JP2536330Y2 - 島台の骨組構造 - Google Patents

島台の骨組構造

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JP2536330Y2 JP1989141396U JP14139689U JP2536330Y2 JP 2536330 Y2 JP2536330 Y2 JP 2536330Y2 JP 1989141396 U JP1989141396 U JP 1989141396U JP 14139689 U JP14139689 U JP 14139689U JP 2536330 Y2 JP2536330 Y2 JP 2536330Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパチンコ遊技場における島台の骨組構造に関
するものである。
[従来の技術] 従来パチンコ遊技場に設置する島台の骨組構造は、第
4図に示すように、角柱状の縦柱または横梁を組付け、
島台を上方部に欄間及び幕板部1a、下方部カウンター9a
の下部に腰板取付部3aを各々形成し、島台中間部2aには
パチンコ機等の遊技機及びパチンコ玉等の遊技媒体を貸
し出す遊技媒体貸出機を装着するよう枠組みされてい
る。このように枠組みしたユニット枠内に遊技機1台と
遊技媒体貸出機(例4cm)幅の間隔で支柱枠7aを立設
し、ユニット枠内に遊技機を設置する台数に応じて2台
島、4台島、6台島のユニット島台Aを形成してい(例
4台島ユニットの場合、中間に3基の支柱枠7aを立
設)。
前記支柱枠7aは、2本の並列した垂直支柱5a、5a間に
水平帯材6aを数箇所横架(図示4ケ所)して適宜空間を
形成して、該支柱枠7aの垂直支柱5a、5a間に前記遊技媒
体貸出機で投入されるコインを回収するコイン回収装置
または紙幣回収装置(以下回収装置という)を架設する
ようになっている。このように形成したユニット島台を
現地に搬入設置して遊技機および遊技機に関する付帯備
品を装設していた。
しかし、最近のホールの傾向として、より売上倍増を
はかる目的と、お客のニーズに対応して遊技媒体貸出機
の玉貸し金額も、100円硬貨用から500円硬貨用、1000円
紙幣用と利便性を求めて高額化へと推移し、それに伴い
遊技媒体貸出機の横幅形状が大型化されるようになっ
た。例えば4cm幅の遊技媒体貸出機で計画されたものを
施工途中で新型サイズ(6cm)に変更した場合、予め所
定位置で立設される支柱枠7aに奥行き幅のある遊技媒体
貸出機の後端が当設し装設不可能となる場合があった。
ホールに島台を設置する際、地域によって異なるため、
発注された注文書が手元に届いてからでないと島台の製
造が出来ず作業性においても計画が立てられなかった。
また支柱枠7aの垂直支柱5a、5a間が狭いため、ここに回
収装置を挿通するときには作業効率も悪かった。
また、昨今では無定量で積ませたり、多くの景品を出
す遊技機が増えてきており、通常の貯留タンクでは玉量
が少なくなってきており、大型の貯留タンクが必要にな
ってきた。
[考案が解決しようとする課題] このため島台中間部の柱の箇所には、遊技機および遊
技媒体貸出機を設置する奥行空間を広く設けるよう望ま
れ、また従来機構においては、基枠製造が人手を要する
木工作業の為、手数及び現地搬入後の設置期間を要し、
尚一体成型および金押状の基枠等、金属で構成されたも
のにおいても島台内を仕切構成する障害は解消されず改
善が望まれていた。また、島台下部においても、できる
だけタンクを大きく設計出来るような下部構造が望まれ
ていた。また、小さなタンクであってもタンクではない
箇所と同じ基枠を使うことができず、タンクのある箇所
では異なる基枠にしなければならなかった。
本考案は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、島台中間部立柱箇所にある空間
を広くし、どの様な奥行き幅のある遊技に必要な機器で
も装着することを可能とするため、柱を骨組基枠が列設
される方向に薄く形成し、更に並行立設する支柱間隔を
狭く形成することで各機器の装設を容易とすると共に、
下部の空間にも大型のタンクを設置できる島台の骨組構
造を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、パチンコ機等の遊技機や該遊技機に使用さ
れるパチンコ玉等の遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機
