JP2539525B2 - 遠心クラッチ - Google Patents
遠心クラッチInfo
- Publication number
- JP2539525B2 JP2539525B2 JP2011959A JP1195990A JP2539525B2 JP 2539525 B2 JP2539525 B2 JP 2539525B2 JP 2011959 A JP2011959 A JP 2011959A JP 1195990 A JP1195990 A JP 1195990A JP 2539525 B2 JP2539525 B2 JP 2539525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic ring
- weight
- clutch
- output shaft
- pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 241000287463 Phalacrocorax Species 0.000 claims 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/14—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の主題は自動車ドアロックの使用を阻止するた
めのアクチエータの遠心クラッチである。
めのアクチエータの遠心クラッチである。
さらに詳細には、このクラッチは、モータと、阻止部
材の制御スリーブがそれに装着されたねじを駆動するた
めの歯車列との間に、挿入されるようになっている型式
のものである。このクラッチは少なくとも１つの錘を具
備し、この錘は、モータの出力シャフトに締結されたハ
ブの中に半径方向に配設され、かつ離脱した休止位置に
向って復帰するための弾性部材の作用を受け、また係合
位置へ出力シャフトの回転に伴って駆動されることが可
能であり、この係合位置でこの錘はハブから突出しかつ
出力シャフトのトルクを歯車列に伝達する手段と係合す
るものである。
材の制御スリーブがそれに装着されたねじを駆動するた
めの歯車列との間に、挿入されるようになっている型式
のものである。このクラッチは少なくとも１つの錘を具
備し、この錘は、モータの出力シャフトに締結されたハ
ブの中に半径方向に配設され、かつ離脱した休止位置に
向って復帰するための弾性部材の作用を受け、また係合
位置へ出力シャフトの回転に伴って駆動されることが可
能であり、この係合位置でこの錘はハブから突出しかつ
出力シャフトのトルクを歯車列に伝達する手段と係合す
るものである。
本出願人の名前の1986年２月20日付のフランス特許第
86.02323号と1987年12月14日付のその第１の追加特許第
87.17423号とは、この型の遠心クラッチを記載してい
る。この追加特許において、１つ又は複数の遠心錘と歯
車列との間でトルクを伝達する手段は、錘を収容しかつ
歯車列の駆動ピニオンが設けられたベル形状のハウジン
グの内壁に摩擦をもって当接するよう圧縮されるスプリ
ングを具備している。このスプリングはその両端に、そ
の係合位置にある時錘と相互に作用することのできる係
合クラッチが取付けられている。
86.02323号と1987年12月14日付のその第１の追加特許第
87.17423号とは、この型の遠心クラッチを記載してい
る。この追加特許において、１つ又は複数の遠心錘と歯
車列との間でトルクを伝達する手段は、錘を収容しかつ
歯車列の駆動ピニオンが設けられたベル形状のハウジン
グの内壁に摩擦をもって当接するよう圧縮されるスプリ
ングを具備している。このスプリングはその両端に、そ
の係合位置にある時錘と相互に作用することのできる係
合クラッチが取付けられている。
本発明の目的はこのクラッチの構造を簡単化し、また
同時にその利点を維持することである。
同時にその利点を維持することである。
本発明によれば、前記伝達手段は、ハブを越える出力
シャフトの端部に対し同軸でピニオンが設けられた支持
体上に摩擦をもって当接するよう装着された弾性リング
を具備し、この弾性リングは、相互に向かい合いかつ錘
と半径方向に対向する２つの端部分を有し、それにより
錘が十分の遠心力に伴ってそこに押圧された時これら端
部分に当接し、そのため前記弾性リングが支持体とその
ピニオンとを回転駆動することができるようにしてい
る。
シャフトの端部に対し同軸でピニオンが設けられた支持
体上に摩擦をもって当接するよう装着された弾性リング
を具備し、この弾性リングは、相互に向かい合いかつ錘
と半径方向に対向する２つの端部分を有し、それにより
錘が十分の遠心力に伴ってそこに押圧された時これら端
部分に当接し、そのため前記弾性リングが支持体とその
ピニオンとを回転駆動することができるようにしてい
る。
本発明の１つの実施態様によれば、弾性リングの支持
