JP2536573Y2 - ガス接続具 - Google Patents

ガス接続具

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JP2536573Y2
JP2536573Y2 JP1991007543U JP754391U JP2536573Y2 JP 2536573 Y2 JP2536573 Y2 JP 2536573Y2 JP 1991007543 U JP1991007543 U JP 1991007543U JP 754391 U JP754391 U JP 754391U JP 2536573 Y2 JP2536573 Y2 JP 2536573Y2
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JP
Japan
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socket
plug
ball
ring
sliding ring
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JP1991007543U
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Inventor
俊正 三村
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株式会社ハーマン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ソケットにプラグを挿
着することにより接続されるガス接続具に関し、詳しく
は着脱自在に接続できるものでありながら、接続状態で
離脱できないようにロックできる機能を有したガス接続
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のガス接続具としては図12
や図13に示すものがある。図12に示すものはソケッ
トA′の本体筒1′に設けた透孔2′に内外に移動し且
つ内方に脱落しないようにボール3′内装してあり、
本体筒1′の外周に摺動自在に摺動リング4′を装着し
てあり、摺動リング4′の内面に逃げ凹部5′を設けて
ある。この摺動リング4′はバネaにて付勢してあっ
て、摺動リング4′がプラグB′側に移動したとき摺動
リング4′でボール3′を内側に押し、摺動リング4′
をバネaに抗して移動させたときボール3′と逃げ凹部
5′とが対応するようになっている。プラグB′の先端
外周には係止溝7′を穿設してある。しかしてソケット
A′とプラグB′とを接続するにあたっては、摺動リン
グ4′をバネaに抗して引退させ、ボール3′と逃げ凹
部5′とを対応させた状態でソケットA′の本体筒1′
内にプラグB′を挿入し、摺動リング4′の引退を解除
して摺動リング4′でボール3′を内周に押してボール
3′を係止溝7′に係止する。ソケットA′とプラグ
B′とを外すときは、摺動リング4′を引退させてボー
ル3′を逃げ凹部5′に逃がし、プラグB′を抜き取
る。ソケットA′とプラグB′とを接続した状態で外れ
ないようにロックする場合には摺動リング4′とバネ受
けbとの間にロックリング8′を被嵌して装着する。
【0003】また図13に示すものはソケットA″の本
体筒1″の透孔2″にボール3″内外に移動自在に内装
してあり、本体筒1″と外筒cとの間に摺動リング4″
を摺動自在に装着してある。摺動リング4″の内面に逃
げ凹部5″を設けてある。この摺動リング4″はバネd
にて付勢してあって、摺動リング4″がプラグB″側に
移動したとき摺動リング4″でボール3″を内側に押
し、摺動リング4″をバネdに抗して移動させたときボ
ール3″と逃げ凹部5″とが対応するようになってい
る。本体筒1″内には作動筒eを移動自在に内装してあ
り、作動筒eをバネfにて付勢してあり、作動筒eにシ
ールリング6″を装着してある。また作動筒eの内周に
は突出棒gを設けてある。プラグB″内には開閉自在な
弁体hを設けてあり、プラグB″の外周には係止溝7″
を穿設してある。しかしてソケットA″とプラグB″と
を接続するにあたっては、ソケットA″の本体筒1″内
にプラグB″の先端を挿入し、バネfに抗して作動筒e
を押し、ボール3″を係止溝7″に係止する。このとき
突出棒gにて弁体hを押して弁体hを開く。ソケット
A″とプラグB″との接続を外すときはバネdに抗して
摺動リング4″を摺動させて摺動リング4″の逃げ凹部
5″とボール3″とを対応させ、ボール3″を外方に移
動させてプラグB″を抜き取る。ソケットA″とプラグ
B″とを接続した状態で外れないようにロックする場合
には摺動リング4″と外筒cとの間にシールリング8″
を被嵌して装着する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】かかる従来例の前者に
あっては、構造は簡単であるが、ソケットA′とプラグ
B′とを接続するとき摺動リング4′を引きながら接続
しなければならないという問題がある。また従来例の後
者にあっては、プラグB″をソケットA″に差し込むだ
けで接続できるが、ボール3″が内方に落ちないように
するため作動筒eのような部品を要して構造が複雑にな
るという問題がある。さらに前者の従来例も後者の従来
例もソケットA′,A″とプラグB′,B″を接続した
とき外れないように取り付けるロックリング8′,8″
の取り付けは接続後に行わなければならなく狭い場所で
