JP2542900Y2 - 動圧軸受装置 - Google Patents
動圧軸受装置Info
- Publication number
- JP2542900Y2 JP2542900Y2 JP1991063599U JP6359991U JP2542900Y2 JP 2542900 Y2 JP2542900 Y2 JP 2542900Y2 JP 1991063599 U JP1991063599 U JP 1991063599U JP 6359991 U JP6359991 U JP 6359991U JP 2542900 Y2 JP2542900 Y2 JP 2542900Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- sleeve
- facing
- peripheral surface
- bearing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/0408—Passive magnetic bearings
- F16C32/0423—Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other
- F16C32/0427—Passive magnetic bearings with permanent magnets on both parts repelling each other for axial load mainly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/026—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with helical grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure, e.g. herringbone grooves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0402—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means combined with other supporting means, e.g. hybrid bearings with both magnetic and fluid supporting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ロータとステータを
備えた動圧軸受装置に関する。
備えた動圧軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の動圧軸受装置としては、
図2に示すものがある。この動圧軸受装置は、底板1に
固定したシャフト2に軸体33を連結し、この軸体33
をスリーブ5内に収納している。上記スリーブ5に対向
する軸体33の外周面には、くの字形の動圧溝36を設
けている。上記スリーブ5に対向するシャフト2の外周
面にステータ7を取り付ける一方、上記スリーブ5の内
周面にステータ7に対向するロータ8を取り付けてい
る。上記スリーブ5の上板部5aには取付部材10を介
して磁石11を取り付けている。また、磁石12を、上
記磁石11と同極が対向し合うように、軸体33に固定
している。
図2に示すものがある。この動圧軸受装置は、底板1に
固定したシャフト2に軸体33を連結し、この軸体33
をスリーブ5内に収納している。上記スリーブ5に対向
する軸体33の外周面には、くの字形の動圧溝36を設
けている。上記スリーブ5に対向するシャフト2の外周
面にステータ7を取り付ける一方、上記スリーブ5の内
周面にステータ7に対向するロータ8を取り付けてい
る。上記スリーブ5の上板部5aには取付部材10を介
して磁石11を取り付けている。また、磁石12を、上
記磁石11と同極が対向し合うように、軸体33に固定
している。
【0003】上記動圧軸受装置において、ステータ7が
発生する回転磁界によって、ロータ8とスリーブ5が一
体に回転すると、軸体33に設けた動圧溝36がスリー
ブ5と軸体33との間の空気に動圧を発生させて、スリ
ーブ5を径方向に支持する。また、磁石11と12との
反発力がスリーブ5を軸方向に支持する。
発生する回転磁界によって、ロータ8とスリーブ5が一
体に回転すると、軸体33に設けた動圧溝36がスリー
ブ5と軸体33との間の空気に動圧を発生させて、スリ
ーブ5を径方向に支持する。また、磁石11と12との
反発力がスリーブ5を軸方向に支持する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の動圧軸受装置では、軸体33とスリーブ5とにミス
アライメントがある場合や、起動時や過負荷時に軸体3
3の中心軸に対してスリーブ5の中心軸が傾いた場合
に、スリーブ5の内周面に軸体33の軸方向の端部の角
部33aや33bが片当りし易く、この片当りが起動時に
必要なトルクや過負荷回転時に必要なトルクを増大させ
るという問題がある。
来の動圧軸受装置では、軸体33とスリーブ5とにミス
アライメントがある場合や、起動時や過負荷時に軸体3
3の中心軸に対してスリーブ5の中心軸が傾いた場合
に、スリーブ5の内周面に軸体33の軸方向の端部の角
部33aや33bが片当りし易く、この片当りが起動時に
必要なトルクや過負荷回転時に必要なトルクを増大させ
るという問題がある。
【0005】そこで、この考案の目的は、スリーブと軸
体の角部との片当りを防止できる動圧軸受装置を提供す
ることにある。
