JP2537758B2 - 凍結釣餌の自動販売機 - Google Patents

凍結釣餌の自動販売機

Info

Publication number
JP2537758B2
JP2537758B2 JP6163220A JP16322094A JP2537758B2 JP 2537758 B2 JP2537758 B2 JP 2537758B2 JP 6163220 A JP6163220 A JP 6163220A JP 16322094 A JP16322094 A JP 16322094A JP 2537758 B2 JP2537758 B2 JP 2537758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral
frozen
rotating body
fishing bait
frozen fishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6163220A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH087170A (ja
Inventor
政幸 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATOMU SEIKO KK
Original Assignee
ATOMU SEIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ATOMU SEIKO KK filed Critical ATOMU SEIKO KK
Priority to JP6163220A priority Critical patent/JP2537758B2/ja
Publication of JPH087170A publication Critical patent/JPH087170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537758B2 publication Critical patent/JP2537758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オキナミ等を凍結して
ブロック状にした凍結釣餌の自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】釣餌の自動販売機はすでに開発されてい
る。たとえば、実開昭61−87071号公報には、ブ
ロック状のえさ箱を多段に積載して下段から取り出す自
動販売機が記載される。この公報の自動販売機は、生き
た餌を箱に収納して下段から排出する構造となっている
ので、凍結釣餌の自動販売機には使用できない。凍結釣
餌を多段に積層すると、上下の凍結釣餌が互いに再凍結
して大きなブロックとなってしまうからである。
【0003】本発明者は、隣接する凍結釣餌が互いに凍
結するのを防止するために、凍結釣餌を螺旋回転体のピ
ッチ隙間、すなわち螺旋状コイルの間に収納して、互い
に分離して収納する装置を開発した。螺旋回転体は、螺
旋状のコイルの間に凍結釣餌を分離して収納することに
よって、隣接する凍結釣餌が互いに再凍結するのを防止
できる。ところで、螺旋回転体のピッチ隙間に商品を収
納する自動販売機は開発されている。たとえば、特開昭
63−48767号公報と特開平4−4383号公報に
記載されている。これ等の公報に記載される自動販売機
は、図1〜図3に示すように、螺旋回転体1の底部に商
品Sを載置する棚2を設けている。この構造の自動販売
機は、螺旋回転体1を1回転させると、ピッチ隙間1A
に収納される全ての商品Sが棚2の上を摺動して前方に
移送されて、最前列のピッチ隙間1Aの商品Sが機外に
排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】凍結釣餌のように再凍
結しない商品は、この構造の自動販売機で排出できる。
しかしながら、凍結釣餌のように収納状態で再凍結して
しまう凍結釣餌はこの構造では排出できなくなってしま
う。それは、凍結釣餌が棚に再結合して移動できなくな
るからである。この弊害は、凍結釣餌を排出するときに
棚を0℃以上に加熱して、凍結釣餌と棚との凍結部分を
溶解させることで解消できる。しかしながら、棚を急速
に0℃以上に加熱するためには、相当に大きな熱エネル
