JP2543781B2 - 射出成形機用制御装置のシ―ケンスプログラム作成方法 - Google Patents

射出成形機用制御装置のシ―ケンスプログラム作成方法

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JP2543781B2 JP2269274A JP26927490A JP2543781B2 JP 2543781 B2 JP2543781 B2 JP 2543781B2 JP 2269274 A JP2269274 A JP 2269274A JP 26927490 A JP26927490 A JP 26927490A JP 2543781 B2 JP2543781 B2 JP 2543781B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は射出成形機においてシーケンス制御を実行す
る射出成形機用制御装置のシーケンスプログラム作成方
法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、産業機械等におけるシーケンス制御は、マイ
クロコンピュータを応用した電子ロジックにより実行し
ており、通常、この種のシーケンス制御にはシーケンス
プログラムを必要とする。
従来、シーケンスプログラムの作成方法としては、第
4図に示すような最もわかり易いラダー回路による作成
方法が用いられていた。
この作成方法は専用開発装置であるプログラマブルコ
ントローラを用いて作成するものであり、モニタ画面に
シーケンス回路図(ラダー回路)Wを作成表示するとと
もに、同回路図WにおけるボタンスイッチBS、リミット
スイッチLS、タイマTM等の制御要素の状態を変化させ、
さらに、これに対応するリレーR、ソレノイドバルブSV
等の制御要素をON−OFFさせてシーケンスを実行し、こ
れに基づいてプログラミングを行うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した従来の作成方法は、射出成形機用制
御装置のように、シーケンス回路図が複雑化し、或は長
くなった場合等には、モニタ画面における一画面による
表示ができなくなり、プログラマーにとって全体構成の
把握が困難となるなど、能率的なプログラミングができ
ないとともに、開発装置は専用装置となるため、記号の
理解た記号の変更・追加等に対して容易に対処できず、
しかも、装置は極めて高価となる難点があった。
本発明はこのような従来の技術に存在する課題を解決
したもので、能率的なプログラミングを可能とし、しか
も、汎用装置により容易に作成できる射出成形機用制御
装置のシーケンスプログラム作成方法の提供を目的とす
るのである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る射出成形機用制御装置のシーケンスプロ
グラム作成方法は、時間経過に伴って順番に変更する制
御条件に対応する列C1,C2,C3…と、出力,入力,タイ
マ,位置等の制御要素の種類及び各種類における制御要
素の数量に対応した行L1,L2,L3…を有し、さらに、制御
条件を変更するための必要条件N1,N2…を入れる各列C1,
C2…に対応した条件表示欄E1,E2…を有する空白のマト
リクス表Aをディスプレイに表示し、条件表示欄E1,E2
…に制御条件を変更するための必要条件N1,N2…を入れ
るとともに、マトリクス表Aの中に各列C1,C2,C3…にお
ける各制御要素の制御条件M1,M2,M3…を入れることによ
りタイミングチャートTCを作成し、作成したタイミング
チャートTCによりシュミレーションを実行することによ
り修正を行い、この後、得られたタイミングチャートTC
をシーケンスプログラムに変換するようにしたことを特
徴とする。
〔作用〕
本発明に係る射出成形機制御装置のシーケンスプログ
ラム作成方法によれば、まず、時間に伴って順番に変更
する制御条件に対応する列C1…と、出力,入力,タイ
マ,位置等の制御要素の種類及び各種類における制御要
素の数量に対応した行L1…を有し、さらに、制御条件を
変更するための必要条件N1…を入れる各列C1…に対応し
た条件表示欄E1…を有する空白のマトリクス表Aがディ
スプレイに表示される。
したがって、プログラム作成時に、プログラマーは条
件表示欄E1…に制御条件を変更するための必要条件を、
キーボート等の操作により入力表示できるとともに、さ
らに、キーボード等の操作により各列C1…における必要
条件に対応する各制御要素の制御条件M1…を、マトリク