及び前記遊技機から排出される遊技媒体を貯留する貯留
タンク等の遊技媒体補給設備が装着される島台の骨組構
造であって、 該骨組構造は、複数の骨組基枠と、該骨組基枠を固定
する水平板状の土台台座とからなり、 前記骨組基枠は、垂直方向に立設される一対の上部支
柱と、該上部支柱の下部に横架される上部支柱連結部材
とで略断面コ字状に形成される幕板基柱部と、 垂直方向に立設される中間支柱と、該中間支柱の上下
部に夫々水平方向に延びる幕板受け片及びカウンター受
け部とで略断面コ字状に形成され、前記幕板基柱部を支
える一対の中間コ字状部を備えた中間基柱部と、 垂直方向に立設される一対の下部支柱と、該下部支柱
の上部に横架される下部支柱連結部材とで略断面コ字状
に形成され、前記中間基柱部を支える腰板基柱部と、で
構成され、 前記中間支柱と前記下部支柱とは、その幅が前記骨組
基枠が列設される方向に延びる帯板状に形成され、 前記一対の中間コ字状部は、夫々の前記中間支柱が少
なくとも前記遊技媒体貸出機に当接しない位置に対称状
に設けられると共に、何れか一方の中間コ字状部にコイ
ン等を回収する回収桶を保持することができる回収桶保
持手段を備え、 更に、前記骨組基枠は、前記腰板基柱部と前記土台台
座とで形成されその内部がほぼ凹凸の無い空間であっ
て、少なくとも前記貯留タンクを内設できる下部領域を
備えたことを特徴とするものである。
[作用] 本考案の作用を説明すると、中間支柱と下部支柱と
は、その幅が骨組基枠が列設される方向に延びる帯板状
に形成され、一対の中間コ字状部は、夫々の中間支柱が
少なくとも遊技媒体貸出機に当接しない位置に対称状に
設けられており、遊技媒体貸出機を装着するのに簡単で
ある。
また、何れか一方の中間コ字状部にコイン等を回収す
る回収樋を保持することができる回収樋保持手段を備え
ており、片側からでも簡単にコイン等の回収樋を装着で
きる。
更に、腰板基柱部は、土台台座とで形成されその内部
がほぼ凹凸の無い空間であって、少なくとも前記貯留タ
ンクを内設できる下部領域を備えており、大型のタンク
を装着可能である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、基枠5を並列させ組み付けた島台骨組Aの
斜視図であり、第2図は基枠5の単体斜視図であり、第
3図は、中間部2の中心支柱7を移動した第2実施例を
示す。第4図は従来実施例図、第5図は島台骨組Aにパ
チンコ機Pに付随するすべての機器及び外装を設備した
島台Tの全体斜視図である。
まず、ホールに設置される島台Aの全体を説明する
と、第5図は島台Tの全体図を示し、島台Tは中央に図
示されない揚送装置が設けられ、揚送装置扉32や揚送装
置下部扉33が設けられている。その更に上方には前記揚
送装置から揚送された玉を一時貯留される上部貯留タン
ク31が設けられている。更に、島台Tは上部に後述する
幕板基柱部1を設け、幕板基柱部1は欄間Rや呼び出し
ランプHを装着する幕板Mが設けられている。欄間Rは
パチンコ機Pに補給する装置等に玉詰まりが発生した場
合に、上方に開放することができるように蝶番で上部を
固定されており開閉することができるようになってい
る。また、幕板基柱部1は図示されない補給樋が揚送装
置を中心に島台Tの端に向かって傾斜が形成され架設さ
れていおり、図示されない分離器からパチンコ機Pへ玉
を補給している。
また、島台Tは中間に後述する中間基柱部2を設けて
おり、中間基柱部2はパチンコ機Pを列設し、パチンコ
機P1台に対応するように台間玉貸し機Bをも設け、パチ
ンコ機Pや台間玉貸し機Bの下方には帯板状のカウンタ
ーSが敷設されている。カウンターSは周知の通りパチ
ンコ機Pをも固定できる構造になっており、パチンコ機
Pの下方にまでわたって形成されているものである。更
に、島台Tの下部は後述する腰板基柱部3が設けられて
おり、腰板30が装着されている。更に内部にはパチンコ
機Pから排出された球がアウト樋(図示省略)を流下し
て貯留される大型貯留タンク(図示省略)及びアウト樋
が内設されている。
このように構成される島台Tの島台骨組Aを第1図乃
至第2図を参照して更に詳しく説明する。
まず、島台骨組Aを構成する基枠5を説明すると、基
枠5は大別すると幕板基柱部1、中間基柱部2、腰板基
柱部3に分けられており、前記幕板Mや前記腰板30等の
装飾部品や前記補給樋や前記アウト樋等の補給循環設備
や、遊技するのに必要なパチンコ機Pや球貸し機Bを備
