JP2541033B2 - ボビン処理システム - Google Patents

ボビン処理システム

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JP2541033B2
JP2541033B2 JP3147826A JP14782691A JP2541033B2 JP 2541033 B2 JP2541033 B2 JP 2541033B2 JP 3147826 A JP3147826 A JP 3147826A JP 14782691 A JP14782691 A JP 14782691A JP 2541033 B2 JP2541033 B2 JP 2541033B2
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/30Moistening, sizing, oiling, waxing, colouring, or drying yarns or the like as incidental measures during spinning or twisting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精紡機と自動ワインダ
とを連結したボビン処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動ワインダに供給される精紡
機上がりのボビンの糸が毛などの場合には、後工程で撚
りを施す際に、解舒された糸にトルクが作用する。これ
を回避するために、精紡機と自動ワインダとを連結する
ボビン処理システムにおいては、精紡機上がりのボビン
を自動ワインダに送る前に糸蒸し処理する糸蒸し装置が
設けられている。(特開昭61−215728号公報等
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のボビン処理システムは、精紡機の設置位置と自動ワ
インダの設置位置との間の搬送路上に糸蒸し装置が配設
されていたため、ボビンの糸蒸し時間を充分に確保する
ためには、精紡機・ワインダ間の設置スペースが長くな
り、システム全体が大型化するという問題があった。
【0004】本発明は、システム全体の省スペース化を
図ることができるボビン処理システムを提供することを
目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、精紡機と自動
ワインダとをボビン搬入路及びボビン搬出路で連結した
ボビン処理システムであって、上記自動ワインダ内に
は、多数錘のワインディングユニットからなるワインダ
本体と、ボビンを移送するための移送路とが設けられ、
該移送路は、ボビン搬入路及びボビン搬出路と接続さ
れ、ワインダ本体と精紡機との間に形成される循環路、
該循環路と接続され、ワインダ本体の一側に近接して長
手方向に沿って、形成される連結路、該連結路と接続さ
れ、ワインダ本体の一側に長手方向に沿って形成される
導入路及び上記循環路と連結され、ワインダ本体の他側
に長手方向に沿って形成される排出路より構成されてお
り、精紡機上がりのボビンの口出し処理を行う口出し装
置が循環路に配置され、精紡機上がりのボビンをスチー
ム処理するためのスチーム処理装置が連結路に配置され
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】スチーム処理装置を自動ワインダ内のワインダ
本体とボビンの糸端口出し装置との間のボビン移送路上
に設けることにより、精紡機・ワインダ間を短縮でき、
省スペース化が図れると共に、精紡機上がりのボビンの
糸端の口出し処理は、スチーム処理前のボビンに水気が
含まれていない状態で行われるため、口出し処理が容易
になる。
【0007】
【実施例】図1は、本考案のボビン処理システムの一実
施例を示している。このボビン処理システムは、精紡ボ
ビン(B)を生産する多数錘からなる精紡機(1)と、
この精紡機(1)に連結された自動ワインダ(2)とを
備え、精紡機(1)上がりのボビン(B)が自動ワイン
