JP2533981Y2 - 入出力装置 - Google Patents
入出力装置Info
- Publication number
- JP2533981Y2 JP2533981Y2 JP2205691U JP2205691U JP2533981Y2 JP 2533981 Y2 JP2533981 Y2 JP 2533981Y2 JP 2205691 U JP2205691 U JP 2205691U JP 2205691 U JP2205691 U JP 2205691U JP 2533981 Y2 JP2533981 Y2 JP 2533981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- switch
- matrix
- input
- directional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Audible And Visible Signals (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、マトリクス配線にスイ
ッチや発光素子を接続して信号の入出力を行なう入出力
装置の改良に関するものである。
ッチや発光素子を接続して信号の入出力を行なう入出力
装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】制御機器のパネルやキ―ボ―ドには、信
号の入出力を行なうために多数のキ―とＬＥＤが実装さ
れている。従来は、これらのキ―とＬＥＤの回路として
は、例えば図２及び図３に示すものが用いられていた。
これらの図では３×３のマトリクスの例を示している。
図２で、Ｘ１，Ｘ２，Ｘ３はＸ方向配線、Ｙ１，Ｙ２，
Ｙ３はＹ方向配線であり、これらの配線によりマトリク
ス配線が構成される。また、Ｘ方向配線とＹ方向配線は
互いに接続しない。ＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３はＸ方向配
線Ｘ１，Ｘ２，Ｘ３の一端に接続されたトランジスタ、
１はマイクロプロセッサ（以下、μＰとする）からの指
令に基づいてトランジスタＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３を順
番に駆動するＤＯポ―トである。２はＹ方向配線Ｙ１，
Ｙ２，Ｙ３から入力信号を取出すＤＩポ―トである。取
出した入力信号はμＰに読み込まれる。Ｙ方向配線Ｙ
１，Ｙ２，Ｙ３の一端は＋５Ｖの電位点に接続されてい
る。ＳＷはキ―ボ―ドを構成するスイッチである。この
スイッチＳＷはマトリクス配線の各交点の近傍に配置さ
れていて、Ｘ方向配線とＹ方向配線の間に接続されてい
る。図ではＳＷの符号で１個のスイッチのみを代表して
示している。このようなマトリクス回路では、ＤＯポ―
ト１がトランジスタＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３を順番に駆
動していく。ここで、例えば図のＳＷに示すスイッチが
閉じられていると、トランジスタＴＲ１を駆動したとき
に、＋５Ｖの電位点，スイッチＳＷ，配線Ｘ１，トラン
ジスタＴＲ１，コモン電位点の経路で電流が流れてＹ方
向配線Ｙ１の電位が降下する。このような電位の降下が
ＤＩポ―ト２からμＰに読み込まれ、閉じたスイッチの
位置に応じた信号が入力される。次に、図３の説明をす
る。図３で図２と同一のものは同一符号を付ける。以
下、図面において同様とする。図３において、ＴＲ４，
ＴＲ５，ＴＲ６はＸ方向配線Ｘ１，Ｘ２，Ｘ３に接続さ
れたトランジスタ、３はμＰの指令を受けてトランジス
タＴＲ４，ＴＲ５，ＴＲ６を順番に駆動するＤＯポ―ト
である。ＴＲ７，ＴＲ８，ＴＲ９はＹ方向配線Ｙ１，Ｙ
２，Ｙ３にそれぞれ接続されたトランジスタである。４
はＤＯポ―トであり、μＰから与えられる出力信号に基
づいてトランジスタＴＲ７，ＴＲ８，ＴＲ９を選択的に
駆動する。Ｌは発光素子、例えばＬＥＤであり、マトリ
クス配線の各交点の近傍に配置されていて、Ｘ方向配線
とＹ方向配線の間に接続されている。図ではＬの符号で
１個のＬＥＤのみを代表して示している。このようなマ
トリクス回路では、ＤＯポ―ト３がトランジスタＴＲ
４，ＴＲ５，ＴＲ６を順番に駆動していく。ここで、Ｄ
Ｏポ―ト３がトランジスタＴＲ４を駆動したときに、Ｄ
Ｏポ―ト４から与えられる出力信号によりトランジスタ