え付けた島台T全体を支える支柱となる働きをしてい
る。
最初に、基枠5の上端より説明していくと、前記欄間
Rと、呼び出しランプHを装着した幕板Mとを付設する
ことができる幕板基柱部1が設けられており、幕板基柱
部1は前記島台骨組Aが列設される方向に延設させた帯
板状の部材で略コ字状に形成され、前記欄間Rと前記幕
板Mを付設する為の上部支柱16が島台Tの長手方向と垂
直に交わるよう両側に設けられており、前記欄間Rと幕
板Mを合わせた高さDで形成されている。また、上部支
柱16は前記島台骨組Aが列設される方向に延設させた帯
板状の部材で形成されているため、奥行きの取らない構
造となっており、前記欄間Rや前記幕板Mが多少厚いも
のでも、島台T上部の幅が薄く形成することが可能であ
る。
更に、幕板基柱部1はコ字状に形成された空間である
上部補給設備設置部14が設けられており、前記補給樋
(図示省略)等の島台Tの上部に必要な補給設備が設さ
れ、上部に水平方向に延びた支え板17を設けている。支
え板17は、欄間Rを固定する上部横梁部(図示省略)を
固定するためのものであり、上方からの強度を増すこと
ができるようになっている。幕板基柱部1は下部に横架
された状態に形成され、下方にある中間基柱部2と連結
された上部支柱連結部材21が設けられ、中間基柱部2と
上部支柱15とを連結している。
次に、基枠5は、中間部に幕板基柱部1を支えている
中間基柱部2が設けられており、中間基柱部2は略コ字
状に形成された2個の中間コ字状部7が設けられてい
る。中間コ字状部7は、前記島台骨組Aが列設される方
向に延設させた帯板状の部材で、垂直方向に立設させ、
基枠5を支える支柱となる中間支柱22を設けている。中
間コ字状部7の中間支柱22は、互いに背面させ、わずか
な隙間を設けて密接に近い状態で平行に列設させてい
る。中間コ字状部7は上部に幕板Mを受けることができ
るよう水平に延びた幕板受け部8が形成され、幕板受け
部8は端部に幕板Mを受けることができるよう外へ突出
した幕板受け片18が形成されている。また、中間コ字状
部7は下部にも水平に延びたカウンター受け部9が設け
られ、パチンコ機Pや台間玉貸し機Bを装着固定する為
の中間横梁部(図示省略)が装着されたり、パチンコ機
Pの固定をも兼ねるカウンターSを装着できるようにな
っている。各中間支柱22は、上方にある幕板基柱部1や
その上部付設される補給設備や欄間R等の装飾品などを
含めた重量を支えている。これらは、垂直方向に立設
し、列設させることによって更に柱の垂直方向に対する
強化となる。従来の基枠5よりも更に、中心の柱となる
中間基柱部2は、前記島台骨組Aが列設される方向に延
設させた帯板状の部材で、垂直方向に立設させた中間支
柱22を設けており。中間コ字状部7の中間支柱22は、互
いに背面させ、密接に近い状態で平行に列設させている
為、中間支柱22は、パチンコ機Pを装着させる空間があ
り、島台骨組Aが列設される方向に対して薄く形成され
るために、奥行き幅のあるパチンコ機Pや台間玉貸し機
Bについても容易に装着することができ、従来のように
わざわざ支柱の位置をさけてパチンコ機Pや台間玉貸し
機Bを装着する必要がなくなった。また、そのパチンコ
機Pや台間玉貸し機Bを装着した奥には、更に余裕な空
間が形成されるため、コイン回収樋等の設備を装着する
ことが可能である。
次に、基枠5は、下部に幕板基柱部1や中間基柱部2
を支える腰板基柱部3を設け、腰板基柱部3は前記島台
骨組Aが列設される方向に延設させた帯板状の部材で略
コ字状に形成され幕板基柱部1を逆さにしたように形成
れている。腰板基柱部3は上部に横架された状態に形成
され、上方にある中間基柱部2と連結された下部支柱連
結部材23が設けられ、中間基柱部2と下部支柱15とを連
結している。腰板基柱部3は、前記島台骨組Aが列設さ
れる方向に延設させた帯板状の部材で垂直に立設し下部
支柱15を形成している。下部支柱15は下部に水平方向に
曲折した固定片19を形成している。固定片19は土台とな
る土台台座20の上に固定ボルト10で強固に固定され、腰
板基柱部3全体を強固に固定している。そして、腰板基
柱部3は略コ字状に形成された内部に設けられた空間で
ある下部補給設備設置部13が設けられている。下部補給
設備設置部13は下部に設けられた補給設備、例えば前記
アウト樋や大型の前記貯留タンク等のような補給設備が
内設される空間である。
そして、腰板基柱部3は前記島台骨組Aが列設される
方向に延設させた帯板状の部材で形成され、特に下部支