ダ(2)で巻き返えされるようになっている。
【0008】精紡機(1)と自動ワインダ(2)との連
結部分には、ボビン(B)の搬入路(1a)および搬出
路(1b)が形成されている。自動ワインダ(2)内に
は、多数錘のワインディングユニットからなるワインダ
本体(3)と、精紡機(1)上がりのボビン(B)の糸
端を口出しするための口出し装置(4)と、精紡機
(1)上がりのボビン(B)をスチーム処理するための
スチーム処理装置(5)と、ボビン(B)を移送するた
めの移送路(6)とが設けられている。
【0009】移送路(6)は、ワインダ本体(3)と精
紡機(1)との間に形成された循環路(6a)と、ワイ
ンダ本体(3)の一側部および他側部にそれぞれ長手方
向に沿って形成された導入路(6b)および排出路(6
c)と、ワインダ本体(3)の一側に近接してその長手
方向に沿って形成された連結路(6d)とから構成され
ている。循環路(6a)は、搬入路(1a)の出口部
(1c)、搬出路(1b)の入口部(1d)、連結路
(6d)の入口部(6e)および排出路(6c)の出口
部(6h)とそれぞれ接続されている。また、連結路
(6d)の出口部(6f)は、導入路(6b)の入口部
(6g)と接続されている。
【0010】循環路(6a)には、口出し装置(4)が
配置され、連結路(6d)にはスチーム処理装置(5)
が配置されている。精紡機(1)上がりの実ボビン
(B)は、通常、搬入路(1a)から口出し装置
(4)、スチーム処理装置(5)、ワインダ本体(3)
を通り、空ボビンとなって搬出路(1b)から再び精紡
機(1)に戻されるようになっている。
【0011】次に、口出し装置(4)について説明す
る。図2に口出し装置(4)の概略構成を示す。精紡機
(1)上がりのボビン(B)は、トレイ(T)に挿立し
た状態で搬入路の出口部(1c)から循環路(6a)に
導入され、循環路(6a)を矢印(A)方向に移送され
て、口出し装置(4)の受入れ位置(Sa)に到る。口
出し装置(4)の回転板(41)に定ピッチ間隔で形成
されたトレイ受容部(42)に受入れられたボビン
(B)は、回転板(41)の矢印(C)方向への間欠回
転に伴い、処理ステーション(Sb)に送られる。該ス
テーション(Sb)では、ボビン(B)は、巻付けられ
た糸を解舒する方向(D)に回転を受け、カッタ装置
(43)によってボビン下端部に巻付けらているバンチ
巻(Ba)が解舒切断される。
【0012】続いて、ステーション(Sb)のボビン
(B)は、ステーション(Sc)位置へ送られ、この位
置で、回転ローラ(44)がトレイ(T)に当接してト
レイを介してボビン(B)が糸巻付方向(E)に回転さ
れ、ボビン(B)と前ステーション(Sb)のカッター
装置(43)との間に連る解舒された糸がボビン(B)
の糸層表面に巻付けられる。
【0013】その後、ボビン(B)は、フリー状態の糸
端を吸引、解舒するサクションマウス(45)が配置さ
れたステーション(Sd)位置に送られる。上記サクシ
ョンマウス(45)は、ステーション(Sd)位置のボ
ビン(B)に沿って延びるスリット状開口部(46)と
この開口部(46)と接続し、ステーション(Se)位
置のカッタ(71)の上方に延びるスリット(47)と
を有する略L字形のパイプで構成されている。このサク
ションマウス(45)の基端部は、図示省略した吸引プ
ロアに接続されている。ステーション(Sd)位置に送
られたボビン(B)は、フリクションローラ(48)と
トレイ(T)との当接によって糸解舒方向に回されると
ともに、糸層の表面に近接して位置するサクションマウ
ス(45)によって糸端が解舒吸引される。この結果、
引出された糸がスリット(47)に沿って移動し、ボビ
ン(B)とスリット(47)との間に糸の渡りが生じ
る。
【0014】次いで、ボビン(B)はステーション(S
e)位置へ送られる。該ステーション(Se)位置に
は、図3に示すように、上記サクションマウス(45)
と、引出された糸の有無を検出して一定の長さ位置で糸
を切断するカッタ(71)と、切断された糸端をボビン
(B)の中心孔(Bd)内へ吸引するサクションパイプ
