクセス領域内における最旧レコード相対レコード
    番号を格納する制御情報Cと、を具備し、 前記制御手段には、前記情報格納手段に格納された制御
    情報A、制御情報B並びに制御情報Cに基づいて、アク
    セス対象レコードが格納されたアドレスを求める装置を
    内蔵し、 前記アクセス手段には、前記制御手段により求められた
    アドレスに基づいて、前記アクセス対象レコードをアク
    セスするアクセス装置を内蔵すること、 を特徴とする情報格納装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載の制御手段に
    は、前記単位レコードへの情報書込み時に前記制御情報
    A及び制御情報Bから前記制御手段に空きレコードがあ
    るか否かを確認する装置を内蔵し、 前記アクセス手段は、前記制御手段による確認結果に基
    づいて、前記制御情報Bに基づく適正レコードに情報を
    書込む装置を内蔵すること、 を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の情報格納装
    置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第4項記載の制御手段に
    は、前記単位レコードからの情報読取り時に前記制御情
    報A、制御情報B及び制御情報Cに基づいて入力された
    読取指定レコード番号が前記アクセス領域内にあるか否
    かを確認する装置を内蔵し、 前記アクセス手段は、前記制御手段による確認結果に基
    づいて、該当レコードに格納された情報を読取る装置を
    内蔵すること、 を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の情報格納装
    置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第4項記載の情報格納手段
    はICカード内に形成されたメモリ領域であり、 同項記載のアクセス手段は前記ICカード内に形成された
    CPU領域であり、 同項記載の制御手段は前記ICカード内に形成されたCPU
    領域及びROM領域であること を特徴とする特許請求の範囲第4項乃至第6項のいずれ
    か1項記載の情報格納装置。
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