JP2542465B2 - シ―ケンス制御方法 - Google Patents

シ―ケンス制御方法

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JP2542465B2
JP2542465B2 JP3286221A JP28622191A JP2542465B2 JP 2542465 B2 JP2542465 B2 JP 2542465B2 JP 3286221 A JP3286221 A JP 3286221A JP 28622191 A JP28622191 A JP 28622191A JP 2542465 B2 JP2542465 B2 JP 2542465B2
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Japan
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special function
unit
instruction
function unit
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新一 尼崎
照代 浅井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、D/A変換等の
特殊処理を行なう特殊機能ユニットを備えたシーケンス
制御装置におけるシーケンス制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シーケンス制御装置としてのプログラマ
ブルコントローラは単なるリレー盤の機能をCPUとメ
モリを使用して処理するようにしたものであったが、所
望の機能を実現したり既存の機能を変更したりするに当
たり単にプログラムを作成または変更すれば目的を達成
できるという使い易さとフレキシブル性とにより、さら
に、プログラマブルコントローラ自体の高機能化が進ん
だ事により、その適応分野は飛躍的に拡大し、シーケン
ス制御だけでなく、アナログ処理、位置決め処理、通信
処理、モニタ表示等をプログラマブルコントローラで行
なうようになってきている。シーケンス制御は主として
プログラマブルコントローラの構成ユニットの一つであ
るCPUユニットが行い、シーケンス制御以外の種々の
処理は、主として特殊機能ユニットが行うようにしてい
る。すなわち、CPUユニットは特殊機能ユニットに対
し指示データの書き込みや結果データの読み出しを行な
うことにより全体を統括制御するようになり、制御シス
テムが大規模複雑化するにつれ特殊機能ユニットは不可
欠になってきている。
【0003】次に、特殊機能ユニットからのデータの読
み出し、特殊機能ユニットへのデータの書き込みについ
て説明する。図7はプログラマブルコントローラのシス
テム構成図である。図において、1はプログラマブルコ
ントローラ全体を制御するCPUユニットであり、この
CPUユニット1はシーケンスプログラムが格納される
プログラムメモリ11、制御対象に設けられたリミット
スイッチ等からの入力情報、上記制御対象に設けられた
コイル等を制御する出力情報、および、内部情報を記憶
するデバイスメモリ12を備えている。2はプログラム
メモリ11に格納されるシーケンスプログラムを作成す
るためのプログラム装置、3はCPUユニット1とプロ
グラム装置2を接続する通信ケーブル、4は入出力ユニ
ットである。4Aは特殊機能ユニットであり、この特殊
機能ユニット4Aは特殊機能ユニット4A内からもCP
Uユニット1からもデータの読み書きができる双方向ア
クセス記憶手段、例えば、2ポートメモリ41を備えて
いる。
【0004】図21a〜cは2ポートメモリ41の記憶
内容の一例を示す図であり、それぞれ2CH・D/Aユ
ニットの2ポートメモリ41A、8CH・D/Aユニッ
トの2ポートメモリ41B、表示ユニットの2ポートメ
モリ41Cの記憶内容の一例を示している。
【0005】図22は、CPUユニット1が特殊機能ユ
ニットからデータの読み出しを行なう命令の形式、およ
び、CPUユニット1が特殊機能ユニットに対しデータ
の書き込みを行なう命令の形式を示す図である。図にお
いて、5はCPUユニット1が特殊機能ユニット4Aか
らデータを読み出す命令であり、この命令5は特殊機能
ユニット4Aの装着位置に対応する入出力番号51、特
殊機能ユニットの2ポートメモリ41におけるデータを
読み出す際の先頭アドレス52、読み出されたデータを
格納するデバイスメモリ12の先頭デバイス53および
転送するデータの点数54から構成される。なお、デバ
イスメモリ12の先頭デバイス53はデバイスメモリ1
2のアドレスを指定する。6はCPUユニット1が特殊
機能ユニット4Aにデータを書き込む命令であり、この
命令6は特殊機能ユニット4Aの装着位置に対応する入
出力番号61、特殊機能ユニット4Aの2ポートメモリ
41にデータを書き込む際における2ポートメモリ41
の先頭アドレス62、2ポートメモリ41に書き込むデ
ータが格納されているデバイスメモリ12の先頭デバイ
ス63、および、転送するデータの点数64から構成さ
れる。なお、命令5に記述されている”FROM”はC
PUユニットが外部(この場合は特殊機能ユニット)か
らデータを取り込むことを意味し、命令6に記述されて
いる”TO”はCPUユニットが外部(この場合は特殊
機能ユニット)へデータを出力することを意味してい
る。すなわち、”FROM”および”TO”は入力/出
力命令区分を示している。
【0006】図23は、CPUユニット1が特殊機能ユ
ニット4Aに対しデータの書き込みを行なう命令の具体
例を示す図である。図において、6Aは入出力番号50
の位置に装着されている特殊機能ユニット4Aの2ポー
トメモリ41のアドレス2にデバイスD0の内容を1点
分書き込む命令であり、6Bは入出力番号50の位置に
装着されている特殊機能ユニット4Aの2ポートメモリ
42のアドレス8にデバイスD0の内容を1点分書き込
む命令である。
【0007】次に、具体的な動作、例えば、入出力番号
50の位置に特殊機能ユニット4Aとして2CH・D/
Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を2つ持つ特
殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデバイスD0の
内容に対応したアナログ値を出力したい場合のプログラ
ムについて考える。この場合、図21aに示した2ポー
トメモリの記憶内容の例からわかるように2ポートメモ
リ41Aのアドレス2にデバイスD0の内容を書き込め
ばよい。つまり、図23におけるプログラム6Aとな
る。ユーザはプログラム装置2により、図23における
プログラム6Aを作成し、CPUユニット1のプログラ
ムメモリ11に通信ケーブル3を介してそのプログラム
6Aを書き込めばよい。
【0008】次に、実際にCPUユニット1がプログラ
ムメモリ11に書かれたプログラム6Aを実行する時
は、そのプログラムで指定された入出力番号50の位置
に装着されている2CH・D/Aユニットの2ポートメ
モリ41Aのアドレス2にデバイスメモリ12のデバイ
スD0の内容を書き込むようにし、2CH・D/Aユニ
ットは2ポートメモリ41Aのアドレス2の内容に応じ
たアナログ値を出力する。
【0009】次に、例えば、入出力番号50の位置に8
CH・D/Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を
8つ持つ特殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデバ
イスD0の内容に対応したアナログ値を出力したい場合
のプログラムについて考える。この場合、図21bの2
ポートメモリの記憶内容の例から明らかなように2ポー
トメモリ41Bのアドレス8にデバイスD0の内容を書
き込めばよい、つまり、図23におけるプログラム6B
となる。ユーザ゛はプログラム装置2により、図23に
おけるプログラム6Bを作成し、CPUユニット1のプ
ログラムメモリ11に通信ケーブル3を介してそのプロ
グラム6Bを書き込む。次に、実際にCPUユニット1
が、プログラムメモリ11に書かれたプログラム6Bを
実行する時は、そのプログラムで指定された入出力番号
50の位置に装着されている8CH・D/Aユニットに
おける2ポートメモリ41Bのアドレス8にデバイスメ
モリのデバスイD0の内容を書き込む。8CH・D/A
ユニットは2ポートメモリ41Bのアドレス8の内容に
応じたアナログ゛値を出力する。
【0010】さらに、例えば、入出力番号50の位置に
表示機能を持つ表示ユニット、例えば、特殊機能ユニッ
ト4Aを装着し、1行3列目にデバイスD0の内容に対
応した文字を表示したい場合のプログラムについて考え
る。この場合、図21cの2ポートメモリの記憶内容の
例からわかるように2ポートメモリ41Cのアドレス2
にデバイスD0の内容を書き込めばよいく、図23にお
けるプログラム6Aのようになる。ユーザは、プログラ
ム装置2により、図23におけるプログラム6Aを作成
し、CPUユニット1のプログラムメモリ11に通信ケ
ーブル3を介してそのプログラム6Aを書き込み、実際
にCPUユニット1が、プログラムメモリ11に書かれ
たプログラム6Aを実行する時は、そのプログラム6A
で指定された入出力番号50の位置に装着されている表
示ユニットの2ポートメモリ41Cのアドレス2にデバ
イスメモリのデバイスD0の内容を書き込むようにす
る。その結果、表示ユニットは2ポートメモリ41Cの
アドレス2の内容に応じた文字を表示する。
【0011】このように、従来は特殊機能ユニットに対
する命令がFROM、TO等の数種類しかなく、これら
の命令で全ての特殊機能ユニットに対する処理するよう
にしていたため、プログラム6Aは、ある時は1CH目
のアナログ出力命令になり、ある時は表示命令になり、
プログラムを見ただけでは命令の機能が分かりにくいと
いう問題点がある。また、D/Aユニットの1CH目に
アナログ出力を行う時、D/Aユニットのチャネル数の
相違によりプログラム6Aになったり、プログラム6B
になったりする(16CH・D/Aユニットであればま
た別のプログラムになる)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のシーケンス制御
方法は以上のように特殊機能ユニットに対する命令の種
類が少なく、これらの少ない命令で特殊機能ユニットに
対する全ての処理が行なわれるので、同じ命令が全く別
の動作を指令し、また、同じ動作に対する命令の形式が
