JP2539160B2 - 屋根構造 - Google Patents
屋根構造Info
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- JP2539160B2 JP2539160B2 JP5193722A JP19372293A JP2539160B2 JP 2539160 B2 JP2539160 B2 JP 2539160B2 JP 5193722 A JP5193722 A JP 5193722A JP 19372293 A JP19372293 A JP 19372293A JP 2539160 B2 JP2539160 B2 JP 2539160B2
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- Japan
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- steel
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- inward
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、部分平屋の屋根構造
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図６および図７に示すように、パ
ネル材である２階壁１１の下端をラチス梁１２で支持
し、２階壁１１の屋外面から下階の屋根パネル１３を貼
り出すことによりラチス梁１２の屋外側に小屋裏１４を
形成した屋根構造は、屋根パネル１３を小屋裏１４に立
設した束１５ａ，１５ｂおよび束１５ａ，１５ｂの上端
に取付けた支持金物１６ａ，１６ｂにより支持してい
た。２階壁１１は両端を柱８に支持されている。屋根パ
ネル３は、溝形鋼を内向きに枠組した枠１３ａの上面に
面材１３ｂを貼設したものである。束１５ａ，１５ｂ
は、下端をラチス梁１２の屋外側に突設した屋根梁７の
上面に固定されている。
ネル材である２階壁１１の下端をラチス梁１２で支持
し、２階壁１１の屋外面から下階の屋根パネル１３を貼
り出すことによりラチス梁１２の屋外側に小屋裏１４を
形成した屋根構造は、屋根パネル１３を小屋裏１４に立
設した束１５ａ，１５ｂおよび束１５ａ，１５ｂの上端
に取付けた支持金物１６ａ，１６ｂにより支持してい
た。２階壁１１は両端を柱８に支持されている。屋根パ
ネル３は、溝形鋼を内向きに枠組した枠１３ａの上面に
面材１３ｂを貼設したものである。束１５ａ，１５ｂ
は、下端をラチス梁１２の屋外側に突設した屋根梁７の
上面に固定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の屋根構
造では、屋根パネル１３の荷重を束１５ａ，１５ｂのみ
で受け止め、しかも風等によって屋根パネル１３に外力
が加わると束１５ａ，１５ｂが曲げモーメントを受ける
ことになった。このため、束１５ａ，１５ｂに高い強度
が要求され、生産費が高くなった。
造では、屋根パネル１３の荷重を束１５ａ，１５ｂのみ
で受け止め、しかも風等によって屋根パネル１３に外力
が加わると束１５ａ，１５ｂが曲げモーメントを受ける
ことになった。このため、束１５ａ，１５ｂに高い強度
が要求され、生産費が高くなった。
【０００４】また、施工する際には、まず束１５ａ，１
５ｂの上端に支持金物１６ａ，１６ｂを各々取付けると
ともに、束１５ａ，１５ｂの下端をボルト止め等により
屋根梁７に各々固定しておき、この状態で支持金物１６
ａ，１６ｂの上面に屋根パネル１３を載置し、さらに屋
根パネル１３と支持金物１６ａ，１６ｂをボルト等を用
いて各々連結しなければならず、工数が多く施工が煩雑
であった。
５ｂの上端に支持金物１６ａ，１６ｂを各々取付けると
ともに、束１５ａ，１５ｂの下端をボルト止め等により
屋根梁７に各々固定しておき、この状態で支持金物１６
ａ，１６ｂの上面に屋根パネル１３を載置し、さらに屋
根パネル１３と支持金物１６ａ，１６ｂをボルト等を用
いて各々連結しなければならず、工数が多く施工が煩雑
であった。
【０００５】この発明の目的は、生産費を抑えかつ容易
に施工できる屋根構造を提供することである。
に施工できる屋根構造を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の屋根構造は、
２階壁際の屋根パネルの２階壁がわの枠を、外向き溝形
綱およびこの外向き溝形綱の内側に隙間をあけて配置し
た内向き溝形綱で構成し、この外向き溝形綱および内向
き溝形綱の隙間の真下において棟がわ屋根梁および軒が
わ屋根梁間に横架材を架設し、この横架材により方づえ
および束の下端を支持し、方づえの上端を外向き溝形綱
および内向き溝形鋼の隙間の棟際部に差し込んで固定す
るとともに、束の上端を外向き溝形綱および内向き溝形
鋼の隙間の中間部に差し込んで固定したものである。
２階壁際の屋根パネルの２階壁がわの枠を、外向き溝形