ス表Aにおける該当する空白欄に入力表示できる。
これにより、各列C1…に表示された制御条件M1…が各
列C1…の順番に従って変更されるタイミングチャートTC
ができ上がる。一方、でき上がったタイミングチャート
TCはシュミレーションを実行すれば、必要な修正を行う
ことができる。そして、修正の終了したタイミングチャ
ートTCを、翻訳等の所定操作によりプログラムに変換す
れば、目的のシーケンスプログラムを作成できる。
〔実施例〕
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に
基づき詳細に説明する。
まず、本発明に係る作成方法に用いるマトリクス表に
ついて第3図を参照して説明する。実施例は射出成形機
用制御装置のシーケンスプログラムを作成する場合を示
す。
マトリクス表Aは時間経過に伴って変更する制御条件
に対応する横方向の列C1、C2、C3…と制御要素に対応す
る縦方向の行L1、L2、L3…からなる。
なお、マトリクス表Aの上辺には列C1…に対応した
1、2、3のステップ番号を順番に表示する。
また、マトリクス表Aの左辺には各行L1…の具体的な
制御要素を上から順番に表示する。実施例は上から出力
(D)「1」〜「7」、入力(H)「1」〜「7」、タ
イマ(T)「1」〜「7」、位置(S)「1」〜
「3」、アナログ設定値「1」〜「5」を表示する。こ
の場合、出力(D)はアクチュエータ等の各種出力部が
対応しており、例えば、「1」は第一ランプ、「2」は
第一ソレノイドバルブ、「3」は第二ソレノイドバル
ブ、「4」は第二ランプ等を表す。また、入力(H)は
スイッチ等の各種入力部が対応しており、例えば、
「1」は第一スイッチ、「2」は第二スイッチ等を表
す。さらに、タイマ(T)の「1」は第一タイマ、
「2」は第二タイマ等を表し、位置(S)の「1」はス
クリュ位置、「2」は型開閉位置を表すとともに、アナ
ログ設定値における「1」は油圧回路における圧油の流
量、「2」は油圧回路における油圧等を表わしている。
次に、本発明に係る射出成形機用制御装置のシーケン
スプログラム作成方法について第1図のマトリクス表及
び第2図のフローチャートを参照して説明する。
本発明に係る作成方法はパーソナルコンピュータ等の
汎用的なコンピュータ装置の利用により実施することが
できる。この場合、前記マトリクス表Aの基本パターン
は予めコンピュータ装置のメモリに記憶させておく。な
お、キーボード等からの入力により、列C1…又は行L1…
の数は変更できるとともに、必要により制御要素の種類
も変更できる。
まず、コンピュータ装置の電源を投入し、各制御要素
における出力(D)の数、入力(H)の数等をキーボー
ド又はマウスの操作により入力し、必要な初期設定を行
う。なお、実施例は、例えば、出力(D)、入力(H)
を「7」として設定した場合を示している(ステップ
1)。
初期設定の終了により、ディスプレイには前述した第
3図のマトリクス表Aが表示される(ステップ2)。こ
の場合、マルチウィンド方式の表示形式により、一画面
において、マトリクス表Aの全体を把握できるように表
示する。
そして、プログラマーは条件表示欄E1…に制御条件を
変更するための必要条件をキーボード等の操作により入
力表示するとともに、必要条件に従って、各列C1…にお
ける各制御要素の制御条件を「ON」、「OFF」、設定値
「S0」…、「CV0」…等によって、マトリクス表Aの中
における該当する空白欄に入力表示する。これにより、
第1図に示すタイミングチャートTCができ上がる(ステ
ップ3、4)。
なお、第1図を具体的に説明すれば、次のようにな
る。まず、最初の列1では条件表示欄E1に表示された第
一スイッチ(入力「1」)がONすることを必要条件とし
て、第一ランプ(出力「1」)がONにより点灯し、第一
ソレノイドバルブ(出力「2」)がONにより開く。同時
に、第一タイマ(タイマ「1」)がONにより計時を開始
する。また、アナログ設定値は流量(アナログ「1」)
がCV0に、油圧(アナログ「2」)がCP0にそれぞれ設定
される。一方、次の列2では、第一タイマがタイムアッ
プすることを必要条件として、第一タイマがOFFし、か
つ第二タイマがONにより計時を開始する。さらにまた、
第二ランプ(出力「4」)もONにより点灯し、アナログ
設定値は流量がCV1、油圧がCP1にそれぞれ切換わる。な
お、次の列3以降も同様に設定される。
そして、設定の終了したタイミングチャートTCに対し
ては、シュミレーションを実行し、必要な修正を行う
(ステップ5、6、7)。