(76)等により構成された糸端挿入機構(7)が設け
られている。このステーション(Se)位置にボビン
(B)が送られると、前記ステーション(Sd)で引出
された糸が、カッタ(71)と一体的に支持材(74)
に支持されたガイド板(73)によりカッタ(71)内
へ案内されカッタ(71)を作動させる。この時、ステ
ーション(Se)位置のトレイ(T)の下方に配置され
たサクションパイプ(76)に吸引気流が生じており、
カッタ(71)位置でカットされた糸端がボビン中心孔
(Bd)内へ吸引挿入されて、糸端の口出し処理が完了
する。従って、糸端口出し完了後のボビン(B)は、一
定長の糸端がボビン頭部から中心孔(Bd)内へ垂下し
た状態となる。なお、図7中、(75)は、移送される
ボビン(B)の頭部を定位置に位置決めするガイド部材
である。また、トレイ(T)のペグ(Ta)には、サク
ションパイプ(76)による吸引空気流をボビン(B)
の中心孔(Bd)内に作用させるために該中心孔(B
d)とサクションパイプ(76)の開口(77)とを連
通状態とするエア通過路(図示省略)が形成されてい
る。
【0015】口出し完了後、ボビン(B)は、払出しス
テーション(Sf)に送られ、このステーション(S
f)から連結路の入口部(6e)に向けて払出され、ス
チーム処理装置(5)へ送られる。なお、口出しの失敗
したボビン(B)は、バイパスステーション(Sg)、
(Sh)を経て再度受容ステーション(Sa)に戻され
るようになっている。
【0016】次に、スチーム処理装置(5)について説
明する。スチーム処理装置(5)を設けた連結路(6
d)部分は、ベルトコンベア(61)により構成されて
いる。スチーム処理装置(5)は、図4および図5に示
すように、ベルトコンベア(61)を覆うハウジング
(51)を有する。このハウジング(51)は、長手方
向の所要箇所でボルト等によってワインダ本体(3)に
固定され、ワインダ本体(3)と一体化されている。ハ
ウジング(51)の下部にはベルトコンべア(61)の
下方に沿って貯水タンク(52)が設けられ、このタン
ク(52)内には貯水液(53)を加熱蒸発させるため
の加熱ヒータ(54)が挿入浸漬されている。図示例に
おいては、ベルトコンベア(61)上を移動するボビン
(B)に均一に蒸気を与えるために、加熱ヒータ(5
4)はベルトコンベア(61)の下方に長手方向両側に
分岐するように延出されている。図中、(55)は貯水
液(53)の供排出用栓、(56)はベルトコンベア
(61)の駆動用モータである。
【0017】スチーム処理装置(5)の入口部(5a)
には、図6に示すように、入口部(5a)をシールする
シール装置(8)が設けられている。このシール装置
(8)は、互いに入口部(5a)で幅方向に突き合わさ
れる一対のシール部材(81),(82)で構成されて
おり、図7に示すように、これらシール部材(81),
(82)は平面円盤状のトレイ(T)と略同一の曲率で
円弧状に湾曲された円弧部(81a),(82a)を有
する。シール部材(81),(82)の上部は水平方向
にフラットに折り曲げられた折曲げ部(81b),(8
2b)を有し、その折曲げ部(81b),(82b)は
上下に互いに重ね合わされてピン部材(83)を中心に
水平方向に回動自在に連結されている。また、折曲げ部
(81b),(82b)にはそれぞれくの字状に折り返
されたアーム(84),(85)の先端部がピン部材
(84a),(85a)によってヒンジ連結され、これ
らアーム(84),(85)の基端部はロッド(86)
の先端部に共通のピン部材(87)でヒンジ連結されて
いる。ロッド(86)の基端部はシリンダ(88)に連
結されている。従って、シリンダ(88)の伸縮移動が
ピン部材(87)を中心としてアーム(84),(8
5)を互いに水平方向に近接離間させる揺動に変換さ
れ、その揺動により一対のシール部材(81),(8
2)はピン部材(83)を中心に互いに入口部(5a)
を横断する方向に当接離反するように回動することとな
る。
【0018】また、スチーム処理装置(5)の入口部
(5a)には、図8および図9に示すように、トレイ
