JP2532194B2 - プロセッサと結合機能間に対するメッセ―ジ経路指定機能を有するデ―タ処理システム - Google Patents

プロセッサと結合機能間に対するメッセ―ジ経路指定機能を有するデ―タ処理システム

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JP2532194B2 JP5019447A JP1944793A JP2532194B2 JP 2532194 B2 JP2532194 B2 JP 2532194B2 JP 5019447 A JP5019447 A JP 5019447A JP 1944793 A JP1944793 A JP 1944793A JP 2532194 B2 JP2532194 B2 JP 2532194B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は中央処理複合システム
又は複合体(CPC)及び結合機能を有する結合システ
ム環境のメッセージ経路機構に関し、特に、結合機能が
ネットワークの1CPCからコマンドを受信したとき、
結合機能が経路指定コマンド以外のコマンドを検証する
ようにしたメッセージ経路機構に関する。
【0002】
【従来の技術】受信したコマンドはコマンドが他のCP
Cにアドレスされることを要求し、結合機能はその結果
のコマンドを他のCPCに送信するための正しいメッセ
ージ経路を探し出す。チャンネル間(channel-to-chann
el)アダプタ(CTC)はニューヨーク州、アーモンク
のIBMコーポレイションから入手可能なSA22−7
203−0(ESA/390 ESCON チャンネル間アダ
プタ)に記載されている。CTC制御装置が受信したコ
マンドは予め準備コマンドを発行して受信を要求してい
るシステムに送信される。
【0003】エスコン(Escon)ディレクタのポートの
区画化(又は区分化:Partitioning)はIBMコーポレ
イションから入手可能なGA23−0354−0(ESCO
N ディレクタ・ユーザ・ガイド)に記載されている。
又、経路指定テーブルは、IBMコーポレイションから
入手可能なネットワーク情報の発送をガイドするための
“システム・ネットワーク・アーキテクチャの技術概
説”(GC30−3073−2)に定義されている。
【0004】バートウ(Bartow)ほかによる米国特許出
願“構成可能、回復可能な並列バス”(整理番号PO9
−91−066)、及びバートウほかによる米国特許出
願“データ処理システム用高性能システム間通信”に記
述されている光ファイバ・リンクは構造化外部記憶(S
ES)機能からCECに対して信号を搬送する。これら
両出願は参考文献としてここに編入される。
【0005】そこに記述されている機構は正しい目標シ
ステムに信号を導くため、SES機能に挿入された経路
指定情報によりプログラムによって信号を発送する能力
を与える。経路指定情報はリンク・エラー、システム故
障、システム初期化、及びCEC区画化のための構成変
更を明示するための変更可能な結合機能及びプログラム
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記最初の従来技術
(SA22−7203−0)による準備コマンドは各コ
マンドの受信後に再発行されなければならず、その上割
込みが必要である。
【0007】次に上述した従来技術(GA23−035
4−0)によるポートの区画化において、そのポートに
受信したコマンド情報は同一区画に定義されたポートの
1つに対してのみ経路指定されうるだけであるという欠
点を有する。又、各コマンドは、各コマンド・フレーム
に付加されたヘッダにより追加の発送経路情報も供給す
ることができるコマンド・フレームにより送信される
が、経路指定は単一の宛先ポートに制限される。
【0008】又、上記第3の従来技術(GC30−30
73−2)による経路指定テーブルはネットワーク・オ
ペレータにより各ノードにおいて生成され、手作業で維
持されなければならなかった。更に、従来技術において
は、CEC及びI/O装置のネットワークに光ファイバ
・リンクを使用した場合、個有的に誤通信の可能性及び
潜在性があり、経路パネルがネットワークに現われたと
きには、更に誤通信が増加する。
【0009】従って、本発明の主な目的は、光ファイバ
及びパッチ・パネルを含むハードウェア構成において継
続的に信頼性のあるオペレーションを保証し、有効にす
るようプログラムするメッセージ経路指定機構及び装置
を提供することである。本発明の他の目的は、コマンド
の各ソースに割当てられたメッセージ経路指定識別子を
提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、結合されたシステム
構成における中央処理装置(CPU)が使用するサブチ
ャンネル及びチャンネル経路指定識別子(CHPID )を関
連づけ及び検索することができるコマンドのメッセージ
経路指定ソースに対し、結合機能によって割当てられた
メッセージ経路指定識別子及びノード記述子を供給する
ことである。
【0011】本発明の他の目的は、信頼性のある結合オ
ペレーションの一貫としてどのメッセージ経路を適切に
接続するかを判別することである。本発明の他の目的
は、適切に接続されたメッセージ経路のみを結合機能が
使用可能にすることである。
【0012】本発明の他の目的は、結合機能によって割
