JP2532844B2 - ガス事故防止システム - Google Patents

ガス事故防止システム

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JP2532844B2
JP2532844B2 JP61147859A JP14785986A JP2532844B2 JP 2532844 B2 JP2532844 B2 JP 2532844B2 JP 61147859 A JP61147859 A JP 61147859A JP 14785986 A JP14785986 A JP 14785986A JP 2532844 B2 JP2532844 B2 JP 2532844B2
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喜生 細川
浩行 梶山
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KITSUTSU KK
Daido Signal Co Ltd
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KITSUTSU KK
Daido Signal Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、LPガス、都市ガス等に使用されるガス事故
防止システムに関し、特に、閉弁後の検査における微少
漏れ現象等を音声で記憶し、その後の操作により記憶さ
れている音声を表示して不在時等における異常現象を音
声で確認するようにしたフィードバックシステムを採用
したガス事故防止システムに関するものである。
(従来の技術とその問題点) 最近、ガス消費市場においてガス漏れ防止対策や保安
機器の普及が挙げられており、このなかでガス漏れ警報
遮断装置や圧力・流量検知遮断装置が注目されている。
従来、この種の機器は、ガス漏れ警報器の警報によっ
てガスの元栓を人為的に締めるようにしたり、ヒューズ
コックによりガス過流の防止を行うようにしている。
又、ガス漏れ警報器に連動した遮断装置や圧力センサ内
蔵型ガス圧低下遮断装置も製品化されているが、何れの
機器も構造が複雑であったり、ユーザーの取扱が極めて
面倒で、誤動作も屡々生じるため、安全性の点に問題が
あり、その上、機器のコストアップにもなっているた
め、一般に普及していないのが実情であり、実用的価値
のあるガス事故防止システム機器の開発が期待されてい
た。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、しかも市場
の要望に応えるために研究開発したもので、ガス圧の低
下やガス漏れ等の原因による事故を未然に防ぎ、その取
扱を極めて簡便にし、特に閉弁後の検査における微少漏
れ現象等を音声で記憶し、その後の操作により記憶され
ている音声を表示して不在時等における異常現象を音声
で確認するようにして閉弁時の異常原因を即座に解消し
てガス事故を未然に防止することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明はガス供給源の
流路の近傍に圧力センサを内蔵した遮断弁を設け、かつ
遮断弁の圧力検知信号やガス漏れ検知信号等の各回路か
らのデータを入力して各回路を制御するCPUを設けたガ
ス事故防止システムにおいて、ガスの不使用時に、前記
遮断弁を閉止する閉スイッチの操作により前記CPUを介
して弁閉パルスの出力信号を前記遮断弁の電磁部に入力
して閉弁し、この閉弁状態で遮断弁の二次側の圧力を所
定時間検査し、所定時間内にガス圧力低下を検出したと
き閉弁状態をロックして対応する現象状態の音声信号を
前記CPUを介して記憶させると共に警報ランプも表示さ
せ、更に、ガス圧低下信号以外の異常信号を前記CPUを
介して記憶させると共に警報ランプも表示させ、この警
報ランプが継続して表示されている状態で、ガスを使用
する場合、リセットスイッチの操作により前記CPUを介
して記憶されている音声信号を音声合成LSIにより出力
して対応する現象の音声を表示して対応事故を確認する
ように構成した。
(作用) 本発明によれば、例えばガス使用後において、閉スイ
ッチを押圧操作すると、CPUより弁閉パルスが出力して
遮断弁の電磁部に入力して遮断弁を閉じ、所定時間(例
えば5分間)内で遮断弁に内蔵した圧力センサにより二