ＴＲ７が駆動されていると、＋５Ｖの電位点，トランジ
スタＴＲ４，配線Ｘ１，ＬＥＤ Ｌ，Ｙ方向配線Ｙ１，
トランジスタＴＲ７の経路で電流が流れてＬＥＤ Ｌが
点灯する。これによって、ＤＯポ―ト４を介して送出し
た出力信号に応じた位置にあるＬＥＤが点灯する。
号の入出力を行なうために多数のキ―とＬＥＤが実装さ
れている。従来は、これらのキ―とＬＥＤの回路として
は、例えば図２及び図３に示すものが用いられていた。
これらの図では３×３のマトリクスの例を示している。
図２で、Ｘ１，Ｘ２，Ｘ３はＸ方向配線、Ｙ１，Ｙ２，
Ｙ３はＹ方向配線であり、これらの配線によりマトリク
ス配線が構成される。また、Ｘ方向配線とＹ方向配線は
互いに接続しない。ＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３はＸ方向配
線Ｘ１，Ｘ２，Ｘ３の一端に接続されたトランジスタ、
１はマイクロプロセッサ（以下、μＰとする）からの指
令に基づいてトランジスタＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３を順
番に駆動するＤＯポ―トである。２はＹ方向配線Ｙ１，
Ｙ２，Ｙ３から入力信号を取出すＤＩポ―トである。取
出した入力信号はμＰに読み込まれる。Ｙ方向配線Ｙ
１，Ｙ２，Ｙ３の一端は＋５Ｖの電位点に接続されてい
る。ＳＷはキ―ボ―ドを構成するスイッチである。この
スイッチＳＷはマトリクス配線の各交点の近傍に配置さ
れていて、Ｘ方向配線とＹ方向配線の間に接続されてい
る。図ではＳＷの符号で１個のスイッチのみを代表して
示している。このようなマトリクス回路では、ＤＯポ―
ト１がトランジスタＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３を順番に駆
動していく。ここで、例えば図のＳＷに示すスイッチが
閉じられていると、トランジスタＴＲ１を駆動したとき
に、＋５Ｖの電位点，スイッチＳＷ，配線Ｘ１，トラン
ジスタＴＲ１，コモン電位点の経路で電流が流れてＹ方
向配線Ｙ１の電位が降下する。このような電位の降下が
ＤＩポ―ト２からμＰに読み込まれ、閉じたスイッチの
位置に応じた信号が入力される。次に、図３の説明をす
る。図３で図２と同一のものは同一符号を付ける。以
下、図面において同様とする。図３において、ＴＲ４，
ＴＲ５，ＴＲ６はＸ方向配線Ｘ１，Ｘ２，Ｘ３に接続さ
れたトランジスタ、３はμＰの指令を受けてトランジス
タＴＲ４，ＴＲ５，ＴＲ６を順番に駆動するＤＯポ―ト
である。ＴＲ７，ＴＲ８，ＴＲ９はＹ方向配線Ｙ１，Ｙ
２，Ｙ３にそれぞれ接続されたトランジスタである。４
はＤＯポ―トであり、μＰから与えられる出力信号に基
づいてトランジスタＴＲ７，ＴＲ８，ＴＲ９を選択的に
駆動する。Ｌは発光素子、例えばＬＥＤであり、マトリ
クス配線の各交点の近傍に配置されていて、Ｘ方向配線
とＹ方向配線の間に接続されている。図ではＬの符号で
１個のＬＥＤのみを代表して示している。このようなマ
トリクス回路では、ＤＯポ―ト３がトランジスタＴＲ
４，ＴＲ５，ＴＲ６を順番に駆動していく。ここで、Ｄ
Ｏポ―ト３がトランジスタＴＲ４を駆動したときに、Ｄ
Ｏポ―ト４から与えられる出力信号によりトランジスタ
ＴＲ７が駆動されていると、＋５Ｖの電位点，トランジ
スタＴＲ４，配線Ｘ１，ＬＥＤ Ｌ，Ｙ方向配線Ｙ１，
トランジスタＴＲ７の経路で電流が流れてＬＥＤ Ｌが
点灯する。これによって、ＤＯポ―ト４を介して送出し
た出力信号に応じた位置にあるＬＥＤが点灯する。
【０００３】このようなマトリクス回路では、入力装置
と出力装置がそれぞれ別々にマトリクス配線を持ってい
るため、キ―入力の点数やＬＥＤの点数を多くして制御
機器の機能を充実させようとしても、マトリクス回路の
パタ―ン設計が難しくなって所望の機能がなかなか実現
できないという問題点があった。
と出力装置がそれぞれ別々にマトリクス配線を持ってい
るため、キ―入力の点数やＬＥＤの点数を多くして制御
機器の機能を充実させようとしても、マトリクス回路の
パタ―ン設計が難しくなって所望の機能がなかなか実現
できないという問題点があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような問
題点を解決するためになされたものであり、入力装置と
出力装置のマトリクス配線を共用化することにより、パ
タ―ン設計を難しくすることなく高密度にスイッチと発
