JP2541502B2 - 制御電文送受信方法 - Google Patents

制御電文送受信方法

Info

Publication number
JP2541502B2
JP2541502B2 JP6103511A JP10351194A JP2541502B2 JP 2541502 B2 JP2541502 B2 JP 2541502B2 JP 6103511 A JP6103511 A JP 6103511A JP 10351194 A JP10351194 A JP 10351194A JP 2541502 B2 JP2541502 B2 JP 2541502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
time
control
controlled device
timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6103511A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07311722A (ja
Inventor
克則 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP6103511A priority Critical patent/JP2541502B2/ja
Publication of JPH07311722A publication Critical patent/JPH07311722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2541502B2 publication Critical patent/JP2541502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置と被制御装置
とが通信網を介して接続されるシステムにおいて、各装
置間で制御電文を通信する場合の制御電文送受信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の制御電文送受信方法を適用した
システムは、図4に示すように制御装置1、被制御装置
2及び通信網3からなり、通信網3を介して制御装置1
と被制御装置2とが通信できるように構成されている。
【0003】このシステムでは、図5のシーケンス図に
示すように、制御装置1が被制御装置2に対して制御電
文11を送信すると、被制御装置2はこれを受け取り、
この制御電文11に示される処理を実行する。そしてこ
の処理結果を応答電文13として制御装置1へ返送し、
制御装置1がこの返送された応答電文13を受け取るこ
とによって1つの制御が終了するものとなっている。
【0004】このときの制御装置1の処理は、具体的に
図6に示すフローチャートに沿って実行される。即ち、
制御装置1は、まずステップ61で被制御装置2に対し
て制御電文11を送信する。次いでステップ62におい
て予め設けた応答タイマに、応答電文13の受信待機時
間に相当する時間を設定し、続いてステップ62でこの
応答タイマをスタートさせる。そして、応答タイマがタ
イムアウトするまでに応答電文13が受信でき、ステッ
プ63で「YES」となる場合は、正常に送受信処理が
行えたものとして、受信した応答電文13の解析等の処
理をステップ64で実行する。また、応答電文13を受
信するまでに応答タイマがタイムアウトしてステップ6
3で「NO」と判定された場合は、被制御装置2または
通信網3で異常が発生したとして、ステップ65で異常
処理を実行する。
【0005】また特開平4−257954号公報には、
制御装置内に被制御装置の動作を監視する動作監視部を
有し、動作監視部により被制御装置の動作状態の監視結
果に基づいてタイマの値を求め、設定する技術が記載さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御電文送受信
方法は、図4,図5に示したように応答電文13を受信
するまでの応答タイマに設定する時間は、被制御装置2
の制御内容で最も処理に時間がかかる制御内容に応じた
時間に設定されている。したがって、もしこのとき被制
御装置2または通信網3で異常が発生していた場合は、
制御装置1ではタイマに設定された時間を経過しないと
異常であることが認識できないことになり、この間無駄
に待機しなければならないという問題があった。
【0007】また、応答タイマの値を制御内容毎にその
制御内容に応じた時間に設定する方法もあるが、この方
法では制御内容の種類毎に応答タイマの値を覚えておく
必要があり、制御装置の記憶領域を多く使う。また、制
御に時間のかかる処理のときは、応答タイマの値も長く
なり前記と同じ問題がある。
【0008】また特開平4−257954号公報に示さ
れている技術では、上述した問題に加え、制御装置が被
制御装置の監視を停止しているときに、被制御装置また
は通信網で異常が発生した場合は、制御装置において被
制御装置監視の再開を行うことができずタイマ再スター
トすることができないので、制御装置が被制御装置の応
答待機状態から抜け出すことができなくなるという問題
がある。
【0009】本発明の目的は、制御電文を送信した場合
に受信側装置や通信網に異常が発生していても無駄な待
機時間を無くし速やかにこれらの異常を認識できる制御
電文送受信方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、被制御装置は制御装置から制御電文
