JP2538018B2 - スクリ―ンスピ―カ - Google Patents

スクリ―ンスピ―カ

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JP2538018B2
JP2538018B2 JP63333327A JP33332788A JP2538018B2 JP 2538018 B2 JP2538018 B2 JP 2538018B2 JP 63333327 A JP63333327 A JP 63333327A JP 33332788 A JP33332788 A JP 33332788A JP 2538018 B2 JP2538018 B2 JP 2538018B2
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敏 ▲高▼山
恒雄 田中
章 黒塚
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音声を拡大し、かつ映像プロジェクター等に
より映像を拡大表示するためのスクリーンスピーカに関
するものである。
従来の技術 近年、AV時代の到来につれTV,ビデオ画像を大画面に
拡大し、大迫力で映像を楽しむ装置いわゆるビデオプロ
ジェクターのような映像プロジェクターが普及しつつあ
る。このビデオプロジェクターの方式にはスクリーンに
写す方式として透過型スクリーン方式と反射型スクリー
ン方式の2種類があり、本発明は後者の方式に関するも
のである。大画面とともに音響的に臨場感や重低音再生
ができれば家庭において居ながらにして映画館の如く雰
囲気を持つことができるものである。
従来ビデオプロジェクターによって投射された映像は
フロントのスクリーンに反射し写しだされるが、この時
音響は一般に映画館のような場合にはそのスクリーンの
後方に置かれたスピーカによって再生されている。また
最近ではスピーカの振動板自身にスクリーンの機能を持
たせることによりスクリーンとスピーカが一体となった
スクリーンスピーカが提案されている。(松下電器産業
(株)製品カタログSST−70,1988 Avtumn No.0002) 以下図面を参照しながら上述したスクリーンスピーカ
の一例について説明する。
第3図に従来のスクリーンスピーカの概略図を示す。
第3図において1は電気−機械変換器2は振動板、3は
振動板2にラミネートしたスクリーン、4は音波、5は
ビデオプロジェクター、6は映像光である。電気−機械
変換器1に音声入力を加え振動板2を直接駆動すること
により音波4が発生し視聴者に伝達される。映像はビデ
オプロジェクター5より映像光6が投射されスクリーン
3に写しだされる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上述したような構成では、大画面にすれ
ばするほど振動板が大きくなり剛性が小さくなるため最
高共振周波数が低くなり再生帯域が狭くなったり、
振動板の剛性を高くするため振動板の厚みを厚くするこ
とによって重量が増大し、再生能率が低下するという問
題があった。またスクリーンを傷つけた場合の補修も駆
動系を含む振動板全体を取り替える必要があるため、後
の保守管理が大変であった。
本発明は上記問題点に鑑みスピーカ振動板の前方にス
クリーンを配設し、この間を弾性体により連結するとと
もに、スクリーンがスピーカから着脱可能となるよう
な、スクリーンの補修が簡単にできるようなスクリーン
スピーカを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のスクリーンスピ
ーカは、スピーカ振動板の前方にスピーカとは別のフレ
ームに張られたスクリーンを配設し、前記振動板とスク
リーンを弾性体により連結するとともに、前記スクリー
ンのフレームがスピーカに着脱可能とした構成となって
いる。
作用 本発明は上述した構成によってスクリーンの大きさが
大きくなっても振動板を大きくしなくても弾性体を介し
て直接駆動できるため映像と音響を一体で楽しむことが
できるものであり、しかも弾性体が音響フィルターとし
て高音域をカットする効果があるため、ウーハとして使
用するのに適しているものである。また、スクリーンが
着脱可能であるため、スクリーンの保守点検が簡単に出
来る利点をも有するものである。
実施例 以下本発明の第1の実施例のスクリーンスピーカにつ
いて図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるスクリーンス
ピーカの概略を示すものである。
第1図において7は振動板2とスクリーン3を連結す
る弾性体、8は振動板2を支持するエッジ、9はスピー
カキャビネット、10はスピーカキャビネット9に着脱可
能なスピーカフレーム。その他の番号を付した部材は従
来例と同じものである。以上のように構成されたスクリ
ーンスピーカについて以下その動作について説明する。
同時に駆動された複数の電気−機械変換器1によって共
通の振動板2を駆動するようにする。電気−機械変換器
1の駆動によって振動板2,弾性体7を通してスクリーン
3を駆動し、音波4を放射する。ここで弾性体としてネ
オプレンゴムの発泡体を用いたが、目的に応じて材料を
変えることが可能である。例えば、ゴム,ウレタン等の
高分子発泡体あるいは高分子エラストマー等を用いても