ギーを必要とするばかりでなく、凍結釣餌を収納する部
分の温度を一時的に高くする弊害が発生する。さらに、
棚を加熱するときに放出された熱エネルギーを吸収して
凍結釣餌収納部の温度を低下させるために、冷凍機が電
気を消費する。また、冷凍機に大容量のものを使用する
必要がある。
【0005】凍結釣餌は0℃以下の低温に保存すると、
解凍されることはない。しかしながら、実際には凍結釣
餌は好ましくは−20℃程度の極低温に保存する必要が
ある。保存温度を高くすると、凍結釣餌の鮮度が低下し
て表面が変色してしまうからである。このように極低温
に保存する凍結釣餌を棚で加熱すると、再び冷却するた
めに、大きな熱エネルギーを吸収する必要がある。さら
に、螺旋回転体1は、全ての凍結釣餌を棚に載置して一
緒に移送するので、最先端の凍結釣餌を排出するとき
に、全ての凍結釣餌の棚との凍結部分を融解する必要が
ある。このため、凍結釣餌を移送するときに、鮮度が低
下するのを防止できない。
【0006】本発明者はさらにこの弊害を防止するため
に、種々の試行錯誤を繰り返した結果、極めて簡単な構
造で、凍結した凍結釣餌を確実にスムーズに排出するこ
とに成功した。したがって、本発明の重要な目的は、凍
結釣餌を極低温に保存して鮮度を低下させることなく、
しかも収納部で再凍結して凍結釣餌をスムーズに機外に
排出できる凍結釣餌の自動販売機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の凍結釣餌の自動
販売機は、前述の目的を達成するために下記の構成を備
える。凍結釣餌の自動販売機は、螺旋回転体1と、摺動
移送ロッド3と、モーター4と、制御手段5と、冷却手
段6とを備える。螺旋回転体1は、所定のブロック状を
している凍結釣餌Tをピッチ隙間1Aに収納できる螺旋
状に成形されている。さらに、螺旋回転体1は、それ自
体が水平方向に延長されて回転自在に配設されている。
摺動移送ロッド3は複数本あって、螺旋回転体1の下部
に螺旋回転体1の中心線方向に延長して水平に配設され
ている。モーター4は、螺旋回転体1に連結されてこれ
を回転させて凍結釣餌Tを前方に移送させる。制御手段
5は、押しボタンや投入されるコインによる外部からの
入力信号によってモーター4の回転を制御する。冷却手
段6は、摺動移送ロッド3に載置されて螺旋回転体1の
ピッチ隙間1Aに収納される凍結釣餌Tの収納部分を所
定の温度に冷却する。
【0008】この構造の凍結釣餌の自動販売機は、複数
個の凍結釣餌Tを摺動移送ロッド3の上に載置して摺動
させながら移送する。ロッド状である摺動移送ロッド3
は、凍結釣餌Tとの接触部分が小さく、螺旋回転体1で
凍結釣餌Tを強制的に移送させると、凍結部分が分離さ
れてアイススケートが氷の上を滑走するように、スムー
ズに移送される。さらに、螺旋回転体1は、凍結釣餌T
を移送すると共に、隣接する凍結釣餌Tが互いに凍結し
て結合しないように、ピッチ隙間1Aに凍結釣餌Tを分
離して収納する。コインが投入され、あるいは押しボタ
ンが押されて制御手段5がモーター4を回転させると、
モーター4が螺旋回転体1を回転させる。螺旋回転体1
が1回転されると、螺旋回転体1のピッチ隙間1Aの最
前列に収納された凍結釣餌Tを機外に排出する。
【0009】さらに、本発明の請求項2に記載される凍
結釣餌の自動販売機は、複数本の摺動移送ロッド3を、
螺旋回転体1の下面に水平に配設している。複数本の摺
動移送ロッド3は、螺旋回転体1の外径よりも狭い間隔
で互いに平行に配設されて螺旋回転体1を摺動自在に支
持する回転支持部材に併用されている。この構造の自動
販売機は、摺動移送ロッド3で凍結釣餌Tと螺旋回転体
1の両方を保持するので、構造を簡単にできる特長があ
る。
【0010】
【作用】凍結した釣餌の自動販売機は、凍結釣餌を高鮮
度に保持するために極低温に保存することが大切であ
る。オキアミ等の生餌を凍結させてブロック状の塊に成
形しているからである。凍結釣餌を極低温に保存する
と、隣接する凍結釣餌を接触させると簡単に再凍結して
しまう性質がある。一旦凍結した凍結釣餌は、極めて強
固に結合して簡単に分離できなくなる。さらに、凍結釣
餌を極低温に保存すると、収納室の底面や壁面にも凍結
してスムーズに排出するのが難しくなる。
【0011】本発明の凍結釣餌の自動販売機は、隣接す
る凍結釣餌が互いに再凍結するのを防止すると共に、凍