柱15が前記島台骨組Aが列設される方向に延設させた帯
板状の部材で形成されているため、島台T下部の幅方向
に対して、下部補給設備設置部13を広く空間を形成する
ことができ、幅の広いものでも内設することができる。
特に島台Tの下部には大型の貯留タンクが大変重要な設
備であり、下部にある柱を薄く形成することにより、貯
留タンク(図示省略)の幅を広く取り設計することがで
き、パチンコ玉の貯留量少しでも多く貯留することがで
きる貯留タンクを形成することが可能である。下部補給
設備設置部13は空間に突出した部分はなく、土台台座20
上に突出しているのは固定ボルト10の頭部と固定片19の
僅かな厚みだけであるため貯留タンクの下方向に対して
も少しでも広く高さを取ることが可能であるため、幅方
向に加え更に広く高さを取り設計することが可能であ
り、パチンコ玉の貯留量少しでも多く貯留することがで
きる貯留タンクを形成することが可能である。また、貯
留タンクを備え付けるときや位置をずらすときには、下
部補給設備設置部13は空間に突出した部分がないため、
容易に設置することが出来ると同時に、重たいタンクを
滑らせて設置することができるため、少ない人手で設置
することが可能である。
このように形成した基枠5を設置島台に対する所要総
数をホールに搬入し、予めホール床面に水平調整して敷
設した土台台座20の一側端より基枠5をパチンコ機P、
台間玉貸し機Bを1台または2台設置幅を有して立設し
て腰板基柱部3の下端に設けた固定片19と固定ボルト10
で堅固に固定する。しかし取付方向は特に限定するもの
でなく適宜手段で固定しても良い。
土台台座20に定間隔で並列状に固定された基枠5a,5b,
5c,……を横方向に連結する横梁や各機器取付部を横架
して島台骨組Aを形成する。
島台骨組Aの上部にランマ、幕板部1を装設し、中間
部2には、パチンコ機P及び台間玉貸し機Bが背面列設
させ、下部には、各パチンコ機Pから排出された球をア
ウト樋を介して回収し、大型の貯留タンクに貯留するた
めのアウト玉回収機構を装備する。
尚、第3図には第2実施例が示めされ、第一実施例と
同じ構造の部分は同じ符号を付けてあり同じ部分につい
ては説明を省略する。
第一実施例と異なる部分では基枠5の柱、即ち中間柱
21と中間コ字状部7の垂直状の柱となる部分を中心から
ずらして設け、ずらした中間コ字状部7にはL字状のコ
イン等を回収するコイン回収樋を受けるコイン回収樋受
け12が設けられている。そして、コイン回収樋受け12は
島台Tの中央に来るように形成されている。また、この
ように片側にコイン回収樋受け12を装着し、L字状で受
けると言う構造であるため、交換するも上へ持ち上げる
だけで簡単に片側から交換することができる。
本実施例では、基枠5をホールに搬入し、現場で立設
する島台Tの構成で説明したが工場でユニット形成した
ユニット島台の中間立柱の基枠5として構成としても良
い。
また、島台Tの中間部に装設されている各電気配線等
の電線結束も、前記広い片側面に取付手段を設けること
により作業性を容易とする。
尚実用新案登録請求の範囲において、各種設計変更し
て広く利用出来ることは言及するまでもない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、基
枠5が列設される方向に延設した帯板状の部材で基枠5
を構成することで垂直に係る荷重に対した強化する働き
がある。
また、中間コ字状部7の中間支柱22は、互いに背面さ
せ、密接に近い状態で平行に列設させている為、中間支
柱22は、パチンコ機Pを装着させる空間があり、島台骨
組Aが列設される方向に対して薄く形成されるために、
パチンコ機Pおよび台間玉貸し機Bの設置箇所の奥行空
間が広く確保されるため、パチンコ機械P及び台間玉貸
し機Bの取付、変更等が生じても中間部基柱部Bの設置
幅に関係なく容易に取付可能となる。また中間基柱部2
の垂直状の立柱を一側に寄せ回収装置等を受けるコイン
回収樋受け12を設けたことで島台中央に装設する回収装
置、配線取付装置が容易となる。また、腰板基柱部3は
下部補給設備設置部13を突出の少ない構造としているた
め、大型の貯留タンクを容易に設置することが可能とな
る。また、貯留タンクを備え付けるときや位置をずらす
ときには、下部補給設備設置部13は空間に突出した部分
がなく、重たいタンクを滑らせて設置することができる
ため、少ない人手で重たい貯留タンクを設置することが
可能である。
このように、島台T内部が広くなり、凹凸面が皆無と