を受信すると、処理時間がかかる制御かどうかを調べ、
処理時間がかかる制御であれば直ちに処理に必要な時間
を含んだタイマ再設定電文を制御装置に返送するステッ
プと、制御装置においては前記タイマ再設定電文に含ま
れる処理に必要な時間を基に待機時間を表す応答タイマ
の再設定を行うステップを有する方法である。
【0011】
【作用】制御装置から被制御装置に対して処理の指示内
容を示す制御電文が送信されると、被制御装置で指示さ
れた処理が処理時間がかかる処理であればタイマ再設定
電文が返送され、制御装置においてこのタイマ再設定電
文内の処理に必要な時間を基に応答タイマの再設定を行
うようにしたので、例えば通信網や被制御装置に異常が
発生していても無駄な待ち時間を必要とせずに速やかに
これらの異常を認識することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は、本発明にかかる制御電文送受信方
法の一実施例を示すシーケンス図である。この制御電文
送受信方法を適用したシステムは、図4に示したよう
に、制御装置1,被制御装置2及び通信網3から構成さ
れる。ここで、制御装置1は、図1のシーケンス図に示
すように、まず被制御装置2に対しこの被制御装置2の
処理内容を示す制御電文11を送信する。すると、被制
御装置2は、この制御電文11を受け取り、この制御電
文11に指示されている処理内容を直ちに判断して、そ
の処理に必要な時間を計算し、時間がかかる処理であれ
ばタイマ再設定電文12を制御装置1に返送する。その
後、被制御装置2は、制御電文11により指示された処
理を実行し、処理が終了すると、制御装置1に対して応
答電文13を送信する。
【0014】図2は、制御装置1の動作を示すフローチ
ャートである。このフローチャートにしたがって制御装
置1の動作を詳細に説明する。
【0015】制御装置1は、被制御装置2に対しまずス
テップ21で制御電文11を送信する。そしてステップ
22において応答電文13の受信待ち時間のデフォルト
値を応答タイマに設定し、この応答タイマのカウントを
開始させる。
【0016】ここで、応答タイマのタイムアウトまでに
被制御装置2から何らかの電文を受信すると(ステップ
23で「YES」)、その受信した電文の種類を調べ、
タイマ再設定電文12であれば(ステップ25で「タイ
マ再設定電文」)、そのタイマ再設定電文12に含まれ
る被制御装置2での処理に必要な時間に、前回被制御装
置2に電文を送信してからタイマ再設定電文を受信する
までの時間を加えた時間を応答タイマに再設定し、この
応答タイマのカウントを開始させる(ステップ24)。
【0017】また、被制御装置2から受信した電文が応
答電文13であれば(ステップ25で「応答電文」)、
制御電文11の送受信が正常に行えたものとして、ステ
ップ26で正常としての処理を実行する。
【0018】また、応答タイマのタイムアウトまでに被
制御装置2から何も電文を受信できなければ(ステップ
23で「NO」)、被制御装置2または通信網3におい
て異常が発生しているとしてステップ27に移行し異常
としての処理を行う。
【0019】図3は、以上のような制御装置1の動作に
応答する被制御装置2の動作を示すフローチャートであ
る。このフローチャートに従って被制御装置2の動作を
説明する。
【0020】被制御装置2は、まずステップ31で制御
装置1からの制御電文11を受け取る。すると制御電文
11で指示される制御が実行に時間がかかるものかどう
かを判断し、時間がかかるものであれば(ステップ32
で「YES」)、その処理の実行に必要な時間を含んだ
タイマ再設定電文12を制御装置1に送信後(ステップ
33)、指示された処理を行う(ステップ34)。
【0021】また、時間がかかる処理でなければ(ステ
ップ32で「NO」)、ステップ33のタイマ再設定電
文の送信は実行しない。
【0022】その後、時間内に処理が終われば(ステッ
プ35で「YES」)、ステップ36で処理結果を応答
電文13として制御装置1に送信する。
【0023】また、時間内に処理が終わらなければ(ス
テップ35で「NO」)、タイマ再設定電文を再度送信
し(ステップ33)処理を続ける。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御装置から被制御装置に対して処理の指示内容を示す制
御電文が送信されると、被制御装置において時間がかか
る処理であればタイマ再設定電文が返送され、そこに含
まれる処理にかかる時間を基に計算した時間で応答タイ
マの再設定を行うようにしたので、応答タイマのデフォ
ルト値を短くすることができ、通信網3や被制御装置2
において異常が発生している場合でも制御装置1は無駄
な待機時間を要せず、待機状態のままになることもな
く、速やかに異常を認識することができる。
【0025】また、時間のかからない処理であればタイ
マ再設定電文は送信されることがなく、無駄な電文の送
受信も行われない。
【0026】さらに、被制御装置2が増設されたり変更
されたりして、処理の実行にかかる時間が変わっても、
制御装置1を新たに設定変更することなく、処理時間に
応じて応答タイマ値を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御電文送受信方法を適用したシ
ステム内の各装置の動作を示すシーケンス図である。
