JP2543917Y2 - ウェザストリップ - Google Patents
ウェザストリップInfo
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- JP2543917Y2 JP2543917Y2 JP1991053526U JP5352691U JP2543917Y2 JP 2543917 Y2 JP2543917 Y2 JP 2543917Y2 JP 1991053526 U JP1991053526 U JP 1991053526U JP 5352691 U JP5352691 U JP 5352691U JP 2543917 Y2 JP2543917 Y2 JP 2543917Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- seal
- connecting portion
- weather strip
- sash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/24—Sealing arrangements characterised by the shape having tubular parts
- B60J10/248—Sealing arrangements characterised by the shape having tubular parts having two or more tubular cavities, e.g. formed by partition walls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
- B60J10/16—Sealing arrangements characterised by the material consisting of two or more plastic materials having different physical or chemical properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
- B60J10/86—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はウェザストリップに関す
るものであり、両側に嵌入頭部を備えたサッシュに嵌着
する第1シールと第2シールとを備えたウェザストリッ
プに関するものであって、特に自動車のドアサッシュに
好都合なウェザストリップである。
るものであり、両側に嵌入頭部を備えたサッシュに嵌着
する第1シールと第2シールとを備えたウェザストリッ
プに関するものであって、特に自動車のドアサッシュに
好都合なウェザストリップである。
【0002】
【従来の技術】図2に示す如く、ドア本体Dの上部にド
アガラスGの昇降を案内するドアサッシュ4を設け、該
サッシュ4にウェザストリップを装着することは、従来
より行なわれている。図6は、従来のドアサッシュ4に
対するウェザストリップWの装着作業を、図2のI−I
断面位置に基いて説明する図である。
アガラスGの昇降を案内するドアサッシュ4を設け、該
サッシュ4にウェザストリップを装着することは、従来
より行なわれている。図6は、従来のドアサッシュ4に
対するウェザストリップWの装着作業を、図2のI−I
断面位置に基いて説明する図である。
【0003】即ち、ウェザストリップWは第1シール1
と第2シール2とを連結部3で連設した構造であって、
第1シール1の嵌合凹部11をサッシュ4のシール保持部
5の内側縁の嵌入頭部51に嵌着し(図6の状態)、次い
で連結部3を指で押圧して矢印Fの押圧力を付与し、連
結部3に点Pを中心とする回動作用を付与して第2シー
ル2の嵌合凹部21をシール保持部5の外側縁の嵌入頭部
52に嵌合して、ウェザストリップWをサッシュ4に装着
している。
と第2シール2とを連結部3で連設した構造であって、
第1シール1の嵌合凹部11をサッシュ4のシール保持部
5の内側縁の嵌入頭部51に嵌着し(図6の状態)、次い
で連結部3を指で押圧して矢印Fの押圧力を付与し、連
結部3に点Pを中心とする回動作用を付与して第2シー
ル2の嵌合凹部21をシール保持部5の外側縁の嵌入頭部
52に嵌合して、ウェザストリップWをサッシュ4に装着
している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のウェザストリッ
プWのドアサッシュ4に対する装着にあっては、図6に
示す如く第1シール1の嵌合凹部11を嵌入頭部51に嵌着
した後は、押圧力Fによって直線状の連結部3全体に点
Pを中心とする回動作用を付与し、嵌合凹部21の先端の
係合突部22には大きな回動半径による小さな回動角度で
