JP2535222Y2 - 折畳み式デスク - Google Patents

折畳み式デスク

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JP2535222Y2
JP2535222Y2 JP628493U JP628493U JP2535222Y2 JP 2535222 Y2 JP2535222 Y2 JP 2535222Y2 JP 628493 U JP628493 U JP 628493U JP 628493 U JP628493 U JP 628493U JP 2535222 Y2 JP2535222 Y2 JP 2535222Y2
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shaped
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folding
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容二郎 葛西
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チトセ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、不使用時には、コン
パクトに折畳むことができる折畳み式デスクに関する。
【0002】
【従来の技術】室内におけるスペースの有効利用や、美
観向上等の目的で、不使用時には、コンパクトに折畳む
ことができる折畳み式デスクが、従来より、種々提案さ
れている。
【0003】例えば、実開平3−72734号公報に開
示される折畳み式デスクは、一側面上部に開口部を有す
るボックス体の、その開口部に起倒自在な開閉扉が設け
られており、デスク使用時には、開口部を開くように開
閉扉を倒して水平保持手段によって水平状態に保持し、
その水平状態の扉をデスク作業用の天板として使用する
一方、不使用時には、開閉扉を起こして開口部を閉塞す
るように構成したものである。
【0004】このような折畳み式デスクでは、開閉扉で
開口部を閉じると、デスク全体がシンプルな直方体形状
に形成され、専有スペースが小さくなってスペースを有
効に利用できるとともに、室内での納まり状態が良好な
ものとなって美観も向上させることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の折畳み式デスクは、デスク使用状態において、開閉
扉、すなわち天板を水平状態に保持した際に、天板の下
方部分を被覆するようなエプロン部材は配置されなかっ
た。このため、デスク作業中に、天板の下方に配置され
た作業者の脚部等が、デスク前方や側方から目認されて
美観上好ましくないという問題が発生する。
【0006】一方、デスク上での作業は、集中力を得や
すい条件下で行うことが望まれるが、上記従来の折畳み
式デスクでは、デスク使用状態においてデスク作業者の
前側三方向のうちいずれかの方向が開放されるため、デ
スク作業中に、集中力を妨げる周囲の状況が作業者の視
界に入り、デスク作業を効率良く行えない場合があると
いう問題も有していた。
【0007】この考案の第1の目的は、上記従来技術の
問題を解消し、スペースの有効利用を図れるのはもとよ
り、デスク使用状態および折畳み状態、共に、良好な美
観を確保することができる折畳み式デスクを提供するこ
とである。
【0008】この考案の第2の目的は、上記第1の目的
を達成した上でさらに、デスク使用時におけるデスク作
業を効率良く行うことができる折畳み式デスクを提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項(1)に記載の折畳み式デスクは、それ
ぞれ垂直姿勢の2枚の板片が連設された平面視L字型の
第1および第2のL型囲い板を有し、各L型囲い板の内
面側が相互に対向可能となるようにして第1のL型囲い
板の一方側板片の先端縁が第2のL型囲い板の一方側板
片の先端縁に枢着されて、各L型囲い板のそれぞれの他
方側板片の先端縁が相互に当接する折畳み状態と、各L
型囲い板のそれぞれの他方側板片が相互に間隔をおいて
平行に配置されるデスク使用状態との間で切替操作自在
に構成され、前記第1および第2のL型囲い板のそれぞ
れの内面側のうち少なくともいずれか一方に、板状に組
立可能な天板が設けられてなり、前記折畳み状態では、
前記天板が両L型囲い板によって周囲四方向を囲まれる
一方、前記デスク使用状態では、板状に組み立てられた
前記天板が各L型囲い板のそれぞれの他方側板片間に水