異なり、命令形式を見てその命令が指令する動作が全く
分からず、また、2ポートメモリのアドレスを意識して
プログラムを作成せねばならず、プログラムの作成が容
易でないなどの問題点があった。また、特殊機能ユニッ
トを新たに開発したり、機能に変更を加えた場合等にお
いて、システムプログラムの変更等の煩わしい作業が伴
う等の問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、特殊機能ユニットの2ポートメ
モリのアドレスを意識せずにプログラムが作成できると
ともに、その命令形式をみてその命令が行なう動作が容
易に分かりプログラムの可読性がよく、また、新たに開
発した特殊機能ユニットの使用や機能の変更等が容易に
できるシーケンス制御方法を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシーケン
ス制御方法は、D/A変換ユニット等の特殊機能ユニッ
トの命令であることを示す第1コードと、特殊機能ユニ
ットの機能を示すとともに特殊機能ユニットに複数のチ
ャネルがあり使用するチャネルを指定する必要がある場
合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コードと、
特殊機能ユニットの装着位置と、デバイスメモリのアド
レスや印刷位置情報等の作用情報と、が記述された特殊
機能命令を有するシーケンスプログラムをCPUユニッ
トが実行し、制御対象からの入力情報、制御対象に設け
られたコイル等の出力機器を制御する出力情報、およ
び、内部情報を記憶するデバイスメモリの記憶内容にも
とづき制御対象を制御するシーケンス制御方法であっ
て、特殊機能ユニットに設けられCPUユニットからア
クセス可能な第1記憶手段に、第2コード、特殊機能ユ
ニットの双方向アクセス記憶手段のアドレス、および、
転送点数等からなる固有情報が特殊機能ユニットにより
処理可能な所定数の特殊機能命令について予め格納され
る段階、シーケンスプログラムをCPUユニットが実行
し特殊機能命令が呼び出される段階、呼び出された特殊
機能命令に対応する固有情報が第1記憶手段に格納され
ているか否か第1記憶手段の記憶内容にもとづきCPU
ユニットが判定し、一致するものが格納されていればそ
の固有情報と特殊機能命令に記述されている情報とにも
とづき特殊機能命令に対応する入力/出力命令区分と特
殊機能ユニットの装着位置とデバイスメモリのアドレス
と双方向アクセス記憶手段のアドレスと転送点数とを有
するシーケンスプログラム命令をCPUユニットが実行
し特殊機能ユニットを介してこのシーケンスプログラム
命令にもとづく所定の処理を行う段階、を有するように
したものである。
【0015】また、D/A変換ユニット等の特殊機能ユ
ニットの命令であることを示す第1コードと、特殊機能
ユニットの機能を示すとともに特殊機能ユニットに複数
のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要があ
る場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コード
と、特殊機能ユニットの装着位置と、デバイスメモリの
アドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記述された
特殊機能命令を有するシーケンスプログラムをCPUユ
ニットが実行し、制御対象からの入力情報、制御対象に
設けられたコイル等の出力機器を制御する出力情報、お
よび、内部情報を記憶するデバイスメモリの記憶内容に
もとづき制御対象を制御するシーケンス制御方法であっ
て、特殊機能ユニットに設けられCPUユニットからア
クセス可能な第1記憶手段に、第2コード、特殊機能ユ
ニットの双方向アクセス記憶手段のアドレス、および、
転送点数等からなる固有情報が特殊機能ユニットにより
処理可能な所定数の特殊機能命令について予め格納され
る段階、第1記憶手段の記憶内容がCPUユニットの第
2記憶手段に転送される段階、シーケンスプログラムを
CPUユニットが実行し特殊機能命令が呼び出される段
階、呼び出された特殊機能命令に対応する固有情報が第
2記憶手段に格納されているか否か第2記憶手段の記憶
内容にもとづきCPUユニットが判定し、一致するもの
が格納されていればその固有情報と特殊機能命令に記述
されている情報とにもとづき特殊機能命令に対応する入
力/出力命令区分と特殊機能ユニットの装着位置とデバ
イスメモリのアドレスと双方向アクセス記憶手段のアド
レスと転送点数とを有するシーケンスプログラム命令を
CPUユニットが実行し特殊機能ユニットを介してこの
シーケンスプログラム命令にもとづく所定の処理を行う
段階、を有するようにしたものである。
【0016】また、D/A変換ユニット等の特殊機能ユ
ニットの命令であることを示す第1コードと、特殊機能
ユニットの機能を示すとともに特殊機能ユニットに複数
のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要があ
る場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コード
と、特殊機能ユニットの装着位置と、デバイスメモリの
アドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記述された
特殊機能命令を有するシーケンスプログラムをCPUユ
ニットが実行し、制御対象からの入力情報、制御対象に
設けられたコイル等の出力機器を制御する出力情報、お
よび、内部情報を記憶するデバイスメモリの記憶内容に
もとづき制御対象を制御するシーケンス制御方法であっ
て、特殊機能ユニットに設けられCPUユニットからア
クセス可能な第1記憶手段に、第2コードと、特殊機能
命令に対応する入力/出力命令区分と特殊機能ユニット
の装着位置とデバイスメモリのアドレスと特殊機能ユニ
ットに設けられた双方向アクセス記憶手段のアドレスと
転送点数とを有するシーケンスプログラム命令とが特殊
機能ユニットにより処理可能な所定数の特殊機能命令に
ついて予め格納される段階、シーケンスプログラムをC
PUユニットが実行し特殊機能命令が呼び出される段
階、呼び出された特殊機能命令に対応する第2コード
と、特殊機能命令に対応する所定数のシーケンスプログ
ラム命令とが第1記憶手段に格納されているか否か第1
記憶手段の記憶内容にもとづきCPUユニットが判定
し、一致するものが格納されていればその所定数のシー
ケンスプログラム命令をCPUユニットが実行し特殊機
能ユニットを介してこの所定数のシーケンスプログラム
命令にもとづく所定の処理を行う段階、を有するように
したものである。
【0017】また、D/A変換ユニット等の特殊機能ユ
ニットの命令であることを示す第1コードと、特殊機能
ユニットの機能を示すとともに特殊機能ユニットに複数
のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要があ
る場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コード
と、特殊機能ユニットの装着位置と、デバイスメモリの
アドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記述された
特殊機能命令を有するシーケンスプログラムをCPUユ
ニットが実行し、制御対象からの入力情報、制御対象に
設けられたコイル等の出力機器を制御する出力情報、お
よび、内部情報を記憶するデバイスメモリの記憶内容に
もとづき制御対象を制御するシーケンス制御方法であっ
て、特殊機能ユニットに設けられCPUユニットからア
クセス可能な第1記憶手段に、第2コードと、特殊機能
命令に対応する入力/出力命令区分と特殊機能ユニット
の装着位置とデバイスメモリのアドレスと特殊機能ユニ
ットに設けられた双方向アクセス記憶手段のアドレスと
転送点数とを有する所定数のシーケンスプログラム命令
とが特殊機能ユニットにより処理可能な所定数の特殊機
能命令について予め格納される段階、第1記憶手段の記
憶内容がCPUユニットの第2記憶手段に転送される段
階、シーケンスプログラムをCPUユニットが実行し特
殊機能命令が呼び出される段階、呼び出された特殊機能
命令に対応する第2コードと、特殊機能命令に対応する
所定数のシーケンスプログラム命令とが第2記憶手段に
格納されているか否か第2記憶手段の記憶内容にもとづ
きCPUユニットが判定し、一致するものが格納されて
いればその所定数のシーケンスプログラム命令をCPU
ユニットが実行し特殊機能ユニットを介してこの所定数
のシーケンスプログラム命令にもとづく所
【0018】また、シーケンスプログラム命令はマイコ
ンプログラム命令により構成されるようにしたものであ
る。
【0019】また、第1メモリは双方向アクセス記憶手
段の所定のエリアであるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。シー
ケンス制御装置としてのプログラマブルコントローラの
構成は従来例において説明した図7のものとほぼ同一な
ので説明を省略する。
【0021】図1は、特殊機能ユニット対応命令7の形
式を示す図であり、Z_の後には任意の命令名を記述で
きることを示している。図において、71は特殊機能ユ
ニットの装着位置に対応する入出力番号、72は必要に
応じ記述する部分である。
【0022】特殊機能ユニット対応命令7における命令
記号Z_・・・は特殊機能部対応命令であること及びそ
の種別を表わすものであり、特殊機能部対応命令である
ことを表わす第1コードであるZ_と、特殊機能種別を
表わす第2コードである・・・(例えば1CH目にアナ
ログ値を出力する命令であれば上記・・・の部分にAN
ALOG_1の記号が記載される)から構成されてい
る。
【0023】図2は、特殊機能ユニット対応命令の例を
示す図である。図において、7Aは入出力番号50の位
置に装着されているD/Aユニットの1CH目からデバ
イスD0の内容にもとづくアナログ信号を出力させる命
令であり、7Bは入出力番号50の位置に装着されてい
る表示ユニットの1行3列目にデバイスD0の内容を表
示させる命令である。
【0024】図3a〜eは、CPUユニット1/特殊機
能ユニット4Aの両方からアクセスできる2ポートメモ
リ41の記憶内容の一例を示す図である。図において、
41AAは特殊機能ユニットの2ポートメモリ41の記
憶内容の一般例を示し、41BAは2CH・D/Aユニ
ットまたは8CH・D/Aユニットの1CH目にアナロ
