JP2532415B2 - 洗濯機の負荷量検知装置 - Google Patents

洗濯機の負荷量検知装置

Info

Publication number
JP2532415B2
JP2532415B2 JP61282507A JP28250786A JP2532415B2 JP 2532415 B2 JP2532415 B2 JP 2532415B2 JP 61282507 A JP61282507 A JP 61282507A JP 28250786 A JP28250786 A JP 28250786A JP 2532415 B2 JP2532415 B2 JP 2532415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
voltage
capacitor
washing
load amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61282507A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63135196A (ja
Inventor
光幸 木内
博之 由川
彰 荘司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61282507A priority Critical patent/JP2532415B2/ja
Publication of JPS63135196A publication Critical patent/JPS63135196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2532415B2 publication Critical patent/JP2532415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗濯槽,脱水槽あるいは洗濯兼脱水槽内に
投入された衣類の量を検知する洗濯機の負荷量検知装置
に関するものである。
従来の技術 従来から負荷量を検知する洗濯機の負荷量検知装置は
数多く提供されている。たとえば特公昭61−22598号公
報に示される負荷量検知装置がある。この負荷量検知装
置は第7図に示すように、撹拌翼および洗濯兼脱水槽を
選択的に駆動する洗濯モータ2をスイッチング手段4a,4
bを介して交流電源1に接続し、さらに洗濯モータ2の
巻線間にはコンデンサ3を接続している。スイッチング
手段4a,4bは制御回路5からゲートG1,G2へ信号が送ら
れ、その信号に基づいてオン,オフする。また、モータ
2にはカレントトランス6が接続されており、このカレ
ントトランス6の出力は制御回路5に入力されるように
なっている。そして制御回路5はスイッチング手段4a,4
bを制御して洗濯モータ2を始動し、その後の一定時間
後の洗濯モータ2の電流値を検知してその電流値により
負荷量を判定していた。この構成によると電源1の電圧
変動により、負荷量のデータとして検知している電流値
も変化するため正確な負荷量検知を行うことができない
という問題点を有していた。
そこで、特開昭57−136484号公報に示される洗濯機の
負荷量判定装置が提供されている。すなわち、この負荷
量判定装置は、電源電圧を検知し、この検知した電源電
圧の変動により負荷量を補正して判定するものであっ
た。
発明が解決しようとする問題点 しかし従来の構成ではモータの起動立上りのモータ電
流あるいは電圧の変化を検知しているため、モータの特
性のばらつきによる影響を受け、検知もばらついてしま
い、精度の高い負荷量検知を行うことができなかった。
すなわち、このモータの特性はモータへの通電時にモー
タ電流,電圧に影響を与えるため、モータ通電時に負荷
量を検知する従来の検知方法ではモータの特性による影
響を受けずに正確に負荷量を検知できないものであっ
た。
本発明は上記問題点に鑑み、モータの特性のばらつき
による影響を受けず、検知精度を向上させることを目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の洗濯機の負荷量検
知装置は、洗濯兼脱水槽あるいは撹拌翼を駆動するモー
タと、前記モータの主コイルと補助コイル間に接続され
たコンデンサと、前記モータと交流電源との間に接続さ
れるトライアックと、前記モータへの通電をトライアッ
クを介して制御する制御手段を備え、前記制御手段は前
記モータに所定時間通電し、その直後のオフ期間内にお
ける前記コンデンサ電圧の減衰時間により負荷量を判定
するものである。
作 用 上記構成により、モータの非通電時におけるモータの
コンデンサ電圧の減衰時間を検知することにより負荷量
を判定するため、モータ特性のばらつきによる検知精度
のばらつきを防止できる。また、モータへの通電を停止
するためトライアックに指令を与えると、トライアック
の特性から交流電源の電流が零になるまで通電し続け
る。したがって、交流電源の電流と位相がずれるコンデ
ンサ電圧は、電流が零の時点でピーク電圧となり、この
ピーク電圧に達してからの減衰を検知することで精度の
よく負荷量を検知できる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図〜第6図を参
照して説明する。
本実施例における全自動洗濯機の制御部は第1図に示
すように、交流電源1と撹拌翼および洗濯兼脱水槽を選
択的に切替えて駆動する洗濯モータ2を接続している。
この洗濯モータ2の主コイルと補助コイル間にはコンデ
ンサ3を接続している。コンデンサ3の端子と交流電源
1間にスイッチング装置の1つである半導体スイッチン
グ装置4a,4bを接続している。半導体スイッチング装置4
a,4bは通常双方向性3端子サイリスタ(以下トライアッ
クと称す)で構成される。トライアック4aが導通すると
洗濯モータ2は回転し、トライアック4aをオフさせてト
ライアック4bをオンさせると洗濯モータ2は逆転する。
制御回路5Aは操作キーからの指示、蓋スイッチ50,水位
検知装置5B等からの信号により、洗濯モータ2を駆動す
るトライアック4a,4bおよび排水弁用マグネット7,給水
弁8を駆動するトライアック4c,4dのスイッチングを制
御する。コンデンサ電圧検知回路9は洗濯モータ2のコ
ンデンサ3の端子電圧を検知するものである。コンデン
サ3の端子電圧はモータ回転数と相関があり、トライア
ック4aまたは4bを導通せしめ、その後回転を逆転せしめ
る前の休止期間中コンデンサ電圧は回転数に応じて減衰
する。第2図に洗濯モータ2を駆動するトライアック4a
または4bをオフせしめたときのコンデンサ3の端子電圧
の変化を示す。図中Aは負荷量が少なくモータ回転数の
減少率が小さい場合であり、Bは逆に負荷量が多くモー
タ回転数は急速に減少する場合である。洗濯モータ2の
正転,逆転制御の休止期間においては、トライアック4
a,4bともオフ状態のためコンデンサ3の端子間電圧は0
となるが、休止期間前に洗濯モータ2を回転させ撹拌翼
を駆動しているため、洗濯モータ2の慣性により回転し
続け主コイル,補助コイルに誘起電圧が発生し、回転数
の減少とともに誘起電圧は減少し第2図のような波形と
なる。負荷量が大きい場合にはモータ回転数は急速に減
少し、コンデンサ電圧も減少するので布量等の負荷量を
検知することができる。しかも、トライアックにオフ指