当てられたメッセージ経路識別子とリンク***とを関連
づけることである。本発明の他の目的は、リンク***と
関連づけられたメッセージ経路に受信したコマンドの通
常の処理に対しメッセージ経路を非活動化することであ
る。
【0013】本発明の他の目的は、非活動経路に受信し
た全コマンドを経路指定コマンドを除き拒否することで
ある。本発明の他の目的は、目標システム・イメージに
対しコマンドを送信することである。本発明の他の目的
は、コマンドが正しいシステム・イメージを目標とする
ことができる結合情報にシステム識別子を包含させるこ
とである。
【0014】本発明の他の目的は、物理的再構成又はリ
ンク故障による影響を受けずに目標システムに対し論理
名を設定するシステム識別子のプログラム仕様を供給す
ることである。
【0015】本発明の他の目的は、結合機能によりシス
テム・イメージに対しコマンドを送信するメッセージ経
路を選択し及び非活動化するようシステム・イメージに
おいてプログラムを走行することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による構造化外部
記憶(SES)機能が実行するあるオペレーションは付
加されたCECにおいて走行するシステム・イメージ
(PR/SM支援区画)に対する信号を生成するよう設
計する。これら生成される信号は、キャッシュ交差無効
(キャッシュ・クロス・インバリデート:cashe cross
invalidates )、リスト状態変換通知、及び分離(或い
は区分)(fencing)オペレーションの3信号を特徴とす
るものである。
【0017】更に、本発明によると、中央処理複合体が
メッセージ経路を介して結合機能に接続され、結合機能
はCPU相互間でメッセージを送り、及びSESと1以
上のCPU間でメッセージを送りうるメッセージ経路を
探し出し、各メッセージ経路用エントリ(項目又は挿入
項目)を持つメッセージ経路状況テーブルを備えると共
に、その各エントリはメッセージ経路が活動状態か否か
を表示する表示手段を持ち、CPCにおける結合機能と
システムとの間の複数の接続経路を結合機能に記録し、
各メッセージ経路を正しく接続して有効化する機構を備
える。
【0018】
【作用】本発明は上記のように構成したことにより、上
記第1の従来技術のように準備コマンドは必要なく、メ
ッセージ経路の活動化による信号の発生がコマンド受信
のための準備となる。又、コマンドはメッセージ経路が
活動状態である限り受信可能であり、その上割込みを必
要としない。
【0019】更に、本発明は、本発明による機構に従
い、ネットワークに光ファイバ・リンクを使用した場合
においても誤通信がなく、信頼性のあるオペレーション
を保証するものである。
【0020】又、第2の従来技術のように宛先ポートは
制限されず、メッセージ経路テーブルに十分な経路指定
情報を有し、数個の経路の1つをコマンド送信に選択す
ることができる。
【0021】上記第3の従来技術のように経路指定テー
ブルを手操作で維持する必要はなく、本発明によるメッ
セージ経路状況テーブルは構成変更が発生すると、結合
機能とプログラムとによって自動的に維持される。
【0022】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。図1は本発明に使用するデータ処理シ
ステムのブロック図である。図1のシステムは複数のI
/O制御装置14A〜14Nに対するアクセスを制御す
る動的スイッチ12を含む入力/出力(I/O)システ
ムに対して接続された複数の中央処理複合システム(C
PC)を含む。各制御装置14A〜14Nは図に示すよ
うに1以上の直接アクセス記憶装置(DASD)D1〜
DNを制御する。
【0023】動的スイッチにはニューヨーク州アーモン
クのIBMコーポレイションによって使用可能にされた
ESCON ディレクタ動的スイッチでよい。かかる動的スイ
ッチは1989年10月30日に出願され、本発明の所
有者に譲渡されたスイッチ及びそのプロトコルと称する
米国特許出願第07/429,267号に開示されてい
る。該米国特許出願はここに参照文献として編入され
る。
【0024】公知の如く、I/Oコマンド及びデータは
それぞれのCPC10A〜10NのI/Oチャンネル1
5A〜15Nにより、動的スイッチ12を経由してCP
CからI/O制御装置に送られる。特定のI/Oチャン
ネルに対するチャンネル・プログラムは公知の方法によ
りチャンネル・コマンド・ワード(CCW)によって設
定される。
【0025】各CPC10A〜10NはCPCによりア
クセス可能な記憶装置又は記憶域を含み、CPCのプロ
グラムによって要求されるオペレーションを実行する構
造化外部記憶(structured-external-storage )(SE
S)機能16に接続される。各CPC10A〜10N
は、それぞれSES機能16のシステム間(I/S)チ
ャンネル20に接続されたシステム間(I/S)チャン
ネル18A〜18Nを含む。
【0026】SES機能16は、又本明細書では結合機
能とも称する。図1の実施例では、単に1つのSES機
能16を例示するのみであるが、各々がCPC10A〜
10Nに対する全部又はあるサブセットに接続されたそ
れ自体のI/Sチャンネル及びメッセージ経路を有する
複数のSES機能を具備することができるということは
明らかである。
【0027】又、I/Oチャンネル15は公知のチャン