体の角部との片当りを防止できる動圧軸受装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案の動圧軸受装置は、シャフトに連結した軸
体がスリーブ内に収納され、上記スリーブに対向する軸
体の外周面または上記軸体に対向するスリーブの内周面
の少なくとも一方に動圧溝が設けられ、上記スリーブに
対向するシャフトの外周面と、上記シャフトに対向する
スリーブの内周面のいずれか一方にロータが取り付けら
れ、他方に上記ロータに対向するステータが取り付けら
れ、上記スリーブの内周面に対向する軸体の軸方向の両
端部の径が軸体の軸方向中央部の径よりも小さくなるよ
うに上記両端部の角部が湾曲させられていることを特徴
としている。
め、この考案の動圧軸受装置は、シャフトに連結した軸
体がスリーブ内に収納され、上記スリーブに対向する軸
体の外周面または上記軸体に対向するスリーブの内周面
の少なくとも一方に動圧溝が設けられ、上記スリーブに
対向するシャフトの外周面と、上記シャフトに対向する
スリーブの内周面のいずれか一方にロータが取り付けら
れ、他方に上記ロータに対向するステータが取り付けら
れ、上記スリーブの内周面に対向する軸体の軸方向の両
端部の径が軸体の軸方向中央部の径よりも小さくなるよ
うに上記両端部の角部が湾曲させられていることを特徴
としている。
【0007】
【作用】軸体の軸方向の両端部の径が軸体の軸方向中央
部の径よりも小さくなるように上記両端部の角部が湾曲
させられているので、上記角部が湾曲させられていない
従来例に較べて、上記軸体の角部とスリーブとの隙間が
大きくなる。したがって、起動時や過負荷時に、軸体の
中心軸に対してスリーブの中心軸が傾いた場合に、上記
スリーブと軸体の角部との片当りが防がれる。
部の径よりも小さくなるように上記両端部の角部が湾曲
させられているので、上記角部が湾曲させられていない
従来例に較べて、上記軸体の角部とスリーブとの隙間が
大きくなる。したがって、起動時や過負荷時に、軸体の
中心軸に対してスリーブの中心軸が傾いた場合に、上記
スリーブと軸体の角部との片当りが防がれる。
【0008】
【実施例】以下、この考案を図示の実施例により詳細に
説明する。
説明する。
【0009】図1にこの考案の動圧軸受装置の実施例を
示す。この実施例は、図2に示す従来例の動圧軸受装置
の軸体33に替えて、軸体3を備える点のみが従来例と
異なる。したがって、従来例と同一の部分には同一番号
を付して説明を省略し、従来例と異なる点を重点的に説
明する。
示す。この実施例は、図2に示す従来例の動圧軸受装置
の軸体33に替えて、軸体3を備える点のみが従来例と
異なる。したがって、従来例と同一の部分には同一番号
を付して説明を省略し、従来例と異なる点を重点的に説
明する。
【0010】この実施例の軸体3は、くの字形の動圧溝
6を有し、スリーブ5の内周面に対向する軸方向の両端
部の径が軸体3の軸方向中央部の径よりも小さくなるよ
うに上記両端部の角部3a,3bがクラウニング加工され
ている。このため、上記軸体3の角部3a,3bとスリー
ブ5との隙間が大きくなる。したがって、この実施例の
動圧軸受装置は、過負荷時やスリーブ5の静止時に軸体
3の中心軸に対してスリーブ5の中心軸が傾いても、ス
リーブ5と軸体3の角部3a,3bとの片当りを防ぐこと
ができる。したがって、この実施例によれば、起動時に
スリーブ5をスムーズに低トルクで回転開始でき、過負
荷時にもスリーブ5をスムーズに回転させることができ
る。
6を有し、スリーブ5の内周面に対向する軸方向の両端
部の径が軸体3の軸方向中央部の径よりも小さくなるよ
うに上記両端部の角部3a,3bがクラウニング加工され
ている。このため、上記軸体3の角部3a,3bとスリー
ブ5との隙間が大きくなる。したがって、この実施例の
動圧軸受装置は、過負荷時やスリーブ5の静止時に軸体
3の中心軸に対してスリーブ5の中心軸が傾いても、ス
リーブ5と軸体3の角部3a,3bとの片当りを防ぐこと
ができる。したがって、この実施例によれば、起動時に
スリーブ5をスムーズに低トルクで回転開始でき、過負
荷時にもスリーブ5をスムーズに回転させることができ
る。
【0011】また、もし軸体3がスリーブ5に片当たり
しても、角部3a,3bにはクラウニング加工が施されて
いるため、角部3a,3bの面圧が小さく、軸体3はスム
ーズに回転できる。
しても、角部3a,3bにはクラウニング加工が施されて
いるため、角部3a,3bの面圧が小さく、軸体3はスム
ーズに回転できる。
【0012】尚、この実施例では、シャフト2にステー
タ7を取り付ける一方、スリーブ5にロータ8を取り付
けたが、シャフト2にロータを取り付ける一方、スリー
ブ5にステータを取り付けてシャフト2を回転させるよ
うにしてもよい。
タ7を取り付ける一方、スリーブ5にロータ8を取り付
けたが、シャフト2にロータを取り付ける一方、スリー
ブ5にステータを取り付けてシャフト2を回転させるよ
うにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、この考
案の動圧軸受装置は、スリーブの内周面に対向する軸体
の軸方向の両端部の径が軸体の軸方向中央部の径よりも
小さくなるように上記両端部の角部が湾曲させられてい
るので、上記角部が湾曲させられていない従来例に較べ
て、上記軸体の角部とスリーブとの隙間が大きくなる。
したがって、起動時や過負荷時に、軸体の中心軸に対し
てスリーブの中心軸が傾いた場合に、上記スリーブと軸
体の角部との片当りを防ぐことができる。したがって、
この考案によれば、起動時に必要なトルクを低減できる