光素子を実装できる入出力装置を実現することを目的と
する。
題点を解決するためになされたものであり、入力装置と
出力装置のマトリクス配線を共用化することにより、パ
タ―ン設計を難しくすることなく高密度にスイッチと発
光素子を実装できる入出力装置を実現することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、互いに接続し
ないＸ方向配線とＹ方向配線を組合せてマトリクス配線
を構成し、このマトリクス配線の交点付近にＸ方向配線
とＹ方向配線をつなぐスイッチまたは発光素子を接続
し、前記スイッチを選択的に駆動することにより、駆動
されたスイッチの位置に応じた入力信号を前記Ｘ方向配
線とＹ方向配線から取り出し、前記Ｘ方向配線とＹ方向
配線に出力信号を与えて出力信号に応じた位置にある発
光素子を点灯する入出力装置において、スイッチと発光
素子の並列回路を有し、この並列回路はマトリクス配線
の交点付近でＸ方向配線とＹ方向配線の間に接続され、
並列回路により同一のマトリクス配線を共用して信号の
入出力を行なうことを特徴とする入出力装置である。
ないＸ方向配線とＹ方向配線を組合せてマトリクス配線
を構成し、このマトリクス配線の交点付近にＸ方向配線
とＹ方向配線をつなぐスイッチまたは発光素子を接続
し、前記スイッチを選択的に駆動することにより、駆動
されたスイッチの位置に応じた入力信号を前記Ｘ方向配
線とＹ方向配線から取り出し、前記Ｘ方向配線とＹ方向
配線に出力信号を与えて出力信号に応じた位置にある発
光素子を点灯する入出力装置において、スイッチと発光
素子の並列回路を有し、この並列回路はマトリクス配線
の交点付近でＸ方向配線とＹ方向配線の間に接続され、
並列回路により同一のマトリクス配線を共用して信号の
入出力を行なうことを特徴とする入出力装置である。
【０００６】
【作用】このような本考案では、並列回路にあるスイッ
チと発光素子を選択的に用いて信号の入力と出力を行
い、入力と出力で使うマトリクス配線は同一のものを共
用する。
チと発光素子を選択的に用いて信号の入力と出力を行
い、入力と出力で使うマトリクス配線は同一のものを共
用する。
【０００７】
【実施例】以下、図面を用いて本考案を説明する。図１
は本考案の一実施例の構成図である。図１に示す入出力
装置では、スイッチＳＷとＬＥＤ Ｌの並列回路が、Ｘ
方向配線とＹ方向配線の各交点付近に配置されている。
この並列回路は、Ｘ方向配線とＹ方向配線の間に接続さ
れている。並列回路にはスイッチＳＷを閉じたときに電
流の流れ方向を制限するダイオ―ドＤが設けられてい
る。
は本考案の一実施例の構成図である。図１に示す入出力
装置では、スイッチＳＷとＬＥＤ Ｌの並列回路が、Ｘ
方向配線とＹ方向配線の各交点付近に配置されている。
この並列回路は、Ｘ方向配線とＹ方向配線の間に接続さ
れている。並列回路にはスイッチＳＷを閉じたときに電
流の流れ方向を制限するダイオ―ドＤが設けられてい
る。
【０００８】このような入出力装置では、スイッチＳＷ
により構成されたマトリクスキ―のキ―入力を読み込む
場合は、ＤＯポ―ト１は駆動信号Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３でト
ランジスタＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３を順番に駆動し、各
々の駆動のときにＤＩポ―ト２からスイッチＳＷの開閉
状態を読み込む。これによって信号の入力が行なわれ
る。また、ＬＥＤを点灯させる場合は、ＤＯポ―ト３は
駆動信号Ｓ４，Ｓ５，Ｓ６によりトランジスタＴＲ４，
ＴＲ５，ＴＲ６を順番に駆動し、各々の駆動のときにＤ
Ｏポ―ト４を介して送出した出力信号によりＬＥＤを点
灯する。これにより、ＬＥＤは各々の駆動のときに点灯
状態が変化するダイナミックな点灯になる。これによっ
て、信号の出力が行なわれる。
により構成されたマトリクスキ―のキ―入力を読み込む
場合は、ＤＯポ―ト１は駆動信号Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３でト
ランジスタＴＲ１，ＴＲ２，ＴＲ３を順番に駆動し、各
々の駆動のときにＤＩポ―ト２からスイッチＳＷの開閉
状態を読み込む。これによって信号の入力が行なわれ
る。また、ＬＥＤを点灯させる場合は、ＤＯポ―ト３は
駆動信号Ｓ４，Ｓ５，Ｓ６によりトランジスタＴＲ４，