グ出力を行なう場合において2CH・D/Aユニットの
2ポートメモリ41または8CH・D/Aユニットの2
ポートメモリ41の記憶内容の一例を示し、41CAは
表示ユニットの2ポートメモリ41に誤って2CH・D
/Aユニットや8CH・D/Aユニット用の指令を出力
したときの表示ユニットの2ポートメモリ41の記憶内
容の一例を示し、41DAは表示ユニットの表示位置を
変更した時の表示ユニットの2ポートメモリ41の記憶
内容の一例を示し、41EAはD0の内容を表示したと
きの表示ユニットの2ポートメモリ41の記憶内容の一
例を示している。
【0025】図4は図7に示したプログラマブルコント
ローラおよびプログラム装置の動作フローチャートであ
り、フローAはプログラム装置の2の、フローBはCP
Uユニット1の、フローCは特殊機能装置4Aの動作フ
ローをそれぞれ示している。
【0026】次に、動作について図4に示したフローチ
ャートに従って説明する。プログラム装置2でプログラ
ム作成を行なう時に、命令ステップの命令名の入力の初
めにZ_と入力されると、その後は特殊機能部4で予め
定義され、解読可能な任意の命令名の入力を受け付け可
能としておく。フローAにおいて、ステップ101でプ
ログラム装置2により図1に示す形式のプログラムを作
成し、ステップ102にてCPUユニット1のプログラ
ムメモリ11に通信ケーブル3を介して上記プログラム
を転送する。次に、フローBにおいて、CPUユニット
1はステップ111にて転送されたシーケンスプログラ
ムをプログラムメモリ11に格納し、ステップ112で
最初のプログラムステップをアクセスして解読し、ステ
ップ113でその命令の命令名の先頭2文字がZ_であ
れば特殊機能ユニット対応命令であると判別する。特殊
機能ユニット対応の命令でなければステップ118にて
通常のシーケンス処理を行なう。
【0027】次に、CPUユニット1はステップ11
4、115で特殊機能ユニット対応命令であると判別し
た命令およびその命令で指定されたアドレスにおいてデ
バイスメモリ12にデータが格納されていればその内容
をその命令で指定された入出力番号の位置に装着された
特殊機能ユニット4A内の2ポートメモリ41に格納す
るとともに、ステップ116で特殊機能ユニット4Aに
実行指令としての割り込をかける。この割り込みをフロ
ーCにおけるステップ121にて特殊機能ユニット4A
が認識すると、特殊機能ユニット4Aはステップ122
で2ポートメモリ41に格納された上記特殊機能ユニッ
ト対応命令を読み込み、この命令内容が該特殊機能ユニ
ット4Aで定義された命令であるか調べ、そうでなけれ
ばエラーとし、ステップ127でエラー処理を行ない、
エラーでなければステップ124でその命令を解読し、
ステップ125で定められた処理を実行する。このとき
必要であれば、2ポートメモリ41に格納されたデバイ
スデータ内容を用いて実行する。
【0028】次に、ステップ126で特殊機能ユニット
4Aは正常に実行したか/エラーであったか等の情報及
びCPUユニット1に返すべきデータがあればそのデー
タを2ポートメモリ41に格納し、CPUユニット1に
より実行結果をアクセス可能とする。フローBにおける
ステップ117で、CPUユニット1は実行結果に基づ
き定められ処理を行い、次ステップ処理、即ちステップ
112へ戻り、次の命令の実行に移る。
【0029】定められた処理とは例えば、正常に実行し
た場合は無処理、エラーであった場合はエラー表示、C
PUユニット1に返すべきデータがあった場合は、デバ
イスメモリ12にそのデータを転送する等である。
【0030】特殊機能ユニット対応命令に記述されてい
る入出力番号の装着位置に装着されている特殊機能ユニ
ットが2CH・D/Aユニット(デジタル/アナログ変
換機能を2つ持つ特殊機能ユニット)の場合は、Z_A
NALOG_1は1CH目にアナログ値を出力する命令
であり、Z_ANALOG_2は2CH目にアナログ値
を出力する命令である。同様に、8CH・D/Aユニッ
ト(デジタル/アナログ変換機能を8つ持つ特殊機能ユ
ニット)の場合にも、Z_ANALOG_1は1CH目
にアナログ値を出力する命令であり、Z_ANALOG
_2は2CH目にアナログ値を出力する命令である。ま
た、表示ユニットの場合は、LOCATEが表示位置を
指定する命令、PRINTが表示する命令である。
【0031】次に、入出力番号50の位置に2CHD/
Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を2つ持つ特
殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデバイスD0の
内容に対応したアナログ値を出力したい場合のプログラ
ムについて考える。
【0032】この場合、プログラムは図2に示したプロ
グラムステップ7Aとなる。ユーザは、プログラム装置
により、図2のプログラム7Aを作成し、CPUユニッ
ト1のプログラムメモリ11に通信ケーブル3を介して
プログラム7Aを書き込む。次に、実際にCPUユニッ
ト1がプログラムメモリ11に書かれたプログラム7A
を実行する時には、その命令の命令名の先頭2文字がZ
_であることを確認し、特殊機能ユニット対応命令であ
ると判別する。次に、CPUユニット1は、そのプログ
ラムおよびその命令で指定されたデバイスメモリ12の
D0の内容を、その命令で指定された入出力番号50の
位置に装着された2CH・D/Aユニット内の2ポート
メモリ41に格納すると共に2CHD/Aユニットに割
り込みをかける。この割り込みを2CH・D/Aユニッ
トが認識すると、2CH・D/Aユニットは、2ポート
メモリ41に格納された特殊機能ユニット対応命令が2
CH・D/Aユニットで定義された命令であるか調べ、
1CH目にデバイスメモリの内容をアナログ値として出
力する命令であると判断したら、2ポートメモリ41に
格納されたデバイスメモリ12のD0の内容に応じたア
ナログ値を1CHに出力する。
【0033】次に、例えば、入出力番号50の位置に8
CH・D/Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を
8つ持つ特殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデバ
イスD0の内容に対応したアナログ値を出力したい場合
のプログラムについて考える。この場合も、上述の場合
と同様にプログラムは図2の命令7Aとなり命令の実行
動作も全く同様になる。
【0034】このように、同様な機能を持つ特殊機能ユ
ニット対応命令はZ_ANALOG_1と言う同じ命令
名となり、また、命令名を見て1CH目にアナログ値を
出力する命令であることも容易に分かる。
【0035】実施例2. 次に、この発明の他の実施例を図について説明する。な
お、プログラマブルコントローラの構成は、従来例およ
び実施例1で説明した図7のものとほぼ同一であり説明
を省略する。
【0036】図5は、CPUユニット/特殊機能ユニッ
トの両方からアクセスできる2ポートメモリ41の記憶
内容(特殊機能ユニット対応命令情報の内容)の一例を
示す図である。図において、41ABは特殊機能ユニッ
トの一般例を示している。メモリはバイト単位であり、
すべての特殊機能ユニットにおける2ポートメモリ41
の記憶内容はこのような形式になっている。アドレス0
にはこのユニット定義されている特殊機能ユニット対応
命令の総数4120が格納され、以後に各特殊機能ユニ
ット対応命令の情報が格納される。アドレス1には一番
目に定義された特殊機能ユニット対応命令の命令名41
21aが文字コードで格納され、アドレス11にはこの
命令で定義されるデバイスメモリの数4121bが格納
され、アドレス12にはデバイスメモリ12の使用可能
な種類4121cがコードに変換されて格納される。ア
ドレス13には読み出し/書き込みの区分4121dが
格納され、アドレス14にはアクセスする2ポートメモ
リ41の先頭アドレス4121eが格納され、アドレス
15には2ポートメモリの先頭アドレスから読み出し/
書き込みを行う個数4121fが格納される。アドレス
16には読み出し/書き込みを行うときにCPUユニッ
トと特殊機能ユニット間でやりとりするハンドシェイク
信号とそのON/OFF状態4121gが格納され、ア
ドレス17には命令を実行できるか否かを示すフラグ4
121hが格納される。以上のように1つの命令の情報
は4121a〜4121hを一組とし、この1組を命令
情報4121とする。以下アドレス0に格納されている
特殊機能ユニット対応命令の総数分だけの命令のそれぞ
れについて対応する命令情報4122〜412nが格納
される。
【0037】図5において、41BBは2CH・D/A
ユニットにおける2ポートメモリ41の記憶内容の一例
を示し、41CBは8CH・D/Aユニットにおける2
ポートメモリ41の記憶内容の一例を示し、41DBは
表示ユニットにおける2ポートメモリ41の記憶内容の
一例を示している。
【0038】図6は、特殊機能ユニット対応命令を実行
する時のCPUユニットの処理動作を示すフローチャー
トである。
【0039】次に動作について説明する。図7に示した
プログラム装置2でプログラムを行う時、命令名の入力
の初めにZ_と入力されると、その後は任意の命令名の
入力を受け付け可能としておき、プログラム装置2によ
り図1に示すような形式のプログラムを作成し、CPU
ユニット1のプログラムメモリ11に通信ケーブル3を
介して前記プログラムを書き込む。次にCPUユニット
1はプログラムメモリ11に書かれたシーケンスプログ
ラムを実行するに際し、図6に示したフローチャートに
おけるステップ201でその命令の命令名の先頭2文字
がZ_であれば特殊機能ユニット対応命令であると判断
し、Z_以外の文字であればステップ2−8で通常の命
令の処理であるシーケンス処理を実行する。以上の動作
までは第1の発明の場合と同様である。
【0040】次に、CPUユニット1は、ステップ20
3で特殊機能ユニット対応命令であると判別した命令が
その命令で指定されている入出力番号の位置に装着され
た特殊機能ユニット4内の2ポートメモリ41に格納さ
れている特殊機能ユニット対応命令情報からこのユニッ
トに定義された命令数4120を読み出し、その個数分
の特殊機能ユニット対応命令から文字コードが一致する
命令を検索し、ステップ203でこの命令がこの特殊機
能ユニットに定義されているかを調べる。一致する命令
が見つからなかった場合、この命令名が特殊機能ユニッ
ト側で定義されていないとしてエラーとしてステップ2
07でエラー処理を行ない、見つかった場合は定義され