平状態で配置されるとともに、両L型囲い板が、前記天
板の下方部分を隠蔽するデスクエプロンを構成してなる
ことを要旨とするものである。
【0010】上記第2の目的を達成するため、請求項
(2)に記載の折畳み式デスクは、請求項(1)に記載
の折畳み式デスクにおいて、前記第1および第2のL型
囲い板が、それらの上部が天板高さよりも上方に位置す
るように寸法設定され、前記デスク使用状態では、各L
型囲い板の上部が、前記天板を使用する者の前側三方向
を覆うように配置される遮蔽パネルを構成してなること
を要旨とするものである。
【0011】
【作用】請求項(1)に記載の折畳み式デスクにおいて
は、第1のL型囲い板の一方側板片の先端縁が第2のL
型囲い板の一方側板片の先端縁に枢着されるとともに、
第1および第2のL型囲い板のそれぞれの内面側のうち
少なくともいずれか一方に、板状に組立可能な天板が設
けられてなり、折畳み状態では、天板が両L型囲い板に
よって周囲四方向を囲まれる一方、デスク使用状態で
は、板状に組み立てられた天板が各L型囲い板のそれぞ
れの他方側板片間に水平状態で配置されるとともに、両
L型囲い板が、天板の下方部分を隠蔽するデスクエプロ
ンを構成するようになされている。このため、デスク使
用状態では、各L型囲い板によって天板の下方部分の前
側三方向が覆われて、デスク使用者の脚部等がデスク前
方や側方から目認されるようなことはない。
【0012】また、折畳み状態では、天板が両L型囲い
板よって周囲四方向を囲まれて、デスク全体がボックス
状等のシンプルな形状に形成されるので、専有スペース
が小さくなって、スペースの有効利用が図られるととも
に、室内での納まり状態が良好なものとなる。
【0013】請求項(2)に記載の折畳み式デスクで
は、請求項(1)に記載の折畳み式デスクにおいて、各
L型囲い板が、それらの上部が天板高さよりも上方に位
置するように寸法設定されて、デスク使用状態では、各
L型囲い板の上部が、デスク使用者の前側三方向を覆う
ように配置される遮蔽パネルを構成するようになされて
いる。このため、デスク使用中、思考を惑わすような周
囲の状況がデスク使用者の視界に入ることがなくなる。
【0014】
【実施例】<第1の実施例> 図1はこの考案の第1の実施例である折畳み式デスク
(D1)を示す斜視図、図2はそのデスク(D1)の平
面図、図3は同じくそのデスク(D1)の使用状態を示
す正面図である。
【0015】これらの図に示すように、この折畳み式デ
スク(D1)は、それぞれ平面視L字型の固定側L型囲
い板(10)と、可動側L型囲い板(20)とを有して
いる。各L型囲い板(10)(20)は、それぞれ垂直
姿勢に配置された2枚の板片(11)(12)(21)
(22)が連設されることにより、形成されており、各
板片(11)(12)(21)(22)の幅寸法はおよ
そ600mm程度、高さ寸法はおよそ750mm程度に
設定されている。
【0016】さらに、可動側L型囲い板(20)の一方
側板片(21)の先端縁は、固定側L型囲い板(10)
の一方側板片(11)の先端縁に蝶板具等により枢着さ
れている。そして図1(a)および図2(a)に示すよ
うに、可動側L型囲い板(20)を、固定側L型囲い板
(10)との枢着部を支点として水平面内で回転操作す
ることにより、可動側L型囲い板(20)の一方側板片
(21)を固定側L型囲い板(10)の一方側板片(1
1)に対し直交させると、それぞれの他方側板片(1
2)(22)の先端縁が相互に接触するように配置され
る。また図1(b)および図2(b)に示すように、可
動側L型囲い板(20)の回転操作により、可動側L型
囲い板(20)の一方側板片(21)と固定側L型囲い
板(10)の一方側板片(11)とを直線状に配置する
と、各L型囲い板(10)(20)のそれぞれの他方側
板片(12)(22)が相互に間隔をおいて平行に配置
される。このように図1(a)および図2(a)に示す
折畳み状態と、図1(b)および図2(b)に示す開き
状態との間で切替操作自在に構成されている固定側L型
囲い板(10)の内面側には、水平状態に保持された略
方形状の水平固定板(31)が、およそ740mm程度
の高さ位置で固定されるとともに、その水平固定板(3
1)の下方に複数段の引出し(40)が設けられてい
る。水平固定板(31)の非固定側の一側縁には、略方
形状の揺動板(32)の一側縁が枢着されて、その枢着
部を支点に揺動板(32)が回転することにより、揺動
板(32)が、水平状態と、垂下状態との間で揺動でき
るように構成されている。
【0017】そして、上記した折畳み状態では、各L型
囲い板(10)(20)のそれぞれ2枚の板片(11)
(12)(21)(22)が、水平固定板(31)の周
囲四方向を取り囲むように配置されて、これらの板片
(11)(12)(21)(22)によって、水平固定
板(31)の下方に配置される引出し(40)等が閉塞
されるようになされている。
【0018】一方、揺動板(32)の可動側端面には、
それぞれフック(35)(35)が取り付けられてい
る。このフック(35)は、図4(a)に示すように中
央部が揺動板(32)の端面から少し浮かした状態で、
両側部が揺動板(32)の端面に固定されている。さら
にフック(35)の中央部には、下方に向けて突出する
ように突片(35a)が形成されるとともに、その突片
(35a)の両側には、下方に向けて開放する係合用切
欠部(35b)(35b)が形成されている。
【0019】また、可動側L型囲い板(20)の他方側
板片(22)の上部内面には、前記フック(35)と同
形状のフック(25)(25)が取り付けられている。
ただし、このフック(25)は、図4(a)に示すよう
に前記フック(35)に対し上下方向が逆に配置されて
いる。
【0020】そして、図1(b)の想像線に示すよう
に、可動側L型囲い板(20)を開いた状態で、揺動板
(32)を水平状態を越えるまで持ち上げてから、同図
実線に示すように再度水平状態まで下ろすと、図4
(b)に示すように揺動板(32)側のフック(35)
の突片(35a)が、可動側L型囲い板(20)側のフ
ック(25)の中央浮上り部に挿入されるとともに、フ
ック(25)側の突片(25a)がフック(35)側の
中央浮上り部に挿入され、さらに両フック(25)(3
5)のそれぞれの切欠部(25b)(35b)が相互に
係合される。これにより揺動板(32)の可動側端部が
可動側L型囲い板(20)に取り付けられて、揺動板
(32)が水平状態に保持される。このとき、揺動板
(32)の上面と水平板(31)の上面とは同一水平面
上に配置されるようになされており、これらの板(3
1)(32)によってデスク作業用の天板(30)が形
成されることとなる。
【0021】なお、可動側L型囲い板(20)の2枚の
板片(21)(22)の下端には、それぞれキャスター
(23)が取り付けられており、可動側L型囲い板(2
0)を開閉操作した際に、キャスター(23)がデスク
設置面上をスムーズに回転移動することにより、可動側
L型囲い板(20)の回転操作を楽に行えるように構成
している。
【0022】また、L型囲い板(10)(20)には、
ロック装置(40)が設けられており、そのロック装置
(40)により、折畳み状態でロックできるように構成
している。
【0023】さらに、水平板(31)の上面の一コーナ
ー部には、コンセント差込部(41)が設けられてお
り、後述するデスク作業時にワードプロセッサ等の電気
機器を使用するような場合には、そのコンセント差込部
(41)を利用して電気機器を駆動させるように構成し
ている。
【0024】このように構成された折畳み式デスク(D
1)において、デスク作業を行う場合には、図1(b)
および図2(b)に示すように、まず可動側L型囲い板
(20)を固定側L型囲い板(10)に対し回転操作し
て、囲い板(10)(20)を開く。
【0025】つづいて、揺動板(32)を上方へ揺動さ
せて、前記したように揺動板(32)側のフック(3
5)を可動側L型囲い板(20)側のフック(25)に
係合させ、天板(30)を形成する。
【0026】そしてこの状態において、作業者は、あら
かじめ準備しておいた椅子を用いて、天板(30)に向
かって着席し、天板(30)を作業板として、所定のデ
スク作業を行う。
【0027】この作業中、作業者の脚部は、揺動板(3
2)の下方に配置されることとなるが、揺動板(32)
の下方部分はもちろん、天板(30)の下方部分の前側
三方向を覆うように、両L型囲い板(10)(20)が
配置されて、両L型囲い板(10)(20)が、天板
(30)の下方部分を隠蔽するためのデスクエプロンと
しての作用を果たす。このため、作業者の脚部はもちろ
ん、引出し(40)等も、デスク前方や側方から目認さ
れるようなことがなく、良好な美観を確保することがで
きる。
【0028】一方、デスク作業を終えて、この折畳み式
デスク(D1)を折畳むには、まず揺動板(32)を一
旦上方へ持ち上げて、フック(25)(35)の係合を
解除してから、下方に下ろして垂下状態に配置する。
【0029】つづいて、可動側L型囲い板(20)を固
定側L型囲い板(10)側に回転移動させて、囲い板
(10)(20)を閉じ、必要に応じて、ロック装置
(40)を操作して施錠する。
【0030】この折畳み状態では、図1(a)および図
2(a)に示すように、両L型囲い板(10)(20)
のそれぞれ2枚の板片(11)(12)(21)(2
2)が、水平固定板(31)の周囲四方向を取り囲むよ
うに配置され、これらの板片(11)(12)(21)
(22)により、引出し(40)、揺動板(32)等が
閉塞されて、デスク全体がシンプルな立方体形状に形成
される。このため、専有スペースが小さくなって、スペ
ースの有効利用が図られるとともに、室内での納まり状
態が良好なものとなって、美観も向上させることができ
る。
【0031】なお、この折畳み式デスク(D1)におい
ては、水平固定板(31)のみを作業板として利用する
ことにより、折畳み状態のままでデスク作業を行うこと
もできる。この場合、水平固定板(31)の上面にコン
セント差込部(41)を設けているため、そのコンセン
ト差込部(41)を利用することにより、ワードプロセ
ッサ等の電気機器を支障なく使用することができる。
【0032】また、この実施例の折畳み式デスク(D
1)では、揺動板(32)側のフック(35)と、可動
側L型囲い板(20)側のフック(25)とが、同一形
状のものが用いられているため、部品の共通化を図るこ
とができて、コスト面でも有利なものとなる。
【0033】<第2の実施例> 図5ないし図8はこの考案の第2の実施例である折畳み
式デスク(D2)を示す図である。
【0034】これらの図に示すように、この折畳み式デ
スク(D2)が、上記図1ないし図4に示す第1の実施
例の折畳み式デスク(D1)と相違する点は、この折畳
み式デスク(D2)は、上記折畳み式デスク(D1)よ
りも、上下に縦長に形成されている点である。
【0035】すなわち、この折畳み式デスク(D2)の
両L型囲い板(110)(120)のそれぞれの板片
(111)(112)(121)(122)は、その高
さ寸法がおよそ1500mm程度に設定されて、その上
部が水平固定板(131)の取付位置を越えて上方に配
置されている。
【0036】L型囲い板(110)(120)の上部内
面側には、板棚(160)のほか、戸棚(161)(1
62)が設けられている。この場合、一方側の戸棚(1
61)は、固定側L型囲い板(110)の他方側板片
(112)側に取り付けられるとともに、他方側の戸棚
(162)は、可動側L型囲い板(120)側に取り付
けられており、図6(a)に示すようにデスク折畳み状
態においては、両戸棚(161)(162)の上板によ
り、両L型囲い板(110)(120)の上端開口部が
隙間なく閉塞されるようになされている。
【0037】また図8に示すように、板棚(160)の
下面側には、コンセント差込部(141)が設けられる
とともに、戸棚(162)の下面側には、蛍光灯等の照
明機器(163)が設けられている。さらに図5に示す
ように、可動側L型囲い板(120)の上部外面には、
その囲い板(120)の開閉操作を行うための取手(1
64)が取り付けられている。
【0038】その他の構成は、上記第1の実施例の折畳
み式デスク(D1)の構成と同様であるため、同一部分
に同一または相当する符号を付して、その説明は省略す
る。
【0039】この折畳み式デスク(D2)では、上記第
1の実施例と同様で、L型囲い板(110)(120)
を開いて、揺動板(132)を持ち上げて水平状態にセ
ットすれば、デスク使用状態に組立てることができる。
【0040】また、揺動板(132)を垂下状態に戻し
て、L型囲い板(110)(120)を閉じれば、折畳
むことができる。
【0041】この折畳み式デスク(D2)においても、
上記第1の実施例と同様な理由で、スペースの有効利用
を図れるとともに、良好な美観を確保することができ
る。
【0042】しかも、このデスク(D2)では、デスク
使用時におけるデスク作業を効率良く行うことができ
る。
【0043】すなわち、図6に示すようにデスク使用状
態では、各L型囲い板(110)(120)の上部が、
デスク使用者の前側三方向を覆うように配置されて、各
L型囲い板(110)(120)の上部が遮蔽パネルと
しての作用を果たす。このため、デスク作業中、思考を
惑わすような周囲の状況が作業者の視界に入ることがな
くなって、デスク作業を集中して効率良く行うことがで
きる。
【0044】また、遮蔽パネルとしての作用を果たす各
L型囲い板(110)(120)の上部は、これらの部
位(110)(120)が存在しない場合と比較する
と、遮音効果も期待できるので、防音効果も加わって、
より一層、デスク作業を集中して効率良く行うことがで
きる。
【0045】なお、このような防音効果を高めるには、
L型囲い板(110)(120)を、周知の防音効果に
優れた材料で構成したり、あるいはL型囲い板(11
