JP2535145Y2 - 表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造 - Google Patents

表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造

Info

Publication number
JP2535145Y2
JP2535145Y2 JP1991069975U JP6997591U JP2535145Y2 JP 2535145 Y2 JP2535145 Y2 JP 2535145Y2 JP 1991069975 U JP1991069975 U JP 1991069975U JP 6997591 U JP6997591 U JP 6997591U JP 2535145 Y2 JP2535145 Y2 JP 2535145Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
display device
insertion opening
main body
rotary cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991069975U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0523576U (ja
Inventor
晋一 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP1991069975U priority Critical patent/JP2535145Y2/ja
Publication of JPH0523576U publication Critical patent/JPH0523576U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2535145Y2 publication Critical patent/JP2535145Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液晶パネル等の表示装
置を装置本体に回動可能に枢支する際に利用される表示
装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置のヒンジ部の構造を図
5、6に示す。この従来例において、表示装置2の下端
に連結部1が突設されており、装置本体4側の被連結部
3にヒンジピンで枢支される。装置本体4の被連結部3
には、ケーブル挿通用開口9が開設されており、表示装
置2と装置本体4との間に挿通されるケーブル6は、上
記ケーブル挿通用開口9から表示装置2側に引き出さ
れ、表示装置2内に配設される。
【0003】さらに、以上のように配設されるケーブル
6が外部から見えないように、上記ケーブル挿通用開口
9には、ケーブル隠し10が装着される。このケーブル
隠し10は、ケーブル挿通用開口9に弾発的に装着され
る取付部11と、ケーブル6が挿通する筒部12とから
なり、上記筒部12が表示装置2の連結部1に摺接して
回動するように装着されて、表示装置2が回動してもケ
ーブル6が外部に露出しないようにされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、ケーブル6は、取付部11から筒部12内
に導かれた後、さらに筒部12に沿って側方に曲げら
れ、表示装置2内に引き込まれるので、束線のような自
由度の大きなケーブルの場合にはケーブル隠し10が可
能であるが、フラットケーブル6やフレキシブルプリン
トケーブル(FPC)6のような自由度の小さなケーブ
ル6には適用することができないという欠点を有するも
のであった。
【0005】本考案は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、曲げ自由度の低いケーブル6でもケー
ブル隠しを行える表示装置のヒンジ部におけるケーブル
隠し構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、中空に形成され、ケーブル挿通用開口が開設された
連結部1を有する表示装置2と、前記連結部1が回動自
在に枢支され、表示装置2のケーブル挿通用開口に連通
するケーブル挿通用開口が開設された被連結部3を有す
る装置本体4と、前記表示装置2と装置本体4のケーブ
ル挿通用開口を閉塞するようにして連結部1と被連結部
3との間に介装される回転筒5とを有し、 前記回転筒5
は、外周壁が表示装置2と装置本体4のケーブル挿通用
開口の周壁に支持されて前記連結部1の回動中心と同軸
に回動自在とされるとともに、前記回転筒5には、装置
本体4と表示装置2との間に配設されるケーブル6が挿
通するケーブル挿通溝7が長手通しに設けられ、かつ、
ケーブル挿通溝7の開口縁には、表示装置2、あるいは
装置本体4に対する相対回転角度を規制する突条8が設
けられる表示装置2のヒンジ部におけるケーブル隠し構
造を提供することにより達成される。
【0007】
【作用】上記構成に基づき、表示装置2の連結部1と装
置本体4の被連結部3との間には回転筒5が介装され
る。該回転筒5には、連結部1と被連結部3との間の空
間を連通させるケーブル挿通溝7が設けられており、ケ
ーブル挿通溝7内にケーブル6が挿通される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。先ず、本考案が適用された電
子機器装置の全体構成を図4に示す。この実施例は、装
置本体4に表示装置2を折り畳み可能に枢支して構成さ
れる所謂ラップトップパソコンであり、表面部にキーボ
ード13を配置した装置本体4と、液晶パネルからなる
表示装置2とを有し、該表示装置2は、その下端縁に形
成された連結部1において装置本体4に連結される。
【0009】図1ないし図3は上記表示装置2と装置本
体4との連結部位の詳細を示すもので、表示装置2は、
図示しない軸により装置本体4に枢支され、図3(b)
に示す運用位置から、図(a)の折り畳み位置まで回動
可能とされている。この表示装置2の連結部1は、上下
カバー2a、2bを接合して中空状に形成されており、
先端側に向けて開口されるケーブル挿通用開口9を有し
ている。
【0010】また、上記表示装置2の連結部1を受容す
る被連結部3は、装置本体4の後方に形成されており、
上記連結部1を臨む位置にケーブル挿通用開口9’が開
設される。
【0011】5は回転筒であり、一端が閉塞された筒部
12と、該筒部12の両端から突設されるヒンジ筒14
と、上記筒部12の外周に長手通しに突設される一対の
突条8とを有し、該突条8を縦断するように、ケーブル
挿通溝7が形成されている。
【0012】この回転筒5は、上記ヒンジ筒14が表示
装置2の上下カバー2a、2bにより挟持される状態で
回動自在に装着され、その回動中心は、連結部1の回動
中心に一致するように設定されている。また、上記回転
筒5は、対向配置される突条8、8を表示装置2、およ
び装置本体4側のケーブル挿通用開口9、9’に挿入さ
せた状態で装着されている。
【0013】以上の構成の下、ケーブル6は装置本体4
側から回転筒5側に引き出された後、該回転筒5を貫通
するようにケーブル挿通溝7を挿通し、表示装置2内に
導かれる。
【0014】したがってこの実施例において、装置本体
4を運用するに当たって表示装置2を開くと、該表示装
置2の下カバー2bにより回転筒5の突条8が押されて
該回転筒5は、連結部1、および被連結部3のケーブル
挿通用開口9の端縁に摺接しつつ反時計回りに回動し、
図3(b)に示す位置に移動する。
【0015】一方、この状態から表示装置2を閉塞状態
に回動させると、表示装置2の上カバー2aにより回転
筒5の突条8が押されて回転筒5は時計回りに回動し、
図(a)の位置に移動する。以上の動作中、ケーブル挿
通用開口9と回転筒5との境界部には、回転筒5の突条
8が配置されるので、隙間からケーブル6が見通される
ことがなくなる。
【0016】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、ケーブルを回転筒のケーブル挿通用開口を介
して、装置本体と表示装置との間で挿通させることがで
きるので、ケーブルに負担を与えることなく、かつ、確
実にケーブル隠しを行って表示装置の連結を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部を示す図である。
【図2】回転筒を示す平面図である。
【図3】回転筒の動作を示す図である。
【図4】本考案の実施例を示す全体図である。
【図5】従来例を示す説明図である。
【図6】図5の要部断面図である。
【符号の説明】
1 連結部 2 表示装置 3 被連結部 4 装置本体 5 回転筒 6 ケーブル 7 ケーブル挿通溝 8 突条