ているものとして次の処理に移る。まず、ステップ20
4でその命令を実行するのに必要な情報が定義されてい
るか、つまり、命令の構成が正しいかを特殊機能ユニッ
ト対応命令情報に従って、例えばデバイスの数および種
類等を調べる。
【0041】デバイスの数はシーケンスプログラムの図
1の72で指定されるデバイスの数を、デバイスの種類
(例えば、1ビットのリレー情報、内部ワード情報、1
ビットのネットワークリレー情報、リンクレジスタ情報
等)はデバイスの数で指定したデバイスについてそれぞ
れ使用可能なデバイスの種類をF5H、F6H等、コー
ドで示している。命令の構成が正しければ、次にステッ
プ205にて、実行可/否フラグでこの命令が実行でき
るかを調べ、実行可であればステップ206で前記特殊
機能ユニット対応命令情報の読み出し/書き込みの区
別、読み出し/書き込み先頭アドレス、読み出し/書き
込み個数、ハンドシェイク信号(命令実行時ON/OF
FされるデバイスとそのON/OFF状態)等の情報に
従って処理を行なう。実行否の場合はエラーとなり、ス
テップ207で所定のエラー処理を行なう。
【0042】この処理が正常に終了し、また、途中エラ
ーが発生した場合はエラー表示等のエラー処理を行いス
テップ209でこの命令の処理を終了し、ステップ20
1に戻り、次の命令の実行に移る。
【0043】実施例1の場合と同様に、この実施例2の
場合にも、2CH・D/Aユニット(デジタル/アナロ
グ変換機能を2つ持つ特殊機能ユニット)では、Z_A
NALOG_1が1CH目にアナログ値を出力する命
令、Z_ANALOG_2が2CH目にアナログ値を出
力する命令である。同様に、8CH・D/Aユニット
(デジタル/アナログ変換機能を8つ持つ特殊機能ユニ
ット)では、Z_ANALOG_1が1CH目にアナロ
グ値を出力する命令、Z_ANALOG_2が2CH目
にアナログ値を出力する命令、・・・・Z_ANALO
G_8が8CH目にアナログ値を出力する命令であり、
表示ユニットにおいては、LOCATEが表示位置を指
定する命令、PRINTが表示を行う命令である。
【0044】この時、例えば、入出力番号50の位置に
2CH・D/Aユニット(デジタル/アナログ変換機能
を2つ持つ特殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデ
バイスD0の内容に対応したアナログ値を出力したい場
合のプログラムについて考える。この場合のプログラム
は図2に示したプログラムステップ7Aとなる。CPU
ユニット1がプログラムメモリにおけるプログラムステ
ップ7Aを実行する時は、その命令の命令名の先頭2文
字がZ_であることを調べ、特殊機能ユニット対応命令
であると判別する。
【0045】次に、CPUユニット1は、その命令で指
定された入出力番号50の位置に装着された2CH・D
/Aユニット内の2ポートメモリ41に格納された特殊
機能ユニット対応命令の数430を読み出す。このユニ
ットは4個の特殊機能ユニット対応命令が定義されてい
るものとすると4個分の命令の文字コードを順次調べ
る。この場合は1CH目対応のメモリ情報は一番目にあ
るので、この一番目のメモリ情報、即ち、特殊機能ユニ
ット対応命令の情報に基づいて処理を行なう。
【0046】まず、この命令におけるデバイスの指定は
1個あり、デバイスの種類はコードF5Hで示されてい
ることがわかるので、これをプログラムメモリ11の命
令のD0と比較し正しいことが確認される(D0の種別
はF5に予め定まっているものとする)。次に、読み出
し/書き込み区分、バッファメモリ先頭アドレス、読み
出し/書き込み個数、ハンドシェイク信号(0=なし)
からデバイスメモリ12のデバイスD0の内容を2ポー
トメモリ41のアドレス2に書き込む命令であると判断
し、実行可/否フラグ可(=0)によりこれを実行し、
特殊機能ユニットは2ポートメモリ41に格納されたデ
バイスメモリ12のD0の内容に応じたアナログ値を1
CHに出力する。
【0047】次に、例えば、入出力番号50の位置に8
CH・D/Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を
8つ持つ特殊機能ユニット)を装着し、1CHにデバイ
スD0の内容に対応したアナログ値を出力したい場合の
プログラムについて考える。この場合も、プログラムは
図1のプログラムステップ7Aとなり、命令の実行動作
も全く同様になる。
【0048】このように、同様な機能を持つ特殊機能ユ
ニット対応命令は、Z_ANALOG_1と言う同じ命
令名となり、また命令名を見て1CH目にアナログ値を
出力する命令であることも容易に分かる。
【0049】実施例3. 以下、この発明の他の実施例を図8について説明する。
図8において、1はプログラマブルコントローラ全体を
制御するCPUユニット、11はシーケンスプログラム
が格納されるプログラムメモリ、12はシーケンスプロ
グラムで使われる、あるいは演算結果のデータが格納さ
れているデバイスメモリ、2はプログラムメモリ11に
格納するシーケンスプログラムを作成するプログラム装
置、3はあり、45は2ポートメモリとしてのバッファ
メモリである。
【0050】特殊命令用情報メモリ42の記憶内容(特
殊命令用情報の内容)の例は図5に示した実施例2のも
の構成例とほぼ同一である。すなわち、図5における2
ポートメモリ41の代わりに、図8においては特殊命令
用情報メモリ42とバッファメモリ45とが備わり、特
殊命令用情報メモリ42は特殊命令用情報の格納専用に
用いられている。
【0051】特殊命令の形式は図1に示した例と同じで
ある。 また、特殊命令を実行するときのCPUユニッ
ト1の処理を示す動作フロー図は図6に示した実施例2
の動作フロー図とほぼ同じである。
【0052】以下、この実施例3の動作について説明す
る。2CH・D/Aユニット(デジタル/アナログ変換
機能を2つ持つ特殊機能ユニット)において、”Z_A
NALOG_1”は1CH目にアナログ値を出力する命
令であり、”Z_ANALOG_2”が2CH目にアナ
ログ値を出力する命令である。
【0053】同じように、8CH・D/Aユニット(デ
ジタル/アナログ変換機能を8つ持つ特殊機能ユニッ
ト)において、”Z_ANALOG_1”は1CH目に
アナログ値を出力する命令、”Z_ANALOG_2”
は2CH目にアナログ値を出力する命令、・・・”Z_A
NALOG_8”は8CH目にアナログ値を出力する命
令、表示ユニットにおいては、”Z_LOCATE”は
表示位置を指定する命令、”Z_PRINT”は表示す
る命令である。
【0054】入出力番号50 の位置に2CH・D/A
ユニット (デジタル/アナログ変換機能を2つ持つ特殊
機能ユニット)を装着し、1CH目にデバイスD0の内
容に対応したアナログ値を出力したい場合のプログラム
について考える。この場合、プログラムは図2の命令7
Aとなる。ユーザは、プログラム装置2により図2の命
令7Aというプログラムを作成し、CPUユニット1の
プログラムメモリ11に通信ケーブル3を介してこのプ
ログラム7Aを書き込む。
【0055】次に、実際にCPUユニット1が、プログ
ラムメモリ11に書かれたプログラム7Aを実行する時
は、その命令の命令名の先頭2文字がZ_であることを
調べ、特殊命令であると判別する。次に、CPUユニッ
ト1は、その命令で指定された入出力番号50の位置に
装着された2CH・D/Aユニット内の2ポートメモリ
42に格納されている特殊命令について、図5bに示し
た特殊命令の数4130を読み出す。このユニットには
4個の特殊命令が定義されていると分かるので、4個分
の命令の文字コードを順次調べる。この場合一番目で命
令名が一致するので、この一番目の特殊命令の情報に基
づいて処理を行なう。
【0056】まず、この命令はデバテスメモリの指定は
1個であり、その種類はコードF5Hで示される種類が
指定できることが分かるので、これをプログラムメモリ
11の命令のD0と調べ正しいことが分かる。次に、読
み出し/書き込み区分、バッファメモリ先頭アドレス、
読み出し/書き込み個数、ハンドシェイク信号(0=な
し)からデバイスメモリ12のD0内容をバッファメモ
リ45のアドレス2に書き込む命令であると判断し、実
行可/否フラグ(0=可)によりこれを実行し、デバイ
スメモリ12のD0の内容をバッファメモリ45のアド
レス2に書き込む。特殊機能ユニットは従来通りバッフ
ァメモリ45のアドレス2の内容に応じたアナログ値を
1CHに出力する。すなわち、デバイスメモリ12のD
0の内容アナログ値を1CHに出力することになる。
【0057】例えば、入出力NO50の位置に8CH・
D/Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を8つ持
つ特殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデバイスD
0の内容に対応したアナログ値を出力したい場合のプロ
グラムについて考えると、プログラムは図2の命令7A
となり、命令の実行動作も全く同様になる。
【0058】また、入出力番号50の位置に表示ユニッ
トを装着し、1行3列目にデバテスD0の内容に対応し
た文字を表示したい場合のプログラムについて考える
と、プログラムは図2の命令7Bとなり、命令の実行動
作も全く同様になる。
【0059】このように、同様な機能を持つ特殊命令
は、”Z_ANALOG_1”と言う同じ命令名とな
り、また命令名を見て1CH目にアナログ値を出力する
命令であることも容易に判る。また、同様な内部処理の
特殊命令でも、2CH・D/Aユニットでは、”Z_A
NALOG_1”表示ユニットでは、”Z_LOCAT
E”、”Z_PRINT”と機能が異なることも容易に
分かる。
【0060】実施例4. 次に、この発明のさらに他の実施例を図について説明す
る。図9において、13は各特殊機能ユニットそれぞれ
の特殊命令用情報を格納するためのメモリである。
【0061】図10は、各特殊機能ユニットそれぞれの
特殊命令用情報を格納するための第2記憶手段、例え
ば、メモリ13の記憶内容の一例を示す図である。図に
おいて、131には入出力番号0に装着されている特殊
機能ユニットの特殊命令用情報メモリ42の内容が格納
される。132には入出力番号10に装着されている特
殊機能ユニットの特殊命令用情報メモリ42の内容が格
納される。以下、同様である。
【0062】図11は、シーケンスプログラムを実行す
る前に、予め、特殊機能ユニット内のメモリに格納され
た特殊命令用情報メモリの内容をCPUユニット内の前
