JP2540314Y2 - 配管ユニット - Google Patents

配管ユニット

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JP2540314Y2
JP2540314Y2 JP1990126460U JP12646090U JP2540314Y2 JP 2540314 Y2 JP2540314 Y2 JP 2540314Y2 JP 1990126460 U JP1990126460 U JP 1990126460U JP 12646090 U JP12646090 U JP 12646090U JP 2540314 Y2 JP2540314 Y2 JP 2540314Y2
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JP
Japan
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pipe
piping unit
pump
valve
water
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JP1990126460U
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English (en)
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JPH0484899U (ja
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知佳士 五味
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Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
【産業上の利用分野】
本発明は、主としてポンプの吐出配管に用いる配管ユ
ニットに関し、詳しくは、ポンプの吸入配管に用いるこ
ともでき、更には、空調機、冷凍機等の配管にも用いる
ことができる配管ユニットに関する。
【従来の技術とその課題】
第2図は、従来のポンプの吐出配管の1例を示す外観
図である。 第2図において、11はポンプ、12はレデューサ、13は
フレキシブルジョイント、14は逆止め弁、15は短管、16
はバタフライ弁、17はパイプであり、短管15に温度計18
及び圧力計19が装着してある。 ポンプ11から吐出された水等の流体は、レデューサ12
及びフレキシブルジョイント13を通り、逆止め弁14を押
し開いて短管15に流入する。 バタフライ弁16を開弁すると、水等の流体は、バタフ
ライ弁16及びパイプ17を通って排出される。この状態で
バタフライ弁16の開度を調節して、流量を調整すること
ができる。 温度計18及び圧力計19は、水等の流体の温度及び圧力
を示す。なお、この短管15に流量計を装着して流量を測
定することができる。 温度計18及び圧力計19は、水等の流体の温度及び圧力
を示す。なお、この短管15に流量計を装着して流量を測
定することもできる。 ポンプ11の回転が止まると、吐出配管内の水等が逆流
し始めるが、逆止め弁14が逆流によって閉止して逆流が
防止される。ポンプ11を長時間停止させる場合は、バタ
フライ弁16を閉弁して、逆流を確実に防止する。 このように、ポンプの吐水配管では、逆流を防止する
逆止め弁14、流量を調整し又は完全に閉止するための開
閉弁(第2図に示した例ではバタフライ弁16)及び温度
計18、圧力計19等の計器類を装着する短管が必要であ
る。 第2図に示したような従来の構造においては、現場の
配管寸法に合わせて短管15の長さを決めて切断し、短管
15に管フランジ15a及び15bをねじ接続したり溶接接続す
るために、ねじ切り作業や溶接作業を行うのが一般であ
った。 このため、現場でパイプの切断、ねじ切りや溶接作業
を行わなければならず、手間が掛かってコスト高になっ
た。 また、現場で逆止め弁14、短管15及びバタフライ弁16
を接続し、更に、ポンプ11の吐出配管の端部であるフレ
キシブルジョイント13の上部フランジ13aと排出側のパ
イプ17の下部フランジ17aとの間に接続しなければなら
ない。 このように現場での組付け個所が多いため、施工費が
高くなり、外観や出来栄えが悪くなった。 更に、上記のように現場で切断、加工、溶接等を行う
関係から、完全な防食構造にすることができず、赤水問