なり、島内部に融通性と空間ができ、多くの設備を取付
可能とする。また、島引通しのコイン回収樋等、コンピ
ューター配線、電源線の装設も容易とする。更に、従来
木工による基枠5構造の為、材料の無駄と製造工程の煩
雑さによる人手がかかった基枠5を簡略構成とすること
で省力化、合理化に資すること多大で且つ経済的にも有
効である。
[考案の効果] 中間支柱と下部支柱とは、その幅が骨組基枠が列設さ
れる方向に延びる帯板状に形成され、一対の中間コ字状
部は、夫々の中間支柱が少なくとも遊技媒体貸出機に当
接しない位置に対称状に設けられているので、奥行きの
ある遊技基や遊技媒体貸出機を容易に装着させることが
でき、支柱を気にすることなく自由な位置に遊技機や遊
技媒体貸出機を設置できるため、工事施工後の変更など
を容易に行うことも可能である。また、遊技機や遊技媒
体貸出機の更に奥にもコイン回収等などの設備を装着す
ることが可能である。
また、中間コ字状部は何れか一方にコイン等を回収す
る回収樋を保持することができる回収樋保持手段を備え
ているため、片側にコイン回収樋受けを装着することが
でき、遊技機が装着される片側から簡単に交換すること
ができる。
更に、腰板基柱部は、土台台座とで形成されその内部
がほぼ凹凸の無い空間であって、少なくとも前記貯留タ
ンクを内設できる下部領域を備えているので、大型の貯
留タンクを内設することが可能なとなる。また、下部領
域は突出がない構造であるため、下部支柱を気にするこ
となく貯留タンクを備え付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図……島台骨部実施例図。 第2図……本考案要部斜視図。 第3図……本考案断面図。 第4図……従来島略図。 第5図……島台全体斜視略図。 1……幕板基柱部、2……中間基柱部、3……腰板基柱
部、5、5a、5b、5c……基枠、7……中間コ字状部、8
……幕板受け部、9……カウンター受け部、10……固定
ボルト、12……コイン回収受け、13……下部補給設備設
置部、14……上部補給設備設置部、15……下部支柱、16
……上部支柱、17……支え板、18……幕板受け片、19…
…固定片、20……土台台座、21……上部支柱連結部材、
22……中間支柱、23……下部支柱連結部材、30……腰
板、A……島台骨組、B……台間玉貸し機、M……幕
板、H……呼び出しランプ、P……パチンコ機、R……
欄間、S……カウンター、T……島台。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機等の遊技機や該遊技機に使用さ
    れるパチンコ玉等の遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機
    及び前記遊技機から排出される遊技媒体を貯留する貯留
    タンク等の遊技媒体補給設備が装着される島台の骨組構
    造であって、 該骨組構造は、複数の骨組基枠と、該骨組基枠を固定す
    る水平板状の土台台座とからなり、 前記骨組基枠は、垂直方向に立設される一対の上部支柱
    と、該上部支柱の下部に横架される上部支柱連結部材と
    で略断面コ字状に形成される幕板基柱部と、 垂直方向に立設される中間支柱と、該中間支柱の上下部
    に夫々水平方向に延びる幕板受け片及びカウンター受け
    部とで略断面コ字状に形成され、前記幕板基柱部を支え
    る一対の中間コ字状部を備えた中間基柱部と、 垂直方向に立設される一対の下部支柱と、該下部支柱の
    上部に横架される下部支柱連結部材とで略断面コ字状に
    形成され、前記中間基柱部を支える腰板基柱部と、で構
    成され、 前記中間支柱と前記下部支柱とは、その幅が前記骨組基
    枠が列設される方向に延びる帯板状に形成され、 前記一対の中間コ字状部は、夫々の前記中間支柱が少な
    くとも前記遊技媒体貸出機に当接しない位置に対称状に
    設けられると共に、何れか一方の中間コ字状部にコイン
    等を回収する回収樋を保持することができる回収樋保持
    手段を備え、 更に、前記骨組基枠は、前記腰板基柱部と前記土台台座
    とで形成されその内部がほぼ凹凸の無い空間であって、
    少なくとも前記貯留タンクを内設できる下部領域を備え
    たことを特徴とする島台の骨組構造。
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