記情報を格納するためのメモリ13に転送するときのC
PUユニットの処理を示す動作フロー図である。
【0063】次に動作について説明する。プログラム装
置2でプログラムを行う時、命令名の入力の初めにZ_
と入力されると、その後は任意の命令名の入力を受け付
け可能としておく。こうしてプログラム装置2により図
1に示すような形式のプログラムを作成し、CPUユニ
ット1のプログラムメモリ11に通信ケーブル3を介し
て前記プログラムを書き込む。
【0064】次に、CPUユニット1が、シーケンスプ
ログラムを実行する前に、予め、特殊機能ユニット内の
特殊命令用情報メモリ42に格納された特殊命令用情報
をCPUユニット内の前記情報を格納するためのメモリ
13に転送する。すなわち、先頭のユニットから順に
(ステップ301)、最終のユニットまで(ステップ3
05)以下の処理を行う。該当のユニットが特殊機能ユ
ニットであるかを調べる(ステップ302)。特殊機能
ユニットであれば、特殊命令定義されているかを調べる
(ステップ303)。定義されていれば、該当の特殊機
能ユニット内の特殊命令用情報メモリ42に格納された
特殊命令用情報をCPUユニット内の前記メモリ13に
転送する(ステップ304)。ステップ305で最終ユ
ニットでなければ、次のユニットへ進む(ステップ30
6)。
【0065】次に、実際にCPUユニット1が、プログ
ラムメモリ11に書かれたシーケンスプログラムを実行
する。この時の処理は実施例1で説明した通りである
(図6の動作フロー図の通りである)。但し、実施例1
では、該当の特殊機能ユニット内の特殊命令用情報メモ
リ42に格納された特殊命令用情報に基づいて処理する
ようにしたが、この実施例4では、予め、前記情報を格
納しておいたCPUユニット内のメモリ13の該当特殊
命令用情報に基づいて処理するようにしている。一般
に、特殊機能ユニットの特殊命令用情報メモリ42より
もCPUユニット内のメモリ13の方がアクセススピー
ドが数段高速なため、この実施例4の方が特殊命令の実
行速度がより高速である。
【0066】上述の説明では、予め、特殊命令を持つ全
ての特殊機能ユニットの特殊命令用情報メモリ42の特
殊命令用情報の全てをCPU機能ユニットのメモリ13
に転送するようにしたが、メモリの節約と解読の高速の
ために、シーケンスプログラム中で実際にプログラムさ
れている特殊命令を検索し、それに対応する該当の特殊
機能ユニットの特殊命令用情報メモリ42の該当する特
殊命令用情報のみをCPUユニットのメモリ13に転送
するようにしてもよい。
【0067】実施例5. 次に、この発明のさらに他の実施例を図について説明す
る。図12において、43は特殊機能ユニットに設けら
れCPUユニットからアクセスでき、特殊命令用シーケ
ンスプログラムが格納されている第1記憶手段、例え
ば、特殊命令用シーケンスメモリである。
【0068】図13は特殊命令用シーケンスメモリ43
の記憶内容(特殊命令用シーケンスメモリの内容)の一例
を示す図である。図において、(a)は特殊命令用シー
ケンスメモリ43の一般例である。43aはこのユニッ
トに定義されている特殊命令の総数が格納される部分で
あり、以降に各特殊命令の命令名とシーケンスプログラ
ムが格納される部分がある。この情報を1番目の命令を
例に説明する。431aは一番目に定義された特殊命令
の命令名が文字コードで格納されている部分、432a
はこの命令に対応するシーケンスプログラムが格納され
ている部分である。1つの命令の情報はこのように43
1aと432aを一組として構成されされ、以下このよ
うな一組の情報がアドレス0に格納されている特殊命令
の総数分格納されている。(b)は2CH・D/Aユニ
ットにおける特殊命令用シーケンスメモリ43の記憶内
容の一例、(c)は8CH・D/Aユニットにおける特
殊命令用シーケンスメモリ43の記憶内容の一例、
(d)は表示ユニットにおける特殊命令用シーケンスメ
モリ43の記憶内容の一例を示している。
【0069】図14は特殊命令用シーケンスメモリ43
に格納されている特殊命令に対応するシーケンスプログ
ラムの例である。図において、81は2CH・D/Aユ
ニットの特殊命令”Z_ANALOG_1”に対応する
シーケンスプログラム、および、表示ユニットの特殊命
令”Z_PRINT”に対応するシーケンスプログラム
の例である。82は8CH・D/Aユニットの特殊命
令”Z_ANALOG_1”に対応するシーケンスプロ
グラムの例である。83は8CH・D/Aユニットの特
殊命令”Z_ANALOG”に対応するシーケンスプロ
グラムの例である。
【0070】図15は、特殊命令を実行するときのCP
Uユニットの処理を示す動作フロー図である。次に動作
について説明する。プログラム装置2でプログラム作成
を行う時、命令名の入力の初めにZ_と入力されると、
その後は任意の命令名の入力を受け付け可能としてお
く。こうしてプログラム装置2により図1に示すような
形式のプログラムを作成し、CPUユニット1のプログ
ラムメモリ11に通信ケーブル3を介して前記プログラ
ムを書き込む。
【0071】次に、実際にCPUユニット1が、プログ
ラムメモリ11に書かれたシーケンスプログラムを実行
する。この時の処理を図15の動作フロー図に示す。ま
ず、その命令の命令名の先頭2文字がZ_であれば特殊
命令であると判別する(ステップ501)。Z_以外の
文字であれば通常の命令の処理をする(ステップ50
8)。次に、CPUユニット1は、特殊命令であると判
別した命令が、その命令で指定された入出力NOの位置
に装着された特殊機能ユニット4内の特殊命令用シーケ
ンスメモリ43に格納された特殊命令の数43aからこ
のユニットに定義された命令数を読み出し(ステップ5
02)、その個数分の特殊命令から文字コードが一致す
る命令を検索し、この命令がこの特殊機能ユニットに定
義されているかを調べる(ステップ503)。
【0072】一致する命令が見つからなかった場合、こ
の命令名が特殊機能ユニット側で定義されていないとみ
なしてエラーとし(ステップ506)、見つかったら定
義されていたとみなしてCPUユニット1は、次の処理
に移る。まず、その命令で指定されたデバイスの内容を
専用デバイスA(A0,A1,A2・・・)にセットす
る(ステップ504)。次に、その命令に対応する特殊
命令用シーケンスプログラムを実行する(ステップ50
5)。この処理を正常に終了した場合はこの命令の処理
を終了し、また、途中エラーが発生した場合はエラー表
示等のエラー処理を行い(ステップ506)この命令の
処理を終了し、次の命令の実行に移る。
【0073】2CH・D/Aユニット(デジタル/アナ
ログ変換機能を2つ持つ特殊機能ユニット)において、
Z_ANALOG_1が1CH目にアナログ値を出力す
る命令、Z_NALOG_2が2CH目にアナログ値を
出力する命令である。同じように、8CH・D/Aユニ
ット(デジタル/アナログ変換機能を8つ持つ特殊機能
ユニット)において、Z_ANALOG_1が1CH目
にアナログ値を出力する命令、Z_ANALOG_2が
2CH目にアナログ値を出力する命令、・・・Z_AN
ALOG_8が8CH目にアナログ値を出力する命令、
Z_ANALOGが指定CH目にアナログ値を出力する
命令である。また、表示ユニットでは、Z_LOCAT
Eが表示位置を指定する命令、Z_PRINTが表示す
る命令である。
【0074】入出力番号50の位置に2CH・D/Aユ
ニット(デジタル/アナログ変換機能を2つ持つ特殊機
能ユニット)を装着し、1CH目にデバイスD0の内容
に対応したアナログ値を出力したい場合のプログラムに
ついて考える。この場合、プログラムは図2の命令7A
となる。ユーザは、プログラム装置2により、図2の命
令7Aというプログラムを作成し、CPUユニット1の
プログラムメモリ11に通信ケーブル3を介してそのプ
ログラム7Aを書き込む。
【0075】次に、実際にCPUユニット1が、プログ
ラムメモリ11に書かれたプログラム7Aを実行する時
は、その命令の命令名の先頭2文字がZ_であることを
調べ、特殊命令であると判別する。次に、CPUユニッ
ト1は、その命令で指定された入出力番号50の位置に
装着された2CH・D/Aユニット内の特殊命令用シー
ケンスメモリ43に格納された特殊命令の数43bを読
み出す。このユニットには4個の特殊命令が定義されて
いるとわかるので、4個分の命令の文字コードを順次調
べる。この場合一番目で命令名が一致する。次に、この
命令で指定された入出力番号50を図14のA0に、デ
バイスメモリ12のD0の内容を図14のA1に格納す
る。その後、この命令に対応するシーケンスプログラム
ステップ81を実行する。このシーケンスプログラムス
テップ81は、A0に50が、A1にD0の内容が格納
されているのでので、このシーケンスプログラムステッ
プ81が実行されるとデバイスメモリ12のD0の内容
に応じたアナログ値が入出力番号50の位置に装着され
た2CH・D/Aユニットの1CHに出力されることに
なる。
【0076】次に、入出力番号50の位置に8CH・D
/Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を8つ持つ
特殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデバイスD0
の内容に対応したアナログ値を出力したい場合のプログ
ラムについて考える。この場合も、プログラムは図2の
命令7Aとなり、命令の実行動作も全く同様になる。す
なわち、この命令に対応するシーケンスプログラム82
を実行することになる。
【0077】次に、入出力番号50の位置に表示ユニッ
トを装着し、1行3列目にデバイスD0の内容に対応し
た文字を表示したい場合のプログラムについて考える。
この場合も、プログラムは図2の命令7Bとなり、命令
の実行動作も全く同様になる。
【0078】このように、同様な機能を持つ特殊命令
は、”Z_ANALOG_1”と言う同じ命令名とな
り、また命令名を見て1CH目にアナログ値を出力する
命令であることも容易に分かる。また、同様な内部処理
の特殊命令でも、2CH・D/Aユニットでは”Z_A
NALOG_1”、表示ユニットでは、”Z_LOCA
TE”、”Z_PRINT”と機能が異なることも容易
に分かる。
【0079】次に、入出力番号50の位置に8CH・D
/Aユニット(デジタル/アナログ変換機能を8つ持つ
特殊機能ユニット)を装着し、1CH目にデバイスD0
の内容に対応したアナログ値を出力したい場合のプログ
ラムについて考える。この場合、プログラムは図2の命
令7Aとなる。ユーザは、プログラム装置2により、図