題が発生する原因にもなった。 「考案の構成」
【課題を解決するための手段】
本考案の配管ユニットは、上記の従来の課題を解決す
るために、ポンプの吐出配管等に用いる配管ユニットで
あって、長尺状の管状体の両端に接続用の管フランジを
設け、この管状体の流入側の近傍位置に、開度調整機構
付きの逆流防止機構を一体に設けると共に、逆流防止機
構の二次側で、かつ管状体の途中に圧力計、温度計、流
量計等の計器類を取付けるための計器取付け穴を設け、
更に、管状体の内面の接液部分をゴム又は樹脂で被覆
し、又は当該接液部分を耐食材料で形成した。 この場合、該逆流防止機構の弁体の開度を該開度調整
機構の弁棒によって調整するようにするとよい。 また、該逆流防止機構の弁体にばねを装着して、該弁
体を閉弁方向に弾発するとよい。
【作用】 先ず、この配管ユニットを、必要に応じてレデューサ
やフレキシブルジョイントを接続したポンプの吐水配管
に接続し、この配管ユニットに貯水槽等への給水配管を
接続した場合、ポンプの吐出配管から送り出された水
は、この配管ユニットに流入し、開度調整機構が開弁状
態であれば、逆流防止機構を水の流れによって押し開い
て流れ、給水配管を通って貯水槽に送られる。 この場合、配管ユニットに装着した計器類が、配管ユ
ニット内を流れる水の圧力、温度、流量等を示す。 また、開度調整機構によって、流量を調整する。 ポンプが停止すると、配管ユニット内の水が逆流を始
めようとするが、逆流防止機構のばねを装着した弁体
が、ばねの弾発力によって閉弁するので、逆流が発生せ
ず、ウオータハンマが起きない。 ポンプを長時間止める場合には、開度調整機構を完全
閉弁状態にすると、逆流を完全かつ確実に防止して、ポ
ンプの逆回転によるモータの焼損や、ポンプの次の始動
のための呼び水の流失を防ぐことができる。 本考案の配管ユニットは、このような機能を両端に標
準の管接続端を持つ1個の配管ユニットに具備させてい
るので、これをそのままポンプ側及び貯水槽側の標準の
管接続端の間に接続するだけで、従来の吐水配管と同様
の機能が得られる。 このため、配管設計においても、現場施工において
も、極めて容易にかつ経済的に行うことができ、更に外
観が簡素になり重圧感がない。 特に現場施工においては、現場で切断、ねじ切り、溶
接等を行う必要がなく、作業が容易であり、保温被覆も
予め施しておくことができ、この点でも現場施工の省力
化によるコストダウンに寄与することができる。 更に、管状部、逆流防止機構及び開度調整機構を防食
構造にすることによって、赤水問題の発生源になること
防いでいる。 また、本配管ユニットは、ポンプの吐出配管だけでな
く、ポンプの吸入配管にも、更には、空調機、冷凍機等
の配管にも用いることができる。
【実施例】
本考案の配管ユニットの実施例を、図面に基づいて説
明する。 第1図は、本考案の配管ユニットの1実施例を示す縦
断面図である。 同図において、1は配管ユニット、2は管状部、3は
逆流防止機構、4は開度調整機構、5及び6は計器取付
け穴である。 管状体2の両端にJIS、ANSI等の標準の管フランジ2a
及び2bが設けてある。なお、この両端をJIS、ANSI等の
標準の管用ねじにしてもよい。 逆流防止機構3と開度調整機構4は、管状部2に一体
に設けてあり、逆流防止機構3は、管状部2に形成し中
央に開口2cを持つ弁座2dと、ピン3aを軸にして揺動し得
る弁体3bと、弁体3bに装着して弁体3bを閉方向に弾発す
るばね3cとからなり、開度調整機構4は、弁棒4aと、弁
棒4aが螺合するキャップ4bと、弁棒4aを回転するハンド
ル車4cと、パッキン4d、パッキン押え輪4e及びグランド
キャップ4fとからなっている。 弁棒4aは、ハンドル車4cを回転させて上下させ、弁体
3bの開度を調整し、最も下方に押し込んで、弁体3bを閉
弁位置に固定することができる。 第1図では明示してないが、管状部2の内面をゴム又
は樹脂で被覆し、逆流防止機構3及び開度調整機構4の
すべての部品は、ゴム又は樹脂で被覆してあるか耐食材
料で形成してあって、配管ユニット全体が内部を流れる
流体に対して防食してある。 次に、上記した実施例に基づいて、その作用を説明す
る。 先ず、この配管ユニット1の管フランジ2aを、必要に
応じてレデューサやフレキシブルジョイントを接続した
ポンプの吐出配管に接続し、この配管ユニット1の管フ
ランジ2bに貯水槽等への給水配管を接続した場合、ポン
プの吐出配管から送り出された水は、この配管ユニット
