JP2542455B2 - 電磁石装置 - Google Patents
電磁石装置Info
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- JP2542455B2 JP2542455B2 JP2215187A JP21518790A JP2542455B2 JP 2542455 B2 JP2542455 B2 JP 2542455B2 JP 2215187 A JP2215187 A JP 2215187A JP 21518790 A JP21518790 A JP 21518790A JP 2542455 B2 JP2542455 B2 JP 2542455B2
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- Japan
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- plunger
- yoke
- exciting coil
- insertion hole
- peripheral surface
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Description
するものである。
は、第7図及び第8図に示すものがあり、この電磁石装
置は、筒状の励磁コイル1と、この励磁コイル1を囲む
ように配設され一方の脚片2aに励磁コイル1の内孔1aに
対応して角型のプランジャ挿通孔3が穿設されたコ字型
のヨーク2と、このヨーク2のプランジャ挿通孔3を介
して励磁コイル1の内孔1aに一端が挿入され他端にアク
チュエータ部5が形成されたプランジャ4と、プランジ
ャ4を軸方向のアクチュエータ部5側に付勢する復帰ば
ね6とからなり、プランジャ4の外面とヨーク2のプラ
ンジャ挿入孔3の内面との間の摺動面積を小さくして、
プランジャ4がスムーズに摺動するように、プランジャ
4を磁性体板を折曲して軸方向に直交する断面がヨーク
2の中央片2b側が開口するコ字型に形成してある。な
お、このプランジャ4の両側片の中央部にはストッパ部
4a′としての段部を形成し、このストッパ部4a′をプラ
ンジャ挿通孔3下方のヨーク2の内周面に当接させて、
プランジャ4の抜け止めを施すようにしていた。
を施すストッパ4a′を段部にすると、ストッパ部4a′と
プランジャ挿通孔3下方のヨーク2の内周面との間の接
触面積が大きくなり、このためプランジャ4とヨーク2
との吸着力が強くなって、励磁コイル1内にプランジャ
4を引き込むために励磁コイル1に大きな励磁電流を流
さなければならず、また動作電圧もばらつきやすくなる
という問題があった。
目的とするところは、励磁コイルの消費電流を低減でき
ると共に、動作電圧のばらつきを小さくすることができ
る電磁石装置を提供することにある。
トッパ部を、プランジャ挿通孔の下方のヨークの内周面
側ほど該内周面と平行な垂直断面の面積が小さくなる形
状に形成してある。
ャのストッパ部とプランジャ挿通孔下方のヨークの内周
面との接触面積を小さくして、プランジャとヨークとの
吸着力を弱くし、これにより励磁コイルの励磁電流を小
さくてもプランジャを励磁コイル内に引き込むことがで
きるようにしたものである。
例の電磁石装置も、第2図あるいは第4図に示すよう
に、従来例の電磁石装置と同様に、筒状の励磁コイル1
と、この励磁コイル1を囲むように配設され一方の脚片
2aに励磁コイル1の内孔1aに対応して角型のプランジャ
挿通孔3が穿設されたコ字型のヨーク2と、このヨーク
2のプランジャ挿通孔3を介して励磁コイル1の内孔1a
に一端が挿入され他端にアクチュエータ部5が形成され
たプランジャ4と、プランジャ4を軸方向のアクチュエ
ータ部5側に付勢する復帰ばね6とからなり、プランジ
ャ4を磁性体板を折曲して軸方向に直交する断面がヨー
ク2の中央片2b側が開口するコ字型に形成したものであ
る。但し、本実施例の場合には、第1図に示すように、
プランジャ4のストッパ部4aを、プランジャ挿通孔3下
方のヨーク2の内周面との接触面積が小さくなるように
くさび状に形成してある点が従来例の電磁石装置と異な
る。つまり本実施例では、ストッパ部4aを、プランジャ
挿通孔3下方のヨーク2の内周面に線接触する形状に形
成して前記接触面積を従来よりも小さくしてある。な
お、本実施例ではプランジャ4の両側片の夫々のストッ
パ部4aをくさび状に形成してあるが、いずれか一方だけ
をくさび状にしても良いことは言うまでもない。
限定するものではなく、プランジャ挿通孔3の下方のヨ
ーク2の内周面側ほど該内周面と平行な垂直断面の面積
が小さくなる形状であればよい。
組み込んであり、この漏電表示機構を、上端に表示釦10
が設けられプランジャ4が挿通される角孔11を有する表
示体12と、表示体12を上方に付勢するコイルばね13と、
プランジャ4に形成された切欠14とで構成してあり、プ
ランジャ4が左方に駆動されたとき、表示体12の角孔11
の下縁が切欠14に嵌まり込んでコイルばね13にて表示体
12を上方に駆動し、表示釦10を突出することにより漏電
発生(漏電遮断用の電磁石装置の作動)を表示するよう
にしてある。
ル1の内孔1aとヨーク2のプランジャ挿通孔3とを連通
させる状態にして励磁コイル1をヨーク2内に収め、こ
の状態でプランジャ4をプランジャ挿通孔3及び内孔1a
を通して挿入し、その後励磁コイル1をヨーク2内に完
全に収めるという手順で行う。このようにして組み立て
ると、プランジャ4のストッパ部4aによりプランジャ4
に抜け止めが施される。
イル1に励磁電流が流れると、ヨーク2とプランジャ4
とで磁気回路が形成され、プランジャ4を励磁コイル1
の内孔1aに引き込む吸引力が生じ、プランジャ4が復帰