令を出力しても、トライアックは交流電源1の電流が零
になるまで通電状態を持続する特性を有している。よっ
て、トライアックにオフ指令を出してもモータ2には交
流電源1が零になるまで通電が続けられるので、モータ
2のコンデンサ3の端子間電圧はピーク電圧まで達する
ことになる。つまり、コンデンサ3の端子間電圧は交流
電源1の電流の位相より90度ずれるので、交流電源1の
電流が零の時点でピーク電圧に達することとになり、交
流電源1の通電を停止するタイミング(トライアックに
オフ指令を出すタイミング)が交流電源1の電流が零に
達する時点でなくとも、必ずコンデンサ3の端子間電圧
はピーク電圧まで達するので、このピーク電圧に達して
からコンデンサ3は放電を開始し、誘起電圧も徐々に減
少するので第2図のような電圧波形となる。このよう
に、必ずコンデンサ3の端子間電圧がピーク電圧に達し
てからの減衰を検知するので、その検知精度を向上させ
ることができる。
コンデンサ3の端子電圧検知回路9の一実施例を第3
図に示す。第3図において、コンデンサ3の端子間に抵
抗90と全波整流回路91を直列関係に接続し、全波整流回
路91の直流出力端子間にフォットカプラー92を接続し電
気的に絶縁する。フォットカプラー92の出力側であるフ
ォットトランジスタのエミッタ端子に抵抗93aとベース
・エミッタ抵抗93bの直列体を接続し、これら抵抗93a,9
3bの接続点にトランジスタ94のベースを接続する。トラ
ンジスタ94のコレクタに接続された抵抗95とフォットカ
プラー92のコレクタ端子は直流電源端子Vccに接続され
る。また、トランジスタ94のコレクタ・エミッタ間には
コンデンサ96を接続し、コンデンサ96の端子電圧V0を制
御回路5Aに加える。
上記構成におけるコンデンサ電圧検知回路9の各部波
形を第4図に示す。第4図において、Vcはコンデンサ3
の端子電圧、Veはフォットカプラー92の出力電圧、V0
コンデンサ96の端子電圧を示す。図中の時間t0でトライ
アック4aまたは4bがオフし、コンデンサ電圧Vcはモータ
2の回転数に応じて減少し、フォットカプラー出力電圧
Veも減少する。出力電圧V0はコンデンサ電圧Vcが零に近
づくと上昇し、期間t1にてLoレベルからHiレベルに変化
する。時間T1(t1−t0)を測定し、T1の大小により負荷
量を判定する。
次に、負荷量検知方法の概略を第5図および第6図に
より説明する。第5図において、始めに各種パラメータ
を初期設定すると同時に水位は低に設定する(501)。
給水弁を開いて注水スタートする(502)。設定水位に
達するまで注水を続け(503)、設定された低水位に達
すると洗たくスタートする(504)。このとき、洗濯モ
ータ2の正転−休止−反転−休止−正転の制御を10〜数
10サイクル繰り返し負荷量を検知する。すなわち、第2
図および第4図に示した時間T1の大小により布量を判定
する(505)。この洗濯モータ2の反転サイクル中に実
行する布量判定を第6図により説明する。まず、時間
T1,T2をインクリメントし(506)、モータ2がオンかオ
フかのフラグ判定を行なう(507)。モータ2がオンの
場合には、ステップ508によりモータオン時間tonの判定
をし、所定時間に達するとステップ509によりモータを
オフさせ、時間パラメータT1,T2をクリヤする。モータ
2の休止の場合、ステップ510によりコンデンサ電圧検
知回路9の出力電圧V0がHiかLoかを判定し、V0がLoから
Hiに変化したときの時間T1の大小により負荷量を判定す
る。T1が小さく負荷量(布量)が大きい場合には、洗濯
時間を長くし、水位を低から高に変更し、水流を強くす
る等の制御を行なう。逆にT1が長くなると、洗濯時間,
すすぎ時間,脱水時間等を短かく制御する。
本実施例ではモータのコンデンサ電圧により減衰時間
を測定した例を示したが、モータの回転数の減衰時間あ
るいはモータ回転数と相関関係のあるモータのコイル電
圧の減衰時間を測定してもよく、要はモータの回転数と
相関関係のあるパラメータを利用すればよい。また、洗
濯モータの撹拌翼の休止時間に測定しなくとも、洗濯兼
脱水槽の回転の減衰時間により負荷量を判定してもよ
く、この場合、負荷量が多いと減衰時間が長く、また負
荷量が少ないと減衰時間が短かくなる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、モ
ータを一定時間駆動しオンからオフにした直後のモータ
のコンデンサ電圧の減衰時間を測定して負荷量を検知す
るため、モータの特性のばらつきによる影響を受けず、
精度のよい負荷量検知が可能となる。しかも、モータへ
と通電を停止するためトライアックに指令を与えると、
トライアックの特性から交流電源の電流が零になるまで
通電をし続けるので、コンデンサ電圧がピーク電圧にな
ってからの減衰を検知することができ、その減衰による
負荷量検知精度を向上させることができる。そしてこの
正確な負荷量に応じた水流,洗濯時間,すすぎ時間の制
御が可能となり、より高度な制御を可能とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による全自動洗濯機の負荷量
検知装置とその制御回路を示すブロック図、第2図はモ
ータを駆動してオフさせた直後のコンデンサ端子電圧の
変化を示す図、第3図はコンデンサ端子電圧検知回路の
回路図、第4図は同コンデンサ端子電圧検知回路の各部
の波形図、第5図および第6図は同負荷量検知装置の制
御を示すフローチャート、第7図は従来の負荷量検知装
置のブロック図である。 1……交流電源、2……洗濯モータ、3……コンデン
サ、4a〜4d……スイッチング装置、5A……制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯兼脱水槽あるいは撹拌翼を駆動するモ
    ータと、前記モータの主コイルと補助コイル間に接続さ
    れたコンデンサと、前記モータと交流電源との間に接続
    されるトライアックと、前記モータへの通電をトライア
    ックを介して制御する制御手段を備え、前記制御手段は
    前記モータに所定時間通電し、その直後のオフ期間内に
    おける前記コンデンサ電圧の減衰時間により負荷量を判
    定する洗濯機の負荷量検知装置。
JP61282507A 1986-11-27 1986-11-27 洗濯機の負荷量検知装置 Expired - Lifetime JP2532415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61282507A JP2532415B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 洗濯機の負荷量検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61282507A JP2532415B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 洗濯機の負荷量検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135196A JPS63135196A (ja) 1988-06-07
JP2532415B2 true JP2532415B2 (ja) 1996-09-11

