JP2542669B2 - 磁気ヘッドとその製造方法及び磁気ヘッド製造用ケ―スブロック - Google Patents

磁気ヘッドとその製造方法及び磁気ヘッド製造用ケ―スブロック

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JP2542669B2 JP63073936A JP7393688A JP2542669B2 JP 2542669 B2 JP2542669 B2 JP 2542669B2 JP 63073936 A JP63073936 A JP 63073936A JP 7393688 A JP7393688 A JP 7393688A JP 2542669 B2 JP2542669 B2 JP 2542669B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気テープレコーダのような磁気記録再生
装置に用いられる磁気ヘッドとその製造方法及び磁気ヘ
ッド製造用ケースブロックに係り、特に生産性に優れ、
小型化が可能で寸法精度のよい安価な磁気ヘッドとその
製造方法及びその製造に用いられる磁気ヘッド用ケース
ブロックに関する。
[従来の技術] 従来、この種の磁気ヘッドは、第9図の分解斜視図、
第10図(a)、(b)の断面図で示す如く、磁性材から
なるI字状のコア31と、このコア31に巻回したコイル32
と、コイル32の下端に固定した端子33と、前記コア31と
磁気的に結合されコア31の両側との間にギャップ板34を
介して2つの磁気ギャップ35を形成するC字状のコア36
と、前記磁気ギャップ35の上面とともにテープ摺接面37
を構成する非磁性材からなる前面板38と、これらすべて
の部材を結合するケース39とからなっている。
そして上記の磁気ヘッドは、まず前記I字状のコア31
にコイル32、端子33を取り付けたものを磁気ギャップ35
にギャップ板34を介して組立てて磁気ヘッド構成体Aと
し、次にこの磁気ヘッド構成体Aを合成樹脂のケース39
に挿入し、前記コア31,36と同じ硬度を有する前面板38
をケース39の上面に載置し、いずれも接着剤にてケース
39に固着し、その後テープ摺接面37を所定の形状に研磨
して、第11図に示すように成形するものであった。
また、他の製造方法としては、ケース39と前面板38及
び磁気ヘッドとの結合を、成形型による一体モールド形
成により行い、しかる後に所定形状に研磨するものが知
られていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし乍ら上記の磁気ヘッドでは、一つ一つ独立に磁
気ヘッドを作成し、各磁気ヘッドをそれぞれ合成樹脂の
ケースに挿入し、一個づつ磁気ヘッドを製造しなければ
ならず、生産性が悪く、且つ、小型化に限界があるとい
う欠点があった。
特に、VTR用の音声トラック消去用ヘッド及びコント
ロールトラック消去用ヘッドの2つが一体となったよう
な磁気ヘッドの場合、前面板を挟んで両側に2個のコア
が設けられた構造となっており、形状が複雑であるので
上記の課題の一層早急の解決が望まれていた。
本発明は、上記の如くの欠点に鑑み、小型で堅固で寸
法精度の良い磁気ヘッドとその磁気ヘッドを生産性よく
製造する方法及びそのために用いるケースブロックの提
供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の課題を解決するために、磁気テープ
の摺接面が磁性材からなるコアと非磁性材からなる前面
板を主体として構成された磁気ヘッドであって、前記前
面板の両側に前面板を挟むように一対のコアが形成さ
れ、前記前面板の裏面側に前面板の裏面に当接した仕切
板が設けられるとともに、前記一対のコアと前面板の裏
面側にこれらコアと前面板と仕切板を一体化した樹脂製
の充填材が設けられてなるものである。
次に、本発明の磁気ヘッドにおいて、磁気テープの摺
接面が磁性材からなるコアと非磁性材からなる前面板を