修正の完了したタイミングチャートTCは従来と同様、
コンピュータ処理によってシーケンスプログラムに変換
される。即ち、コンピュータ装置ではコンパイルにより
マシン語に翻訳されるとともに、リンク処理が実行され
る。この後、P−ROMを作成し、さらに、データのバッ
クアップ処理、即ち、フロッピィディスク等にデータを
コピーし、これらの処理を経てシーケンスプログラムへ
の変換を完了する(ステップ8、9)。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこ
のような実施例に限定されるものではない。例えば、制
御条件の表示は「ON」、「OFF」で示したが、矢印、数
字、文字等で表示しても勿論よい。その他、細部の構
成、手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
任意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係る射出成形機用制御装置のシ
ーケンスプログラム作成方法は、時間経過に伴って順番
に変更する制御条件に対応する列と、制御要素の種類及
び各種類における制御要素の数量に対応した行を有し、
さらに、制御条件を変更するための必要条件を入れる各
列に対応した条件表示欄を有する空白のマトリクス表を
ディスプレイに表示し、条件表示欄に制御条件を変更す
るための必要条件を入れるとともに、マトリクス表の中
に各列における各制御要素の制御条件を入れることによ
りタイミングチャートを作成し、作成したタイミングチ
ャートによりシュミレーションを実行することにより修
正を行い、この後、得られたタイミングチャートをシー
ケンスプログラムに変換するようにしたため、次のよう
な顕著な効果を奏する。
条件表示欄を含むマトリクス表を用いることによ
り、モニタ画面の一画面による表示が可能となるため、
プログラマーは全体の把握が極めて容易となり、特に、
射出成形機用制御装置のように、シーケンス回路図が複
雑化し、或は長くなった場合であっても、誤設定の防
止、チェックの容易化が図られるなど、能率的なプログ
ラミングが可能となる。
開発装置として汎用的なパーソナルコンピュータ等
を利用できるとともに、従来の専用装置に必要な制御要
素毎の記号が不要となるため、これらの記号に対する専
門的知識の無い人でも容易にプログラミングが可能とな
り、しかも、仕様変更・追加等に対しても容易に対処で
きる。
専用装置が不要となることから、プログラムの開発
装置としては極めて安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係る作成方法により作成したタイミン
グチャート、 第2図:同作成方法の手順を示すフローチャート、 第3図:同作成方法に用いるマトリクス表、 第4図:従来の技術に係る作成方法に用いるシーケンス
回路図(ラダー回路)。 尚図面中、 C1、C2、C3…:列 L1、L2、L3…:行 A:マトリクス表 M1、M2、M3…:制御条件 TC:タイミングチャート N1…:必要条件、E1…:条件表示欄

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間経過に伴って順番に変更する制御条件
    に対応する列(C1),(C2),(C3)…と、出力,入
    力,タイマ,位置等の制御要素の種類及び各種類におけ
    る制御要素の数量に対応した行(L1),(L2),(L3)
    …を有し、さらに、制御条件を変更するための必要条件
    (N1),(N2)…を入れる各列(C1),(C2)…に対応
    した条件表示欄(E1),(E2)…を有する空白のマトリ
    クス表(A)をディスプレイに表示し、条件表示欄(E
    1),(E2)…に制御条件を変更するための必要条件(N
    1),(N2)…を入れるとともに、マトリクス表(A)
    の中に各列(C1),(C2),(C3)…における各制御要
    素の制御条件(M1),(M2),(M3)…を入れることに
    よりタイミングチャート(TC)を作成し、作成したタイ
    ミングチャート(TC)によりシュミレーションを実行す
    ることにより修正を行い、この後、得られたタイミング
    チャート(TC)をシーケンスプログラムに変換すること
    を特徴とする射出成形機用制御装置のシーケンスプログ
    ラム作成方法。
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