の接続ができなかったり、接続がしにくかったりすると
いう問題がある。
【0005】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、構造が簡単でしかも接続が簡単であるのは勿
論、ロックリングを予め取り付けた状態で接続できて接
続が狭い場所でも簡単にできるガス接続具を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案ガス接続具は、ソケットAと、ソケットAの本体
筒1内に着脱自在に挿着されるプラグBとで構成され、
本体筒1に内外に貫通するように設けた透孔2にボール
3が内外方向に移動自在で且つ内方に脱落しないように
内装され、ソケットAにプラグBを挿着した状態で上記
ボール3が係止し得る係止溝7がプラグBの外周に穿設
され、プラグBの先端の外周にはソケットAにプラグB
を挿着した状態で密着するシールリング6が装着され、
ソケットAの本体筒1の外周に本体筒1の軸方向に摺動
リング4が摺動自在に装着され、摺動リング4の内周に
軸方向の中央でボール3を内周側に押すための押圧凸部
9が突設され、摺動リング4の内周の押圧凸部9の両側
に外周にボール3が逃げるための逃げ凹部5が凹設さ
れ、通常摺動リング4の押圧凸部9とボール3とが対応
する位置に位置するように摺動リング4を付勢するバネ
10が摺動リング4の両側に配置されると共にバネ10
に抗して摺動リング4を移動させることでボール3に両
側の逃げ凹部5が対応するようにし、摺動リング4が摺
動するのを止めるロックリング8が本体筒1に着脱自在
に装着されたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ソケットAの本体筒1にロ
ックリング8を装着して摺動リング4が引く方向に摺動
しないようにロックした状態で、摺動リング4を手で持
ってプラグBにソケットAを差し込むことでソケットA
にプラグBが挿入され、ボール3がプラグBの係止溝7
に係止して接続される。この接続状態で摺動リング4を
手で持ってソケットAを引っ張ってもロックリング8に
て摺動リング4が引く方向に摺動しないためプラグBか
らソケットAが外れることがない。ソケットAとプラグ
Bとの接続を外す場合には、ロックリング8を外し、摺
動リング4を引っ張ってボール3を係止溝7から外して
ソケットAとプラグBとの接続を外す。
【0008】
【実施例】本考案ガス接続具は、ソケットAとプラグB
とで図1に示すように構成されている。ソケットAの本
体筒1の内径はプラグB側の内径をやや大きくして奥部
の内径をやや小径にしてある。本体筒1のプラグB側の
外周にはリング取り付け用の凹部11を設けてあり、こ
の凹部11の位置で内外に貫通する透孔2を設けてあ
り、この透孔2にボール3を内装してある。この透孔2
は本体筒1内に向かって径の細くなるテーパー状であっ
て、透孔2にボール3が本体筒1内に脱落しないように
内装してある。本体筒1の凹部11の外周には摺動リン
グ4を本体筒1の軸方向に摺動自在に装着してある。摺
動リング4の内周には摺動リング4の軸方向の中央で内
方に突出する押圧凸部9を設けてあり、押圧凸部9の両
側に逃げ凹部5を設けてある。本体筒1の軸方向の両端
にはバネ受け部12a,12bを設けてあり、摺動リン
グ4の両端とバネ受け部12a,12bとの間に夫々バ
ネ10を装着してある。この摺動リング4に力を加えな
い状態では摺動リング4の押圧凸部9とボール3とが対
応している。一方のバネ受け部12aには摺動リング4
がプラグBと反対側に摺動するのを止めるロックリング
8を着脱自在に取り付けてある。
【0009】プラグBの先端の外周にはOリングのよう
なシールリング6を装着してあり、シールリング6から
一定距離離れた位置の外周に係止溝7を全周に亘って設
けてある。シールリング6と係止溝7との間にはテーパ
ー状の段部13を設けてある。ソケットAとプラグBと
を接続するにあたっては、ロックリング8を装着した状
態で摺動リング4を手で持ってソケットAをプラグBに
差し込む。ソケットAの本体筒1にある程度プラグBの
先端が入ると、図2に示すようにボール3に段部13が
当たり、摺動リング4が図3に示すようにプラグB側に
摺動し、ボール3が外方に移動してボール3が逃げ凹部
5に嵌まり込み、プラグBが本体筒1内の奥にさらに入
り、図4に示すように段部13が本体筒1の段部14に
当たり、ボール3と係止溝7とが対応する。この状態で
摺動リング4から手を離すと、摺動リング4がバネ10
の力で戻り、図5に示すように摺動リング4の押圧凸部
9がボール3を内周に押圧してボール3が係止溝7に係
止して接続される。この接続状態で摺動リング4を持っ
てソケットAを引っ張っても摺動リング4がロックリン
グ8にて引っ張る方向に摺動せず、ソケットAとプラグ
Bとの接続が外れることがない。このとき摺動リング4
はプラグBの方向に摺動し得るが、ソケットAを抜くと
き摺動リング4をプラグB側に押すような操作をするこ
とがないのでソケットAとプラグBとの接続が外れるこ
とがない。
【0010】ソケットAとプラグBとの接続を外すにあ
たっては、図5の状態からロックリング8を外し、摺動
リング4を手で持ってソケットAを引っ張る。摺動リン
グ4を引っ張ると、摺動リング4が図6に示すように引
っ張る方向に摺動してボール3と摺動リング4の逃げ凹
部5とが対応し、引っ張る力にてボール3が外周に逃げ
て係止溝7とボール3との係止が外れ、図7に示すよう