矢印Rのすべり拡開作用を付与しながら係合突部22をシ
ール保持部5の嵌入頭部52の係止端50に係合するため、
係合突部22の嵌入頭部52に対する接触長が大で、抵抗が
大である。従って、ウェザストリップWのサッシュ4に
対する組付けを容易にするためには、直線状の連結部3
全体の剛性を高め、即ち連結部3を肉厚として、押圧力
Fから矢印Rの拡開力への変換効率を有効にするか、或
いは嵌合凹部21の先端の係合突部22の外表面が滑り易く
なるように表面処理をする必要があった。
プWのドアサッシュ4に対する装着にあっては、図6に
示す如く第1シール1の嵌合凹部11を嵌入頭部51に嵌着
した後は、押圧力Fによって直線状の連結部3全体に点
Pを中心とする回動作用を付与し、嵌合凹部21の先端の
係合突部22には大きな回動半径による小さな回動角度で
矢印Rのすべり拡開作用を付与しながら係合突部22をシ
ール保持部5の嵌入頭部52の係止端50に係合するため、
係合突部22の嵌入頭部52に対する接触長が大で、抵抗が
大である。従って、ウェザストリップWのサッシュ4に
対する組付けを容易にするためには、直線状の連結部3
全体の剛性を高め、即ち連結部3を肉厚として、押圧力
Fから矢印Rの拡開力への変換効率を有効にするか、或
いは嵌合凹部21の先端の係合突部22の外表面が滑り易く
なるように表面処理をする必要があった。
【0005】従って、肉厚で剛性の高い連結部3の押圧
変形はウェザストリップWのサッシュへの組付作業にか
なりの労力を要し、また係合突部22の表面処理は、工数
増とコストアップを来たしていた。
変形はウェザストリップWのサッシュへの組付作業にか
なりの労力を要し、また係合突部22の表面処理は、工数
増とコストアップを来たしていた。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】例えば図1に示
す如く、第1シール1の嵌合凹部11と第2シール2の先
端に係合突部22を備えた嵌合凹部21とを連結する直線状
の連結部3の第2シール2の嵌合凹部21の近傍位置に長
手方向の凹溝31を形成して連結部3の弯曲回動中心とな
る曲げ部を形成し、シール保持部5の両側に各第1シー
ル嵌入頭部51及び断面略L字形状の第2シール嵌入頭部
52を備えたサッシュ4に容易に嵌着使用可能としたウェ
ザストリップである。
す如く、第1シール1の嵌合凹部11と第2シール2の先
端に係合突部22を備えた嵌合凹部21とを連結する直線状
の連結部3の第2シール2の嵌合凹部21の近傍位置に長
手方向の凹溝31を形成して連結部3の弯曲回動中心とな
る曲げ部を形成し、シール保持部5の両側に各第1シー
ル嵌入頭部51及び断面略L字形状の第2シール嵌入頭部
52を備えたサッシュ4に容易に嵌着使用可能としたウェ
ザストリップである。
【0007】従って、図3(A),(B)に示す如く、直
線状の連結部3全体に無理な変形を生ずることなく、第
1シール1の嵌合凹部11をサッシュ4の第1シール嵌入
頭部51に嵌着した後、第2シール2の嵌着は連結部3の
凹溝31を回動中心とする曲げ作用によって、小さな変形
応力で容易に達成出来る。
線状の連結部3全体に無理な変形を生ずることなく、第
1シール1の嵌合凹部11をサッシュ4の第1シール嵌入
頭部51に嵌着した後、第2シール2の嵌着は連結部3の
凹溝31を回動中心とする曲げ作用によって、小さな変形
応力で容易に達成出来る。
【0008】また、直線状の連結部3に対して強い押圧
力を作用させる必要がないので直線状の連結部3全体を
薄肉に形成出来、材料費の低減が達成出来る。更に、サ
ッシュ4の嵌入頭部51,52とウェザストリップWとの関
係寸法のバラツキも、連結部3の曲げ部31が吸収する。
力を作用させる必要がないので直線状の連結部3全体を
薄肉に形成出来、材料費の低減が達成出来る。更に、サ
ッシュ4の嵌入頭部51,52とウェザストリップWとの関
係寸法のバラツキも、連結部3の曲げ部31が吸収する。
【0009】また、連結部3上の曲げ部(例えば凹溝3
1)を、第2シールの嵌合凹部21近傍位置、即ちウェザ
ストリップをシール保持部5へ装着した状態での第2シ
ール嵌入頭部52に近接した連結部3上の位置に配置した
ため、第2シール2の嵌合凹部21のサッシュ4に対する
嵌着作用は、係合突部22の断面L字形の嵌入頭部52に対
する大きな回動角度による短かい接触長、即ち短かい回
転半径での大きな回動角運動による短かい接触長で達成
出来、小さな応力で容易に達成出来る。さらに、短かい
回転半径での大きな回動角運動のため、係合突部22は断
面L字形の嵌入頭部52の先端の係止端50に少ない接触長
で深く係合させることができ、その係合を確実なものと
することができるとともに簡単に外れるようなことはな
い。
1)を、第2シールの嵌合凹部21近傍位置、即ちウェザ