綱およびこの外向き溝形綱の内側に隙間をあけて配置し
た内向き溝形綱で構成し、この外向き溝形綱および内向
き溝形綱の隙間の真下において棟がわ屋根梁および軒が
わ屋根梁間に横架材を架設し、この横架材により方づえ
および束の下端を支持し、方づえの上端を外向き溝形綱
および内向き溝形鋼の隙間の棟際部に差し込んで固定す
るとともに、束の上端を外向き溝形綱および内向き溝形
鋼の隙間の中間部に差し込んで固定したものである。
【０００７】
【作用】この発明の屋根構造によると、外向き溝形鋼お
よび内向き溝形鋼の隙間の真下において棟がわ屋根梁お
よび軒がわ屋根梁間に横架材を架設し、この横架材によ
り方づえおよび束の下端を支持し、方づえの上端を外向
き溝形綱および内向き溝形鋼の隙間の棟際部に差し込ん
で固定するとともに、束の上端を外向き溝形綱および内
向き溝形鋼の隙間の中間部に差し込んで固定しているた
め、横架材と軒トラスの縦材と束と方づえと外向き溝形
鋼と内向き溝形鋼とでトラスを構成することができる。
よび内向き溝形鋼の隙間の真下において棟がわ屋根梁お
よび軒がわ屋根梁間に横架材を架設し、この横架材によ
り方づえおよび束の下端を支持し、方づえの上端を外向
き溝形綱および内向き溝形鋼の隙間の棟際部に差し込ん
で固定するとともに、束の上端を外向き溝形綱および内
向き溝形鋼の隙間の中間部に差し込んで固定しているた
め、横架材と軒トラスの縦材と束と方づえと外向き溝形
鋼と内向き溝形鋼とでトラスを構成することができる。
【０００８】
【実施例】この発明の一実施例の屋根構造は、図１ない
し図５に示すように、棟がわ屋根梁７で支持した棟トラ
ス１および軒がわ屋根梁７′により屋根パネル３，１３
を支持したものである。２階壁１１際の屋根パネル３の
２階壁１１がわの枠を、外向き溝形鋼２および外向き溝
形鋼２の内側に隙間をあけて配置した内向き溝形鋼３ａ
で構成し、外向き溝形綱２および内向き溝形綱３ａの隙
間の真下において棟がわ屋根梁７および軒がわ屋根梁
７′間に横架材６を架設し、方づえ４および束５の各上
端を外向き溝形綱２および内向き溝形鋼３ａの隙間の棟
際部および中間部にそれぞれ差し込んで固定している。
し図５に示すように、棟がわ屋根梁７で支持した棟トラ
ス１および軒がわ屋根梁７′により屋根パネル３，１３
を支持したものである。２階壁１１際の屋根パネル３の
２階壁１１がわの枠を、外向き溝形鋼２および外向き溝
形鋼２の内側に隙間をあけて配置した内向き溝形鋼３ａ
で構成し、外向き溝形綱２および内向き溝形綱３ａの隙
間の真下において棟がわ屋根梁７および軒がわ屋根梁
７′間に横架材６を架設し、方づえ４および束５の各上
端を外向き溝形綱２および内向き溝形鋼３ａの隙間の棟
際部および中間部にそれぞれ差し込んで固定している。
【０００９】横架材６は、屋根梁７の上面に固定した屋
根金物７ａ，７ｂを介して屋根梁７に連結している。棟
トラス１は、上弦材１８ａと下弦材１８ｂとブレース１
７とからなり、上面に上向溝形の屋根パネル取付具１ａ
を溶接し下部を屋根梁７の屋根金物７ａに固定してい
る。屋根パネル３，１３は、２階壁１１の屋外面から張
り出して設けられている。屋根パネル３は、内向き溝形
鋼３ａおよび外向き溝形鋼２の上面に面材３ｂを貼設し
ている。各屋根パネル１３は、隣合う枠１３ａ同士の間
に隙間をあけて並設されており、方づえ４および束５の
各上端を隣合う枠１３ａの間の隙間の棟際部および中間
部にそれぞれ差し込んで固定している。
根金物７ａ，７ｂを介して屋根梁７に連結している。棟
トラス１は、上弦材１８ａと下弦材１８ｂとブレース１
７とからなり、上面に上向溝形の屋根パネル取付具１ａ
を溶接し下部を屋根梁７の屋根金物７ａに固定してい
る。屋根パネル３，１３は、２階壁１１の屋外面から張
り出して設けられている。屋根パネル３は、内向き溝形
鋼３ａおよび外向き溝形鋼２の上面に面材３ｂを貼設し
ている。各屋根パネル１３は、隣合う枠１３ａ同士の間
に隙間をあけて並設されており、方づえ４および束５の
各上端を隣合う枠１３ａの間の隙間の棟際部および中間
部にそれぞれ差し込んで固定している。
【００１０】このように構成した屋根構造によると、方
づえ４と、棟トラス１の縦材と、束５と、横架材６と、
屋根パネル３の内向き溝形鋼３ａおよび外向き溝形鋼２
とによってトラスを構成することができる。したがっ
て、従来のように各部材に高い強度が要求されないの
で、生産費を抑えることができる。また、棟トラス１，
方づえ４および束５をそれぞれ床パネル３の枠２，３ａ
および床パネル１３の枠１３ａに直接固定しており、し
かも各部材同士の接合部を単一のボルトまたはピン等で
固定できるので、容易に施工することができる。なお、
この他の構成については従来例と同様である。
づえ４と、棟トラス１の縦材と、束５と、横架材６と、
屋根パネル３の内向き溝形鋼３ａおよび外向き溝形鋼２
とによってトラスを構成することができる。したがっ
て、従来のように各部材に高い強度が要求されないの
で、生産費を抑えることができる。また、棟トラス１，