【図2】システム内の制御装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】システム内の被制御装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】制御電文送受信方法を適用したシステムのブロ
ック図である。
【図5】従来の制御電文送受信方法を説明するシーケン
ス図である。
【図6】従来の制御電文送受信方法を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 2 被制御装置 3 通信網 11 制御電文 12 タイマ再設定電文 13 応答電文

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御装置及び被制御装置からなり、被制御
    装置は制御装置から処理の指示内容を示す制御電文を受
    信すると指示された処理を実行するとともに、処理の実
    行が終了すると制御装置に対し結果を示す応答電文を送
    信するシステムにおいて、 制御装置は被制御装置に対して制御電文を送信すると、
    応答タイマーに応答電文の受信待ち時間のデフォルト値
    を応答タイマーに設定しカウントを開始し、 被制御装置は、制御電文に指示された処理に必要な時間
    を計算し、時間がかかる処理であれば、その処理に必要
    な時間を含むタイマ再設定電文を制御装置に返送し、 制御装置は、タイマ再設定電文に含まれる時間を基に計
    算した時間で応答タイマの再設定を行うことを特徴とす
    る制御電文送受信方法。
  2. 【請求項2】タイマ再設定電文に含まれる時間を基に計
    算した前記時間は、タイマ再設定電文に含まれる被制御
    装置での処理に必要な時間に、被制御装置に制御電文を
    送信してからタイマ再設定電文を受信するまでの時間を
    加えた時間であることを特徴とする請求項1記載の制御
    電文送受信方法。
  3. 【請求項3】被制御装置は、処理に必要な時間内に処理
    が終わらなければ、タイマ再設定電文を再度送信するこ
    とを特徴とする請求項2記載の制御電文送受信方法。
JP6103511A 1994-05-18 1994-05-18 制御電文送受信方法 Expired - Lifetime JP2541502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103511A JP2541502B2 (ja) 1994-05-18 1994-05-18 制御電文送受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103511A JP2541502B2 (ja) 1994-05-18 1994-05-18 制御電文送受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07311722A JPH07311722A (ja) 1995-11-28
JP2541502B2 true JP2541502B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=14355995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6103511A Expired - Lifetime JP2541502B2 (ja) 1994-05-18 1994-05-18 制御電文送受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2541502B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07311722A (ja) 1995-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2541502B2 (ja) 制御電文送受信方法
JP2937871B2 (ja) ポーリング式監視方法
JP3460502B2 (ja) シリアル伝送システム
JP3212059B2 (ja) 遠隔ipl誤動作防止方法およびその装置
JP2705617B2 (ja) 電源切断方式
JPH0343653B2 (ja)
JPH06334711A (ja) 制御電文送信方法
JP2891135B2 (ja) ソフトウェア障害検出装置及びソフトウェア障害検出方法
JPS5847350A (ja) デ−タ−通信方式
JP3042599B2 (ja) 印刷装置
JP2712389B2 (ja) 通信制御処理装置
JP2834006B2 (ja) 障害回復処理方式及び方法
JPH11167474A (ja) 印刷装置
JPH0715598A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方式
JPH06332866A (ja) プログラム間通信方式
JPH04129443A (ja) 情報交換システム
JPH0937049A (ja) ファクシミリ装置
JPH10133964A (ja) データ伝送システム
JP2000270003A (ja) 通信端末装置および端末監視パケットの制御方法
JPH05189342A (ja) 通信処理装置動作監視方式
JPH05257915A (ja) 障害復旧方式
KR20000065355A (ko) 디지털 이동통신 시스템의 명령어 처리 방법
JPH06334701A (ja) 遠隔電源投入制御方式
JPH053498A (ja) 無活動監視方法
JPS6038952A (ja) 通信処理装置