結した凍結釣餌をスムーズに排出できる独得の構成をし
ている。すなわち、本発明の釣餌の自動販売機は、凍結
しやすい凍結釣餌Tを、複数本の棒状の摺動移送ロッド
3の上に載置すると共に、螺旋回転体1のピッチ隙間1
Aに配設する。棒状の摺動移送ロッド3の上に載置され
た凍結釣餌Tは、摺動移送ロッド3に凍結してもその面
積が極めて小さい。このため、螺旋回転体1を回転させ
て凍結釣餌Tを移送させると、凍結部分は簡単に破壊さ
れ、その後はアイススケートが氷の上を滑るように、摺
動移送ロッド3の上を極めてスムーズに移送される。さ
らに、螺旋回転体1のピッチ隙間1Aに収納された凍結
釣餌Tは、螺旋回転体1でもって隣接するものが互いに
分離して収納されるので、複数個の凍結釣餌Tは互いに
隣接するものが接触して凍結することもない。この構造
の自動販売機は、螺旋回転体1を、凍結釣餌Tの排出に
使用し、さらに、隣接する凍結釣餌Tの凍結を防止する
部材にも使用する。したがって、本発明の凍結釣餌の自
動販売機は、極めて簡単な機構で、凍結釣餌Tを確実に
しかもスムーズに機外に排出できる特長がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための凍結釣餌の自動販売機を例示するも
のであって、本発明は凍結釣餌の自動販売機を下記のも
のに特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0014】図4ないし図10に示す凍結釣餌の自動販
売機は、ケース7内に、6本の螺旋回転体1と、各螺旋
回転体1を回転自在に支承する回転支持部材に併用され
るとともに、凍結釣餌Tを載置させる摺動移送ロッド3
と、螺旋回転体1を回転させるモーター4と、モーター
4の運転を制御する制御手段5と、凍結釣餌Tの収納室
を冷却する冷却手段6とを備える。
【0015】螺旋回転体1は、図8と図9とに示すよう
に、金属線材を螺旋コイル状に加工したものである。図
に示す装置は、6本の螺旋回転体1を備える。螺旋回転
体1のピッチ隙間1Aに凍結釣餌Tを収納し、この凍結
釣餌Tを螺旋回転体1に沿って移送させるために、螺旋
回転体1の間にガイドロッド8を配設している。さら
に、図5に示す装置は、前列の螺旋回転体1の両側にガ
イドロッド8を配設いている。ガイドロッド8は螺旋回
転体1と平行に水平に張設されている。
【0016】図に示す装置は、線材を螺旋状に加工した
ものであるが、本発明の螺旋回転体をこの構造に特定し
ない。螺旋回転体は、図示しないが回転軸の周囲に螺旋
状のフィンを固定した構造とすることもできる。ただ
し、回転軸のある螺旋回転体は、回転軸よりも下方に凍
結釣餌を収納させる。図に示す螺旋回転体1は、所定の
ブロック状をしている凍結釣餌Tを、コイルの間にでき
るピッチ隙間1Aに収納できる螺旋状に成形されてい
る。螺旋回転体1は、凍結釣餌Tを水平に並べて前方に
移送する。したがって、螺旋回転体1は、図に示すよう
に、水平方向に延長されて、摺動移送ロッド3の上に回
転できるように支承されている。
【0017】摺動移送ロッド3は、螺旋回転体1を回転
自在に支承すると共に、凍結釣餌Tを載置して摺動させ
る。摺動移送ロッド3は、2本が一対となって、1本の
螺旋回転体1の下部に2本の摺動移送ロッド3を配設し
ている。摺動移送ロッド3は、螺旋回転体1の中心線方
向に延長されて水平に配設されている。螺旋回転体1を
回転自在に支承する回転支持部材に併用される摺動移送
ロッド3は、図8と図9とに示すように、螺旋回転体1
の両側に、螺旋回転体1の外径よりも狭い間隔離されて
互いに平行に配設されている。螺旋回転体1は、2本の
摺動移送ロッド3の間に摺動できるように載置されて、
回転自在に支承される。回転する螺旋回転体1は、摺動
移送ロッド3の上を摺動して回転する。
【0018】この構造の摺動移送ロッド3は、螺旋回転
体1の回転支持部材と、凍結釣餌Tをピッチ隙間1Aの
所定の位置に配設する載台とに併用されるので、螺旋回
転体1を回転自在に支承し、さらに凍結釣餌Tをピッチ
隙間1Aに配設する構造を簡素化できる特長がある。た
だ、本発明の摺動移送ロッド3を螺旋回転体1の回転支
持部材に併用する構造に特定しない。
【0019】図11に示すように、摺動移送ロッド3の
下方に回転支持部材9を配設することもできる。この図
に示す摺動移送ロッド3は、凍結釣餌Tを摺動できるよ
うに載置するが、螺旋回転体1は支持しない。螺旋回転