ネル・サブシステム(CSS)の一部であり、そのCS
Sは、図1では便宜上I/Oチャンネル15とI/Sチ
ャンネル18とを分離して示したが、I/Sチャンネル
18を含むように構成することもできる。
【0028】各CPC10A〜10Nはそれぞれローカ
ル・キャッシュ24A〜24Nを有し、SES機能16
は1以上のキャッシュ26を包含する。直接アクセス記
憶(DASD)装置D(ここでは集合的にDASD40
と称する)、ローカル・キャッシュ24A〜24N、及
びSESキャッシュ26は3レベル記憶階層を形成す
る。DASD40は最低の記憶レベルであり、SESキ
ャッシュ26は中間の記憶レベルであり、ローカル・キ
ャッシュ24A〜24Nは最高の記憶レベルである。ロ
ーカル・キャッシュ24A〜24Nは、本明細書ではロ
ーカル・キャッシュ24とも呼ぶことにする。
【0029】各CPC10A〜10NはIBMの出版物
SA22−7201−00に記述されているエンタープ
ライズ・システム体系/390オペレーション原則に従
うIBMシステムでよい。各CPC10A〜10Nは、
公知のデータ処理用プログラムの遂行を制御するIBM
MVSオペレーション・システムのようなオペレーシ
ョン・システムを実行する1以上の中央処理装置(CP
U)を含む。このプログラムはここでは“ザ・プログラ
ム”と称し、ザ・プログラムの個々の命令は“CPUイ
ンストラクション”(又は命令)と称する。
【0030】外部時間基準(ETR)28は、障害から
の文書回復、望ましくないオペレーションの取消し、及
び監査記録に対するログに書込む制御情報のタイム・ス
タンプを供給する。ETR28はCPC10A〜10N
のタイム・クロック(図に示していない)を最短の外部
可視オペレーションの持続期間に等しいか短い精度に同
期し、光ファイバ相互接続ケーブルを使用する。
【0031】ETR28は上記の外部オペレーションの
長さ内に同期を維持することができるようにするために
重要である接続長伝搬時間差を規定する。
【0032】図2はSES機能16に接続された単一の
CPC10を示す。CPC10は分離(或いは区分)機
能30、メッセージ機能31、I/O機能32、及びS
ES支援機能33を含む。SES機能16はメッセージ
経路指定プロセッサ35、中間メッセージ・プロセッサ
36、及びメッセージ・プロセッサ37を含む。
【0033】メッセージ経路指定プロセッサ35はメッ
セージ経路指定コマンドを遂行し、メッセージ経路指定
機能を実行する。中間メッセージ・プロセッサ36は分
離機能30のような遠隔メッセージ・プロセッサに対し
て中間メッセージ・コマンドを送信する。メッセージ・
プロセッサ37は図4と共に後に説明するであろうリス
ト及びキャッシュ形式の構造化記憶装置26を支援す
る。
【0034】I/O機能32はI/Oオペレーションを
実行し、図2及び図3において40で表わす直接アクセ
ス記憶装置DASD及びI/O装置と共にチャンネル・
プログラムを遂行する。サブチャンネル開始(START SU
BCHANNEL)命令は公知の方法でI/Oオペレーションを
起動するために使用される。I/O機能は上記のESA
/390オペレーション原理に記述されている。
【0035】メッセージ機能31はSESプロセッサ3
5,36,37及び分離機能30と共にメッセージ・オ
ペレーションを実行する。メッセージ・オペレーション
は、SES機能16又は分離機能30とともに起動する
ために、メッセージ送信(SEND MESSAGE)
命令が使用される。この機能及び命令はディー・エイ・
エルコ(D.A.Elko)ほかによる米国特許出願
“プロセッサと結合機能間のメッセージ送信”(整理番
号PO9−91−006)に開示されており、それはこ
こに参照文献として編入される。
【0036】分離機能30は中間メッセージ・プロセッ
サ36を経由して他のメッセージ機能から受信したコマ
ンドを遂行する。該コマンドは他のCPCのプログラム
走行によって度々発行される。コマンドは、以下で説明
するように、チャンネル・サブシステム状態表示及び許
可ベクトルに作用する。
【0037】SES支援機能33はCPC10のSES
機能を実行し、SES機能16のメッセージ・プロセッ
サ37で生成されたコマンドを遂行する。5つの異なる
型のメッセージ・コマンドが規定され、SES機能16
とCPC10とのハードウェア構成要素間で送信され
る。
【0038】経路指定コマンドはサブチャンネルに接続
されている選択されたメッセージ経路を介し、メッセー
ジ送信(SEND MESSAGE)命令を用いて、メッセージ機能
31からメッセージ経路指定プロセッサ35に対して送
信される。経路選択はCPC10の制御プログラムによ
って実行される。次の3つの経路指定コマンドが定義さ
れる。すなわち、それらはメッセージ経路識別、メッセ
ージ経路活動化、及びメッセージ経路非活動化である。
【0039】プログラムはメッセージ送信(SEND
MESSAGE)(SMSG)命令を使用して図2に示
すメッセージ・プロセッサ37によりオペレーションを
起動する。メッセージ・プロセッサによるオペレーショ
ンの遂行はSES機能16に対してコマンド情報を送信
し、その結果を要約した応答情報を返送することによっ
て達成される。コマンドは主記憶装置からSES記憶装
置に対するデータの転送(SES書込演算)及びSES
記憶装置から主記憶装置に対するデータの転送(SES
読取演算)を指定することができる。