主体として構成された磁気ヘッドであって、前記前面板
の両側に前面板を挟むように一対のコアが形成され、前
記一対のコアと前面板の裏面側にこれらコアと前面板と
仕切板を一体化した樹脂製の充填材が設けられるととも
に、充填材の外縁部に、前面板とその両側のコアをそれ
らの両側から挟むように外板が設けられ、前面板とその
両側のコアと外板が充填材により一体化されてなる構成
とすることもできる。
更に本発明の製造方法においては、磁気テープの摺接
面が、磁性材からなるコアと非磁性材からなる前面板ブ
ロックを主体として構成された磁気ヘッドの製造方法で
あって、前面板ブロックと、複数の磁気ギャップを所定
の間隔で隣接形成した一対のコアブロックと、複数のコ
イルを所定の間隔で隣接形成した一対のバックコアブロ
ックを用い、前記前面板ブロックの両側に、一対のコア
ブロックを、また、これら一対のコアブロックの裏面側
にバックコアブロックを、それぞれ、コアブロックの各
磁気ギャップとバックコアブロックの各コイルを位置合
わせして全体としてコ字状になるように接着して磁気ヘ
ッドブロック体を形成し、一対の壁板を具備してなり、
壁板の間に前記バックコア材とコアブロックと前面板ブ
ロックを挿入可能な挿入空間を備え、一対の壁板のそれ
ぞれに、前記バックコアブロックの各コイルに位置合わ
せされる空孔を複数隣接形成したケースブロックを用
い、前記ケースブロックの挿入空間にバックコアブロッ
クとコアブロックと前面板ブロックを挿入し、隙間に樹
脂を充填した後に、前記空孔内を通過する切断面に沿っ
て所定の切断幅で前記ケースブロックと磁気ヘッドブロ
ック体を切断して複数の磁気ヘッドを製造するものであ
る。
また、本発明のケースブロックにあっては、前面板ブ
ロックと、複数の磁気ギャップを所定の間隔で隣接形成
した一対のコアブロックと、複数のコイルを所定の間隔
で隣接形成した一対のバックコアブロックを用い、前記
前面板ブロックの両側に、一対のコアブロックを、ま
た、これら一対のコアブロックの裏面側にバックコアブ
ロックを、それぞれ、コアブロックの各磁気ギャップと
バックコアブロックの各コイルを位置合わせして全体と
してコ字状になるように接着して磁気ヘッドブロック体
を形成し、この磁気ヘッドブロック体をケースブロック
に収容して隙間を充填した後、所定の寸法の切断幅で切
断することで個々の磁気ヘッドを製造するときに使用さ
れるケースブロックであって、一対の壁板を具備して構
成され、壁板の間に前記バックコア材とコアブロックと
前面板ブロックを挿入可能な挿入空間が形成され、一対
の壁板のそれぞれに、前記バックコアブロックの各コイ
ルに位置合わせされて前記切断面より若干幅広とされる
空孔が複数隣接形成されてなるものである。
[作用] 本発明に係る磁気ヘッドにおいては、両側にコアを有
する前面板の裏面側に前面板に接する仕切板が設けられ
ていて、これらが樹脂製の充填材で一体化されているの
で、全体が堅固であり、樹脂の収縮・膨張による変形が
防止され、寸法精度が良い。また、充填材の外縁部に、
前面板の両側のコアを挟むように外板を設けることでこ
れらの外板で磁気ヘッドの端面を正確に規定することが
でき、より寸法精度の良い磁気ヘッドを提供できる。
上記のような磁気ヘッドの製造方法においては、複数
のコアブロックと前面板ブロック及びバックコアブロッ
クから複数のコアが一方向に連続的に配置されたコアブ
ロックが形成され、このコアブロックをケースブロック
に収容して隙間を樹脂で充填することにより、強固なブ
ロック体が製造される。このブロック体を所定の切断面
において所定の幅で切断することにより、多数の磁気ヘ
ッドが迅速かつ容易に製造することができる。
また、上記のような磁気ヘッド用ケースブロックによ
れば、切断のときにケースブロックの空孔に沿って切断
がされるので、空孔の外壁は切り落とされ、磁気ヘッド
においてはケースブロック端部の厚さは空孔の内壁のみ
の厚さとなる。これにより、ケースブロック自体の強度