ストリップをシール保持部5へ装着した状態での第2シ
ール嵌入頭部52に近接した連結部3上の位置に配置した
ため、第2シール2の嵌合凹部21のサッシュ4に対する
嵌着作用は、係合突部22の断面L字形の嵌入頭部52に対
する大きな回動角度による短かい接触長、即ち短かい回
転半径での大きな回動角運動による短かい接触長で達成
出来、小さな応力で容易に達成出来る。さらに、短かい
回転半径での大きな回動角運動のため、係合突部22は断
面L字形の嵌入頭部52の先端の係止端50に少ない接触長
で深く係合させることができ、その係合を確実なものと
することができるとともに簡単に外れるようなことはな
い。
【0010】
【実施例】例1(図1.3(A)(B)): 従来例として図6で述べたドアサッシュ4(図2)に嵌
着するウェザストリップWに適用した。即ち、図1はウ
ェザストリップWをドアサッシュ4に嵌着した状態の図
2のI−I線での要部断面図であって、図に示す如く、
ウェザストリップWは、スポンジゴム製のシール基部10
上にスポンジゴム製の中空シールを形成した第1シール
1と、内面がスポンジゴムで外面がソリッドゴムから成
る2層成形の第2シール2とを、それぞれソリッドゴム
から成る嵌合凹部11及び21から連設し、各嵌合凹部11,
21をソリッドゴムから成る連結部3で連結した全体形状
であって、図6に示すウェザストリップと全体形状では
略同一である。
着するウェザストリップWに適用した。即ち、図1はウ
ェザストリップWをドアサッシュ4に嵌着した状態の図
2のI−I線での要部断面図であって、図に示す如く、
ウェザストリップWは、スポンジゴム製のシール基部10
上にスポンジゴム製の中空シールを形成した第1シール
1と、内面がスポンジゴムで外面がソリッドゴムから成
る2層成形の第2シール2とを、それぞれソリッドゴム
から成る嵌合凹部11及び21から連設し、各嵌合凹部11,
21をソリッドゴムから成る連結部3で連結した全体形状
であって、図6に示すウェザストリップと全体形状では
略同一である。
【0011】但し、図1のものは、連結部3の一般肉厚
が薄い点、及び第2シールの嵌合凹部21近傍位置の連結
部内面に凹溝31を長手方向に配設した点で従来のもの
(図6)と構成が異なっている。
が薄い点、及び第2シールの嵌合凹部21近傍位置の連結
部内面に凹溝31を長手方向に配設した点で従来のもの
(図6)と構成が異なっている。
【0012】ウェザストリップWのドアサッシュ4に対
する装着は、図3(A)(B)に示す如く、ドアサッシ
ュ4のシール保持部5の車内側に位置する嵌入頭部51に
第1シールの嵌合凹部11を嵌着し(図3(A))、次いで
第2シール2の基部20に、図3(B)の如く凹溝31を回
転中心とする矢印R1の回動作用を付与し、係合突部22
を嵌入頭部52の係止端50を越えさせてそれに係合させ、
嵌合凹部21の嵌入頭部52に対する嵌着を達成する。
する装着は、図3(A)(B)に示す如く、ドアサッシ
ュ4のシール保持部5の車内側に位置する嵌入頭部51に
第1シールの嵌合凹部11を嵌着し(図3(A))、次いで
第2シール2の基部20に、図3(B)の如く凹溝31を回
転中心とする矢印R1の回動作用を付与し、係合突部22
を嵌入頭部52の係止端50を越えさせてそれに係合させ、
嵌合凹部21の嵌入頭部52に対する嵌着を達成する。
【0013】従って、係合突部22の嵌入時の変形は、図
3に示す如く嵌入頭部52の係止端50を越えるための短か
い区間での変形のみであり、係合突部22の嵌入頭部52に
対する接触は、従来例に比してはるかに短かくなり、結
局ウェザストリップWのドアサッシュ4への装着は小さ
な変形応力によって容易に達成出来た。
3に示す如く嵌入頭部52の係止端50を越えるための短か
い区間での変形のみであり、係合突部22の嵌入頭部52に
対する接触は、従来例に比してはるかに短かくなり、結
局ウェザストリップWのドアサッシュ4への装着は小さ
な変形応力によって容易に達成出来た。
【0014】また、ウェザストリップWのドアサッシュ
4への装着時には、従来の如く連結部3に大きな応力を
作用する必要がないため、連結部3の一般肉厚を薄くす
ることが出来、材料費の低減が達成出来た。また、サッ
シュ4のシール保持部5とウェザストリップWとに寸法
誤差がある場合にも、連結部3の曲げ部31の順応変位に
よって好適に吸収した。
4への装着時には、従来の如く連結部3に大きな応力を
作用する必要がないため、連結部3の一般肉厚を薄くす
ることが出来、材料費の低減が達成出来た。また、サッ
シュ4のシール保持部5とウェザストリップWとに寸法
誤差がある場合にも、連結部3の曲げ部31の順応変位に
よって好適に吸収した。
【0015】例2(図4): このウェザストリップW1は、例1に於て、ソリッドゴ