【0040】直接(Direct)コマンドはメッセー
ジ送信(SEND MESSAGE)命令の使用によ
り、メッセージ機能31からサブチャンネルに関連する
選択されたメッセージ経路を経由し、メッセージ・プロ
セッサ37に対して送信(又は伝送)される。経路選択
はチャンネル・サブシステム又はCPUによって行わ
、直接コマンドは活動メッセージ経路に沿って送信さ
れなければならない。
【0041】直接コマンドは、又データ転送オペレーシ
ョンを含む。直接コマンドは発送されずに1以上のコマ
ンドを生成するかもしれない。直接コマンドのクラスに
は、グローバル・コマンド、再実行バッファ・コマン
ド、キャッシュ構造コマンド、及びリスト構造コマンド
がある。
【0042】生成されたコマンド(以下、生成コマンド
ともいう)は、システムに対する経路グループからメッ
セージ・プロセッサ37によって選択されたメッセージ
経路を経由して、メッセージ・プロセッサ37から指定
されたCPCのSES支援機能33に送信される。SE
S支援機能33はそのメッセージ経路を介して送信され
た生成コマンドを遂行するプロセッサを含む。経路選択
はメッセージ経路指定プロセッサ35で行われ、データ
の転送は生じない。
【0043】生成されたコマンドは活動メッセージ経路
を介して送信されなければならない。生成コマンドは以
下で説明する交差無効コマンド及びリスト通知コマンド
を含む。コマンドの内容により、生成コマンドによる処
理は関連する直接コマンドの完了前に完了し又は完了し
ないかもしれない。しかし、直接コマンドは生成コマン
ドにより意図したアクションが出される前には完了しな
い。
【0044】中間コマンドはサブチャンネルに関連する
選択されたメッセージ経路を経由してメッセージ送信命
令によりメッセージ機能31から中間メッセージ・プロ
セッサ36に対して送信される。経路選択はチャンネル
・サブシステム又はCPUによって行われる。中間分離
(或いは区分)コマンドが指定されたCPUの分離機能
30に発送される。
【0045】発送されたコマンドは中間メッセージ・プ
ロセッサ36からメッセージ・プロセッサ37に送信さ
れる。メッセージ経路指定プロセッサ35によって経路
選択が行われる。発送されたコマンドは活動メッセージ
経路を介して送信されなければならない。正に、1つの
発送されたコマンドは、受信した中間メッセージ・プロ
セッサ36において中間コマンドとして処理される。
信されたコマンドの処理は関連する中間コマンドの完了
前に完了しなければならない。
【0046】SES機能16のコマンド遂行特性は米国
特許出願整理番号PO9−92−012“データ処理シ
ステム結合方法及び装置”に開示され、それは参照文献
としてここに編入される。
【0047】CPC10からSES機能16に対するす
べての送信(又は伝送)は、宛先がメッセージ・プロセ
ッサ37か、メッセージ経路指定プロセッサ35か、又
は中間メッセージ・プロセッサ36か否かに関係なく、
その構成に従い、同一のメッセージ経路を使用すること
ができる。SES機能16からCPC10に対するすべ
ての送信(又は伝送)も又、宛先が分離機能30か又は
SES支援機能33か否かに関係なく、その構成に従
い、同一組合せのメッセージ経路を使用することができ
る。
【0048】分離機能30はESA/390チャンネル
・サブシステムの構成要素である。分離(或いは区分)
コマンドはCPUプログラムによって発行され、分離機
能30によって遂行される。コマンドの遂行は要求され
たオペランドを主記憶装置からフェッチし、分離機能3
0において記憶オブジェクトを演算し、そして応答オペ
ランドを主記憶装置に記憶する動作を含む。
【0049】8個の機構がメッセージ経路指定のために
存在する。それらは識別、活動化、検査、非活動化、交
差無効又はリスト通知コマンドの発送、直接コマンド、
応答、及び分離(或いは区分)コマンドの発送である。
【0050】メッセージ経路の識別及び活動化は、CP
Uプログラムによって実行され、コマンドを送信するリ
ンクの選択的な構成を可能にする。検査は活動経路に対
してのみ遂行が許されるメッセージ経路に対し、その後
にコマンドを発送するために行われる。コマンドに対し
てインタフェース制御チェックが与えられ、経路がもは
や作動可能ではないということが判明すると、経路はS
ES機能16により非活動状態にされ、代替経路からの
プログラムにより非作動経路が非活動化される。
【0051】メッセージ経路の選択及びオペレーション
はディー・エイ・エルコほかによる米国特許出願“ロー
カル複合システムにおける共用データに対する状態情報
を維持するよう使用するデータ・オブジェクトの保全
性”(整理番号PO9−92−003)と、ジェイ・エ
イ・フレイほかによる米国特許出願“ローカル複合シス
テムにおける共用データに対する状態情報を維持するよ
う使用するデータ・オブジェクトの管理”(整理番号P
O9−92−004)と、ジェイ・エイ・フレイほかに
よる米国特許出願“ローカル複合システムにおける共用
データに対する状態情報を維持するよう使用するデータ
・オブジェクトの回復”(整理番号PO9−92−00
5)とに開示されており、それらはここに参照文献とし
て編入される。
【0052】例えば、1以上のローカル・キャッシュ2
4A〜24Nに登録されているSESキャッシュ26の
データに対して書込オペレーションを遂行する場合、S
ES機能16によってキャッシュ交差無効が実行され