体1を支持する回転支持部材9は、螺旋回転体1の外径
よりも狭い間隔離して互いに平行に配設した2本のロッ
ドで構成される。この図に示すうよに、凍結釣餌Tを支
持する摺動移送ロッド3と、螺旋回転体1を支持する回
転支持部材9とを別部材とする装置は、摺動移送ロッド
3を回転支持部材9よりも上に配設する。この構造の装
置は、摺動移送ロッド3が螺旋回転体1を支持する必要
がないので、摺動移送ロッド3の間隔を螺旋回転体1の
外径よりも広くすることができる。
【0020】摺動移送ロッド3と回転支持部材9とは、
円柱状のロッドが使用される。凍結釣餌Tをスムーズに
摺動させると共に、螺旋回転体1を軽く摺動して回転さ
せるためである。
【0021】モーター4は、クラッチ10とベルト11
を介して螺旋回転体1に連結される。モーター4がベル
ト11とクラッチ10を介して螺旋回転体1を回転させ
ると、ピッチ隙間1Aに収納された凍結釣餌Tは前方に
移送される。モーター4が螺旋回転体1を1回転させる
と、最前列のピッチ隙間1Aに収納した凍結釣餌Tが排
出される。全てのピッチ隙間1Aに凍結釣餌Tを収納し
ておくと、モーター4が螺旋回転体1を1回転させる毎
に、1個の凍結釣餌Tが排出される。図に示す凍結釣餌
の自動販売機は、6本の螺旋回転体1を備え、それぞれ
の螺旋回転体1は、クラッチ10とベルト11を介して
モーター4に連結されている。
【0022】モーター4の運転と、クラッチ10の断続
は制御手段5で制御される。制御手段5は、押しボタン
や投入されるコインによる外部からの信号を処理して、
モーター4の運転とクラッチ10の断続を制御する。コ
インが投入されて凍結釣餌Tを選択する押しボタンが押
されると、制御手段5は、モーター4を回転させると共
に、特定のクラッチ10を連結する。クラッチ10が連
結された螺旋回転体1はモーター4で1回転される。回
転される螺旋回転体1のピッチ隙間1Aに収納された凍
結釣餌Tが機外に排出される。
【0023】図に示す自動販売機は、6本の螺旋回転体
1を備えるので、それぞれの螺旋回転体1には、外形や
オキアミの大きさが異なる凍結釣餌Tを収納することが
できる。制御手段5が、特定のクラッチ10を連結する
と、クラッチ10が連結された螺旋回転体1が回転され
て、収納する凍結釣餌Tを排出する。6本の螺旋回転体
1には、異なる種類の凍結釣餌Tを収納する必要はな
い。同じ凍結釣餌Tを収納することもできる。この場
合、順番に螺旋回転体1を回転させて、凍結釣餌Tを排
出する。
【0024】冷却手段6は、摺動移送ロッド3に載置さ
れて螺旋回転体1のピッチ隙間1Aに収納される凍結釣
餌Tの収納部分15を所定の温度に冷却する。図6に示
す凍結釣餌の自動販売機は、凍結釣餌Tの収納部分15
を隔壁12で区画している。隔壁12は螺旋回転体1の
両側に配設されている。螺旋回転体1の後端側に配設す
る隔壁12には、螺旋回転体1の回転軸を貫通させて、
収納部分15の外側にクラッチ10とベルト11とモー
ター4とを配設している。クラッチ10やモーター4を
低温に冷却しないためである。螺旋回転体1の前方に配
設する隔壁12は、螺旋回転体1から排出される凍結釣
餌Tを通過させる排出口13を開口している。
【0025】排出口13は冷気漏れを防止するために、
開閉蓋14を設けている。開閉蓋14は自重で、あるい
は弾性体で強制的に排出口13を閉塞し、螺旋回転体1
で押し出される凍結釣餌Tで押し開かれる構造となって
いる。このように、排出口13を開閉蓋14で閉塞する
装置は、収納部分15の冷気漏れを少なくして、凍結釣
餌Tを効率よく冷却できる特長がある。
【0026】さらに、図に示す自動販売機は、収納部分
15の前面を大きな前蓋16で閉塞している。前蓋16
にも凍結釣餌Tの取出口17を開口し、取出口17を取
出蓋19で閉塞している。取出蓋19も開閉蓋14と同
じように、自重や弾性体で取出口17を閉塞するように
装着している。隔壁12の排出口13から押し出された
凍結釣餌Tを、取出口17に移送するために、隔壁12
の外側に傾斜してシュート18を配設している。シュー
ト18は取出口17の奧にあって、ここに落下した凍結
釣餌Tは、取出蓋19を開いて機外に取出できるように
なっている。
【0027】
【発明の効果】本発明の凍結釣餌の自動販売機は、複数
個の凍結釣餌を摺動移送ロッドの上に載置して摺動させ
ながら移送する。ロッド状である摺動移送ロッドは、凍
