JP2543520Y2 - 配線集合形マニホールドの電源装置 - Google Patents

配線集合形マニホールドの電源装置

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JP2543520Y2
JP2543520Y2 JP1990400145U JP40014590U JP2543520Y2 JP 2543520 Y2 JP2543520 Y2 JP 2543520Y2 JP 1990400145 U JP1990400145 U JP 1990400145U JP 40014590 U JP40014590 U JP 40014590U JP 2543520 Y2 JP2543520 Y2 JP 2543520Y2
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JP
Japan
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power supply
assembly type
pressure control
switch
wiring assembly
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JP1990400145U
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JPH0487081U (ja
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誠 溝上
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Koganei Corp
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Koganei Corp
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配線集合形マニホール
ドにおける電源装置に関し、特に複数の電磁弁などの流
体圧制御機器が搭載される配線集合形マニホールドにお
いて、流体圧制御機器の各々の機械的な遠隔操作が電気
的に可能とされる配線集合形マニホールドの電源装置に
適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁弁などの流体圧制御機器にお
いては、据え付け時および試運転時などにおける動作確
認および位置決め、または故障時における故障箇所の発
見などのために、可動鉄心が手動操作により切換が可能
とされる手動操作機構を備えたものがある。
【0003】たとえば、電磁弁の手動操作機構として
は、軸方向に変位自在に収納された可動鉄心に対して交
軸方向に配設され、この手動操作機構の交軸方向への手
動操作によって可動鉄心が通電時および非通電時の変位
位置に切り換えられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、手動操作機構が電磁弁本体に配
設されるために、離れた位置からの電磁弁の機械的な操
作ができないという欠点がある。特に、電磁弁によって
制御されるシリンダ装置などが離れた場所に設置される
場合においては、シリンダ装置の動作状態を直接確認す
ることができず、位置決めなどの調整が面倒であるとい
う問題がある。
【0005】また、従来の技術においては、可動鉄心の
機械的な変位を手動操作で行うことでのみ可能とし、遠
隔操作を考慮して電気的に機械的変位を可能とするもの
は見当たらない。
【0006】そこで、本考案の目的は、配線集合形マニ
ホールドに搭載された複数の流体圧制御機器の各々にお
ける機械的な遠隔操作を電気的に行うことができる配線
集合形マニホールドの電源装置を提供することにある。
【0007】本考案の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0009】すなわち、本考案の配線集合形マニホール
ドの電源装置は、複数の流体圧制御機器が搭載され、該
流体圧制御機器の各々を機械的に遠隔操作する配線集合
形マニホールドの電源装置であって、前記配線集合形マ
ニホールドとは別体に携帯可能に形成され、少なくとも
前記複数の流体圧制御機器に対応して該流体圧制御機器
の各々をON/OFFする複数の動作スイッチと、該動
作スイッチの各々に対応して点灯/消灯する複数の動作
表示灯と、前記動作スイッチの極性を切り換えるコモン
切換スイッチと、該コモン切換スイッチに対応して点灯
/消灯するコモン表示灯と、当該電源装置の電源をON
/OFFする電源スイッチと、該電源スイッチに対応し
て点灯/消灯する電源表示灯と、前記配線集合形マニホ
ールドに制御ケーブルを介して接続するコネクタとを備
えると共に、前記電源装置の内部に、前記流体圧制御機
器を操作する電源が収納されるものである。
【0010】
【0011】
【作用】前記した配線集合形マニホールドの電源装置に
よれば、少なくとも複数の動作スイッチおよび複数の表