Family

ID=17653340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61282507A Expired - Lifetime JP2532415B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 洗濯機の負荷量検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2532415B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368396A (ja) * 1989-08-08 1991-03-25 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029196A (ja) * 1983-07-28 1985-02-14 シャープ株式会社 洗濯機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63135196A (ja) 1988-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3152819B2 (ja) 洗濯機
JP2532415B2 (ja) 洗濯機の負荷量検知装置
JP2574305B2 (ja) 洗濯機の負荷量検知装置
JP2532441B2 (ja) 洗濯機の負荷量検知装置
KR100282146B1 (ko) 세탁기의 포량감지방법
JP2532522B2 (ja) 洗濯機の布負荷量検知装置
KR890000427B1 (ko) 초음파를 이용한 전자동 세탁기
JP3008318B2 (ja) 全自動洗濯機
KR910000837B1 (ko) 세탁기의 세탁량 감지 제어방법
JP2532544B2 (ja) 洗濯機の負荷量検知装置
JP3166420B2 (ja) 洗濯機
JP2574281B2 (ja) 洗濯機の負荷量検知装置
KR0130377B1 (ko) 세탁기의 구동제어방법
JPS63127794A (ja) 全自動洗濯機の制御装置
KR19990075775A (ko) 세탁기의 포량감지방법
JPS5921639B2 (ja) 洗濯機の制御方法
JPH05177084A (ja) 洗濯機
JPH02255185A (ja) 洗濯機の制御装置
JP3125308B2 (ja) 洗濯機の負荷量検知装置
JP3046695B2 (ja) 洗濯機の脱水運転制御装置
KR100258990B1 (ko) 세탁기의포량감지방법
KR900006916B1 (ko) 세탁기
KR910003539B1 (ko) 세탁기의 제어장치
JPH05115671A (ja) 洗濯機
JPH11252981A (ja) 電気洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term