を落とすことなく小型の磁気ヘッドが製造される。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すのは本発明の方法とケースブロックを用
いて製造された実施例の磁気ヘッドで、合成樹脂で成形
された外板1,1及び中央の仕切板と、外板1と仕切板2
のそれぞれの間に収容されたコア3,4、コイル(図示
略)及びこれらコア3,4のバックコア5,6と、上記仕切板
2に当接しかつコア3,4の間に配置された前面板7と、
これらの間を充填するガラスまたは樹脂などの充填材8
とから構成されている。なお前記コア3,4と前面板7は
膨張係数が近似している材料が用いられ、例えばコア3,
4に磁性の焼結フェライト、前面板7に非磁性のセラミ
ック材を用いた組合せ、あるいはコア3,4に磁性の焼結
フェライト、前面板7に非磁性の焼結フェライトを用い
た組合せ、あるいはコア3,4にSi−Al−Fe合金、前面板
7に非磁性の焼結フェライト又はセラミックを用いた組
合せが使用される。これらのコア3,4にはそれぞれ磁気
ギャップ9が形成され、この例では、磁気ギャップ9を
形成するギャップ溝9aは、接合強度を高めるために前面
板7にまで達するものとしているが、強度的に充分なも
のが得られるなら、コア3,4にのみ形成してもよい。
上記の磁気ヘッドの製造方法を第2図ないし第8図に
より説明する。
まず、ギャップ溝11にガラス12が充填されてなる一対
の磁気ギャップ13が予め形成された上部コアブロック用
素材14をギャップに直交する切断面においてスライスし
て、上部コアブロック14aとする。下部コアブロック用
素材15、及び前面板ブロック用素材(セラミックス)16
も同様にスライスして下部コアブロック15a及び前面板
ブロック16aとする。次に、上部及び下部コアブロック1
4a,15aをその接合面を研摩し、ガラス又は樹脂を介して
前面板ブロック16aの接合面に接着する(第5図参
照)。一方、第6図に示すように、バックコア5,6を構
成すべき歯部17,18が交互に突出してくし歯状に形成さ
れたバックコアブロック19に、予めコイルボビン20及び
コイル21及び端子22からなるコイルブロック20aを交互
に複数個固定しておき、これを上部コアブロック14a及
び下部コアブロック15aの裏面にガラスや樹脂を用いて
接着し、第7図に示すような磁気ヘッドブロック体23を
構成する。そして、これを、第8図に示すようなケース
ブロック24に収容する。このケースブロック24は、天板
(壁板)25と底板(壁板)26及びこれらの間の仕切板27
が側板28に接続されて枠状に構成され、天板25、底板26
と仕切板27との間の空間にそれぞれ上部コアブロック14
a及び下部コアブロック15aがコイルボビン20とともに挿
入される寸法になっている。
そして、天板25及び底板26には、前後面を挿通する断
面長方形の空孔29が形成されている。この空孔29の幅L
は後述する切断幅lよりやや大きい値となっている。次
に、ケースブロック24と磁気ヘッドブロック体23との間
に形成される空間に、樹脂を充填し、固化させることに
より磁気ヘッドブロック(図示略)を構成する。そし
て、このこの磁気ヘッドブロックを所定の幅lを介して
側板28と平行な切断面に沿ってし、第10図に示すように
テープ摺接面を研摩し、第1図に示すような磁気ヘッド
構成体Aを複数個成形する。このとき、図のように切断
面が空孔29の両側面の内側にくるから、空孔29を形成す
る内板3のみが残ることになり、これが第1図の外板1
になり、製造した磁気ヘッドを一層小型のものとするこ
とができる。なお、上記切断は、機械的なワイヤカット
リー、スリッタマシンによって行ってもよく、又磁気ヘ
ッドの形状に成形した成形砥石(図示せず)によってテ
ープ摺接面の研摩と切離とを同時に行うようにしても良
い。
なお、ケースブロックの充填材8に無収縮性不飽和樹
脂を用いれば、樹脂による収縮・膨張によるコア3,4の
磁性特性の劣化も少ない。更にコア3,4と前面板7との