示灯を備えた電源装置が、複数の流体圧制御機器が搭載
された配線集合形マニホールドにコネクタを通じて接続
されることにより、動作スイッチによって流体圧制御機
器の各々を機械的に遠隔操作することができる。
【0012】これにより、たとえば配線集合形マニホー
ルドが遠隔地に設置された場合に、電源装置を流体圧制
御機器によって制御される流体圧作動機器の近くに配設
することができるので、流体圧作動機器の動作状態を直
接確認しながら機械的な調整が可能となる。
【0013】また、流体圧制御機器を操作する電源が電
源装置内に収納されることにより、電圧供給源への接続
が不要となるので、外観上のコンパクト化が可能とな
り、同時に遠隔地への携帯が容易となる。
【0014】
【実施例】図1は本考案の一実施例である配線集合形マ
ニホールドの電源装置を示す正面図、図2は本実施例の
電源装置を配線集合形マニホールドに接続した状態を示
す斜視図である。
【0015】まず、図1により本実施例の配線集合形マ
ニホールドの電源装置の構成を説明する。
【0016】本実施例の電源装置は、たとえば図2に示
すように流体圧制御機器としての複数の電磁弁1が搭載
される配線集合形のマニホールド2における電源装置3
とされ、複数の電磁弁1に対応する複数の動作スイッチ
4および動作表示灯5と、電源の供給および表示を行う
電源スイッチ6および電源表示灯7と、動作スイッチ4
のコモン切換および表示を行うコモン切換スイッチ8お
よび2個のコモン表示灯9と、マニホールド2に接続す
るコネクタ10と、交流電圧を供給する電源ケーブル1
1と、交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器
12とから構成されている。
【0017】そして、電源装置3の表面には、手動操作
を行う動作スイッチ4、電源スイッチ6およびコモン切
換スイッチ8と、操作状態を表示する動作表示灯5、電
源表示灯7およびコモン表示灯9が配設されている。
【0018】動作スイッチ4は、複数の電磁弁1に対応
してこれらの電磁弁1の各々をON/OFFするもので
あり、これらの動作スイッチ4の各々に対応して動作表
示灯5が点灯および消灯されるものである。この場合
に、動作スイッチ4がONの時に動作表示灯5が点灯さ
れ、またOFFの時に消灯されるようになっている。
【0019】電源スイッチ6は、電源をON/OFFす
るものであり、この電源スイッチ6のON時に電源表示
灯7が点灯され、またOFF時に消灯されるようになっ
ている。
【0020】コモン切換スイッチ8は、複数の動作スイ
ッチ4のコモンを正極性(+)コモンまたは負極性
(−)コモンに切り換えるものであり、このコモン切換
スイッチ8に対応して正極性側または負極性側のコモン
表示灯9が相反して点灯または消灯されるようになって
いる。
【0021】コネクタ10は、複数の電磁弁1が搭載さ
れたマニホールド2に制御ケーブル13を介して接続す
るものである。
【0022】電源ケーブル11は、たとえばコンセント
を通じて交流電圧に接続され、この交流電圧がAC/D
C変換器12によって電磁弁1を機械的に操作させる直
流電圧に変換されるようになっている。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
【0024】以上のように構成される電源装置3は、図
2のように配線集合形のマニホールド2に搭載される複
数の電磁弁1を機械的に変位させる場合に、所定の長さ
の制御ケーブル13を通じて遠隔地から電気的に操作さ
せることができる。
【0025】たとえば、電源装置3の電源ケーブル11
をAC100Vの交流電源に接続し、また制御ケーブル
13をマニホールド2に接続する。そして、電源スイッ
チ6をON状態にした後に、コモン切換スイッチ8を正
極性側または負極性側に切り換える。この時、電源表示
灯7が点灯して電圧供給状態であることが確認でき、同
時に一方のコモン表示灯9が点灯することによってコモ
ンの極性を認識することができる。
【0026】さらに、動作させる電磁弁1に対応する動
作スイッチ4をON状態にする。この時、この動作スイ
ッチ4に対応する動作表示灯5が点灯し、指定した電磁
弁1が機械的に動作状態であることが認識でき、同時に
電磁弁1を非通電時の変位位置から通電時の変位位置に
機械的に切り換えることができる。
【0027】以上のようにして、機械的な動作確認を行
う全ての電磁弁1を通電時および非通電時の変位位置に
切り換え、たとえば電磁弁1が搭載されたマニホールド
2が遠隔地に設置された場合に、電源装置3を電磁弁1
によって制御されるシリンダ装置などの流体圧作動機器
の近くに配設することによって、シリンダ装置の動作状
態を直接確認しながら位置決めなどの調整を行うことが
できる。
【0028】従って、本実施例によれば、複数の電磁弁
1の各々をON/OFFする複数の動作スイッチ4を備
えた電源装置3を、電磁弁1と別体に設けて制御ケーブ
ル13を介してマニホールド2に接続することにより、
動作スイッチ4のON/OFFによって対応する電磁弁
1を通電時および非通電時の変位位置に機械的に切り換