と共に、過負荷時の回転をスムーズにできる。
案の動圧軸受装置は、スリーブの内周面に対向する軸体
の軸方向の両端部の径が軸体の軸方向中央部の径よりも
小さくなるように上記両端部の角部が湾曲させられてい
るので、上記角部が湾曲させられていない従来例に較べ
て、上記軸体の角部とスリーブとの隙間が大きくなる。
したがって、起動時や過負荷時に、軸体の中心軸に対し
てスリーブの中心軸が傾いた場合に、上記スリーブと軸
体の角部との片当りを防ぐことができる。したがって、
この考案によれば、起動時に必要なトルクを低減できる
と共に、過負荷時の回転をスムーズにできる。
【図1】 この考案の動圧軸受装置の実施例の断面図で
ある。
ある。
【図2】 従来の動圧軸受装置の断面図である。
1 底板 2 シャフト 3,33 軸体 3a,3b,33a,33b 角
部 5 スリーブ 6,36 動圧溝 7 ステータ 8 ロータ 10 取付部材 11,12 磁石
部 5 スリーブ 6,36 動圧溝 7 ステータ 8 ロータ 10 取付部材 11,12 磁石
Claims (1)
- 【請求項1】 シャフトに連結した軸体がスリーブ内に
収納され、上記スリーブに対向する軸体の外周面または
上記軸体に対向するスリーブの内周面の少なくとも一方
に動圧溝が設けられ、 上記スリーブに対向するシャフトの外周面と、上記シャ
フトに対向するスリーブの内周面のいずれか一方にロー
タが取り付けられ、他方に上記ロータに対向するステー
タが取り付けられ、 上記スリーブの内周面に対向する軸体の軸方向の両端部
の径が軸体の軸方向中央部の径よりも小さくなるように
上記両端部の角部が湾曲させられていることを特徴とす
る動圧軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991063599U JP2542900Y2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 動圧軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991063599U JP2542900Y2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 動圧軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514630U JPH0514630U (ja) | 1993-02-26 |
JP2542900Y2 true JP2542900Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=13233906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991063599U Expired - Lifetime JP2542900Y2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 動圧軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542900Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP1991063599U patent/JP2542900Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514630U (ja) | 1993-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2542900Y2 (ja) | 動圧軸受装置 | |
US5793135A (en) | Flat type brushless motor | |
JP2949316B2 (ja) | スピンドルモータ | |
JPH06235420A (ja) | スピンドルモ−タ | |
JP2566658Y2 (ja) | モータの軸受装置 | |
JP2560507Y2 (ja) | 動圧軸受装置 | |
JP2899853B2 (ja) | スピンドルモータ | |
JP3255945B2 (ja) | スピンドルモータ | |
US20030222524A1 (en) | Motor | |
JP2873901B2 (ja) | スピンドルモータ | |
JP3151013B2 (ja) | モータ | |
JPH06311701A (ja) | スピンドルモータ | |
JPH0583455U (ja) | 回転装置 | |
JPH071528Y2 (ja) | ファンモータ用動圧軸受 | |
JP2000232753A (ja) | モータ | |
JP2551104Y2 (ja) | 軸受装置 | |
KR100335235B1 (ko) | 디스크구동용스핀들모터 | |
KR100322991B1 (ko) | 쓰러스트 동압 베어링을 포함하는 축수 구조 및 이를 사용하는스핀들 모터 | |
JPH03285545A (ja) | スピンドルモータ | |
JP2550623Y2 (ja) | スピンドルモータ | |
JP2000081028A (ja) | ファンモータ用動圧軸受装置 | |
KR20010037608A (ko) | 진동모터의 회전자 | |
JPS59200695A (ja) | 脱水洗濯機の駆動装置 | |
JPH0750583Y2 (ja) | 流体軸受 | |
JPH0821444A (ja) | モータの軸受装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |