JP2535383Y2 - バルブと架台の防食構造 - Google Patents

バルブと架台の防食構造

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JP2535383Y2
JP2535383Y2 JP1990401464U JP40146490U JP2535383Y2 JP 2535383 Y2 JP2535383 Y2 JP 2535383Y2 JP 1990401464 U JP1990401464 U JP 1990401464U JP 40146490 U JP40146490 U JP 40146490U JP 2535383 Y2 JP2535383 Y2 JP 2535383Y2
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JP
Japan
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valve
gantry
corrosion
base
fixed
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JP1990401464U
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JPH0490778U (ja
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隆男 山岸
照雄 木津
洋一 十亀
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Osaka Gas Co Ltd
Kyosei Corp
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Kyosei Corp
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Publication date
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、地中に設置するバル
ブとその架台の防食構造に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に設置して管路の開閉を行なうバル
ブは架台に支持された状態で設置される。
【0003】上記のようなバルブや架台は地中に設置さ
れる関係上、電食から保護するため、防食処理が施され
ている。
【0004】従来、バルブと架台は、一体成形するか別
体の場合はボルトで直接結合一体化し、バルブと架台に
わたって防食塗装等の防食処理を一体に施した構造にな
っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なバルブは、運搬、保管、設置工事時等などに、架台が
物に衝突したり接地部分がこすれて防食が破損すること
があり、このためバルブに腐食が発生するという問題が
あった。
【0006】また、架台の防食が破損しないよう、バル
ブの運搬、保管、設置工事等の取扱いに気をつけなけれ
ばならない。
【0007】そこでこの考案は、上記のような問題点を
解決するために、バルブ自体を腐食から確実に保護で
き、防食の信頼性を向上させることができると共に、保
管や設置時等の取扱いが容易なバルブと架台の防食構造
を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この考案は、バルブとこのバルブを支持する
架台を別体に形成し、前記バルブと架台の各々の外面
防食処理を施し、バルブと架台の重なり面間に電気絶縁
部材を介在させ、かつ、バルブと架台をボルトにより、
絶縁パッキンと絶縁スリーブを用い、電気絶縁状態で固
定するようにした構成を採用したものである。
【0009】
【作用】バルブと架台は別体であるので個々に防食処理
を施すことができ、しかもバルブと架台を絶縁状態で固
定化したので、架台の防食が破損してもバルブは影響を
受けることがなく、防食の信頼性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1のように、地中に埋設する管路の途中
に組込まれ、この管路の開閉を行なうバルブ1はその下
部に固定した別体の架台2で支持される。
【0012】上記バルブ1は、電動や手動によって管路
を開閉することができるものであれば構造は限定される
ものではなく、例えば、スチールバルブ、プラグバル
ブ、ボールバルブ等をあげることができ、このバルブ1
と架台2は外面に防食塗装の如き防食処理が各々施さ
れ、架台2はバルブ本体1aの下部に電気絶縁状態で固
定されている。
【0013】前記架台2は種々の形状及び構造が採用で
き、図1と図2に示す第1の例は、円錐台形壁3の上下
に上板4と下板5を設けて形成し、バルブ本体1aの下
面と上板4の間に絶縁パッキン6を介在させ、上板4と
バルブ本体6aを複数のボルト7で結合すると共に、上
板4とボルト7の間に絶縁スリーブ8及び絶縁ワッシャ
9を組込み、架台2をバルブ本体1aに対して電気絶縁
状態に固定している。
【0014】図3に示す例の架台2は、厚みのあるプレ
ートを用いて形成し、ボルト7を使用して図2の例と同
様に、バルブ本体1aに電気絶縁的に固定している。
【0015】図4に示す架台2の例は、チャンネル材を
用いて形成し、バルブ本体1aにボルト7で電気絶縁的
に固定している。
【0016】この考案の防食構造は上記のような構成で
あり、バルブ1と架台2は別体に形成され、各々に防食
処理が施こされていると共に、バルブ1に対して架台2
は電気絶縁的に固定されているため、運搬、保管、設置
工事時などに、架台2の防食処理に破損等が生じても、
バルブ1を地中に設置した使用状態において、バルブ1
を電食の発生から確実に保護することができる。
【0017】また、バルブ1の防食が確保できるので、
保管や設置時の取扱いに気をつかう必要がなく、作業性
の向上が図れる。
【0018】
【効果】以上のように、この考案によると、バルブとそ
の架台を別体にして各々に防食処理を施し、バルブと架
台の重なり面間に電気絶縁部材を介在させ、かつ、バル
ブと架台をボルトにより、絶縁パッキンと絶縁スリーブ
を用い、電気絶縁状態で固定したので、接地する架台の
防食処理に破損が生じてもバルブの防食性を維持でき、
地中に設置するバルブの防食の信頼性を向上させること
ができ、しかもボルトでの強固な結合にもかかわらず、
絶縁パッキンと絶縁スリーブによってバルブと架台の電
気絶縁状態が保持できる。
【0019】また、架台の防食処理に破損が生じてもバ
ルブに影響がないため、バルブの運搬、保管、設置工事
等などの取扱いが容易となり、作業性をアップさせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るバルブと架台の防食構造を示す
正面図
【図2】同上の要部を拡大した一部切欠正面図
【図3】架台の異なった例を示す一部切欠正面図
【図4】架台の異なった例を示す一部切欠正面図
【符号の説明】
1 バルブ 1a バルブ本体 2 架台 6 絶縁パッキン 7 ボルト 8 絶縁スリーブ 9 絶縁ワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 十亀 洋一 大阪市西区立売堀二丁目3番11号 株式 会社協成内 (56)参考文献 実開 昭59−150062(JP,U) 実開 平2−48681(JP,U) 実開 昭63−146266(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブとこのバルブを支持する架台を別
    体に形成し、前記バルブと架台の各々の外面に防食処理
    を施し、バルブと架台の重なり面間に電気絶縁部材を介
    在させ、かつ、バルブと架台をボルトにより、絶縁パッ
    キンと絶縁スリーブを用い、電気絶縁状態で固定するよ
    うにしたバルブと架台の防食構造。
JP1990401464U 1990-12-25 1990-12-25 バルブと架台の防食構造 Expired - Lifetime JP2535383Y2 (ja)

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WO2008136490A1 (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. バルブの製造方法およびバルブ

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JPH0490778U (ja) 1992-08-07

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