ＴＲ５，ＴＲ６を順番に駆動し、各々の駆動のときにＤ
Ｏポ―ト４を介して送出した出力信号によりＬＥＤを点
灯する。これにより、ＬＥＤは各々の駆動のときに点灯
状態が変化するダイナミックな点灯になる。これによっ
て、信号の出力が行なわれる。
【０００９】なお、マトリクスは３×３以外の任意の数
のものであってもよい。
のものであってもよい。
【００１０】
【考案の効果】本考案によれば、スイッチと発光素子の
マトリクス配線を共用化しているため、スイッチと発光
素子の実装密度を高めることができる。これによって、
パタ―ン設計を難しくすることなく、キ―ボ―ドのキ―
点数やパネルの発光素子数を増やし、制御機器の機能を
向上することができる。
マトリクス配線を共用化しているため、スイッチと発光
素子の実装密度を高めることができる。これによって、
パタ―ン設計を難しくすることなく、キ―ボ―ドのキ―
点数やパネルの発光素子数を増やし、制御機器の機能を
向上することができる。
【図１】本考案の一実施例の構成図である。
【図２】従来における入力装置の構成例を示した図であ
る。
る。
【図３】従来における出力装置の構成例を示した図であ
る。
る。
１，３，４ ＤＯポ―ト ２ ＤＩポ―ト ＴＲ１〜ＴＲ９ トランジスタ ＳＷ スイッチ Ｌ ＬＥＤ Ｄ ダイオ―ド
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに接続しないＸ方向配線とＹ方向配
線を組合せてマトリクス配線を構成し、このマトリクス
配線の交点付近にＸ方向配線とＹ方向配線をつなぐスイ
ッチまたは発光素子を接続し、前記スイッチを選択的に
駆動することにより、駆動されたスイッチの位置に応じ
た入力信号を前記Ｘ方向配線とＹ方向配線から取り出
し、前記Ｘ方向配線とＹ方向配線に出力信号を与えて出
力信号に応じた位置にある発光素子を点灯する入出力装
置において、スイッチと発光素子の並列回路を有し、こ
の並列回路はマトリクス配線の交点付近でＸ方向配線と
Ｙ方向配線の間に接続され、並列回路により同一のマト
リクス配線を共用して信号の入出力を行なうことを特徴
とする入出力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2205691U JP2533981Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2205691U JP2533981Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 入出力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120188U JPH04120188U (ja) | 1992-10-27 |
| JP2533981Y2 true JP2533981Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31907654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2205691U Expired - Lifetime JP2533981Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 入出力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533981Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20140176352A1 (en) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Apple Inc. | Computer keyboard key scan shared matrix with an individual led per key |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP2205691U patent/JP2533981Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04120188U (ja) | 1992-10-27 |
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