熱膨張係数を近似させたことにより、ガラス又は樹脂の
融着時の熱による変形もなく、寸法精度を維持できる。
以上詳述したように、この実施例においては、ケース
ブロックを使用して磁気ヘッドブロックを構成したの
で、その製造が迅速かつ容易になされるとともにそれ自
体が堅固となる。そして、ケースブロックに仕切板が形
成されているので、ケースブロックが堅固になってお
り、樹脂の収縮・膨張による変形が防止され、寸法精度
のよい磁気ブロック体が製造されるとともに、樹脂の充
填量が少ないので、充填と固化に要する作業時間が少な
くて済む。また、ケースブロックの天板と底板に空孔が
形成されており、ケースブロックの強度を保持しつつ製
品を小型化することができるという利点を有している。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、両側にコアを有
する前面板の裏面側に仕切板を設け、これらコアと前面
板と仕切板を樹脂製の充填材で一体化しているので、仕
切板の存在と、これらコアと前面板と仕切板を樹脂製の
充填材で一体化したことにより磁気ヘッド自体を堅固に
できるとともに、樹脂製の充填材の収縮・膨張による変
形を仕切板で防止することができ、寸法精度の良い磁気
ヘッドを提供できる。
また、本発明において充填材の外縁部に外板を設けて
これを磁気ヘッドの端面とする構成とすることができ、
その場合、これらの外板で磁気ヘッドの端面を正確に規
定することができ、より寸法精度の良い磁気ヘッドを提
供できる。
本発明は以上述べた如くであり、コアと前面板は1個
の磁気ヘッドに対して1個の成形品を予め用意するので
はなく、複数のコアブロックと前面板ブロックを接着
し、該複数のコアブロックにバックコア材を突合せ、こ
れらをケースブロックに収容して隙間を樹脂により充填
し、しかる後に所望の寸法に切断して多数の磁気ヘッド
を得るものであるから、生産性に優れ、材料の無駄もな
く、安価に品質や寸法、形状の安定した大量の磁気ヘッ
ドを製造できるものである。また、ケースブロックに収
容されるバックコアブロックの各コイルに位置合わせさ
れる空孔をケースブロックの各壁板に複数隣接形成し、
これらの空孔の幅を切断幅より幅広にしたので、ケース
ブロックとそれに収容されたバックコアブロックとコア
ブロックと前面板ブロックを孔空内を通過する切断面に
沿って所定の切断幅で切断することで、磁気ヘッドを得
ることができ、この場合に得られる磁気ヘッドはケース
ブロックの各壁板の空孔の内側部分のみが残留した大き
さとなるので、前記の利点を保持しつつ製品を一層小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の磁気ヘッドの概観を示す
斜視図、第2図は上部コアブロックの製造方法を示す斜
視図、第3図は下部コアブロックの製造方法を示す斜視
図、第4図は前面板ブロックの製造方法を示す斜視図、
第5図及び第6図は磁気ヘッドブロック体の製造方法を
示す斜視図、第7図は磁気ヘッドブロック体の斜視図、
第8図は磁気ヘッドブロックを製造する方法を示す斜視
図、第9図は従来の磁気ヘッドの製造方法を示す斜視
図、第10図(a)は従来の磁気ヘッドのコア部分を示す
断面図、第10図(b)は従来の磁気ヘッドの前面板を示
す断面図、第11図は従来の磁気ヘッドの概観を示す斜視
図である。 1……外板、2……仕切板、3,4……コア、5,6……バッ
クコア、7……前面板、8……充填材、9……磁気ギャ
ップ、 14a……上部コアブロック、 15a……下部コアブロック、 16a……前面板ブロック、19……バックコアブロック、2
1……コイル、23……磁気ヘッドブロック体、24……ケ
ースブロック、25……天板(壁板)、26……底板(壁
板)、27……仕切板、29……空孔、30……内板。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープの摺接面が磁性材からなるコア