に流入し、開度調整機構4が開弁状態であれば、逆流防
止機構3の弁体3bを水の流れによって押し開いて流れ、
給水配管を通って貯水槽に送られる。 この場合、配管ユニット1の計器取付け穴5及び6に
装着した圧力計、温度計等の計器類が、配管ユニット内
を流れる水の圧力、温度、流量等を示す。また、開度調
整機構4によって弁体3bの開度を調節して、流量を調整
する。 ポンプが停止すると、配管ユニット1内の水が逆流を
始めようとするが、逆流防止機構3のばね3cを装着した
弁体3bが、ばね3cの弾発力によって閉弁するので、逆流
が発生せず、ウオータハンマが起きない。 ポンプを長時間止める場合には、開度調整機構4を完
全閉弁状態にすると、逆流を完全かつ確実に防止して、
ポンプの逆回転によるモータの焼損や、ポンプの次の始
動のための呼び水の流失を防ぐことができる。 本考案の配管ユニット1は、このような機能を両端に
標準の管フランジ2a及び2bを持つ1個の配管ユニット1
に具備させているので、配管ユニット1をポンプ側及び
貯水槽側の標準の管フランジの間に接続するだけで、従
来の吐出配管と同様の機能が得られる。 このため、配管設計においても、現場施工において
も、極めて容易にかつ経済的に行うことができ、更に外
観が簡素になり重圧感がない。 特に現場施工においては、現場で切断、ねじ切り、溶
接等を行う必要がなく、作業が容易であり、保温被覆も
予め施しておくことができ、この点でも現場施工の省力
化によるコストダウンに寄与することができる。 更に、管状部2、逆防止機構3及び開度調整機構4を
防食構造にすることによって、赤水問題の発生源になる
こと防いでいる。 また、本配管ユニット1は、ポンプの吐出配管だけで
なく、ポンプの吸入配管にも、更には、空調機、冷凍機
等の配管にも用いることができる。 「考案の効果」 本考案の配管ユニットは、すでに詳述したように構成
し作用するので、次のような優れた効果が得られる。 JIS、ANSI等の標準の配管接続部の間に装着すること
ができ、配管設計、現場施工が容易である。 配管が簡単で重圧感がなく、美観的である。 現場でパイプの切断、ねじ切り、溶接等を行わなくて
もよく、現場施工が容易であり、コストダウンになる。 配管内の流体の流過、遮断及び逆流防止ができる。 逆流防止の時にウオータハンマが起きない。 防食構造であり、赤水問題の発生源にならない。 ポンプの吐出配管だけでなく、吸入配管や空調機、冷
凍機等にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の配管ユニットの1実施例を示す縦断面
図であり、第2図は従来のポンプの吐出配管の1例を示
す外観図である。 1……配管ユニット、2……管状部 3……逆流防止機構、3b……弁体 4……開度調整機構、4a……弁棒 5、6……計器取付け穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプの吐出配管等に用いる配管ユニット
    であって、長尺状の管状体の両端に接続用の管フランジ
    を設け、この管状体の流入側の近傍位置に、開度調整機
    構付きの逆流防止機構を一体に設けると共に、逆流防止
    機構の二次側で、かつ管状体の途中に圧力計、温度計、
    流量計等の計器類を取付けるための計器取付け穴を設
    け、更に、管状体の内面の接液部分をゴム又は樹脂で被
    覆し、又は当該接液部分を耐食材料で形成したことを特
    徴とする配管ユニット。
JP1990126460U 1990-11-30 1990-11-30 配管ユニット Expired - Lifetime JP2540314Y2 (ja)

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JPH0484899U JPH0484899U (ja) 1992-07-23
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JPS55166571A (en) * 1979-06-13 1980-12-25 Yutaka Yamada Check valve
JPS5761278U (ja) * 1980-09-30 1982-04-12
JPH0624042Y2 (ja) * 1986-11-05 1994-06-22 三洋電機株式会社 テ−プ再生装置

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