る。SES書込オペレーションの完了前に、SES機能
16は、選択されたメッセージ経路を経由するローカル
・キャッシュ24A〜24Nの一貫性又は統一を維持す
るため、ローカル・キャッシュ24A〜24Nのデータ
の有効な複製を含む各システムに対して交差無効信号を
送信する。これはエルコほかによる米国特許出願“シス
プレックス共用データ統一方法及び手段”(整理番号P
O9−91−052)に開示されており、これはここに
参照文献として編入される。
【0053】リスト演算が空であったリストを空でなく
なるようにし、又は空でなかったリストを空となるよう
にする(図4及び図6と共に説明する)リスト・オペレ
ーションが遂行されるときに、SES機能16によって
リスト状態変換の通知が行われる。そのリスト・オペレ
ーションのどちらもリストを監視し、状態変換のシステ
ムを通知するリスト通知コマンドが各システムに送信さ
れる。これは米国特許出願“データ・エントリの共用リ
ストに対する状態変換を通知する方法及び装置”(整理
番号PO9−92−007)に記述されており、それは
ここに参照文献として編入される。
【0054】分離(或いは区分:fencing)コマ
ンド、分離(或いは隔離:isolate)、又は索引
を使用した分離(或いは隔離)は1CPCにおけるプロ
グラム走行によって発行され、目標CPCに位置付けさ
れたシステム・イメージを目標にする。目標CPCの分
離(或いは区分)コマンドの遂行により、複数のCPC
を有するシステム、すなわち、シスプレックス・システ
ムによって共用される資源から、目標システムの又は目
標システムにおいて走行されるサブシステムが分離(或
いは隔離)される。
【0055】これはディー・エイ・エルコほかによる米
国特許出願“マルチシステム複合体のI/Oの禁止及び
メッセージ・オペレーション”(整理番号PO9−92
−010)に開示されており、これは参照文献としてこ
こに編入される。分離(或いは区分)コマンドは、目標
システム・イメージに対してコマンドを発送するSES
機能16に対し、コマンドを送信することによって目標
システムに送られる。
【0056】SES機能16は図3のメッセージ経路指
定状況テーブル43を使用してコマンドの送信に使用さ
れる物理的リンクの状態を連続的に監視する。一時的な
又は永久的な故障でも、それは物理的リンクに接続又は
関連するメッセージ経路のすべてを非活動状態にして、
メッセージ経路指定状況テーブル43に記録するような
物理的接続の消失及び変更を生じさせるかもしれない。
【0057】プログラムが接続を再協定してメッセージ
経路を再活動化するまで、これらリンクにコマンドは送
信されない。これは接続の移動とか、コマンドの不正経
路指定のような正しくない接続を防止する。
【0058】SES監視機能に加え、プログラムは関連
するシステム識別子を意図的に変更するとか、経路を非
活動化することができる。SES機能16は、再協定が
進行中の間に、新たな交差無効、リスト通知、又はシス
テム分離(或いは区分)の各コマンドの発送に対抗して
これらの経路指定の構成の変更を逐次化する。
【0059】メッセージ経路指定プロセッサ35が提供
する経路選択機構はすべて生成され発送されるコマンド
に共通である。プログラムは構成を協定して、特定のコ
マンド・アーキテクチャとは無関係に、回送(又は経
路)情報を保持する。コマンド・アーキテクチャはキャ
ッシュ構造コマンド、リスト構造コマンド、及び分離
(或いは区分)により発送するコマンド等による接続処
理を含む種々の手段からなる経路選択機構とインターフ
ェースする。
【0060】分離(或いは区分)コマンドは、コマンド
を発送するSES機能16の中間メッセージ・プロセッ
サを使用して、メッセージ機能から分離機能に送信され
る。中間メッセージ・プロセッサ36を使用することに
より、シスプレックスにおけるCPC間の直接接続の必
要性を避けることができる。
【0061】図3は3つのCPC及びそのSES機能1
6を示す。中間メッセージ・プロセッサが分離コマンド
を受信したときに、分離コマンドは分離機能30に発送
される。メッセージ経路指定プロセッサ35の経路選択
機能は、中間メッセージ・プロセッサ36により、分離
コマンドを指定したシステムに発送することが求められ
る。
【0062】図4は複数の構造45〜48を有するSE
S機能16を示す。メッセージ・プロセッサ37は個々
の記憶構造を有するプログラムを用意する。これらの中
には、リスト構造(例えば、46及び47)及びキャッ
シュ構造(例えば、45及び48)がある。一組のコマ
ンドは後述するグローバル・オブジェクトを参照する追
加のコマンドと同様、各形式の構造に対して設けられ
る。
【0063】特定構造の作成、削除、及び属性は割振コ
マンド及び割振解除コマンドを通るプログラムによって
制御される。図4は同時に存在するかもしれない同形式
の多重構造を示す。割振られた構造45〜48は個々の
SES記憶位置に存在し、構造識別子(SID)によっ
て位置付けられる。
【0064】SIDの値はコマンドにより与えられた目
標構造の識別である。キャッシュ構造コマンド又はリス
ト構造コマンドのような特定構造形式のコマンドは指定
された形式の単一構造の内容をアドレス又は変更するこ
とができるのみである。
【0065】SES記憶はデータ・オブジェクト及び制
御オブジェクトを含む。データ・オブジェクトは如何な
る記憶装置に存在させることもできるのに対し、制御オ