    と非磁性材からなる前面板を主体として構成された磁気
    ヘッドであって、前記前面板の両側に前面板を挟むよう
    に一対のコアが形成され、前記前面板の裏面側に前面板
    の裏面に当接した仕切板が設けられるとともに、前記一
    対のコアと前面板の裏面側にこれらコアと前面板と仕切
    板を一体化した樹脂製の充填材が設けられてなることを
    特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】磁気テープの摺接面が磁性材からなるコア
    と非磁性材からなる前面板を主体として構成された磁気
    ヘッドであって、前記前面板の両側に前面板を挟むよう
    に一対のコアが形成され、前記一対のコアと前面板の裏
    面側にこれらコアと前面板と仕切板を一体化した樹脂製
    の充填材が設けられるとともに、充填材の外縁部に、前
    面板とその両側のコアをそれらの両側から挟むように外
    板が設けられ、前面板とその両側のコアと外板が充填材
    により一体化されてなることを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】磁気テープの摺接面が、磁性材からなるコ
    アと非磁性材からなる前面板を主体として構成された磁
    気ヘッドの製造方法であって、 前面板ブロックと、複数の磁気ギャップを所定の間隔で
    隣接形成した一対のコアブロックと、複数のコイルを所
    定の間隔で隣接形成した一対のバックコアブロックを用
    い、前記前面板ブロックの両側に、一対のコアブロック
    を、また、これら一対のコアブロックの裏面側にバック
    コアブロックを、それぞれ、コアブロックの各磁気ギャ
    ップとバックコアブロックの各コイルを位置合わせして
    全体としてコ字状になるように接着して磁気ヘッドブロ
    ック体を形成し、 一対の壁板を具備してなり、壁板の間に前記バックコア
    材とコアブロックと前面板ブロックを挿入可能な挿入空
    間を備え、一対の壁板のそれぞれに、前記バックコアブ
    ロックの各コイルに位置合わせされる空孔を複数隣接形
    成したケースブロックを用い、前記ケースブロックの挿
    入空間にバックコアブロックとコアブロックと前面板ブ
    ロックを挿入し、隙間に樹脂を充填した後に、前記空孔
    内を通過する切断面に沿って所定の切断幅で前記ケース
    ブロックと磁気ヘッドブロック体を切断して複数の磁気
    ヘッドを製造することを特徴とする磁気ヘッドの製造方
    法。
  4. 【請求項4】前面板ブロックと、複数の磁気ギャップを
    所定の間隔で隣接形成した一対のコアブロックと、複数
    のコイルを所定の間隔で隣接形成した一対のバックコア
    ブロックを用い、前記前面板ブロックの両側に、一対の
    コアブロックを、また、これら一対のコアブロックの裏
    面側にバックコアブロックを、それぞれ、コアブロック
    の各磁気ギャップとバックコアブロックの各コイルを位
    置合わせして全体としてコ字状になるように接着して磁
    気ヘッドブロック体を形成し、 この磁気ヘッドブロック体をケースブロックに収容して
    隙間を充填した後、所定の寸法の切断幅に沿って切断す
    ることで個々の磁気ヘッドを製造するときに使用される
    ケースブロックであって、 一対の壁板を具備して構成され、壁板の間に前記バック
    コア材とコアブロックと前面板ブロックを挿入可能な挿
    入空間が形成され、一対の壁板のそれぞれに、前記バッ
    クコアブロックの各コイルに位置合わせされて前記切断
    幅より若干幅広とされる空孔が複数隣接形成されてなる
    ことを特徴とする磁気ヘッドケースブロック。
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