方づえ４および束５をそれぞれ床パネル３の枠２，３ａ
および床パネル１３の枠１３ａに直接固定しており、し
かも各部材同士の接合部を単一のボルトまたはピン等で
固定できるので、容易に施工することができる。なお、
この他の構成については従来例と同様である。
【００１１】
【発明の効果】この発明の屋根構造によると、外向き溝
形鋼および内向き溝形鋼の隙間の真下において棟がわ屋
根梁および軒がわ屋根梁間に横架材を架設し、この横架
材により方づえおよび束の下端を支持し、方づえの上端
を外向き溝形綱および内向き溝形鋼の隙間の棟際部に差
し込んで固定するとともに、束の上端を外向き溝形綱お
よび内向き溝形鋼の隙間の中間部に差し込んで固定して
いるため、横架材と軒トラスの縦材と束と方づえと外向
き溝形鋼と内向き溝形鋼とでトラスを構成することがで
きる。
形鋼および内向き溝形鋼の隙間の真下において棟がわ屋
根梁および軒がわ屋根梁間に横架材を架設し、この横架
材により方づえおよび束の下端を支持し、方づえの上端
を外向き溝形綱および内向き溝形鋼の隙間の棟際部に差
し込んで固定するとともに、束の上端を外向き溝形綱お
よび内向き溝形鋼の隙間の中間部に差し込んで固定して
いるため、横架材と軒トラスの縦材と束と方づえと外向
き溝形鋼と内向き溝形鋼とでトラスを構成することがで
きる。
【００１２】したがって、従来のように各部材に高い強
度が要求されることがなく、生産費を抑えることができ
る。また、各棟トラス，方づえおよび束をそれぞれ屋根
パネルの枠に直接固定でき、しかも各部材同士の接合部
を単一のボルトまたはピン等で固定できるので、容易に
施工することができる。
度が要求されることがなく、生産費を抑えることができ
る。また、各棟トラス，方づえおよび束をそれぞれ屋根
パネルの枠に直接固定でき、しかも各部材同士の接合部
を単一のボルトまたはピン等で固定できるので、容易に
施工することができる。
【図１】この発明の一実施例の屋根構造の平面図。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図。
【図４】図３のＣ部断面図。
【図５】図２のＥ部側面図。
【図６】従来例の屋根構造の平面図。
【図７】図６のＤ−Ｄ断面図。
【符号の説明】 １ 棟トラス ２ 外向き溝形鋼 ３ 屋根パネル ３ａ 内向き溝形鋼 ４ 方づえ ５ 束 ６ 横架材 ７ 屋根梁 １１ ２階壁 １３ 屋根パネル １３ａ 枠
Claims (1)
- 【請求項１】 棟がわ屋根梁で支持した軒トラスおよび
軒がわ屋根梁により屋根パネルを支持した部分平屋の屋
根構造であって、２階壁際の屋根パネルの２階壁がわの
枠を、外向き溝形綱およびこの外向き溝形綱の内側に隙
間をあけて配置した内向き溝形綱で構成し、この外向き
溝形鋼および内向き溝形綱の隙間の真下において前記棟
がわ屋根梁および前記軒がわ屋根梁間に横架材を架設
し、この横架材により方づえおよび束の下端を支持し、
前記方づえの上端を前記外向き溝形綱および内向き溝形
鋼の隙間の棟際部に差し込んで固定するとともに、前記
束の上端を前記外向き溝形綱および内向き溝形鋼の隙間
の中間部に差し込んで固定したことを特徴とする部分平
屋の屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193722A JP2539160B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5193722A JP2539160B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 屋根構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742296A JPH0742296A (ja) | 1995-02-10 |
| JP2539160B2 true JP2539160B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=16312713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5193722A Expired - Fee Related JP2539160B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2539160B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-04 JP JP5193722A patent/JP2539160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0742296A (ja) | 1995-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960604 |
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