結釣餌との接触部分が小さく、螺旋回転体で凍結釣餌を
強制的に移送させると、凍結部分が分離されてアイスス
ケートが氷の上を滑走するように、スムーズに移送され
る。さらに、螺旋回転体は、凍結釣餌を移送すると共
に、隣接する凍結釣餌が互いに凍結して結合しないよう
に、ピッチ隙間に凍結釣餌を分離して収納する。コイン
が投入され、あるいは押しボタンが押されて制御手段が
モーターを回転させると、モーターが螺旋回転体を回転
させる。螺旋回転体が1回転されると、螺旋回転体のピ
ッチ隙間の最前列に収納された凍結釣餌を機外に排出す
る。したがって、本発明の凍結釣餌の自動販売機は、極
めて簡単な機構で、凍結釣餌を再凍結しやすい極低温に
保存して鮮度の低下を防止して、凍結釣餌を確実にしか
もスムーズに機外に排出できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動販売機の一例を示す一部断面側面図
【図2】図1に示す自動販売機の横断面図
【図3】従来の自動販売機の他の例を示す横断面図
【図4】本発明の自動販売機の一例を示す正面図
【図5】図4に示す自動販売機の内部構造を示す断面図
【図6】図4に示す自動販売機の水平断面図
【図7】図4に示す自動販売機の垂直断面図
【図8】図4に示す自動販売機の螺旋回転体の排出部分
を示す平面図
【図9】図4に示す自動販売機の螺旋回転体の排出部分
の正面図
【図10】図4に示す自動販売機の螺旋回転体の排出部
分の断面図
【図11】本発明の他の実施例にかかる自動販売機の螺
旋回転体支持部分を示す概略断面図
【符号の説明】
1…螺旋回転体 1A…ピッチ隙間 2…棚 3…摺動移送ロッド 4…モーター 5…制御手段 6…冷却手段 7…ケース 8…ガイドロッド 9…回転支持部材 10…クラッチ 11…ベルト 12…隔壁 13…排出口 14…開閉蓋 15…収納部分 16…前蓋 17…取出口 18…シュート 19…取出蓋 S…商品 T…凍結釣餌

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のブロック状をしている凍結釣餌を
    ピッチ隙間(1A)に収納できる螺旋状に成形されると共
    に、それ自体が水平方向に延長されて回転自在に配設さ
    れている螺旋回転体(1)と、この螺旋回転体(1)の下部に
    螺旋回転体(1)の中心線方向に延長して水平に配設され
    ている複数本の凍結釣餌の摺動移送ロッド(3)と、前記
    の螺旋回転体(1)を回転させるモーター(4)と、外部から
    の入力信号によってモーター(4)の回転を制御する制御
    手段(5)と、摺動移送ロッド(3)に載置されて螺旋回転体
    (1)のピッチ隙間(1A)に収納される凍結釣餌(T)の収納部
    分(15)を所定の温度に冷却する冷却手段(6)とを備え、 複数個の凍結釣餌(T)が摺動移送ロッド(3)の上で、螺旋
    回転体(1)のピッチ隙間(1A)に分離して収納され、前記
    の制御手段(5)がモーター(4)を回転してモーター(4)が
    螺旋回転体(1)を回転させると、螺旋回転体(1)のピッチ
    隙間(1A)に配設された凍結釣餌(T)が摺動移送ロッド(3)
    の上を摺動して機外に排出されるように構成されてなる
    凍結釣餌の自動販売機。
  2. 【請求項2】 複数本の摺動移送ロッド(3)が螺旋回転
    体(1)の下面に水平に配設されており、かつ、螺旋回転
    体(1)の外径よりも狭い間隔で互いに平行に配設されて
    螺旋回転体(1)を摺動自在に支持する回転支持部材(9)に
    併用されてなる請求項1に記載の凍結釣餌の自動販売
    機。
JP6163220A 1994-06-21 1994-06-21 凍結釣餌の自動販売機 Expired - Lifetime JP2537758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163220A JP2537758B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 凍結釣餌の自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163220A JP2537758B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 凍結釣餌の自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH087170A JPH087170A (ja) 1996-01-12