2の命令7Aというプログラムを作成し、CPUユニッ
ト1のプログラムメモリ11に通信ケーブル3を介して
そのプログラム7Aを書き込む。
【0080】次に、実際にCPUユニット1が、プログ
ラムメモリ11に書かれたプログラム7Aを実行する時
は、その命令の命令名の先頭2文字がZ_であることを
確認し、特殊命令であると判別する。次に、CPUユニ
ット1は、その命令で指定された入出力番号50の位置
に装着された2CH・D/Aユニット内の特殊命令用シ
ーケンスメモリ43に格納されている特殊命令の数43
bを読み出す。このユニットには4個の特殊命令が定義
されているとわかるので、4個分の命令の文字コードを
順次調べる。この場合1番目で命令名が一致する。
【0081】次に、この命令で指定された入出力番号5
0をA0に、CH番号1をA1に、デバイスメモリ12
のD0の内容をA2に格納する。その後、この命令に対
応するシーケンスプログラム83を実行する。この命令
では、A0に50が、A1に3が、A2にD0の内容が
格納されているのでので、”= A1 1”が成立
し、”TO A0 8 A2 1”が実行され、バッフ
ァメモリ45のアドレス8にA2の内容が書き込まれ
る。すなわち、デバイスメモリ12のD0の内容に応じ
たアナログ値を入出力番号50の位置に装着された2C
H・D/Aユニットの1CHに出力することになる。
【0082】このように、特殊命令の動作をシームンス
プログラムで自由に記述しているため、複雑な機能を”
Z_ANALOG”という1つの特殊命令で実現でき
る。また、”Z_ANALOG”という命令名を見て指
定CH目にアナログ値を出力する命令であることも容易
に分かる。
【0083】実施例6. 次に、この発明のさらに他の実施例を図について説明す
る。図16において、14は各特殊機能ユニットそれぞ
れの特殊命令用シーケンスプログラムを格納するための
メモリである。
【0084】図17は、各特殊機能ユニットそれぞれの
特殊命令用シーケンスプログラムを格納するための第2
記憶手段、例えば、メモリ14の記憶内容の例を示す図
である。図において、141には入出力番号0に装着さ
れている特殊機能ユニットの特殊命令用シーケンスメモ
リ43の内容が格納される。142には入出力番号10
に装着されている特殊機能ユニットの特殊命令用シーケ
ンスメモリ43の内容が格納される。以下、同様であ
る。
【0085】図18は、シーケンスプログラムを実行す
る前に、予め特殊機能ユニット内のメモリに格納された
特殊命令用シーケンスメモリ43の内容をCPUユニッ
ト内の前記内容を格納するためのメモリ14に転送する
ときのCPUユニットの処理を示す動作フロー図であ
る。
【0086】次に動作について説明する。プログラム装
置2でプログラム作成を行うとき、命令名の入力の初め
にZ_と入力されると、その後は任意の命令名の入力を
受け付け可能としておく。こうしてプログラム装置2に
より図1に示すような形式のプログラムを作成し、CP
Uユニット1のプログラムメモリ11に通信ケーブル3
を介して前記プログラムを書き込む。
【0087】次に、CPUユニット1が、シーケンスプ
ログラムを実行する前に、予め特殊機能ユニット内の特
殊命令用シーケンスメモリ42に格納された特殊命令用
シーケンスプログラム等をCPUユニット内の前記内容
を格納するためのメモリ14に転送する。すなわち、先
頭のユニットから順に(ステップ601)、最終のユニ
ットまで(ステップ605)以下の処理を行う。該当の
ユニットが特殊機能ユニットであるかを調べる(ステッ
プ602)。特殊機能ユニットであれば、特殊命令定義
されているかを調べる(ステップ603)。定義されて
いれば、該当の特殊機能ユニット内のメモリ42に格納
された特殊命令用シーケンスプログラム等をCPUユニ
ット内の前記メモリ14に転送する(ステップ60
4)。ステップ605で最終ユニットでなければ、次の
ユニットへ進む(ステップ606)。
【0088】次に、実際にCPUユニット1がプログラ
ムメモリ11に書かれたシーケンスプログラムを実行す
る。この時の処理は、実施例5で説明した通りである
(図15の動作フロー図の通りである)。但し、実施例
5の発明では該当の特殊機能ユニット内のメモリ43に
格納された特殊命令用シーケンスプログラムにもとづい
て処理するようにしたが、この実施例6では、予め前記
情報を格納しておいたCPUユニット内のメモリ14の
該当特殊命令用シーケンスプログラムにもとづいて処理
するようにしている。一般に、特殊機能ユニットの特殊
命令用シーケンスメモリ43よりもCPUユニット内の
メモリ14の方がアクセススピードが数段高速なため、
この実施例6では特殊機能命令の実行速度が高速であ
る。
【0089】また、以上の説明においては予め特殊機能
命令を持つ全ての特殊機能ユニットのメモリ42の特殊
命令用シーケンスプログラム全てをCPUユニットのメ
モリ14に転送するとしたが、メモリの節約と解読の高
速のためにシーケンスプログラム中で実際にプログラム
されている特殊機能命令を検索し、該当する特殊機能ユ
ニットの特殊命令用シーケンスメモリ43の該当する特
殊命令用シーケンスプログラムのみをCPUユニットの
メモリ14に転送するようにしてもよい。
【0090】実施例7. 次に、この発明のさらに他の実施例を図について説明す
る。図19において、44はCPUユニットからアクセ
スでき、特殊命令用マイコンプログラムが格納されてい
るメモリである。
【0091】この実施例は、実施例5における特殊命令
用シーケンスプログラムを特殊命令用マイコンプログラ
ムに置き換えたものである。CPUユニットには通常マ
イクロプロセッサが搭載されている。また、このマイク
ロプロセッサの機械語で構成されたプログラムをマイコ
ンプログラムと呼んでいる。この実施例7は動作も実施
例5における特殊命令用シーケンスプログラムの代わり
に、特殊命令用マイコンプログラムを実行するものであ
る。動作は実施例5とほぼ同様である。
【0092】実施例8. 次に、この発明のさらに他の実施例を図について説明す
る。図20において、15は各特殊機能ユニットそれぞ
れの特殊命令用マイコンプログラムを格納するためのメ
モリである。
【0093】この実施例8は実施例6における特殊命令
用シーケンスプログラムを特殊命令用マイコンプログラ
ムに置き換えたものである。この実施例8の動作も実施
例6における特殊命令用シーケンスプログラムの代わり
に、特殊命令用マイコンプログラムを予め転送してお
き、その後、実行するものである。動作は実施例6とほ
ぼ同様である。
【0094】以上のように、実施例1〜実施例8におい
て、特殊機能ユニットの2ポートメモリのアドレスを意
識せずにプログラムでき、また、特殊機能ユニットに対
する命令を見てその命令がどのような動作をするかがす
ぐに分かるのでプログラムの可読性が上がり、設計効率
/保守効率を向上させることができると共に、特殊機能
ユニットの種類が増えても、CPUユニット側に影響を
与える事なく適切な特殊機能ユニット対応命令を持たせ
ることができる。
【0095】なお、上記実施例1〜実施例8では、プロ
グラム装置2とCPUユニット1が通信ケーブル3で接
続されているとしたが、通信ケーブルなしで直接接続さ
れていてもよい。また、通信用特殊機能ユニットにプロ
グラム装置2が通信ケーブル3を介して接続されていて
もよい。また、特殊機能ユニットの1つがプログラム装
置2であってもよい。
【0096】さらに、特殊機能ユニットが持つ特殊命令
用情報を図5のように定義したが、メモリの構成はワー
ド単位でも他の単位でもよいし、1情報ごとに異なって
もよい。各命令の情報はこれらのうちから限定してもよ
いし、他にも必要な情報を追加してもよい。また、ユニ
ットによって異なってもよいし、異なることを知らせる
情報を付加させてもよい。さらに、1命令ずつまとめて
格納したが情報ごとにまとめてもよい。
【0097】実施例1〜実施例8では命令記号における
第1の記号がZ_で始まる命令を特殊機能ユニット対応
命令であるとしたが、Z_に限定されるものではなく、
例えばX_、Y_で始まる命令を特殊機能ユニット対応
命令であるとし、X_はアナログ系特殊機能ユニット対
応命令、Y_はリンク系特殊機能ユニット対応命令、Z
_はその他の特殊機能ユニット対応命令などのように使
い分ければプログラムの判読がより容易になる。
【0098】また、Z_で始まる命令名が特殊機能ユニ
ット対応命令であるとしたが、CPUユニットが標準で
装備する(サポートする)命令名以外を特殊機能ユニッ
ト対応命令であるとしてもよい。すなわち、特殊機能種
別を示す第2の記号が特殊機能ユニット対応命令である
ことを示す第1の記号の役割も兼ね示す。さらに、Z_
が特殊機能ユニット対応命令の判断基準であるとした
が、命令名等が中間コードに変換されプログラムメモリ
に格納されており、その中間コードにより、特殊機能ユ
ニット対応命令であるか判断してもよい。
【0099】さらに、特殊機能ユニットに対する実行要
求をCPUユニットから特殊機能ユニットに割り込みを
かけることにより行なうようにしたが、特殊機能ユニッ
ト内のフリップフロップ(図示せず)をCPUユニット
1が立て、特殊機能ユニットがそれをポーリンリングし
て実行要求があったか判断してもよいし、CPUユニッ
ト1が特殊機能ユニット内の2ポートメモリに実行要求
のコードを書き込み、特殊機能ユニット4がそれをポー
リングして実行要求があったか判断してもよい。
【0100】なお、上記実施例においては2ポートメモ
リを用いているが、2ポートメモリ用いてCPU部1と
特殊機能部4に属するデータおよびアドレスバスを切替
える方法であってもよい。
【0101】また、実施例1〜実施例8においてはシー
ケンス制御装置であるプログラマブルコントローラを例
にとり説明したが、プログラマブルコントローラ以外
の、例えば、数値制御装置等にも適用できる。
【0102】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、D/A
変換ユニット等の特殊機能ユニットの命令であることを
示す第1コードと、特殊機能ユニットの機能を示すとと
もに特殊機能ユニットに複数のチャネルがあり使用する
チャネルを指定する必要がある場合にはさらにチャネル
番号情報を有する第2コードと、特殊機能ユニットの装
着位置と、デバイスメモリのアドレスや印刷位置情報等
の作用情報と、が記述された特殊機能命令を有するシー
ケンスプログラムをCPUユニットが実行するように
し、その実行方法として、特殊機能ユニットに設けられ
CPUユニットからアクセス可能な第1記憶手段に、第