(T)に係脱自在に係合してボビン(B)を1個ずつ切
り出す第1ストッパ(89)および第2ストッパ(9
0)が設けられている。これらストッパ(89),(9
0)は、シール装置(8)の動作と関連して動作するよ
うに構成されている。
【0019】スチーム処理装置(5)の出口部(5b)
には、図10に示すように、入口部(5a)と同様に互い
に関連して動作するシール装置(8)、第3ストッパ
(91)および第4ストッパ(92)が設けられてい
る。
【0020】次に、スチーム処理装置(5)の動作につ
いて説明する。口出し装置(4)から連結路(6d)に
導入されたボビン(B)は、図9に示すように、一旦第
1ストッパ(89)によって移動阻止される。その後、
図8に示すように、シール部材(81),(82)が反
転して完全に移送方向上流側に開放されたことを図示省
略したセンサが検出すると、第1ストッパ(89)が開
動作し、トレイ(T)の移動が許容されるため、ボビン
(B)は移送方向上流側に円弧状に開放されたシール部
材(81),(82)内に収容される。また、上記第1
ストッパ(89)の開動作に連動して第2ストッパ(9
0)が閉じるため、シール部材(81),(82)内に
収容されたボビン(B)は第2ストッパ(90)によっ
て移動阻止される。
【0021】この状態において、シリンダ(88)が縮
むと、図9に示すように、シール部材(81),(8
2)はピン部材(83)を中心に逆方向に反転して突き
合わされて入口部(5a)を閉じつつ移送方向下流側に
円弧状に開放されることになる。そして、シール部材
(81),(82)が完全に移送方向下流側に開放され
たことを図示省略したセンサで検出すると、第2ストッ
パ(90)が開動作し、スチーム処理装置(5)のハウ
ジング(51)内へのボビン(B)の移動が許容される
ようになる。このようにスチーム処理装置(5)のハウ
ジング(51)内へのボビン(B)の導入に際しては、
入口部(5a)を閉じ状態にシールしつつハウジング
(51)内へボビン(B)を1個ずつ切り出すことがで
きる。
【0022】スチーム処理装置(5)のハウジング(5
1)内に導入されたボビン(B)は、ベルトコンベア
(61)によって貯水タンク(52)上を出口部(5
b)に向かって移送され、その移動途中において下方か
ら供給される蒸気で加湿されてスチーム処理されること
になる。貯水タンク(52)がベルトコンベア(61)
に沿って設けられているので、ベルトコンベア(61)
上のボビン(B)には均一かつ充分な湿気が与えられる
ことになる。その後、スチーム処理装置(5)の出口部
(5b)に達したボビン(B)は、図10に示すように、
第3ストッパ(91)によって導入時刻から所定時間経
過するまで移動阻止される。つまり、各ボビン(B)が
ハウジング(51)内に導入された時刻が図外の制御装
置のメモリに順次記憶され、該制御装置によって現在時
刻とメモリした各ボビンの導入時刻との時間差が演算さ
れ、その時間差が所定時間に達するまで第3ストッパ
(91)が閉じられ、ボビン(B)の移動が阻止される
ようになっている。
【0023】そして、導入時刻から所定時間経過する
と、第3ストッパ(91)は開動作し、これに関連して
シール装置(8)および第4ストッパ(92)が動作し
て、入口部(5a)と同様に出口部(5b)がシールさ
れながらボビン(B)は1個ずつハウジング(51)外
へ切り出される。
【0024】このように、スチーム処理装置(5)は、
ボビン(B)を低温かつ常圧でスチーム処理するため、
バルブや蒸気配管等が不要となり、構造を簡素化でき
る。
【0025】スチーム処理装置(5)のハウジング(5
1)を出たボビン(B)は、連結路(6d)の出口部
(6f)を通ってワインダ本体(3)の導入路(6b)
に導入される。導入路(6b)に導入されたボビン
(B)は、空スペースのあるワインディングユニットの
処理通路(6c)に送り込まれ、該ワインディングユニ
ットで巻き返されて空ボビンとなって排出路(6c)に
払い出され、排出路(1b)を通って精紡機(1)に返
される。
【0026】以上に述べたように、このボビン処理シス