よい。
以上のように本実施例によればスクリーンがスピーカ
から取りはずし可能でしかも弾性体により振動板とスク
リーンが連結されているため直接スクリーンを駆動し音
波を放射することになり、音と映像の一致した大迫力AV
システムが実現できるものである。またスクリーンが着
脱できるため、従来のスクリーンと振動板が固着されて
一体となっているものにくらべ、スクリーンの補修が簡
単にできるものである。さらにスクリーンの大きさと振
動板の大きさが必ずしも一致する必要がなく、スクリー
ンにくらべ振動板を小さくすることができるものであ
る。
以下本発明の第2の実施例について第1図を参照しな
がら説明する。構成は第1の実施例とほぼ同じであるが
弾性体7の片面のみ、振動板側を振動板2に固着し、ス
クリーン3側はスクリーンと固着せず圧着により接触し
ているだけである。これによりスクリーンフレーム10を
取りはずした時弾性体が振動板に固着されているため作
業が簡単にできるものであり、さらにスクリーンとは接
触しているだけなのでスクリーン表面に凹凸の影響が表
われにくく、映像がきれいに写るものである。特にスク
リーン面と弾性体を固着すると接着剤の収縮等の影響に
よりスクリーン表面が凹凸となり映像に悪影響を与える
ものである。
以下本発明の第3の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第2図は本発明の第3の実施例を示すスクリーンスピ
ーカの概略図である。
第2図における付番号は第1図と同じである。異なる
ところは、1つのスクリーン3に複数個の弾性体7が接
触しておりさらにそれぞれの弾性体7が複数の振動板2
に固着されていることである。以上のように構成された
スクリーンスピーカについて以下その動作について説明
する。同時に駆動された複数の電気−機械変換器1によ
ってそれぞれの振動板2を駆動するようにする。電気−
機械変換器1の駆動によって複数の振動板2,複数の弾性
体を通して単一のスクリーン3を駆動し、音波4を放射
する。
以上のように本実施例によれば複数のスピーカキャビ
ネット9を連結することにより、複数の振動板2によ
り、複数の弾性体7を介して単一のスクリーン3を振動
させて音と映像を一体化できるものであり、スクリーン
を大きくしても振動板2の大きさを同じように大きくす
る必要がなくなり、大きくすることによって生じる欠
点、すなわち振動板2の剛性が小さくなり再生帯域が狭
くなる(の低下)、あるいは振動板2が大きくなっ
て重量が増大し再勢能率が低下すること等が、なくなる
ものである。このような構成を徐々に拡大することによ
りいかなる大きさのスクリーン一体型スピーカが対応で
きるものであり、スクリーン単独で着脱が可能であるた
め、組み立ての作業あるいは保守点検も非常に容易とな
るものである。なおここで複数の振動板2は同じ大きさ
としたが、スクリーンの大きさに応じて大きさの異なる
振動板を用いてもよいものである。また弾性体の大きさ
も実施例に限らず適当な形状にすればよいものでスクリ
ーンと同じ大きさでもよいものである。
発明の効果 以上のように本発明によればスピーカ振動板の前方に
スクリーンが配設されその間を弾性体により連結するこ
とにより、振動板の振動を直接弾性体を介してスクリー
ンに伝達しスクリーンから音波を発生する音と映像を一
体化したスクリーンスピーカが実現できるもので、特に
振動板とスクリーンの大きさが同一でなくてもよいもの
であり、例えば複数個の振動板を使用することにより小
さな振動板で大面積のスクリーンを駆動することが可能
である。これにより振動板の大面積化による欠点である
再生帯域が狭くなる(が下がる)、重量が重くなり
能率が下がるということが防げるものであり高性能なス
クリーンスピーカが提供できるものである。さらにスク
リーンがスピーカから着脱可能であるため傷つきやよご
れ等に対する補修が簡単に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1,第2の実施例におけるスクリーン
スピーカの断面概略図、第2図は本発明の第3の実施例
におけるスクリーンスピーカの断面概略図、第3図は従
来のスクリーンスピーカの概略図である。 7……弾性体、8……エッジ、9……スピーカキャビネ
ット、10……スクリーンフレーム。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカ振動板の前方にスピーカとは別の
    フレームに張られたスクリーンを配設し、前記振動板と
    スクリーンを弾性体により連結するとともに、前記スク
    リーンのフレームがスピーカに着脱可能なように取付け
    たことを特徴としたスクリーンスピーカ。
  2. 【請求項2】振動板とスクリーンとの間の弾性体の一方
    の面が振動板と固着し、他方の面がスクリーンと接触し
    ていることを特徴とした請求の範囲第1項記載のスクリ
    ーンスピーカ。
  3. 【請求項3】スピーカが複数個のスピーカから構成され
    ておりそれぞれのスピーカ振動板は、弾性体を介して1
    枚のスクリーンに連結されたことを特徴とした請求の範
    囲第1項記載のスクリーンスピーカ。
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