体はそれをピニオンに固定する手段が設けられた横断カ
バーを具備し、弾性リングを受け入れる溝がピニオンと
このカバーとの間に区画形成され、この溝が、出力シャ
フトと、この溝を越えて軸方向に延在しかつ錘と対向す
る弾性リングの２つの端部分とに対し、同軸となってい
る。
体はそれをピニオンに固定する手段が設けられた横断カ
バーを具備し、弾性リングを受け入れる溝がピニオンと
このカバーとの間に区画形成され、この溝が、出力シャ
フトと、この溝を越えて軸方向に延在しかつ錘と対向す
る弾性リングの２つの端部分とに対し、同軸となってい
る。
本発明のその他の特徴と利点とは、限定されない実例
としてその一実施態様を図示する添付図面を参照した以
下の記載から明らかとなるであろう。
としてその一実施態様を図示する添付図面を参照した以
下の記載から明らかとなるであろう。
第１図に示されるアクチエータは自動車のドアのロッ
ク（図示しない）の使用を電気的に阻止できるようにな
っている。
ク（図示しない）の使用を電気的に阻止できるようにな
っている。
これは、歯車列５の第１の要素を形成するピニオン４
が設けられた遠心クラッチ３を軸方向にまっすぐに通過
する軸線XXの出力シャフト２が設けられた、モータ１を
具備している。
が設けられた遠心クラッチ３を軸方向にまっすぐに通過
する軸線XXの出力シャフト２が設けられた、モータ１を
具備している。
歯車列５の最後のピニオン６はねじ７に締結され、こ
のねじ７上にはスリーブ８が装着されこのスリーブ８は
ねじ７の回転に伴って並進運動するよう駆動され、それ
によりケース９の中にその全てが収容されているロック
（錠）の阻止部材（図示しない）を作動するようにして
いる。
のねじ７上にはスリーブ８が装着されこのスリーブ８は
ねじ７の回転に伴って並進運動するよう駆動され、それ
によりケース９の中にその全てが収容されているロック
（錠）の阻止部材（図示しない）を作動するようにして
いる。
第２図ないし第５図に示される遠心クラッチ３は２つ
の錘11を具備し、この２つの錘11は好ましくは円筒状部
材によって形成され、かつこれを通過する出力シャフト
２に締結されたハブ12の中に相互に直径方向に対向して
配置されている。ハブ12内部のインサート18は錘11とモ
ータ１との間に挿入されている。各錘11はその対応する
錘11を取巻く弾性部材であるらせん状のスプリング21の
作用を受ける。各スプリング21は、一方において錘11が
休止している時錘11に固定されかつ出力シャフト２に当
接するワッシャ11aの周縁と、他方においてハブ12の内
側に配置された環状肩部20との間で圧縮されている。
の錘11を具備し、この２つの錘11は好ましくは円筒状部
材によって形成され、かつこれを通過する出力シャフト
２に締結されたハブ12の中に相互に直径方向に対向して
配置されている。ハブ12内部のインサート18は錘11とモ
ータ１との間に挿入されている。各錘11はその対応する
錘11を取巻く弾性部材であるらせん状のスプリング21の
作用を受ける。各スプリング21は、一方において錘11が
休止している時錘11に固定されかつ出力シャフト２に当
接するワッシャ11aの周縁と、他方においてハブ12の内
側に配置された環状肩部20との間で圧縮されている。
このスプリング21はワッシャ11a（第２図）により錘1
1を出力シャフト２上の休止位置に向って弾性的に押圧
する。この係合がはずれた位置から、錘11は遠心力が十
分である時半径方向に離間するよう動くことができる。
1を出力シャフト２上の休止位置に向って弾性的に押圧
する。この係合がはずれた位置から、錘11は遠心力が十
分である時半径方向に離間するよう動くことができる。
ハブ12は２つの実質的に軸方向の分枝部13と14を有
し、これら分枝部は出力シャフト２にほぼ平行で錘11を
取巻き、これら錘のために軸方向のタブ（つまみ）16a
が設けられたカバー（覆い）16により閉じられた収容部
15を区画形成し、カバーの端部16bがハブ12（第５図）
の表面上の切り込みに弾性的に嵌まることができる。
し、これら分枝部は出力シャフト２にほぼ平行で錘11を
取巻き、これら錘のために軸方向のタブ（つまみ）16a
が設けられたカバー（覆い）16により閉じられた収容部
15を区画形成し、カバーの端部16bがハブ12（第５図）
の表面上の切り込みに弾性的に嵌まることができる。
クラッチ３は出力シャフト２のトルクをピニオン４に
伝達する手段を有し、この手段は、ハブ12を越える出力
シャフト２の端部に対し同軸の支持体上に摩擦をもって
当接するよう取付けられた弾性リング26を具備してい
る。この弾性リング26は相互に向き合いかつ錘11と半径
方向に対向する２つの軸方向に突出する端部分26aを有
する。
伝達する手段を有し、この手段は、ハブ12を越える出力
シャフト２の端部に対し同軸の支持体上に摩擦をもって
当接するよう取付けられた弾性リング26を具備してい