JP2537758B2 true JP2537758B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=15769601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6163220A Expired - Lifetime JP2537758B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 凍結釣餌の自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537758B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108335A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Panasonic Corp 商品搬送装置および自動販売機
JP5476940B2 (ja) * 2009-11-19 2014-04-23 パナソニック株式会社 商品搬送装置および自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH087170A (ja) 1996-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2254420A (en) Refrigerating apparatus
JP4593934B2 (ja) アイスメーカーを備えた冷蔵庫
US5375432A (en) Icemaker in refrigerator compartment of refrigerator freezer
US9261303B2 (en) Ice-making unit and refrigerator having the same
US20120055950A1 (en) Vending machine and method for automatic dispensing of convenience food products
CN208059386U (zh) 冰箱
US7059142B2 (en) Refrigerator having temperature controlled chamber
US11598566B2 (en) Revolving ice maker
KR20060129293A (ko) 식품의 냉동 및 해동을 위한 방법 및 장치
EP1259146A1 (fr) Dispositif modulable pour la conservation et le rechauffement de plateaux-repas
JP2537758B2 (ja) 凍結釣餌の自動販売機
JP2000076535A (ja) 自動販売機
CN110857829B (zh) 冷藏冷冻装置及其速冻结构
JPH01219468A (ja) 冷蔵庫
US3127756A (en) Ice making and storage facility
US3172714A (en) Refrigerating apparatus
JP2914407B2 (ja) 自動販売機
US3147603A (en) Ice block service unit
US3738016A (en) Sequential drying system
FR2468314A1 (fr) Appareil de surgelation et de conservation de produits alimentaires
KR100597301B1 (ko) 냉장고용 야채함의 냉기공급장치
JPH02133782A (ja) 冷却装置付宅配受
US2511076A (en) Coin-freed ice-cream vending machine
CA1236314A (en) Cold storage cell for refrigeration system
US11649999B2 (en) Direct cooling ice maker with cooling system