ムの硬質連結部3に対する凹溝31にかえて軟質材(スポ
ンジゴム)部32が連結部3を分割する形態に一体成形し
た点以外は例1と同様に形成した。ソリッドゴムの連結
部3の中に長手方向に配設されたスポンジゴム部は曲げ
部32として例1の凹溝31と同様の作用を奏し、所期の目
的、効果を奏した。
ムの硬質連結部3に対する凹溝31にかえて軟質材(スポ
ンジゴム)部32が連結部3を分割する形態に一体成形し
た点以外は例1と同様に形成した。ソリッドゴムの連結
部3の中に長手方向に配設されたスポンジゴム部は曲げ
部32として例1の凹溝31と同様の作用を奏し、所期の目
的、効果を奏した。
【0016】その他(図5(A),(B)): 図5(A)に示す如く例1とは全体形状の異なるウェザ
ストリップW2、即ち第1シール1の嵌合凹部11も第2
シールの嵌合凹部21の係合突部22と同様の係合突部12を
有するウェザストリップ、にも連結部3の第2シールの
嵌合凹部21の近傍に長手方向の凹溝31を適用して、例1
と同様の作用効果を達成出来る。
ストリップW2、即ち第1シール1の嵌合凹部11も第2
シールの嵌合凹部21の係合突部22と同様の係合突部12を
有するウェザストリップ、にも連結部3の第2シールの
嵌合凹部21の近傍に長手方向の凹溝31を適用して、例1
と同様の作用効果を達成出来る。
【0017】また、図5(B)に示す如く、第1シール
1の嵌合凹部13がインサート13′と内周面の保持片14と
を備えた形態であり、第2シール2が例1と同様構造を
備えたウェザストリップW3の連結部3の第2シールの
嵌合凹部52の近傍に、曲げ部として薄肉部33又は例1同
様の凹溝を長手方向に形成しても所期の目的、効果を達
成することが出来る。
1の嵌合凹部13がインサート13′と内周面の保持片14と
を備えた形態であり、第2シール2が例1と同様構造を
備えたウェザストリップW3の連結部3の第2シールの
嵌合凹部52の近傍に、曲げ部として薄肉部33又は例1同
様の凹溝を長手方向に形成しても所期の目的、効果を達
成することが出来る。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、第1シール部と第2シ
ール部とを接続している直線状の連結部3に曲げ部が形
成されているため、曲げ部から先方の第2シール部側の
連結部のみを曲げ部を中心とする回動作用させるだけで
あるので、小さな押圧力でウェザストリップのサッシュ
への嵌着が容易に達成出来る。また、サッシュのシール
保持部とウェザストリップとの寸法誤差も連結部の曲げ
部の順応変形によって吸収出来る。
ール部とを接続している直線状の連結部3に曲げ部が形
成されているため、曲げ部から先方の第2シール部側の
連結部のみを曲げ部を中心とする回動作用させるだけで
あるので、小さな押圧力でウェザストリップのサッシュ
への嵌着が容易に達成出来る。また、サッシュのシール
保持部とウェザストリップとの寸法誤差も連結部の曲げ
部の順応変形によって吸収出来る。
【0019】また、第2シールの嵌合凹部に対する嵌着
作用力の付与を連結部の剛性で伝達する必要がなく、従
って連結部に対する剛性は従来のものより小と出来るの
で、即ち連結部の一般肉厚を従来のものより薄く出来る
ので、材料費が低減出来る。
作用力の付与を連結部の剛性で伝達する必要がなく、従
って連結部に対する剛性は従来のものより小と出来るの
で、即ち連結部の一般肉厚を従来のものより薄く出来る
ので、材料費が低減出来る。
【0020】特に、連結部に配設する曲げ部を第2シー
ルの嵌合凹部の近傍位置としたので、第2シールの嵌合
凹部のサッシュ嵌入頭部への嵌入作用は、小さな回動半
径による大きな回動角運動で達成出来、嵌入時の係合突
部22のL形嵌入頭部に対する接触長が短かくなり、即
ち、短かい回転半径の回動作用で第2シールの係合突部
がサッシュに嵌着するようになり、係合突部の嵌着作用
が小さな変形歪で達成出来、作業性が向上する。
ルの嵌合凹部の近傍位置としたので、第2シールの嵌合
凹部のサッシュ嵌入頭部への嵌入作用は、小さな回動半
径による大きな回動角運動で達成出来、嵌入時の係合突
部22のL形嵌入頭部に対する接触長が短かくなり、即
ち、短かい回転半径の回動作用で第2シールの係合突部
がサッシュに嵌着するようになり、係合突部の嵌着作用
が小さな変形歪で達成出来、作業性が向上する。
【図1】本考案ウェザストリップを自動車のドアサッシ
ュに嵌着した状態の図2のI−I線での要部断面図であ
る。
ュに嵌着した状態の図2のI−I線での要部断面図であ
る。
【図2】本考案を適用したドアサッシュを備えた自動車
の略示側面図である。
の略示側面図である。
【図3】本考案のウェザストリップのサッシュへの嵌着
状態を示す断面図で、(A)は第1シールのみをサッシ
ュに嵌着した状態を、(B)は第2シールの嵌着作用の