ブジェクトは一般に制御領域に限定される。
【0066】SES記憶及び制御領域を図4,5,6に
示すような構造に構成する区画化はプログラムによって
管理される。データ・オブジェクトは任意指定付属デー
タ領域を有するテーブル又はリストに組織化される。デ
ータ及び制御オブジェクトに割当てられる相対的記憶量
は割振コマンドのプログラム指定パラメータによって決
められる。図1のSESキャッシュ26として、図4に
おけるキャッシュ構造45及び48の1つが示される。
【0067】前述のように、図1の各SESキャッシュ
26は付加されたプロセッサ10A〜10Nのネットワ
ークにおける3レベル記憶階層の構成要素である。図5
はこの記憶階層を示す。その階層の最下位レベルはDA
SD40、中間レベルはSESキャッシュ26であり、
最高レベルは、プロセッサ記憶装置のローカル・キャッ
シュである。
【0068】DASD40及びSESキャッシュ26
は、プロセッサ10A〜10Nによって供用され、それ
ぞれI/Oオペレーション及びメッセージ・オペレーシ
ョンによってアクセスされる。ローカル・キャッシュ2
4は各プロセッサ10に定義され、CPU命令を使用し
てアクセスされる。
【0069】図1に基づき説明したように、プロセッサ
10A〜10NはI/Oチャンネル15A〜15Nを介
してDASD40に接続され、システム間チャンネル1
8A〜18Nを介してSESキャッシュ26に接続され
る。
【0070】図5は記憶階層を通して移動するデータに
名称(それぞれ、ローカル・キャッシュ24A及び24
Bの列50A及び50Bと、SESキャッシュ26の列
51)が付されることを示す図である。ローカル・キャ
ッシュ24A及び24Bのデータ領域はそれぞれ列52
A及び52Bに示され、ローカル・キャッシュ24A及
び24Bの任意選択付属データ領域(ADJ)はそれぞ
れ列53A及び53Bに示される。
【0071】ローカル・キャッシュ24A及び24Bの
各エントリは、それぞれ列54A及び54Bに示す状態
表示を含む。各SESキャッシュ26はデータ領域(列
56)及び付属データ領域(列57)を含むデータ・テ
ーブル55を有することができる。データの大きさは、
本発明の一実施例ではデータ領域の要素サイズの1倍乃
至N倍の可変範囲があるというように、可変でよい。
【0072】データ領域の要素サイズは各SESキャッ
シュ26に対して固定であり、最小サイズの256バイ
トの2の幕である。付属データの任意選択フィールド
(ADJ)はデータに関連づけることができる(列53
A,53B,及び57)データの名称(列50A,50
B,及び51)はプログラム・プロトコルによって割当
てられた16バイト値である。データは永久にDASD
記憶装置40に存在する。
【0073】データの複製及び新バージョンはSESキ
ャッシュ記憶装置26及び(又は)ローカル・キャッシ
ュ記憶装置24A及び24Bの如何なる組合せにも存在
することができる。例えば、データ・オブジェクトは、
SESキャッシュ記憶装置26とローカル・キャッシュ
24A〜24Nのサブセットに存在することができ、又
はSESキャッシュ記憶装置26にはなくローカル・キ
ャッシュ24A〜24Nのサブセットに存在することが
できる。
【0074】各ローカル・キャッシュ24A〜24Nは
ベクトル定義(DEFINE VECTOR )命令によって定義され
たローカル・キャッシュ・ベクトルを有するCPCにお
いてそれぞれのSES支援機能33を使用し、プログラ
ムによって維持されるプロセッサ記憶領域である。ベク
トル定義命令はSES支援機能33の制御を開始し、ロ
ーカル・キャッシュの字句を割当てる。
【0075】各SESキャッシュ構造26はディレクト
リ60と、任意選択的に、列56及び57にデータ領域
の要素集合を有するデータ・テーブル55とを含むSE
S機能16の構造である。ディレクトリ60は前述の名
称列51と、各ディレクトリ・エントリの状態を表示す
る状態列61と、ディレクトリ60の各エントリからデ
ータ・テーブル55のエントリに対して指示するレジス
タ62とを含む。
【0076】各キャッシュの構造は構造識別子SIDに
よって指定される。SESキャッシュ26の各SESキ
ャッシュ構造は割振キャッシュ構造コマンドによって作
成される。該コマンドはSESキャッシュ構造の属性
(すなわち、データ領域要素のサイズ及び数、ディレク
トリ・エントリの数、記憶装置(域)の組又はクラスの
数、及びキャストアウト(詳細は後述する)クラスの
数)を判別するプログラム内の初期化手順によって発行
される。
【0077】ローカル・キャッシュ24は、SES機能
16の制御を初期化し、図2に基づき説明したように、
SESキャッシュ16がSES支援機能33に対して生
成コマンドを発行する一組の経路とローカル・キャッシ
ュとを関連づけるようにしたローカル・キャッシュ付加
コマンドによってSESキャッシュ26に付加される。
ローカル・キャッシュ24はSESキャッシュ構造26
に付加されるため、記憶階層に関係することができる。
【0078】ローカル・キャッシュ24A〜24N及び
SESキャッシュ26のデータ複製の統一又は一貫性は
SESキャッシュ26の制御により維持され、それぞれ
のCPC10A〜10Nの種々のSES支援機能33に
対する生成コマンドとして発行された交差無効コマンド
によって実施される。
【0079】次に、SES機能の一組の経路の構築につ