る。この弾性リング26は相互に向き合いかつ錘11と半径
方向に対向する２つの軸方向に突出する端部分26aを有
する。
弾性リング26の支持体は横断カバー27を具備し、この
横断カバー27はこれをピニオン４に、さらに詳細には構
造体28に固定する手段が設けられ、この構造体28はピニ
オン４の内側に配置され出力シャフト２に対し同軸であ
りその周縁にピニオン４の歯が形成されている。弾性リ
ング26を受け入れるための溝30が横断カバー27と構造体
28との間に区画形成され、この溝30は出力シャフト２と
弾性リング26の軸方向に突出する端部分26aとに対し同
軸である。
横断カバー27はこれをピニオン４に、さらに詳細には構
造体28に固定する手段が設けられ、この構造体28はピニ
オン４の内側に配置され出力シャフト２に対し同軸であ
りその周縁にピニオン４の歯が形成されている。弾性リ
ング26を受け入れるための溝30が横断カバー27と構造体
28との間に区画形成され、この溝30は出力シャフト２と
弾性リング26の軸方向に突出する端部分26aとに対し同
軸である。
横断カバー27はこれを構造体28とピニオン４とに固定
する手段を有している。図示の例ではこの手段は軸方向
のアーム29からなり、その端部29aは出力シャフト２が
通過する構造体28の半径方向肩部31上に弾性的に取外し
自在に嵌まることができる。
する手段を有している。図示の例ではこの手段は軸方向
のアーム29からなり、その端部29aは出力シャフト２が
通過する構造体28の半径方向肩部31上に弾性的に取外し
自在に嵌まることができる。
弾性リング26は図示のように３つの点32,33,34で、又
はその特別な形状によりこれよりも多くの点でもしくは
その全表面にわたって、溝30の底に当接することができ
る。
はその特別な形状によりこれよりも多くの点でもしくは
その全表面にわたって、溝30の底に当接することができ
る。
出力シャフト２を支持するための軸受19はピニオン４
を超えて出力シャフト２に締結されている。
を超えて出力シャフト２に締結されている。
このクラッチの作動は次のとおりである。
出力シャフト２が十分な速度で回転する時は、錘11は
弾性部材であるスプリング21の復帰力に抗して相互から
半径方向に離間するように動く。したがってこれら錘の
一方が弾性リング26の端部分26aに当接するようにな
り、これに対し他方の錘はワッシャ11aと肩部20との間
のスプリング21の圧縮に伴って出力シャフト２からある
距離をもって保持される。弾性リング26はそれから摩擦
により横断カバー27とピニオン４とを駆動する。
弾性部材であるスプリング21の復帰力に抗して相互から
半径方向に離間するように動く。したがってこれら錘の
一方が弾性リング26の端部分26aに当接するようにな
り、これに対し他方の錘はワッシャ11aと肩部20との間
のスプリング21の圧縮に伴って出力シャフト２からある
距離をもって保持される。弾性リング26はそれから摩擦
により横断カバー27とピニオン４とを駆動する。
弾性リング26は例えば円形又は正方形断面とすること
ができる。横断カバー27はその取付け中に弾性リング26
の弾性限界を超過するのを避けることができるようにす
る弾性リング26の取付けを容易にする。ピニオン４の構
造体28上への軸方向アーム29の嵌め込みは、横断カバー
27によって溝30を閉じそれにより弾性リング26を所定位
置に保持することができるようにする。
ができる。横断カバー27はその取付け中に弾性リング26
の弾性限界を超過するのを避けることができるようにす
る弾性リング26の取付けを容易にする。ピニオン４の構
造体28上への軸方向アーム29の嵌め込みは、横断カバー
27によって溝30を閉じそれにより弾性リング26を所定位
置に保持することができるようにする。
３つの当接点32,33,34を有する弾性リング26の嵌め込
みは２つの利点、すなわち弾性リング26の支持体の一部
である構造体28への取付けをより容易にすることと、弾
性リングの溝30への余分の接触がないこととの２つの利
点を有している。
みは２つの利点、すなわち弾性リング26の支持体の一部
である構造体28への取付けをより容易にすることと、弾
性リングの溝30への余分の接触がないこととの２つの利
点を有している。
アクチエータがその走行を終了した時は、被駆動部
材、例えば自動車のドアの窓ガラスにこれが突き当たる
ようになった瞬間に、運動部分の慣性に伴って適当なト
ルクが生じ、また構造体28と横断カバー27とよりなる支
持体に対する弾性リング26の摺動作用が起きる。この摺
動作用の利点は、これが、相互に衝き当たる部材の減衰
が原因となって起きるはね返りを減少させそして騒音の
源である不都合な離脱をなくすということである。
材、例えば自動車のドアの窓ガラスにこれが突き当たる
ようになった瞬間に、運動部分の慣性に伴って適当なト