状態を示す図である。
状態を示す断面図で、(A)は第1シールのみをサッシ
ュに嵌着した状態を、(B)は第2シールの嵌着作用の
状態を示す図である。
【図4】本考案の第2実施例の図1に対応する断面図で
ある。
ある。
【図5】本考案を更に異なる2つのタイプのウェザスト
リップに適用した実施例であって、共に要部断面図であ
る。
リップに適用した実施例であって、共に要部断面図であ
る。
【図6】従来のウェザストリップのドアサッシュへの嵌
着作用を説明する断面図である。
着作用を説明する断面図である。
1…第1シール 2…第2シール 3…連結部 4…ドアサッシュ 5…シール保持部 10…シール基部 11,13…嵌合凹部 20…第2シール基部 21…嵌合凹部 22…係合突部 31…凹溝 32…軟質材部 33…薄肉部 50…係止端 51,52,53…嵌入頭部
Claims (1)
- 【請求項1】 両側に嵌入頭部(51;52;53)を備え、
且つ、少なくとも一方が断面L字形の嵌入頭部であるシ
ール保持部(5)に嵌着されるウェザストリップにおい
て、第1シール(1)と、第2シール(2)と、第1シ
ール(1)の嵌合凹部(11,13)と、第2シール(2)
の、断面略L字形の嵌入頭部(52)に嵌合するための、
嵌合凹部(21)と、前記両嵌合凹部を連結する直線状の
連結部(3)とを備え、該連結部(3)の第2シールの
嵌合凹部(21)近傍には、嵌合凹部(21)の嵌入頭部
(52)への嵌合時に連結部(3)の弯曲回動中心となる
ための、凹溝又は軟質材部からなる曲げ部(31:32:3
3)を配設するとともに、前記嵌合凹部(21)の先端に
係合突部(22)を配設したウェザストリップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053526U JP2543917Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ウェザストリップ |
US07/910,871 US5207029A (en) | 1991-07-10 | 1992-07-09 | Weather strip |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053526U JP2543917Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ウェザストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055537U JPH055537U (ja) | 1993-01-26 |
JP2543917Y2 true JP2543917Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=12945258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991053526U Expired - Lifetime JP2543917Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ウェザストリップ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5207029A (ja) |
JP (1) | JP2543917Y2 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5347759A (en) * | 1992-04-23 | 1994-09-20 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Door lower molding |
US5347758A (en) * | 1993-03-05 | 1994-09-20 | Nishikawa Rubber Co., Ltd. | Door seal device |
ES2145478T3 (es) * | 1995-08-25 | 2000-07-01 | Draftex Ind Ltd | Bandas de obturacion y guia. |
DE19757225A1 (de) * | 1997-12-22 | 1999-07-01 | Henniges Elastomer Kunststoff | Profil, insbesondere Dichtungsprofil, vorzugsweise für den Einsatz im Bereich von Öffnungen, vorzugsweise in Kraftfahrzeugen |
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