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空に形成され、ケーブル挿通用開口が開
    設された連結部を有する表示装置と、 前記連結部が回動自在に枢支され、表示装置のケーブル
    挿通用開口に連通するケーブル挿通用開口が開設された
    被連結部を有する装置本体と、前記表示装置と装置本体のケーブル挿通用開口を閉塞す
    るようにして連結部と被連結部との間に介装される回転
    筒とを有し、 前記回転筒は、外周壁が表示装置と装置本体のケーブル
    挿通用開口の周壁に支持されて前記連結部の回動中心と
    同軸に回動自在とされるとともに、 前記回転筒には、装置本体と表示装置との間に配設され
    るケーブルが挿通するケーブル挿通溝が長手通しに設け
    られ、かつ、ケーブル挿通溝の開口縁には、表示装置、
    あるいは装置本体に対する相対回転角度を規制する突条
    が設けられる表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し
    構造。
JP1991069975U 1991-09-02 1991-09-02 表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造 Expired - Lifetime JP2535145Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991069975U JP2535145Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991069975U JP2535145Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523576U JPH0523576U (ja) 1993-03-26
JP2535145Y2 true JP2535145Y2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=13418169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991069975U Expired - Lifetime JP2535145Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2535145Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06131077A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Sony Corp 電子機器の配線機構
JP5680253B2 (ja) * 2012-03-14 2015-03-04 三菱電機株式会社 電子機器
JP2015084351A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 理想科学工業株式会社 チルト機構

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087720Y2 (ja) * 1987-10-20 1996-03-04 松下電器産業株式会社 電気機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0523576U (ja) 1993-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1044042C (zh) 面板组件转动机构
KR100235888B1 (ko) 휴대용 정보처리장치
JP4156691B2 (ja) 液晶表示装置
KR20050036599A (ko) 휴대용 컴퓨터
JPH0441396Y2 (ja)
JP2535145Y2 (ja) 表示装置のヒンジ部におけるケーブル隠し構造
JP4396043B2 (ja) 電子機器
JP3129827B2 (ja) 表示装置用折畳機構
JP3642198B2 (ja) 情報処理装置用カメラ
JPH10340134A (ja) 携帯用電子機器
JPH11219232A (ja) 電子機器
JP2567448Y2 (ja) コンピュータシステム
JP2730331B2 (ja) 情報処理装置
JPH11296258A (ja) 携帯型情報処理装置および拡張装置
JP2001248629A (ja) 電子機器のヒンジ機構及び配線方法
JPH0816522A (ja) 電子機器
JP2000049470A (ja) 電子機器
JPH0710537Y2 (ja) 電子機器の開閉機構
JP2775636B2 (ja) 機器ケースの開閉構造
JP3030384U (ja) マウス収容部を設けた携帯用パーソナルコンピューター
JP2004258999A (ja) 電子機器
JP2710735B2 (ja) メモリカード
JPH11260459A (ja) 電子機器
JPH10270867A (ja) 蓋開閉構造
JP3632950B2 (ja) 表示装置のチルト機構