ルクが生じ、また構造体28と横断カバー27とよりなる支
持体に対する弾性リング26の摺動作用が起きる。この摺
動作用の利点は、これが、相互に衝き当たる部材の減衰
が原因となって起きるはね返りを減少させそして騒音の
源である不都合な離脱をなくすということである。
弾性リング26によって形成されるトルク制限スプリン
グのもう１つの利点は、アクチエータの機構とクラッチ
自体における応力を減少させることができ、このためた
だ１つの錘11を必要とするだけであるということであ
る。
グのもう１つの利点は、アクチエータの機構とクラッチ
自体における応力を減少させることができ、このためた
だ１つの錘11を必要とするだけであるということであ
る。
しかし、２つの対称の錘11の存在は錘の担体を直径方
向で平衡させる。
向で平衡させる。
本発明のクラッチの構造は上述の特許及び追加特許に
記載されている公知のクラッチと比べて著しく簡単化さ
れている。
記載されている公知のクラッチと比べて著しく簡単化さ
れている。
弾性リング26とその端部26aとの形状は、これら端部2
6aが錘と一致して相互に作用することができ、支持体を
構成する横断カバー27と構造体28とピニオン４とをモー
タの２つの回転方向のいずれにも駆動させるということ
が理解される。クラッチはしたがってモータの２つの回
転方向で作動することができる。
6aが錘と一致して相互に作用することができ、支持体を
構成する横断カバー27と構造体28とピニオン４とをモー
タの２つの回転方向のいずれにも駆動させるということ
が理解される。クラッチはしたがってモータの２つの回
転方向で作動することができる。
第１図は本発明が言及する型とすることができるクラッ
チが設けられた、自動車ドアロックの使用を阻止するた
めのアクチエータの斜面図、 第２図は第１図のアクチエータを備えることのできる本
発明の遠心クラッチの一実施態様の軸方向断面図、 第３図は第２図の３−３線による断面図、 第４図は第２図の４−４線による断面図、 第５図は一部を平面図でまた一部を第２図の平面に直角
な平面の軸方向断面で示す第２図ないし第４図のアクチ
エータの図である。 １……モータ、２……出力シャフト、 ３……遠心クラッチ、４……ピニオン、 ５……歯車列、11……錘、 12……ハブ、21……スプリング、 26……弾性リング、27……横断カバー、 28……構造体、29……アーム、 30……溝。
チが設けられた、自動車ドアロックの使用を阻止するた
めのアクチエータの斜面図、 第２図は第１図のアクチエータを備えることのできる本
発明の遠心クラッチの一実施態様の軸方向断面図、 第３図は第２図の３−３線による断面図、 第４図は第２図の４−４線による断面図、 第５図は一部を平面図でまた一部を第２図の平面に直角
な平面の軸方向断面で示す第２図ないし第４図のアクチ
エータの図である。 １……モータ、２……出力シャフト、 ３……遠心クラッチ、４……ピニオン、 ５……歯車列、11……錘、 12……ハブ、21……スプリング、 26……弾性リング、27……横断カバー、 28……構造体、29……アーム、 30……溝。
Claims (4)
- 【請求項１】モータ（１）と阻止部材を駆動する歯車列
（５）との間に挿入されるようになっている、自動車の
ドアロックの使用を阻止するアクチエータのための遠心
クラッチ（３）であって、モータ（１）の出力シャフト
（２）に締結されたハブ（12）の中に半径方向に配設さ
れかつ離脱した休止位置に向って復帰するための弾性部
材（21）の作用を受けまた出力シャフト（２）の回転に
伴って係合位置に駆動されることの可能な、少なくとも
１つの錘（11）を具備し、この係合位置でこの錘がハブ
から突出して出力シャフト（２）のトルクを歯車列に伝
達する手段と係合する遠心クラッチにおいて、前記伝達
手段が、ハブを越える出力シャフト（２）に対し同軸で
かつピニオン（４）が設けられた支持体（27,28）上に
摩擦をもって当接するよう取付けられた弾性リング（2
6）を具備し、この弾性リング（26）は、相互に向かい
合いかつ錘（11）と半径方向に対向する２つの端部分
（26a）を有し、それにより錘が十分な遠心力に伴って
そこに押圧された時これら端部分に当接することがで
き、これら端部分の形状は、弾性リング（26）が支持体
（27,28）とそのピニオン（４）をモータの２つの回転
方向のいずれにも回転駆動することができるような形状
とされていることを特徴とする遠心クラッチ。 - 【請求項２】弾性リングの支持体が、ピニオン（４）に
それを固定する手段が設けられた横断カバー（27）を具
備し、弾性リング（26）を受け入れる溝（30）がピニオ
ン（４）と横断カバー（27）との間に区画形成され、こ
の溝が、出力シャフト（２）と、溝（30）を越えて軸方
向に延在しかつ錘（11）と対向する弾性リング（26）の
２つの端部分（26a）とに対し同軸となっていることを