2コード、特殊機能ユニットの双方向アクセス記憶手段
のアドレス、および、転送点数等からなる固有情報が特
殊機能ユニットにより処理可能な所定数の特殊機能命令
について予め格納され、シーケンスプログラムをCPU
ユニットが実行し特殊機能命令が呼び出され、呼び出さ
れた特殊機能命令に対応する固有情報が第1記憶手段に
格納されているか否か第1記憶手段の記憶内容にもとづ
きCPUユニットが判定し、一致するものが格納されて
いればその固有情報と特殊機能命令に記述されている情
報とにもとづき特殊機能命令に対応する入力/出力命令
区分と特殊機能ユニットの装着位置とデバイスメモリの
アドレスと双方向アクセス記憶手段のアドレスと転送点
数とを有するシーケンスプログラム命令をCPUユニッ
トが実行し特殊機能ユニットを介してこのシーケンスプ
ログラム命令にもとづく所定の処理を行うようにしたの
で、特殊機能対応命令及びその種別を表わす命令記号を
用いた命令形式の命令ステップを有するプログラムを実
行することにより、特殊機能ユニットにおける双方向ア
クセス記憶手段のアドレスを意識せずにプログラム作成
が可能になり、命令形式をみてその命令が指定する特殊
機能ユニットが制御する制御対象が分かり、プログラム
の可読性が高くプログラム設計および保守効率を向上で
きるとともに、第1記憶手段を例えば不揮発性メモリと
し予め第1記憶手段に固有情報を格納しておくことによ
り各種の特殊機能ユニットのそれぞれに対してCPUユ
ニットは同一の処理を行えばよくなるので例えば新たな
機能を有する特殊機能ユニットを採用する場合や特殊機
能ユニットの機能の変更を行う場合にもCPUユニット
のシステムプログラムの変更等による作業の増加を防止
できる効果がある。
【0103】また、D/A変換ユニット等の特殊機能ユ
ニットの命令であることを示す第1コードと、特殊機能
ユニットの機能を示すとともに特殊機能ユニットに複数
のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要があ
る場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コード
と、特殊機能ユニットの装着位置と、デバイスメモリの
アドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記述された
特殊機能命令を有するシーケンスプログラムをCPUユ
ニットが実行するようにし、その実行方法として、特殊
機能ユニットに設けられCPUユニットからアクセス可
能な第1記憶手段に、第2コード、特殊機能ユニットの
双方向アクセス記憶手段のアドレス、および、転送点数
等からなる固有情報が特殊機能ユニットにより処理可能
な所定数の特殊機能命令について予め格納され、第1記
憶手段の記憶内容がCPUユニットの第2記憶手段に転
送される段階、シーケンスプログラムをCPUユニット
が実行し特殊機能命令が呼び出され、呼び出された特殊
機能命令に対応する固有情報が第2記憶手段に格納され
ているか否か第2記憶手段の記憶内容にもとづきCPU
ユニットが判定し、一致するものが格納されていればそ
の固有情報と特殊機能命令に記述されている情報とにも
とづき特殊機能命令に対応する入力/出力命令区分と特
殊機能ユニットの装着位置とデバイスメモリのアドレス
と双方向アクセス記憶手段のアドレスと転送点数とを有
するシーケンスプログラム命令をCPUユニットが実行
し特殊機能ユニットを介してこのシーケンスプログラム
命令にもとづく所定の処理を行うようにしたので、請求
項1の発明の効果に加えて処理の迅速化ができる効果が
ある。
【0104】また、D/A変換ユニット等の特殊機能ユ
ニットの命令であることを示す第1コードと、特殊機能
ユニットの機能を示すとともに特殊機能ユニットに複数
のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要があ
る場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コード
と、特殊機能ユニットの装着位置と、デバイスメモリア
ドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記述された特
殊機能命令を有するシーケンスプログラムをCPUユニ
ットが実行するようにし、その実行方法として、特殊機
能ユニットに設けられCPUユニットからアクセス可能
な第1記憶手段に、第2コードと、特殊機能命令に対応
する入力/出力命令区分と特殊機能ユニットの装着位置
とデバイスメモリのアドレスと特殊機能ユニットに設け
られた双方向アクセス記憶手段のアドレスと転送点数と
を有するシーケンスプログラム命令とが特殊機能ユニッ
トにより処理可能な所定数の特殊機能命令について予め
格納され、シーケンスプログラムをCPUユニットが実
行し特殊機能命令が呼び出され、呼び出された特殊機能
命令に対応する第2コードと、特殊機能命令に対応する
所定数のシーケンスプログラム命令とが第1記憶手段に
格納されているか否か第1記憶手段の記憶内容にもとづ
きCPUユニットが判定し、一致するものが格納されて
いればその所定数のシーケンスプログラム命令をCPU
ユニットが実行し特殊機能ユニットを介してこの所定数
のシーケンスプログラム命令にもとづく所定の処理を行
うようにしたので、請求項1の発明の効果に加えてCP
Uユニットの負荷を軽減できる効果がある。
【0105】また、D/A変換ユニット等の特殊機能ユ
ニットの命令であることを示す第1コードと、特殊機能
ユニットの機能を示すとともに特殊機能ユニットに複数
のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要があ
る場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コード
と、特殊機能ユニットの装着位置と、デバイスメモリの
アドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記述された
特殊機能命令を有するシーケンスプログラムをCPUユ
ニットが実行するようにし、その実行方法として、特殊
機能ユニットに設けられCPUユニットからアクセス可
能な第1記憶手段に、第2コードと、特殊機能命令に対
応する入力/出力命令区分と特殊機能ユニットの装着位
置とデバイスメモリのアドレスと特殊機能ユニットに設
けられた双方向アクセス記憶手段のアドレスと転送点数
とを有する所定数のシーケンスプログラム命令とが特殊
機能ユニットにより処理可能な所定数の特殊機能命令に
ついて予め格納され、第1記憶手段の記憶内容がCPU
ユニットの第2記憶手段に転送される段階、シーケンス
プログラムをCPUユニットが実行し特殊機能命令が呼
び出され、呼び出された特殊機能命令に対応する第2コ
ードと、特殊機能命令に対応する所定数のシーケンスプ
ログラム命令とが第2記憶手段に格納されているか否か
第2記憶手段の記憶内容にもとづきCPUユニットが判
定し、一致するものが格納されていればその所定数のシ
ーケンスプログラム命令をCPUユニットが実行し特殊
機能ユニットを介してこの所定数のシーケンスプログラ
ム命令にもとづく所定の処理を行うようにしたので、請
求項3の発明の効果に加えて処理を迅速化できる効果が
ある。
【0106】また、シーケンスプログラムス命令はマイ
コンプログラム命令により構成されるようにしたので、
広範な制御を行うことができる効果がある。
【0107】また、第1メモリは双方向アクセス記憶手
段の所定のエリアであるようにしたので、コストが上昇
する場合もあるが特殊機能ユニットのハードウエア構成
を簡略化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1〜実施例8による特殊命令
の形式を示す図である。
【図2】この発明の実施例1〜実施例8における特殊命
令の例を示す図である。
【図3】この発明の実施例1における2ポートメモリ4
1の記憶内容(特殊命令用情報の内容)例である。
【図4】この発明の実施例1における特殊命令を実行す
るときのCPUユニットの処理を示す動作フロー図であ
る。
【図5】この発明の実施例2における各特殊機能ユニッ
トそれぞれの特殊命令用情報格納メモリ41の記憶内容
の例を示す図である。
【図6】この発明の実施例2における特殊命令を実行す
るときのCPUユニットの処理を示す動作フロー図であ
る。
【図7】この発明の実施例1〜実施例2、および、従来
例に共通なプログラマブルコントローラのシステム構成
図である。
【図8】この発明の実施例3におけるプログラマブルコ
ントローラの構成図である。
【図9】この発明の実施例4におけるプログラマブルコ
ントローラの構成図である。
【図10】この発明の実施例4における各特殊機能ユニ
ットそれぞれの特殊命令用情報を格納するためのCPU
ユニット内のメモリ13の記憶内容の例を示す図であ
る。
【図11】この発明の実施例4における特殊機能ユニッ
ト内のメモリに格納された特殊命令用情報メモリ42の
内容をCPUユニット内のメモリ13に転送するときの
CPUユニットの処理を示す動作フロー図である。
【図12】この発明の実施例5におけるプログラマブル
コントローラの構成図である。
【図13】この発明の実施例5〜実施例6におけるメモ
リ43の記憶内容(特殊命令用シーケンスメモリの内容)
例を示す図である。
【図14】この発明の実施例5〜実施例6におけるメモ
リ43に格納されている特殊命令に対応するシーケンス
プログラムの例を示す図である。
【図15】この発明の実施例6における特殊命令を実行
するときのCPUユニットの処理を示す動作フロー図で
ある。
【図16】この発明の実施例6におけるプログラマブル
コントローラの構成図である。
【図17】この発明の実施例6における各特殊機能ユニ
ットそれぞれの特殊命令用シーケンスプログラムを格納
するためのメモリ14の記憶内容の例を示す図である。
【図18】この発明の実施例6における特殊機能ユニッ
ト内のメモリに格納された特殊命令用シーケンスメモリ
43の内容をCPUユニット内のメモリ14に転送する
ときのCPUユニットの処理を示す動作フロー図であ
る。
【図19】この発明の実施例7におけるプログラマブル
コントローラの構成図である。
【図20】この発明の実施例8におけるプログラマブル
コントローラの構成図である。
【図21】バッファメモリの記憶内容の例を示す図であ
る。
【図22】従来の特殊命令の形式を示す図である。
【図23】従来の特殊機能ユニットへデータの書き込み
を行う命令の例を示す図である。
【符号の説明】
