JP2540682Y2 - ブレンダ付射出成形機 - Google Patents
ブレンダ付射出成形機Info
- Publication number
- JP2540682Y2 JP2540682Y2 JP5389193U JP5389193U JP2540682Y2 JP 2540682 Y2 JP2540682 Y2 JP 2540682Y2 JP 5389193 U JP5389193 U JP 5389193U JP 5389193 U JP5389193 U JP 5389193U JP 2540682 Y2 JP2540682 Y2 JP 2540682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeder
- resin material
- injection molding
- blender
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】成形品の着色や強化のために射出
成形用樹脂材料にマスタ−バッチやチョップドストラン
ド等の添加材料をブレンドするための装置に関する。
成形用樹脂材料にマスタ−バッチやチョップドストラン
ド等の添加材料をブレンドするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マスタ−バッチやチョップドストランド
等の添加材料の樹脂材料へのブレンドは、従来成形業者
が成形前に樹脂材料と添加材料をそれぞれ所定の割合に
計量した後タンブラに入れて行っていた。
等の添加材料の樹脂材料へのブレンドは、従来成形業者
が成形前に樹脂材料と添加材料をそれぞれ所定の割合に
計量した後タンブラに入れて行っていた。
【0003】又、図3に他の従来方式を示す。11は樹
脂材料用ホッパであり、その上部に設けた添加材料用小
ホッパ12から下に伸ばしたパイプの先のラッパ状開口
部を樹脂材料の中に挿入している。本方式も射出成形機
の樹脂材料落下口において直接ブレンドする方式であ
り、マスタ−バッチによる成形品着色用に採用されてい
る。
脂材料用ホッパであり、その上部に設けた添加材料用小
ホッパ12から下に伸ばしたパイプの先のラッパ状開口
部を樹脂材料の中に挿入している。本方式も射出成形機
の樹脂材料落下口において直接ブレンドする方式であ
り、マスタ−バッチによる成形品着色用に採用されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述のようなタンブラ
による混合は被混合物相互の比重差の影響が大きかっ
た。例えば樹脂材料にそれより重いチョップドストラン
ドをタンブラに入れた場合、重いチョップドストランド
は樹脂材料の下に沈んでしまい充分混合されないことが
ある。さらに、タンブラによる混合は成形作業とは別に
行うことになり、場所と労力及び時間が余分に必要とな
る。
による混合は被混合物相互の比重差の影響が大きかっ
た。例えば樹脂材料にそれより重いチョップドストラン
ドをタンブラに入れた場合、重いチョップドストランド
は樹脂材料の下に沈んでしまい充分混合されないことが
ある。さらに、タンブラによる混合は成形作業とは別に
行うことになり、場所と労力及び時間が余分に必要とな
る。
【0005】図3の方式では11の樹脂材料に対し12
の添加材料が中心部分にのみ供給されしかも13の落下
口付近では中心部での材料落下速度が大きいので、添加
材料の分散が悪かった。
の添加材料が中心部分にのみ供給されしかも13の落下
口付近では中心部での材料落下速度が大きいので、添加
材料の分散が悪かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では、樹脂
材料に添加材料をブレンドするためのフィ−ダを備え成
形作業と同時にブレンドを実行すると共に、従来のタン
ブラによる方法における問題を解決すべくフィ−ダによ
る添加材料の搬送限度位置に樹脂材料の落下口を設け該
落下口におけるフィ−ダの下部に樹脂材料及び添加材料
が容易に通過可能な穴を有する部材を設けたのである。
材料に添加材料をブレンドするためのフィ−ダを備え成
形作業と同時にブレンドを実行すると共に、従来のタン
ブラによる方法における問題を解決すべくフィ−ダによ
る添加材料の搬送限度位置に樹脂材料の落下口を設け該
落下口におけるフィ−ダの下部に樹脂材料及び添加材料
が容易に通過可能な穴を有する部材を設けたのである。
【0007】
【作用】上記のように構成したので、樹脂材料の落下口
までフィ−ダによって送られてきた添加材料は穴明き部
材の上でフィ−ダにより樹脂材料と混練されながら穴か
ら共に落下するのである。
までフィ−ダによって送られてきた添加材料は穴明き部
材の上でフィ−ダにより樹脂材料と混練されながら穴か
ら共に落下するのである。
【0008】
【実施例】図1により実施例を説明する。6は添加材料
用ホッパであり、添加材料は可変速モ−タ7で駆動され
るフィ−ダ1とシリンダ2によって搬送される。5は樹
脂材料用ホッパであり樹脂材料は落下口4を通ってフィ
−ダ1の搬送限度位置に達する。落下口4にあるフィ−
ダ1の下部には穴明き部材3を設けてあり、この部分で
樹脂材料と添加材料がブレンドされる。
用ホッパであり、添加材料は可変速モ−タ7で駆動され
るフィ−ダ1とシリンダ2によって搬送される。5は樹
脂材料用ホッパであり樹脂材料は落下口4を通ってフィ
−ダ1の搬送限度位置に達する。落下口4にあるフィ−
ダ1の下部には穴明き部材3を設けてあり、この部分で
樹脂材料と添加材料がブレンドされる。
【0009】ブレンドされた材料は穴明き部材3から下
方につながった穴を通って加熱筒9に供給される。加熱
筒9にはスクリュウ8を嵌挿しており、スクリュウ8は
図示しない駆動装置により回転往復動自在としている。
10はノズルであり先端を図示しない金型に押圧し加熱
筒9内の溶融樹脂をスクリュウ8が射出充填する。
方につながった穴を通って加熱筒9に供給される。加熱