特徴とする請求項１に記載のクラッチ。 - 【請求項３】固定手段が軸方向のアーム（29）を具備
し、その両端（29a）がピニオン（４）の構造体（28）
上に弾性的にまた取外し自在に嵌まることができること
を特徴とする請求項２に記載のクラッチ。 - 【請求項４】弾性リング（26）が、溝（30）の全表面に
わたって又はその３つの点（32,33,34）で、摩擦をもっ
て当接するような形状に作られていることを特徴とする
請求項２及び３のいずれかに記載のクラッチ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR898900820A FR2642127B1 (fr) | 1989-01-24 | 1989-01-24 | Embrayage centrifuge destine a un actionneur de condamnation d'une serrure de porte |
| FR8900820 | 1989-01-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02283921A JPH02283921A (ja) | 1990-11-21 |
| JP2539525B2 true JP2539525B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=9378026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011959A Expired - Lifetime JP2539525B2 (ja) | 1989-01-24 | 1990-01-23 | 遠心クラッチ |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5056633A (ja) |
| EP (1) | EP0381544B1 (ja) |
| JP (1) | JP2539525B2 (ja) |
| BR (1) | BR9000270A (ja) |
| CA (1) | CA2008292C (ja) |
| DE (1) | DE69002250T2 (ja) |
| ES (1) | ES2042223T3 (ja) |
| FR (1) | FR2642127B1 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5862903A (en) * | 1994-12-02 | 1999-01-26 | Itt Automotive Electrical Systems, Inc. | Centrifugal clutch for power door locks |
| DE19637594C2 (de) * | 1995-09-28 | 2000-11-30 | Volkswagen Ag | Zentralverriegelungselement |
| US6076383A (en) * | 1996-12-19 | 2000-06-20 | Mas-Hamilton Group, Inc. | Emitter and power drive system for an electronic lock |
| JP4269375B2 (ja) * | 1998-12-14 | 2009-05-27 | アイシン精機株式会社 | 車両用スライドドアの駆動装置 |
| JP4032542B2 (ja) | 1998-12-14 | 2008-01-16 | アイシン精機株式会社 | 車両用スライドドアの駆動装置 |
| FR2803344B1 (fr) | 1999-12-29 | 2002-05-03 | Valeo Securite Habitacle | Embrayage centrifuge a inertie perfectionne pour un actionneur electrique d'une serrure d'ouvrant de vehicule automobile |
| DE10300777A1 (de) * | 2003-01-11 | 2004-07-22 | Carl Zeiss | Verfahren zur parallaxefreien Zentrierung eines optischen Elementes |
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| FR2878009B1 (fr) | 2004-11-12 | 2007-02-16 | Arvinmeritor Light Vehicle Sys | Embrayage pour moteur de serrure electrique |
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