いて説明する。ディレクトリ60は完全な共用アレイと
して配置されたディレクトリ・エントリの集合である。
ディレクトリ・エントリは記憶域のクラスに区画され
る。変更されたディレクトリ・エントリのサブセットは
キャストアウト・クラスに区画される。名称付きデータ
・オブジェクトがより高い2レベルの階層(SESキャ
ッシュ26及びローカル・キャッシュ24)に挿入され
たときはいつでも、その状態が状態列61に記録され、
その位置はSESキャッシュ・ディレクトリによってレ
ジスタ列62に記録される。
【0080】状態情報は、データが変更されたか、変更
されないか、又はキャストアウトのためロックされた
か、又はSESキャッシュ記憶装置26に常駐するか否
かについて表示する。位置情報はどのローカル・キャッ
シュ24A〜24Nが複製を含むかの情報を含む。ある
SES読取及び書込コマンドはSESキャッシュ・ディ
レクトリのローカル・キャッシュの複製を記録する。S
ES書込及びSES無効コマンドはその記録を除去し、
ローカル複製を無効にする。
【0081】データがローカル・キャッシュ24に位置
付けされているときは、データの状態は有効か無効かの
どちらかである。ローカル・キャッシュ・エントリの有
効状態はSES支援機能33の制御によって維持され
る。データはCPUの命令によって有効化され、SES
書込及びSES無効オペレーションによって無効化され
る。
【0082】データの有効状態はCPU命令によって検
査される。有効な名称付きデータ・オブジェクトはロー
カル・キャッシュの一貫性を維持するためにSESキャ
ッシュ・ディレクトリ60に記録されなければならな
い。ローカル・キャッシュの一貫性は無効処理によって
維持され、記録されたローカル・キャッシュ・エントリ
は有効としてテストすることができる。
【0083】これは無効状態の過表示として許され、エ
ルコほかによる米国特許出願“リング上のキャッシュ間
に共用されるデータの保全性”(整理番号PO9−92
−003)に開示されており、ここに参照文献として編
入される。
【0084】SESキャッシュ記憶装置55は通常DA
SD記憶装置40より小さい。従って、変更されたデー
タはSESキャッシュ26から支援DASD40に対し
周期的に転送されなければならない。この処理はキャス
トアウトと呼ばれ、プログラムにより制御される次に説
明するオペレーションを含む。
【0085】1. キャストアウト・オペレーションに
対するSES読取りが発行され、キャストアウト逐次化
を設定し、ローカル・キャッシュ24に置かれるか置か
れないかもしれない主記憶装置に対しデータ・ブロック
を複写する。 2. I/Oオペレーションを遂行して、DASD40
に対しデータ・ブロックを複写する。 3. SESロック解除キャストアウト・ロック・オペ
レーションを発行して、キャストアウト逐次化を解放す
る。
【0086】複数のキャストアウト処理はローカル・キ
ャッシュ24A〜24Nの単なる1つに対して共存する
ことができる。データがキャストアウトのためにロック
されたときはいつでも、ローカル・キャッシュ24A〜
24Nに対する識別子及びキャストアウト処理に対する
識別子はディレクトリ60に位置付けされる。これは、
エルコほかによる米国特許出願“SESキャッシュから
DASDに対するデータ移動の管理”(整理番号PO9
−91−079)に開示されており、ここに参照文献と
して編入される。
【0087】新たな要求に対処する必要性がある場合、
最近に使用した未変化データ及びディレクトリ資源はS
ESキャッシュ26によって再利用される。データ・オ
ブジェクトはプログラムによって複数の記憶域クラスの
1つにマップされる。各記憶域クラスは再利用処理を制
御する再利用ベクトルを有する。
【0088】これは負荷作業特性を変更するために、記
憶域クラス間におけるSES記録装置の割当てを動的に
調節可能にする。再利用ベクトルはプログラムによって
維持される。これはエルコほかによる米国特許出願“共
用電子記憶キャッシュに対する記憶管理”(整理番号P
O9−91−078)に開始されており、それはここに
参照文献として編入される。
【0089】図6は、各CPC10A〜10Nそれぞ
れプロセッサ記憶装置65A〜65Nが含まれることを
示すSES機能16とCPC10A〜10Nとの接続を
示す。図6は、又図4のリスト構造46の1つの内容を
示す。SES機能の他のリスト構造も図6に示すリスト
構造と同一である。
【0090】リスト構造46はリスト構造制御66及び
ユーザ制御67と、任意選択的に、ロック・テーブル6
8、及び(又は)リスト制御67及びリスト・エントリ
制御71を有するリスト・セット70とから成る。
【0091】各ロック・テーブル68は0から開始して
連続的に番号が付された1列の1以上のエントリから成
る。リスト構造の形式は、ロック・テーブル・エントリ
すべてがグローバル・ロック管理機能GMLオブジェク
トか、ローカル・ロック管理機能LLMオブジェクトか
又はその両方を持つか否かを判別する。
【0092】リスト構造制御66は、リスト構造46が
作成されたときに初期化される。リスト構造制御66
は、構造のサイズ、リスト構造の形式、ロック・テーブ
ル・エントリのカウント、非零ロック・テーブル・エン
トリのカウント、ロック・テーブル・エントリのサイ
ズ、リストのカウント、リスト要素のサイズ、リスト・
セット・エントリのカウント、ユーザ識別子ベクトル及
び67で別に示すユーザ制御のような構造の属性を含