にプラグBが抜けてソケットAとプラグBの接続が外れ
る。ソケットAを外した後、手を離すと、摺動リング4
がバネ10の力で戻って図8の状態となる。この状態で
ロックリング8を装着しておく。
【0011】このようにソケットAとプラグBとよりな
るガス接続具は例えば狭い場所で接続するのに用いられ
る。図9、図10はシステムキッチンのガス器具におい
て、ガスコンロ15とガスオーブン16とを接続するの
に用いたものである。17はガスコンロ15のグリルで
ある。ガスオーブン16から上方に連出したフレキシブ
ルな接続管18の先端にはソケットAを一体に装着して
あり、ガスコンロ15の背面には一体にプラグBを装着
してある。しかしてガスコンロ15を図10に示すよう
にガスオーブン16の上に嵌め込んで取り付けるときソ
ケットAとプラグBとを上記のように接続することによ
り狭い空間でも簡単に接続できる。図11はガスコンロ
15の下にキャビネット19を有するものであって、シ
ステムキッチンの背部に配置したガス供給管20とガス
コンロ15を接続するものである。ガス供給管20の上
端にはフレキシブルな接続管18を接続してあり、接続
管18の上端にソケットAを装着してあり、ソケットA
をガスコンロ15のプラグBに接続することにより狭い
空間でも簡単に接続できるようになっている。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように構成されているの
で、ソケットの本体筒にロックリングを装着して摺動リ
ングが引く方向に摺動しないようにロックした状態で、
摺動リングを手で持ってプラグにソケットを差し込むこ
とでソケットにプラグが挿入され、ボールがプラグの係
止溝に係止して接続されるものであって、ロックリング
を予め取り付けた状態でもソケットとプラグとを接続で
きて従来のように接続後にロックリングを装着する必要
がなく、狭い場所での接続も簡単にできるものであり、
しかも接続状態で摺動リングを手で持ってソケットを引
っ張ってもロックリングにて摺動リングが引く方向に摺
動しないためプラグからソケットが外れることがなくて
安全性の極めて高いものであり、さらに接続するときは
単にソケットをプラグに差し込むだけの操作でできて接
続の操作が簡単にできるものであり、さらにまた構造的
には従来例の前者のもののタイプであるため構造を簡単
にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の半断面図である。
【図2】同上の接続手順を説明する断面図である。
【図3】同上の接続手順を説明する断面図である。
【図4】同上の接続手順を説明する断面図である。
【図5】同上の接続手順を説明する断面図である。
【図6】同上の取り外す手順を説明する断面図である。
【図7】同上の取り外す手順を説明する断面図である。
【図8】同上の取り外す手順を説明する断面図である。
【図9】同上のシステムキッチンの要部の正面図であ
る。
【図10】同上のガスコンロとガスオーブンとの接続す
る状態を説明する一部切欠側面図である。
【図11】同上のガスコンロとガス供給管とを接続する
状態を説明する一部切欠側面図である。
【図12】一従来例を示すものであって、(a)はソケ
ットの半断面図、(b)はソケットとプラグを接続した
状態の半断面図である。
【図13】他の従来例を示すものであって、(a)はソ
ケットの断面図、(b)はソケットとプラグを接続した
状態の断面図である。
【符号の説明】
A ソケット B プラグ 1 本体筒 2 透孔 3 ボール 4 摺動リング 5 逃げ凹部 6 シールリング 7 係止溝 9 押圧凸部 10 バネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケットと、ソケットの本体筒内に着脱
    自在に挿着されるプラグとで構成され、本体筒に内外に
    貫通するように設けた透孔にボールが内外方向に移動自
    在で且つ内方に脱落しないように内装され、ソケットに
    プラグを挿着した状態で上記ボールが係止し得る係止溝
    がプラグの外周に穿設され、プラグの先端の外周にはソ
    ケットにプラグを挿着した状態で密着するシールリング
    が装着され、ソケットの本体筒の外周に本体筒の軸方向
    に摺動リングが摺動自在に装着され、摺動リングの内周
    に軸方向の中央でボールを内周側に押すための押圧凸部
    が突設され、摺動リングの内周の押圧凸部の両側に外周
    にボールが逃げるための逃げ凹部が凹設され、通常摺動
    リングの押圧凸部とボールとが対応する位置に位置する
    ように摺動リングを付勢するバネが摺動リングの両側に
    配置されると共にバネに抗して摺動リングを移動させる
    ことでボールに両側の逃げ凹部が対応するようにし、摺
    動リングが摺動するのを止めるロックリングが本体筒に
    着脱自在に装着されたガス接続具。
JP1991007543U 1991-02-20 1991-02-20 ガス接続具 Expired - Lifetime JP2536573Y2 (ja)

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JPH04105294U JPH04105294U (ja) 1992-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19970107