筒9にはスクリュウ8を嵌挿しており、スクリュウ8は
図示しない駆動装置により回転往復動自在としている。
10はノズルであり先端を図示しない金型に押圧し加熱
筒9内の溶融樹脂をスクリュウ8が射出充填する。
【0010】図2は図1における落下口4の中心部から
フィ−ダ1の軸方向を見た断面拡大図である。穴明き部
材3の穴は便宜上3個で表しているが、穴の大きさと数
は樹脂材料と添加材料の大きさに依存して変化させるこ
とがある。穴明き部材3はフィ−ダ1に接する場合を示
しているが、接しないで穴明き部材3とフィ−ダ1との
間に空間を設ける場合もある。いずれにするかは添加材
料の種類や形状に依存する。
フィ−ダ1の軸方向を見た断面拡大図である。穴明き部
材3の穴は便宜上3個で表しているが、穴の大きさと数
は樹脂材料と添加材料の大きさに依存して変化させるこ
とがある。穴明き部材3はフィ−ダ1に接する場合を示
しているが、接しないで穴明き部材3とフィ−ダ1との
間に空間を設ける場合もある。いずれにするかは添加材
料の種類や形状に依存する。
【0011】成形品強化のためのチョップドストランド
の例を述べる。これはガラス繊維や炭素繊維より成るチ
ョップドストランド約80%に樹脂を約20%コ−ティ
ングした素材であり、樹脂材料のペレットと直接ブレン
ドして射出成形出来る。この製品例は川崎製鉄(株)と
日東紡績(株)のXYLUS−Dがある。
の例を述べる。これはガラス繊維や炭素繊維より成るチ
ョップドストランド約80%に樹脂を約20%コ−ティ
ングした素材であり、樹脂材料のペレットと直接ブレン
ドして射出成形出来る。この製品例は川崎製鉄(株)と
日東紡績(株)のXYLUS−Dがある。
【0012】チョップドストランドの混合比率は一般に
重量比で10%から40%程度であるが、この比率は可
変速モ−タの回転速度の設定により自由に変化させ得
る。
重量比で10%から40%程度であるが、この比率は可
変速モ−タの回転速度の設定により自由に変化させ得
る。
【0013】
【考案の効果】以上述べたようにタンブラによる混合作
業で問題となる時間、場所、及び労力が省略出来る上、
混合物相互の比重差による分離がないため良好なブレン
ドが行える。また混合比率は可変速モ−タの回転速度設
定により自由に変化させ得るので混合比率の変更は極め
て容易である。
業で問題となる時間、場所、及び労力が省略出来る上、
混合物相互の比重差による分離がないため良好なブレン
ドが行える。また混合比率は可変速モ−タの回転速度設
定により自由に変化させ得るので混合比率の変更は極め
て容易である。
【図1】ブレンド装置を備えた射出装置の概略図であ
る。
る。
【図2】図1におけるブレンド装置要部の拡大断面図で
ある。
ある。
【図3】従来の直接ブレンド装置を備えた射出装置の概
略図である。
略図である。
1 フィ−ダ 2 シリンダ 3 穴明き部材 4 落下口 5 樹脂材料用ホッパ 6 添加材料用ホッパ 7 可変速モ−タ 8 スクリュウ 9 加熱筒 10 ノズル 11 樹脂材料用ホッパ 12 添加材料用ホッパ 13 落下口
Claims (1)
- 【請求項1】 添加材料を樹脂材料にブレンド供給する
ためのフィ−ダと可変速モ−タとを備え、前記フィ−ダ
の搬送限度が前記樹脂材料の落下口にあるように配置
し、前記落下口におけるフィ−ダの下部に穴明き部材を
設けたことを特徴とするブレンダ付射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5389193U JP2540682Y2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | ブレンダ付射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5389193U JP2540682Y2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | ブレンダ付射出成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717528U JPH0717528U (ja) | 1995-03-28 |
JP2540682Y2 true JP2540682Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12955353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5389193U Expired - Lifetime JP2540682Y2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | ブレンダ付射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540682Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7534378B2 (en) * | 2004-03-03 | 2009-05-19 | Rexam Prescription Products Inc. | Plastic forming process monitoring and control |
JP7125604B2 (ja) * | 2018-08-30 | 2022-08-25 | 学校法人同志社 | 強化樹脂成形体の製造装置及び製造方法 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP5389193U patent/JP2540682Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717528U (ja) | 1995-03-28 |
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