ばね6のばね力に抗して左方に駆動される。この際に本
実施例の場合には、ストッパ部4aとプランジャ挿通孔3
下方のヨーク2の内周面との接触面積を小さくしてある
ので、大きな励磁電流を励磁コイル1に流さなくてもプ
ランジャ4を引き込むことができ、励磁コイル1の消費
電流を小さくでき、このため電磁石装置を小型化するこ
とができる。しかも、このようにストッパ部4aとプラン
ジャ挿通孔3下方のヨーク2の内周面との吸着力を弱め
ると、この吸着力が電磁石装置の動作電圧に与える影響
が小さくなり、動作電圧のばらつきを小さくすることが
できる利点もある。
み、漏電検出信号によって励磁コイル1に励磁電流を流
すようにした場合には、プランジャ4の他端に形成され
ているアクチュエータ部5によって漏電ブレーカのトリ
ップ機構のラッチを引き外し、電路遮断用接点をオフさ
せることになる。
態で、表示釦10を押し込むと、プランジャ4の切欠14に
表示体12が嵌合した状態を解除することができ、このた
め復帰ばね6のばね力でプランジャ4はアクチュエータ
部5側に駆動されて、漏電検出状態に復帰する。この
際、プランジャ4は、ストッパ部4aがプランジャ挿通孔
3下方のヨーク2の内周面へ当接する位置まで復帰す
る。
プランジャ挿通孔の下方のヨークの内周面側ほど該内周
面と平行な垂直断面の面積が小さくなる形状に形成して
あるので、プランジャのストッパ部とプランジャ挿通孔
下方のヨークの内周面との接触面積が従来よりも小さく
なり、プランジャとヨークとの吸着力を弱くでき、この
ため励磁コイルの励磁電流を小さくしてもプランジャを
励磁コイル内に引き込むことができ、しかもストッパ部
とプランジャ挿通孔下方のヨークの内周面との吸着力を
弱めると、この吸着力が電磁石装置の動作電圧に与える
影響が小さくなり、従って動作電圧のばらつきを小さく
することができる。
図は同上を備える電磁石装置の断面図、第3図は同上の
要部の断面図、第4図は同上の平面図、第5図は同上の
側面図、第6図は同上の破断図を異ならせた断面図、第
7図は従来例の電磁石装置の断面図、第8図は同上の破
断図を異ならせた断面図である。 1は励磁コイル、2はヨーク、2aは脚片、2bは中央片、
3はプランジャ挿通孔、4はプランジャ、4aはストッパ
部、5はアクチュエータ部、6は復帰ばねである。
Claims (1)
- 【請求項1】筒状の励磁コイルと、この励磁コイルを囲
むように配設され一方の脚片に励磁コイルの内孔に対応
して角型のプランジャ挿通孔が穿設されたコ字型のヨー
クと、このヨークのプランジャ挿通孔を介して励磁コイ
ルの内孔に一端が挿入され他端にアクチュエータ部が形
成されたプランジャと、プランジャを軸方向のアクチュ
エータ部側に付勢する復帰ばねとからなり、上記プラン
ジャを磁性体板を折曲して軸方向に直交する断面がヨー
クの中央片側が開口するコ字型に形成し、このプランジ
ャにプランジャ挿通孔の下方のヨークの内周面に当接し
てプランジャの抜け止めを施すストッパ部を形成した電
磁石装置において、上記プランジャのストッパ部を、プ
ランジャ挿通孔の下方のヨークの内周面側ほど該内周面
と平行な垂直断面の面積が小さくなる形状に形成して成
ることを特徴とする電磁石装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2215187A JP2542455B2 (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 電磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2215187A JP2542455B2 (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 電磁石装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0498728A JPH0498728A (ja) | 1992-03-31 |
JP2542455B2 true JP2542455B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16668120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2215187A Expired - Lifetime JP2542455B2 (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 電磁石装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542455B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101700774B1 (ko) * | 2015-03-24 | 2017-01-31 | 엘에스산전 주식회사 | 전자 접촉기 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01113308A (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-02 | Daicel Chem Ind Ltd | 線虫忌避剤 |
-
1990
- 1990-08-14 JP JP2215187A patent/JP2542455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0498728A (ja) | 1992-03-31 |
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