テムは、スチーム処理装置(5)を自動ワインダ(2)
内の糸端口出し装置(4)とワインダ本体(3)との間
のボビン移送路(6)上に設けているため、精紡機
(1)と自動ワインダ(2)との間を短縮でき、全体と
して省スペース化が図れる。また、スチーム処理装置
(5)を糸端口出し装置(4)とワインダ本体(3)と
の間に配したため、口出し装置(4)においてボビン
(B)の口出し処理を容易に行えるようになる。つま
り、従来のように精紡機と自動ワインダとの間にスチー
ム処理装置を設けたのでは、口出し処理の前にスチーム
処理が行われ、口出し装置にはスチーム処理された後の
水気を含むボビンが導入されるため、口出し処理が困難
となる。これに対し、この処理システムでは、精紡機
(1)上がりのボビン(B)は先ず口出し処理され、そ
の後スチーム処理されるため、口出し処理が容易に行
え、口出しミスを低減できる。しかも、この処理システ
ムは、スチーム処理装置(5)をワインダ本体(3)の
一側に近接させてその長手方向に沿って形成したため、
省スペース化を図りながら、スチーム処理装置(5)を
長く形成することができ、スチーム処理に必要とされる
滞留時間を充分に確保することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のボビン処理システムは、自動ワ
インダ内の移送路のうち、ワインダ本体と精紡機との間
に形成される循環路に口出し装置を配置し、ワインダ本
体の一側に近接して長手方向に沿って形成される連結路
にスチーム処理装置を配置したため、精紡機と自動ワイ
ンダとの間を短縮でき、省スペース化が図れる。又、ス
チーム処理装置は自動ワインダ内のワインダ本体と口出
し装置との間に設けられるので、精紡機上がりのボビン
の糸端の口出し処理を行う口出し処理装置には、スチー
ム処理前の水気を含んでいないボビンが導入されるた
め、口出し処理が容易になり、口出しミスが低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】口出し装置を示す斜視図である。
【図3】口出し装置の糸端挿入機構を示す斜視図であ
る。
【図4】スチーム処理装置を示す縦断面図である。
【図5】スチーム処理装置を示す横断面図である
【図6】スチーム処理装置の入口部を示す平面図であ
る。
【図7】シール装置を示す斜視図である。
【図8】スチーム処理装置の入口部の切り出し状態を示
す平面図である。
【図9】スチーム処理装置の入口部の切り出し状態を示
す平面図である。
【図10】スチーム処理装置の出口部の切り出し状態を示
す平面図である。
【符号の説明】
(1)精紡機 (2)自動ワインダ (5)糸蒸し装置 (B)ボビン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精紡機と自動ワインダとをボビン搬入路及
    びボビン搬出路で連結したボビン処理システムであっ
    て、上記自動ワインダ内には、多数錘のワインディング
    ユニットからなるワインダ本体と、ボビンを移送するた
    めの移送路とが設けられ、該移送路は、ボビン搬入路及
    びボビン搬出路と接続され、ワインダ本体と精紡機との
    間に形成される循環路、該循環路と接続され、ワインダ
    本体の一側に近接して長手方向に沿って形成される連結
    路、該連結路と接続され、ワインダ本体の一側に長手方
    向に沿って形成される導入路、及び上記循環路と連結さ
    れ、ワインダ本体の他側に長手方向に沿って形成される
    排出路より構成されており、精紡機上がりのボビンの口
    出し処理を行う口出し装置が循環路に配置され、精紡機
    上がりのボビンをスチーム処理するためのスチーム処理
    装置が連結路に配置されることを特徴とするボビン処理
    システム。
JP3147826A 1991-05-23 1991-05-23 ボビン処理システム Expired - Lifetime JP2541033B2 (ja)

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