えることができるので、電磁弁1の電気的な遠隔操作が
可能となる。
【0029】以上、本考案者によってなされた考案を実
施例に基づき具体的に説明したが、本考案は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0030】たとえば、本実施例の電源装置3について
は、交流電圧を供給する電源ケーブル11と、交流電圧
を直流電圧に変換するAC/DC変換器12とを備えた
場合について説明したが、本考案は前記実施例に限定さ
れるものではなく、たとえば電磁弁を操作させる直流電
源を電源装置の内部に収納する場合についても適用可能
とされ、この場合に交流電源への接続が不要となり、外
観上のコンパクト化が可能となる。
【0031】以上の説明では、主として本考案者によっ
てなされた考案をその利用分野である電磁弁1が搭載さ
れたマニホールド2に用いられる電源装置3に適用した
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他の流体圧制御機器における電源装置についても広
く適用可能である。
【0032】
【考案の効果】本願において開示される考案のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0033】すなわち、少なくとも複数の流体圧制御機
器に対応してこれらの流体圧制御機器の各々をON/O
FFする複数の動作スイッチと、これらの動作スイッチ
の各々に対応して点灯/消灯する複数の表示灯と、配線
集合形マニホールドに制御ケーブルを介して接続するコ
ネクタとを備えることにより、電源装置を配線集合形マ
ニホールドにコネクタを通じて接続し、動作スイッチに
よって流体圧制御機器の各々を機械的に遠隔操作するこ
とができるので、流体圧制御機器によって制御される流
体圧作動機器の動作状態を直接確認しながら機械的な調
整を可能とすることができる。
【0034】また、電源装置内に流体圧制御機器を操作
する電源を収納することにより、電圧供給源への接続が
不要となるので、外観上のコンパクト化と同時に遠隔地
への携帯が容易となる。
【0035】この結果、配線集合形マニホールドに搭載
された複数の流体圧制御機器の各々における機械的な遠
隔操作を電気的に行うことが可能とされる配線集合形マ
ニホールドの電源装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である配線集合形マニホール
ドの電源装置を示す正面図である。
【図2】本実施例の電源装置を配線集合形マニホールド
に接続した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電磁弁(流体圧制御機器) 2 マニホールド(配線集合形マニホールド) 3 電源装置 4 動作スイッチ 5 動作表示灯 6 電源スイッチ 7 電源表示灯 8 コモン切換スイッチ 9 コモン表示灯 10 コネクタ 11 電源ケーブル 12 AC/DC変換器 13 制御ケーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の流体圧制御機器が搭載され、該流
    体圧制御機器の各々を機械的に遠隔操作する配線集合形
    マニホールドの電源装置であって、前記配線集合形マニ
    ホールドとは別体に携帯可能に形成され、少なくとも前
    記複数の流体圧制御機器に対応して該流体圧制御機器の
    各々をON/OFFする複数の動作スイッチと、該動作
    スイッチの各々に対応して点灯/消灯する複数の動作表
    示灯と、前記動作スイッチの極性を切り換えるコモン切
    換スイッチと、該コモン切換スイッチに対応して点灯/
    消灯するコモン表示灯と、当該電源装置の電源をON/
    OFFする電源スイッチと、該電源スイッチに対応して
    点灯/消灯する電源表示灯と、前記配線集合形マニホー
    ルドに制御ケーブルを介して接続するコネクタとを備え
    ると共に、前記電源装置の内部に、前記流体圧制御機器
    を操作する電源が収納されることを特徴とする配線集合
    形マニホールドの電源装置。
JP1990400145U 1990-12-06 1990-12-06 配線集合形マニホールドの電源装置 Expired - Lifetime JP2543520Y2 (ja)

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CH653715A5 (fr) * 1983-07-01 1986-01-15 Moulding Sa Mecanisme de transformation de metiers a tisser a navette en metiers a tisser sans navette.
JPH02176290A (ja) * 1988-12-28 1990-07-09 Koganei Ltd マニホールド装置

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