JP2544141Y2 - 棚板取付装置 - Google Patents
棚板取付装置Info
- Publication number
- JP2544141Y2 JP2544141Y2 JP1653993U JP1653993U JP2544141Y2 JP 2544141 Y2 JP2544141 Y2 JP 2544141Y2 JP 1653993 U JP1653993 U JP 1653993U JP 1653993 U JP1653993 U JP 1653993U JP 2544141 Y2 JP2544141 Y2 JP 2544141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- shelf
- projection
- mounting device
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内の支柱等に設けた
ブラケットに、棚板等を着脱容易に固定する装置に関す
るものである。
ブラケットに、棚板等を着脱容易に固定する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、支柱に棚板を取り付けるには、支
柱に設けたブラケットに棚板を、ボルト等により直接固
定していたので、多数のボルトを棚板の下方より工具に
より締め付ける必要があって、その作業が面倒で時間が
かかった。この問題に対処した装置としては、本出願人
による実願平3-86754号の明細書及び図面に開示されて
いるようなものあがる。
柱に設けたブラケットに棚板を、ボルト等により直接固
定していたので、多数のボルトを棚板の下方より工具に
より締め付ける必要があって、その作業が面倒で時間が
かかった。この問題に対処した装置としては、本出願人
による実願平3-86754号の明細書及び図面に開示されて
いるようなものあがる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記考案は、上述の面
倒な作業が不必要で甚だ便利であるが、必要があって棚
板を取り外す際は、ブラケットの前部係合部に引っ掛か
っているスプリング式係合片を引き込ませるために、ド
ライバ等の工具が必要である。
倒な作業が不必要で甚だ便利であるが、必要があって棚
板を取り外す際は、ブラケットの前部係合部に引っ掛か
っているスプリング式係合片を引き込ませるために、ド
ライバ等の工具が必要である。
【0004】本考案は、工具等を使用せずに棚板をブラ
ケットに簡単に固定し、必要に応じ簡単に取り外しうる
装置を提供することを目的としている。
ケットに簡単に固定し、必要に応じ簡単に取り外しうる
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の目的を
達成するため、上面開口する中空のブラケットの後上部
内に係合部を設けるとともに、ブラケットの前上部内
に、後端に係合突起を有する係止金具を前後移動自在に
嵌合して、ばねにより後方に向けて付勢し、棚板下面に
ブラケットの上面開口に嵌入しうる固定金具を設け、該
固定金具の後端と前端とに、前記係合部の直下に潜入し
うる係止突起と上記係合突起が係合しうる前向凹溝とを
設けたことを特徴としている。
達成するため、上面開口する中空のブラケットの後上部
内に係合部を設けるとともに、ブラケットの前上部内
に、後端に係合突起を有する係止金具を前後移動自在に
嵌合して、ばねにより後方に向けて付勢し、棚板下面に
ブラケットの上面開口に嵌入しうる固定金具を設け、該
固定金具の後端と前端とに、前記係合部の直下に潜入し
うる係止突起と上記係合突起が係合しうる前向凹溝とを
設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】固定金具の後端の係止突起をブラケットの後上
部の係合部の直下に潜入させ、かつ固定金具の前端の凹
溝に係止金具の後端の係合突起を嵌合させて、固定金具
をブラケットの上面開口に嵌合することにより、棚板は
上下前後左右の移動が阻止されて、ブラケットに確実に
固定され、係止金具をばねに抗して前方に移動させるこ
とにより、係止金具の係合突起を凹溝から離脱させるこ
とによって、棚板をブラケットから簡単に取り外すこと
ができる。
部の係合部の直下に潜入させ、かつ固定金具の前端の凹
溝に係止金具の後端の係合突起を嵌合させて、固定金具
をブラケットの上面開口に嵌合することにより、棚板は
上下前後左右の移動が阻止されて、ブラケットに確実に
固定され、係止金具をばねに抗して前方に移動させるこ
とにより、係止金具の係合突起を凹溝から離脱させるこ
とによって、棚板をブラケットから簡単に取り外すこと
ができる。
【0007】
【実施例】図面は本考案の一実施例を示すもので、支柱
(1)に穿設した縦長孔(2)には、上面開口する中空のブ
ラケット(3)の後端面(図1の右端面)に突設した下向フ
ック(4)が係合して、ブラケット(3)は支柱(1)に着脱
自在に係止されている。
(1)に穿設した縦長孔(2)には、上面開口する中空のブ
ラケット(3)の後端面(図1の右端面)に突設した下向フ
ック(4)が係合して、ブラケット(3)は支柱(1)に着脱
自在に係止されている。
【0008】ブラケット(3)の後上部内には、係合部を
なす側方を向く係止ピン(5)が固設され、同じく前下方
には操作孔(6)が設けられている。
なす側方を向く係止ピン(5)が固設され、同じく前下方
には操作孔(6)が設けられている。
【0009】ブラケット(3)の前上部内には、図4に示
すように、下面開口するU字溝状のカバー(7)と、カバ