次側の圧力検査を行なう。この場合、ガス圧力低下を検
出しない場合は、そのまま弁閉状態を保持し、その後
は、通常の開スイッチ操作が可能となる。一方、この場
合、ガス圧力低下を検出した場合は、圧力センサの圧力
低下信号を受けたCPUの制御により弁閉状態を維持し、
かつ、開操作を不可能とすると共に、ガス圧力低下の音
声信号がCPUに記憶される。この閉弁状態においてガス
圧力低下の信号以外の異常信号もCPUの制御により記憶
される。
その後、リセットスイッチを押圧操作すると、記憶さ
れている音声信号が出力して対応する現象の音声がフィ
ードバックして表示されるので、不在時等におけるガス
事故の状態を音声によって即座に確認することができ、
異常原因を確実に排除することが可能となる。
(実施例) 図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は本
発明におけるガス事故防止システムの概略説明図、第2
図は本発明におけるガス事故防止システムの作動の詳細
を説明した詳細説明図、第3図は制御回路を説明したブ
ロック図、第4図は本発明におけるガス事故防止システ
ムの遮断弁を示した断面図である。
第1図において、LPガスボンベ、都市ガス等のガス供
給源1の流路(配管)2のガスメータ3の近傍位置に、
圧力センサ4を内蔵した電磁部付きの遮断弁5を屋外に
設けている。また、遮断弁5の下流側の配管6は屋内の
ガスコンロ、ガスバーナ、ガスストーブ等のガス燃焼器
7に接続されている。
8は遮断弁5を開閉制御するための制御機器で、この
制御機器8は、第1図に示すようにガス漏れ警報器9や
感震器、火災報知器等の防災機器9aと電気的に接続され
て屋内の壁等に配置されている。また、この制御機器8
の内部には、第3図のブロック図に示すように、CPU
(マイクロプロセッサ)14を中心に各回路が組み込まれ
ている。
同図において、15は音声合成LSIで、この音声合成LSI
15はCPU14からの信号により音声信号を出力するもので
あり、この信号をAMP16により増幅し、スピーカ17を駆
動して音声を表示する。表示回路13は制御機器8の通電
状態及びCPU14からの信号により、遮断弁5の開閉状
態、警報状態を発光ダイオード(電源ランプ13a、全開
ランプ13b、全閉ランプ13c、警報ランプ13d)で表示す
る。開スイッチ10、閉スイッチ11、リセットスイッチ12
は、遮断弁5の開閉及び警報状態を復帰するためのスイ
ッチである。なお、18は電磁弁駆動回路、19は電圧検知
回路、20は入力信号検知回路、21は警報連動出力回路で
ある。
次に、第4図に示す遮断弁5の内部構造について説明
すると、上流側22と下流側23を有する弁本体24に電磁部
25を設け、制御機器8からの開閉パルスによりダイヤフ
ラム26を設けた弁部27を開閉し、下流側23に設けた検知
路28に圧力センサ4を設け、この圧力センサ4の検知信
号を制御機器8のCPU14に送り、制御信号によって自動
的に遮断弁5を開閉する。また、この遮断弁5は手動操
作部29を設けて手動操作も可能としている。
第2図及び第3図は本実施例におけるガス事故防止シ
ステムの作動の詳細を説明した詳細説明図と制御回路を
示したブロック図である。同図において、ガスを使用す
る場合に、開スイッチ10を押圧操作すると、CPU14より
一度弁開パルスを出力して電磁弁駆動回路18を介して遮
断弁5の電磁部25に入力し、遮断弁5を弁開すると共
に、CPU14からの信号により音声合成LSI15から音声信号
を出力して音声が表示され、次いで、5秒間後、CPU14
より弁閉パルスを出力して遮断弁5を閉弁してガスを遮
断弁5の下流側23に封入し、その後10秒間、遮断弁5に
内蔵した圧力センサ4によりガス圧力を検査し、ガス圧
力低下を検出しない場合、CPU14に信号を送って弁開パ
ルスの出力により開弁すると同時に音声合成LSI15から
音声信号を出力し音声フレーズが表示されてガスの使用
が可能となり、一方、ガス圧力が一定値以下に低下して
いる状態を検出すると、CPU14より弁開パルスが出力す
ることなくそのまま弁閉状態を保持してロックし、同時
に警報ランプ13dが点滅すると共に、音声合成LSI15より
音声信号を出力し音声が表示される。
なお、遮断弁5の弁開中に、例えば燃焼器7の立ち消
えや配管の亀裂等の原因でガス圧力が2秒間連続して低
下したり、ガス漏れ警報器9が40秒間連続してガス漏れ
を検知したとき、或は防災機器9aから外部信号を受け