0)(120)に周知の防音材を配設したりするように
すればよい。
【0046】
【考案の効果】以上のように、請求項(1)に記載の折
畳み式デスクによれば、第1のL型囲い板の一方側板片
の先端縁が第2のL型囲い板の一方側板片の先端縁に枢
着されるとともに、第1および第2のL型囲い板のそれ
ぞれの内面側のうち少なくともいずれか一方に、板状に
組立可能な天板構成板が設けられてなり、折畳み状態で
は、天板が両L型囲い板によって周囲四方向を囲まれる
一方、デスク使用状態では、板状に組み立てられた天板
が各L型囲い板のそれぞれの他方側板片間に水平状態に
配置されるとともに、両L型囲い板が、天板の下方部分
を隠蔽するデスクエプロンを構成するようになされてい
るため、デスク使用状態では、両L型囲い板によって天
板の下方部分の前側三方向が囲まれて、デスク使用者の
脚部等がデスク前方や側方から目認されるようなことが
なく、良好な美観を確保することができる。また、折畳
み状態では、デスク全体がボックス状等のシンプルな形
状に形成されるため、専有スペースが小さくなって、ス
ペースの有効利用が図られるとともに、室内での納まり
状態が良好なものとなって、この点からも美観を向上さ
せることができるという第1の効果が得られる。
【0047】請求項(2)に記載の折畳み式デスクによ
れば、請求項(1)に記載の折畳み式デスクにおいて、
各L型囲い板が、それらの上部が天板高さよりも上方に
位置するように寸法設定されて、デスク使用状態では、
各L型囲い板の上部が、デスク使用者の前側三方向を覆
うように配置される遮蔽パネルを構成するようになされ
ているため、上記第1の効果に加えさらに、デスク使用
中、思考を惑わすような周囲の状況が視界に入ることが
なくなって、デスク作業を集中して効率良く行うことが
できるという第2の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例である折畳み式デスク
を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例の折畳み式デスクを示す平面図で
ある。
【図3】第1の実施例の折畳み式デスクの使用状態を示
す正面図である。
【図4】第1の実施例の折畳み式デスクにおける天板を
支持するためのフック部を示す図である。
【図5】この考案の第2の実施例である折畳み式デスク
の折畳み状態を示す斜視図である。
【図6】第2の実施例の折畳み式デスクの使用状態を示
す斜視図である。
【図7】第2の実施例の折畳み式デスクを示す平面図で
ある。
【図8】第2の実施例の折畳み式デスクの使用状態を示
す正面図である。
【符号の説明】
10、20、110、120…L型囲い板 11、12、21、22、111、112、121、1
22…板片 30…天板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ垂直姿勢の2枚の板片が連設さ
    れた平面視L字型の第1および第2のL型囲い板を有
    し、 各L型囲い板の内面側が相互に対向可能となるようにし
    て第1のL型囲い板の一方側板片の先端縁が第2のL型
    囲い板の一方側板片の先端縁に枢着されて、各L型囲い
    板のそれぞれの他方側板片の先端縁が相互に当接する折
    畳み状態と、各L型囲い板のそれぞれの他方側板片が相
    互に間隔をおいて平行に配置されるデスク使用状態との
    間で切替操作自在に構成され、 前記第1および第2のL型囲い板のそれぞれの内面側の
    うち少なくともいずれか一方に、板状に組立可能な天板
    が設けられてなり、 前記折畳み状態では、前記天板が両L型囲い板により周
    囲四方向を囲まれる一方、 前記デスク使用状態では、板状に組み立てられた前記天
    板が各L型囲い板のそれぞれの他方側板片間に水平状態
    で配置されるとともに、両L型囲い板が、前記天板の下
    方部分を隠蔽するデスクエプロンを構成してなることを
    特徴とする折畳み式デスク。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のL型囲い板が、そ
    れらの上部が天板高さよりも上方に位置するように寸法
    設定され、 前記デスク使用状態では、各L型囲い板の上部が、前記
    天板を使用する者の前側三方向を覆うように配置される
    遮蔽パネルを構成してなることを特徴とする請求項
    (1)に記載の折畳み式デスク。
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