ー(7)に覆われた係止金具(8)が嵌合し、カバー(7)
は、係止金具(8)の後部に貫設した、上下方向を向き前
後に長手の長孔(9)を遊通する止めねじ(10)により、ブ
ラケット(3)の底部に固定されている。
すように、下面開口するU字溝状のカバー(7)と、カバ
ー(7)に覆われた係止金具(8)が嵌合し、カバー(7)
は、係止金具(8)の後部に貫設した、上下方向を向き前
後に長手の長孔(9)を遊通する止めねじ(10)により、ブ
ラケット(3)の底部に固定されている。
【0010】カバー(7)内の係止金具(8)は前後に摺動
自在で、その前端とブラケット(3)の間に設けた圧縮ば
ね(11)により、後方に向けて付勢されている。
自在で、その前端とブラケット(3)の間に設けた圧縮ば
ね(11)により、後方に向けて付勢されている。
【0011】係止金具(8)の後端には、後方を向く係合
突起(12)が連設され、その上面は後下方に傾斜する傾斜
面(12a)となっており、係止金具(8)の下面前端には、
上記操作孔(6)内に前後に余数設けて垂下するハンドル
(13)が垂設されている。
突起(12)が連設され、その上面は後下方に傾斜する傾斜
面(12a)となっており、係止金具(8)の下面前端には、
上記操作孔(6)内に前後に余数設けて垂下するハンドル
(13)が垂設されている。
【0012】棚板(14)の下面におけるブラケット(3)の
係止ピン(5)と係合突起(12)の間に対応する個所には、
図3に示すように、ブラケット(3)の内上部に嵌入しう
る横幅のU字溝状の固定金具(15)が、木ねじ(16)をもっ
て垂設されている。
係止ピン(5)と係合突起(12)の間に対応する個所には、
図3に示すように、ブラケット(3)の内上部に嵌入しう
る横幅のU字溝状の固定金具(15)が、木ねじ(16)をもっ
て垂設されている。
【0013】固定金具(15)の後下端には、ブラケット
(3)の係止ピン(5)の直下に潜入しうる、後方を向く係
止突起(17)が設けられ、同じく前端には、係合金具(8)
の係合突起(12)が係合しうる前向凹溝(18)が切設されて
いる。
(3)の係止ピン(5)の直下に潜入しうる、後方を向く係
止突起(17)が設けられ、同じく前端には、係合金具(8)
の係合突起(12)が係合しうる前向凹溝(18)が切設されて
いる。
【0014】上述の本考案装置は、図2に示すように、
棚板(14)を若干後下方に傾斜させ、固定金具(15)をブラ
ケット(3)の上方として後端をブラケット(3)に乗せて
後退させれば、固定金具(15)後下端の係止突起(17)は、
ブラケット(3)後上部の係止ピン(5)の直下に潜入す
る。
棚板(14)を若干後下方に傾斜させ、固定金具(15)をブラ
ケット(3)の上方として後端をブラケット(3)に乗せて
後退させれば、固定金具(15)後下端の係止突起(17)は、
ブラケット(3)後上部の係止ピン(5)の直下に潜入す
る。
【0015】ついで棚板(14)の前部を下降させれば、固
定金具(15)の前下端が、ブラケット(3)の係止金具(8)
の係合突起(12)の傾斜面(12a)に乗り、係止金具(8)が
棚板(14)の自重によりばね(11)に抗して若干前進して、
下降する凹溝(18)が係合突起(12)の正面に達すると、係
止金具(8)はばね(11)の付勢により後退して固定金具(1
5)の前端は係止金具(8)に係合し、棚板(14)は後部と前
部がともに上下前後左右移動不能にブラケット(3)に強
固に固定される。
定金具(15)の前下端が、ブラケット(3)の係止金具(8)
の係合突起(12)の傾斜面(12a)に乗り、係止金具(8)が
棚板(14)の自重によりばね(11)に抗して若干前進して、
下降する凹溝(18)が係合突起(12)の正面に達すると、係
止金具(8)はばね(11)の付勢により後退して固定金具(1
5)の前端は係止金具(8)に係合し、棚板(14)は後部と前
部がともに上下前後左右移動不能にブラケット(3)に強
固に固定される。
【0016】上述のようにブラケット(3)に固定された
棚板(14)は、手指でハンドル(13)をばね(11)に抗して手
前に引けば、係止金具(8)とともに係合突起(12)が前進
して、凹溝(18)との係合が外れるので、上述と逆の操作
により棚板(14)を取り外すことができる。
棚板(14)は、手指でハンドル(13)をばね(11)に抗して手
前に引けば、係止金具(8)とともに係合突起(12)が前進
して、凹溝(18)との係合が外れるので、上述と逆の操作
により棚板(14)を取り外すことができる。
【0017】なお、係止ピン(5)の代りに、ブラケット
(3)の上面開口の後縁に形成した前向きの突起としても
よい。
(3)の上面開口の後縁に形成した前向きの突起としても
よい。
【0018】
【考案の効果】本考案の装置によれば、上述のように、
ブラケットに設けた係合部および係止金具と、棚板に設
けた固定金具の相互作用により、何等の工具を使用せず
に、甚だ簡単に棚板をブラケットに強固に固定し、必要
に応じ随時固定した棚板を取り外しうるので、甚だ便利
である。
ブラケットに設けた係合部および係止金具と、棚板に設
けた固定金具の相互作用により、何等の工具を使用せず
に、甚だ簡単に棚板をブラケットに強固に固定し、必要
に応じ随時固定した棚板を取り外しうるので、甚だ便利
である。
【図1】本考案の一実施例の棚板をブラケットに固定し
た時の状況を示す中央縦断側面図である。
た時の状況を示す中央縦断側面図である。
【図2】同じく棚板をブラケットに固定開始時の状況を
示す中央縦断側面図である。
示す中央縦断側面図である。
【図3】固定金具の斜視図である。