1 、1A、1B、1C CPUユニット 11 プログラムメモリ 12 デバイスメモリ 13 特殊命令用情報メモリ 14 特殊命令用シーケンスメモリ 15 特殊命令用マイコンメモリ 2 プログラム装置 3 通信ケーブル 4 入出力ユニット 4A、4B、4C、4D 特殊機能ユニット 41 2ポートメモリ 42 特殊命令用情報メモリ 43 特殊命令用シーケンスメモリ 44 特殊命令用マイコンメモリ 45 バッファメモリ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 D/A変換ユニット等の特殊機能ユニッ
    トの命令であることを示す第1コードと、上記特殊機能
    ユニットの機能を示すとともに上記特殊機能ユニットに
    複数のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要
    がある場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コ
    ードと、上記特殊機能ユニットの装着位置と、デバイス
    メモリのアドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記
    述された特殊機能命令を有するシーケンスプログラムを
    CPUユニットが実行し、制御対象からの入力情報、上
    記制御対象に設けられたコイル等の出力機器を制御する
    出力情報、および、内部情報を記憶する上記デバイスメ
    モリの記憶内容にもとづき上記制御対象を制御するシー
    ケンス制御方法であって、 上記特殊機能ユニットに設けられ上記CPUユニットか
    らアクセス可能な第1記憶手段に、上記第2コード、上
    記特殊機能ユニットの双方向アクセス記憶手段のアドレ
    ス、および、転送点数等からなる固有情報が上記特殊機
    能ユニットにより処理可能な所定数の上記特殊機能命令
    について予め格納される段階、 上記シーケンスプログラムを上記CPUユニットが実行
    し上記特殊機能命令が呼び出される段階、 呼び出された上記特殊機能命令に対応する上記固有情報
    が上記第1記憶手段に格納されているか否か上記第1記
    憶手段の記憶内容にもとづき上記CPUユニットが判定
    し、一致するものが格納されていればその固有情報と上
    記特殊機能命令に記述されている情報とにもとづき上記
    特殊機能命令に対応する入力/出力命令区分と上記特殊
    機能ユニットの装着位置と上記デバイスメモリのアドレ
    スと上記双方向アクセス記憶手段のアドレスと上記転送
    点数とを有するシーケンスプログラム命令を上記CPU
    ユニットが実行し上記特殊機能ユニットを介して上記シ
    ーケンスプログラム命令にもとづく所定の処理を行う段
    階、を有することを特徴とするシーケンス制御方法。
  2. 【請求項2】 D/A変換ユニット等の特殊機能ユニッ
    トの命令であることを示す第1コードと、上記特殊機能
    ユニットの機能を示すとともに上記特殊機能ユニットに
    複数のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要
    がある場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コ
    ードと、上記特殊機能ユニットの装着位置と、デバイス
    メモリのアドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記
    述された特殊機能命令を有するシーケンスプログラムを
    CPUユニットが実行し、制御対象からの入力情報、上
    記制御対象に設けられたコイル等の出力機器を制御する
    出力情報、および、内部情報を記憶する上記デバイスメ
    モリの記憶内容にもとづき上記制御対象を制御するシー
    ケンス制御方法であって、 上記特殊機能ユニットに設けられ上記CPUユニットか
    らアクセス可能な第1記憶手段に、上記第2コード、上
    記特殊機能ユニットの双方向アクセス記憶手段のアドレ
    ス、および、転送点数等からなる固有情報が上記特殊機
    能ユニットにより処理可能な所定数の上記特殊機能命令
    について予め格納される段階、 上記第1記憶手段の記憶内容が上記CPUユニットの第
    2記憶手段に転送される段階、 上記シーケンスプログラムを上記CPUユニットが実行
    し上記特殊機能命令が呼び出される段階、 呼び出された上記特殊機能命令に対応する上記固有情報
    が上記第2記憶手段に格納されているか否か上記第2記
    憶手段の記憶内容にもとづき上記CPUユニットが判定
    し、一致するものが格納されていればその固有情報と上
    記特殊機能命令に記述されている情報とにもとづき上記
    特殊機能命令に対応する入力/出力命令区分と上記特殊
    機能ユニットの装着位置と上記デバイスメモリのアドレ
    スと上記双方向アクセス記憶手段のアドレスと上記転送
    点数とを有するシーケンスプログラム命令を上記CPU
    ユニットが実行し上記特殊機能ユニットを介して上記シ
    ーケンスプログラム命令にもとづく所定の処理を行う段
    階、を有することを特徴とするシーケンス制御方法。
  3. 【請求項3】 D/A変換ユニット等の特殊機能ユニッ
    トの命令であることを示す第1コードと、上記特殊機能
    ユニットの機能を示すとともに上記特殊機能ユニットに
    複数のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要
    がある場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コ
    ードと、上記特殊機能ユニットの装着位置と、デバイス
    メモリのアドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記
    述された特殊機能命令を有するシーケンスプログラムを
    CPUユニットが実行し、制御対象からの入力情報、上
    記制御対象に設けられたコイル等の出力機器を制御する
    出力情報、および、内部情報を記憶する上記デバイスメ
    モリの記憶内容にもとづき上記制御対象を制御するシー
    ケンス制御方法であって、 上記特殊機能ユニットに設けられ上記CPUユニットか
    らアクセス可能な第1記憶手段に、上記第2コードと、
    上記特殊機能命令に対応する入力/出力命令区分と上記
    特殊機能ユニットの装着位置と上記デバイスメモリのア
    ドレスと上記特殊機能ユニットに設けられた双方向アク
    セス記憶手段のアドレスと転送点数とを有する所定数の
    シーケンスプログラム命令とが上記特殊機能ユニットに
    より処理可能な所定数の上記特殊機能命令について予め
    格納される段階、 上記シーケンスプログラムを上記CPUユニットが実行
    し上記特殊機能命令が呼び出される段階、 呼び出された上記特殊機能命令に対応する上記第2コー
    ドと、上記特殊機能命令に対応する上記所定数のシーケ
    ンスプログラム命令とが上記第1記憶手段に格納されて
    いるか否か上記第1記憶手段の記憶内容にもとづき上記
    CPUユニットが判定し、一致するものが格納されてい
    ればその所定数のシーケンスプログラム命令を上記CP
    Uユニットが実行し上記特殊機能ユニットを介して上記
    所定数のシーケンスプログラム命令にもとづく所定の処
    理を行う段階、を有することを特徴とするシーケンス制
    御方法。
  4. 【請求項4】 D/A変換ユニット等の特殊機能ユニッ
    トの命令であることを示す第1コードと、上記特殊機能
    ユニットの機能を示すとともに上記特殊機能ユニットに
    複数のチャネルがあり使用するチャネルを指定する必要
    がある場合にはさらにチャネル番号情報を有する第2コ
    ードと、上記特殊機能ユニットの装着位置と、デバイス
    メモリのアドレスや印刷位置情報等の作用情報と、が記
    述された特殊機能命令を有するシーケンスプログラムを
    CPUユニットが実行し、制御対象からの入力情報、上
    記制御対象に設けられたコイル等の出力機器を制御する
    出力情報、および、内部情報を記憶する上記デバイスメ
    モリの記憶内容にもとづき上記制御対象を制御するシー
    ケンス制御方法であって、 上記特殊機能ユニットに設けられ上記CPUユニットか
    らアクセス可能な第1記憶手段に、上記第2コードと、
    上記特殊機能命令に対応する入力/出力命令区分と上記
    特殊機能ユニットの装着位置と上記デバイスメモリのア
    ドレスと上記特殊機能ユニットに設けられた双方向アク
    セス記憶手段のアドレスと転送点数とを有する所定数の
    シーケンスプログラム命令とが上記特殊機能ユニットに
    より処理可能な所定数の上記特殊機能命令について予め
    格納される段階、 上記第1記憶手段の記憶内容が上記CPUユニットの第
    2記憶手段に転送される段階、 上記シーケンスプログラムを上記CPUユニットが実行
    し上記特殊機能命令が呼び出される段階、 呼び出された上記特殊機能命令に対応する上記第2コー
    ドと、上記特殊機能命令に対応する上記所定数のシーケ
    ンスプログラム命令とが上記第2記憶手段に格納されて
    いるか否か上記第2記憶手段の記憶内容にもとづき上記
    CPUユニットが判定し、一致するものが格納されてい
    ればその所定数のシーケンスプログラム命令を上記CP
    Uユニットが実行し上記特殊機能ユニットを介して上記
    所定数のシーケンスプログラム命令にもとづく所定の処
    理を行う段階、を有することを特徴とするシーケンス制
    御方法。
  5. 【請求項5】 シーケンスプログラム命令はマイコンプ
    ログラム命令により構成されることを特徴とする請求項
    3または請求項4記載のシーケンス制御方法。
  6. 【請求項6】 第1メモリは双方向アクセス記憶手段の
    所定のエリアであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項5記載のシーケンス制御方法。
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