JP2532726Y2 - 車両用の熱交換器取付け構造 - Google Patents

車両用の熱交換器取付け構造

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JP2532726Y2
JP2532726Y2 JP7549390U JP7549390U JP2532726Y2 JP 2532726 Y2 JP2532726 Y2 JP 2532726Y2 JP 7549390 U JP7549390 U JP 7549390U JP 7549390 U JP7549390 U JP 7549390U JP 2532726 Y2 JP2532726 Y2 JP 2532726Y2
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利治 新村
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用の冷房装置などに用いられている熱
交換器を車両に取付るための取付け構造に関するもので
ある。
(従来の技術) この種の熱交換器は一般にラジエータの前方にこれと
並べて配設され、取付金具を用いて車両のフレームなど
に取付けられている。第2図は、従来の車両用の熱交換
器取付け構造例を示す斜視図である。
同図において、1はラジエータで、上部と下部とに合
成樹脂製のラジエータタンク2を備えている。該ラジエ
ータ1は次のようにして車両に取付けられる。すなわ
ち、まずその下端に設けた突起3にゴムクッション4が
挿着され、このゴムクッション4と共に該突起3がロア
フレーム5の貫通孔に嵌め込まれる。またその上端には
取付板の一端がゴム板7を介在させて固定され、その他
端が車両のアッパフレーム8にねじ止めして固定されて
いる。9はバンパである。
10は冷房装置に用いられている熱交換器で、一対の直
立したヘッダパイプ11間に熱交換部としての扁平チュー
ブ12が互に平行に配設され、その各端がヘッダパイプ11
に接続され、チューブ12間にはコルゲートフィン13が取
付けられている。両ヘッダパイプ11の相互間は、熱交換
部の端縁に沿って剛体よりなる溝形のサイドメンバ14に
よって一体に連結されて補強されている。熱交換器10
は、ヘッダパイプ11の下端に設けた突起15にゴムクッシ
ョン16が挿着され、このゴムクッション16と共に該突起
15がロアフレーム5の取付け用穴17に嵌め込まれてい
る。そして上端のサイドメンバ14には取付板18の一端が
溶接して取付けられ、その他端がゴム板19を介在させて
車両のアッパフレーム8に固定されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の熱交換器の取付け構造において
は、熱交換器がねじ止めにて車両のフレームに取付けら
れているので、その取付け作業が厄介であり、必ずしも
好ましいものではなかった。
本考案の目的は、ねじ止めによらないで嵌め込みのみ
で取付けられるようにした車両用熱交換器の取付け構造
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するため、ほぼ直立した一
対のヘッダパイプ間に複数の熱交換用のチューブを配設
し、該各ヘッダーパイプの下端の突起を弾性材を介在し
て車両本体に挿着する車両用の熱交換器取付け構造にお
いて、上面開口の溝を備え前記両ヘッダーパイプの上部
相互間を一体に連結する剛体のサイドメンバと、隣接す
るラジエータタンクに一体に形成され二股の先端部が前
記サイドメンバの上方で交差するよう延設された支持腕
と、前記サイドメンバと前記支持腕の二股部との間に填
め込み該サイドメンバと前記ラジエータタンクとを連結
する弾性袋状の中空弾性体とを設けている。
(作用) 本考案によれば、サイドメンバと支持腕の二股部との
間に弾性袋状の中空弾性体を填め込むとき、この中空弾
性体がサイドメンバ及び支持腕に圧接し、このサイドメ
ンバとラジエータタンクが連結される。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例としての車両用の熱交換器
取付け構造を示す斜視図で、第3図はその要部断面図で
ある。図において、第2図と同等の部分には同一の符号
を付して示し、以下に異なる部分について説明する。
20は熱交換器で、第2図の熱交換器10から取付板17を
取外した構造のものであり、同様にヘッダパイプ11の下
端に設けた突起15にクッション16が挿着され、該クッシ
ョン16の一部と共に該突起15がロアフレーム5の取付用
穴17に嵌め込まれている。
21はラジエータで、基本的には第2図におけるラジエ
ータと同等の構造であって、ロアフレーム及びアッパフ
レーム8に取付けられている。22は合成樹脂製のラジエ
ータタンクで、熱交換器20側に延びる一対の支持腕23を
一体成形して形成している。支持腕23はその端部が、溝
形のサイドメンバ14をその上縁部から両側部にわたって
被うようにしたコ字状の二股部24を形成している。
25はゴム材よりなる中空弾性体で、内被部25Aと外被
部25Bとにより袋状に一体成形されたものである。内被
部25Aは、サイドメンバ14をその溝部の内面及び上縁部
から両側部にわたって密着させて包み込むように装着さ
れている。外被部25Bは、内被部25Aから延長され該上縁
部及び各側部の内被部25Aとの間に袋状に中空部25Cを形
成して内被部25Aを被い、その上面と両側部とを二股部2
4の内面に圧接させて、該二股部に挟持されている。
上記の取付け構造において、熱交換器20を取付ける場
合には、先ず、支持腕23の二股部24に中空弾性体25を装
着し、熱交換器20を傾けた状態でそのサイドメンバ14を
中空弾性体25の内被部25Aに押込むと、内被部25Aが傾け
られながら押上げられて、サイドメンバ14が装着され
る。そして突起15にゴムクッション16を挿着して、突起
15を取付用穴17に嵌め込むと、内被部25Aの変形が戻さ
れて、熱交換器20は定位置の取付け状態となる。このよ
うに、支持腕23の二股部24とサイドメンバ14との間に中
空弾性体24を填め込むことにより、ねじを用いずに連結
することができる。
なお本実施例においては、サイドメンバ14が溝形のも
のについて示したが、この上縁部が単純な平面状になっ
ているものについては、内被部25Aの形状はその上縁部
から両側部にわたって密着させて包んだ構成となる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、サイドメンバと
支持腕の二股部との間に弾性袋状の中空弾性体を填め込
むとき、この中空弾性体がサイドメンバ及び支持腕に圧
接し、このサイドメンバとラジエータタンクが連結され
るため、ねじや工具などを用いないで取付けることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による車両用の熱交換器取付構
造を示す斜視図、第2図は従来の車両用の熱交換器取付
け構造を示す斜視図、第3図は第1図の取付け構造の要
部断面図である。 11……ヘッダパイプ、12……扁平チューブ、14……サイ
ドメンバ、20……熱交換器、21……ラジエータ、22……
ラジエータタンク、23……支持腕、24……二股部、25…
…中空弾性体、25A……内被部、25B……外被部、25C…
…中空部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ直立した一対のヘッダパイプ間に複数
    の熱交換用のチューブを配設し、該各ヘッダーパイプの
    下端の突起を弾性材を介在して車両本体に挿着する車両
    用の熱交換器取付け構造において、 上面開口の溝を備え前記両ヘッダーパイプの上部相互間
    を一体に連結する剛体のサイドメンバと、 隣接するラジエータタンクに一体に形成され二股の先端
    部が前記サイドメンバの上方で交差するよう延設された
    支持腕と、 前記サイドメンバーと前記支持腕の二股部との間に填め
    込み該サイドメンバと前記ラジエータタンクとを連結す
    る弾性袋状の中空弾性体とを設けた、 ことを特徴とする車両用の熱交換器取付け構造。
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