【図4】係止金具およびその周囲の部材の分解斜視図で
ある。
ある。
(1)支柱 (2)縦
長孔 (3)ブラケット (4)フ
ック (5)係止ピン(係合部) (6)操
作孔 (7)カバー (8)係
止金具 (9)長孔 (10)止
めねじ (11)圧縮ばね (12)係
合突起 (12a)傾斜面 (13)ハ
ンドル (14)棚板 (15)固
定金具 (16)木ねじ (17)係
止突起 (18)凹溝
長孔 (3)ブラケット (4)フ
ック (5)係止ピン(係合部) (6)操
作孔 (7)カバー (8)係
止金具 (9)長孔 (10)止
めねじ (11)圧縮ばね (12)係
合突起 (12a)傾斜面 (13)ハ
ンドル (14)棚板 (15)固
定金具 (16)木ねじ (17)係
止突起 (18)凹溝
Claims (3)
- 【請求項1】 上面開口する中空のブラケットの後上部
内に係合部を設けるとともに、ブラケットの前上部内
に、後端に係合突起を有する係止金具を前後移動自在に
嵌合して、ばねにより後方に向けて付勢し、棚板下面に
ブラケットの上面開口に嵌入しうる固定金具を設け、該
固定金具の後端と前端とに、前記係合部の直下に潜入し
うる係止突起と上記係合突起が係合しうる前向凹溝とを
設けたことを特徴とする棚板取付装置。 - 【請求項2】 ブラケットの前部下面に操作孔を設ける
とともに、係止金具の下面に、操作孔内を前後方向に可
能なハンドルを設けた請求項1記載の棚板取付装置。 - 【請求項3】 係止金具の係合突起の上面を後下方に傾
斜させた請求項1又は2記載の棚板取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1653993U JP2544141Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 棚板取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1653993U JP2544141Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 棚板取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668539U JPH0668539U (ja) | 1994-09-27 |
JP2544141Y2 true JP2544141Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=11919077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1653993U Expired - Lifetime JP2544141Y2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 棚板取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544141Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP1653993U patent/JP2544141Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668539U (ja) | 1994-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7469979B2 (en) | Pedestal system | |
JP2544141Y2 (ja) | 棚板取付装置 | |
US4499679A (en) | Anti-theft frame hanging system | |
ATE78443T1 (de) | Anordnung rohrfoermiger ladeflaechenrungen. | |
JP2699800B2 (ja) | 机 | |
JP2784720B2 (ja) | 脇机等における引出しの鏡板保護装置 | |
JP2688249B2 (ja) | 主ボックスへの副ボックスの取り付け構造 | |
JPH0743613Y2 (ja) | 計器筺体の取付け装置 | |
JPH0613962Y2 (ja) | 抽斗正面板の錠前取付装置 | |
CN218992071U (zh) | 一种桌架快速安装结构及桌子 | |
JP2581498Y2 (ja) | 什器における抽斗の取り付け装置 | |
JPH11207662A (ja) | スライド機構 | |
JPH06233711A (ja) | 棚受け具 | |
JP3000096B2 (ja) | 取付設備の着脱装置 | |
JP3472423B2 (ja) | 机の天板取付構造 | |
JPH10215960A (ja) | キャビネット | |
JP2006348473A (ja) | 引き戸 | |
JPH0345715Y2 (ja) | ||
JPH0642503Y2 (ja) | 天板取付装置 | |
JP2022078875A (ja) | 手摺装置 | |
JP2840705B2 (ja) | 引出装置 | |
JP2790089B2 (ja) | ブラケット取付構造 | |
JP2587433Y2 (ja) | 組立て机における天板取付装置 | |
JP2989556B2 (ja) | 間仕切装置 | |
JP3206809B2 (ja) | ベッドにおける幕板取り付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970225 |