時、CPU14の制御により遮断弁5を瞬時に、または所定
時間経過後に閉弁して警報ランプ13dを点滅させると同
時に対応現象の音声が表示される。
又、夜間や不在時等の場合のように長時間ガスを使用
しない場合において、先ず、閉スイッチ11を押圧操作す
ると、CPU14より弁閉パルスが出力し、遮断弁5の電磁
部25に入力して閉弁する。この状態で、5分間二次側の
圧力検査を行なう。この場合、圧力センサ4によりガス
圧力低下を検出しない場合は、そのまま弁閉状態を保持
し、その後は、通常の開スイッチ操作が可能となる。
一方、ガス圧力低下を検出した場合は、CPU14の制御
により弁閉状態を維持し、警報ランプ13dが点滅すると
共にガス圧低下の音声信号が記憶され、その後の開操作
は不可能となる。次いで、朝や帰宅した時等にガスを使
用する場合、警報ランプ13dが表示されているので、異
常状態を確認でき、この場合、開操作が不可能になって
いるので、制御機器8のリセットスイッチ12を押圧操作
すると、記憶されているガス圧力低下の音声信号が音声
合成LSI15より出力し、「ガス漏れです。点検して下さ
い」との音声がフィードバックして表示される。更に、
この場合、ガス漏れ警報器のガス漏れを検知信号、或は
その他の外部からの異常状態に対応した状態の信号がCP
U14に入力されてその現象の音声が記憶されているの
で、記憶されている音声がフィードバックして表示さ
れ、不在時等の間に生じたガス事故の状態を音声によっ
て即座に確認することができ、ユーザーはその音声表示
に従ってガス事故の原因を簡単に排除することができる
ため、ガス事故を未然に防止することができる。
(発明の効果) 以上のことから明らかなように、本発明によると次の
ような優れた効果がある。
即ち、ガス圧の低下やガス漏れ等の原因による事故を
未然に防ぎ、その取扱を極めて簡便にし、特に閉弁後の
検査における微少漏れ現象等を音声で記憶し、その後の
操作により記憶されている音声を表示して不在時等にお
ける異常現象を音声で確認できるので、閉弁時の異常原
因を即座に排除してガス事故を未然に防止できるため、
安全性の点に頗る優れており、不在時等の異常を全て音
声で表示できるフィードバックシステムを採用した実用
的価値のあるガス事故防止システムを提供することがで
きる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は本発
明におけるガス事故防止システムの概略説明図、第2図
は本発明におけるガス事故防止システムの作動の詳細を
説明した詳細説明図、第3図は制御回路を説明したブロ
ック図、第4図は本発明におけるガス事故防止システム
の遮断弁を示した断面図である。 1……ガス供給源、2……流路、4……圧力センサ、5
……遮断弁、8……制御機器、10……開スイッチ、11…
…閉スイッチ、12……リセットスイッチ、13……表示回
路、14……CPU、15……音声合成LSI、18……電磁弁駆動
回路、23……下流側、25……電磁部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス供給源の流路の近傍に圧力センサを内
    蔵した遮断弁を設け、かつ遮断弁の圧力検知信号やガス
    漏れ検知信号等の各回路からのデータを入力して各回路
    を制御するCPUを設けたガス事故防止システムにおい
    て、ガスの不使用時に、前記遮断弁を閉止する閉スイッ
    チの操作により前記CPUを介して弁閉パルスの出力信号
    を前記遮断弁の電磁部に入力して閉弁し、この閉弁状態
    で遮断弁の二次側の圧力を所定時間検査し、所定時間内
    にガス圧力低下を検出したとき閉弁状態をロックして対
    応する現象状態の音声信号を前記CPUを介して記憶させ
    ると共に警報ランプも表示させ、更に、ガス圧低下信号
    以外の異常信号を前記CPUを介して記憶させると共に警
    報ランプも表示させ、この警報ランプが継続して表示さ
    れている状態で、ガスを使用する場合、リセットスイッ
    チの操作により前記CPUを介して記憶されている音声信
    号を音声合成LSIにより出力して対応する現象の音声を
    表示して対応事故を確認することを特徴とするガス事故
    防止システム。
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