む。
【0093】ユーザ制御67はリスト構造のユーザが付
加されたときに作成され、初期化される。ユーザ制御6
7はリスト通知の字句、システム識別子、ユーザ接続機
構制御、及びユーザの状態を含む。
【0094】リスト・セット70は0から開始して連続
的に番号が付されたリスト制御69によって表わされる
1以上のリストを含む。リスト制御69は各リスト72
に接続され、リスト・エントリのカウント、リスト・エ
ントリのカウント限界、リスト監視テーブル、リスト状
態変換カウント、及びユーザ・リスト制御等を含む。
【0095】各リスト72は1列の0以上のエントリを
含む。リスト構造の形式はリスト・セット70のリスト
・エントリすべてがデータ・リスト・エントリ73か、
付属リスト・エントリ74か、又はその両方を有するか
否かを判別する。
【0096】前述のリスト・エントリ制御71の1つは
リスト72の各エントリに接続される。リスト・エント
リ制御71は、又リスト・エントリ位置情報及び付属領
域74のデータを管理する他の情報を含む。
【0097】リスト・コマンドはロック・テーブル・エ
ントリを書込む手段を供給する。すなわち、このコマン
ドはグローバル・ロック管理機能GLMを比較して、グ
ローバル・ロック管理機能か、ローカル・ロック管理機
能LLMか、又はグローバル・ロック管理機能GLM及
びローカル・ロック管理機能LLMの両方かを条件付き
で交換する。リスト・コマンドは、その他ロック・テー
ブル68のエントリ又は次の非零ロック・テーブルのエ
ントリを読取る手段か、又はロック・テーブル68をク
リヤする手段を供給する。
【0098】リスト・コマンドは、又リスト72の1エ
ントリを条件付きで作成し、読取り、置換え、移動、又
は削除する手段を供給する。これらの処理中に多数の比
較が要求されるかもしれない。それらの比較はリスト番
号の比較、バージョン番号の比較、グローバル・ロック
管理機能GLMの比較、又はそれらの組合せの比較を含
む。その上、グローバル・ロックが比較されたときに、
ローカル・ロックも比較されるかもしれない。
【0099】リスト・エントリは同一構造46内で1つ
のリスト72から他のリストへ、又は同一リスト72内
で1つの位置から他の位置へ移動することができる。こ
れは米国特許出願“外部の共用データについて条件付き
オペレーションを実行する方法及び装置”(整理番号P
O9−92−008)に開示されており、それはここに
参照文献として編入される。
【0100】リスト72のリスト・エントリの位置はそ
れが作成されたときに判別され、リストのエントリが作
成され、削除され、又は移動したときに変更することが
できる。リスト・エントリ又はリスト・エントリの位置
は、リスト・エントリ識別子、任意選択のリスト・エン
トリ名、又は副次的位置によってリスト・セット70内
に位置付けされる。
【0101】リスト・エントリ識別子はリスト・セット
70に対して個有であり、SES機能16によって割当
てられる。リスト・エントリ名は如何なる特定の瞬間に
おいてもリスト・セット70に対して個有であり、プロ
グラムによって与えられる。位置はリスト番号、方向、
及び任意選択のリスト・エントリ・キーによって指定さ
れる。
【0102】リスト・エントリ・キーが存在するとき、
キー付リスト・エントリは最左位置における最下位数の
キーによって順序付けされる。同一のキー値を有する要
素は同一キー値内の最初又は最後に位置付けすることが
できる。
【0103】未キー付きリスト・エントリが作成され、
移動した場合、目標のリスト・エントリ位置は常に未キ
ー付き位置によって位置付けされる。キー付きリスト・
エントリが作成され、移動した場合、目標のリスト・エ
ントリ位置は同一キー値内の最初か最後に、常にキー付
き位置によって位置付けされる。
【0104】リスト・コマンドは、又リスト72の1エ
ントリを周期的に書込み及び移動し、移動し及び読取
り、又は読取り及び削除する手段を提供する。1以上の
リスト・エントリを周期的に削除することができ、1以
上のデータ・リスト・エントリ73又は付属リスト・エ
ントリ74も又周期的に読取ることができる。データ・
リスト・エントリ73は常にメッセージ・オペレーショ
ン・ブロックによって主記憶装置の指定されたデータ領
域に戻される。
【0105】付属リスト・エントリはコマンドに従い、
メッセージ応答ブロックか又はデータ領域のどちらかに
戻される。これは米国特許出願“接続されたデータ処理
システムのリスト管理装置及び方法”(整理番号PO9
−92−009)に開示されており、それはここに参照
文献として編入される。
【0106】通常、データ・リスト・エントリ73はア
プリケーション・プログラム・データを含み、付属リス
ト・エントリ74はそれに関係する制御データを含む。
リスト監視はリスト構造付加ユーザ・コマンド及びリス
ト監視記録コマンドを使用してリスト構造ユーザから任
意に要求されたSESリスト機能である。
【0107】リスト構造付加ユーザ・コマンドはSES
と、リスト構造ユーザが存在するシステムと、ユーザに
関係するリスト通知ベクトルLNVとを識別する。リス
ト監視記録コマンドはユーザがリスト監視を開始するこ
とを可能にする。これは米国特許出願“データ・エント
リの共用リストに対する状態変換の通知方法及び装置”
(整理番号PO9−92−007)に開示されており、
それはここに参照文献として編入される。
【0108】各プロセッサ記憶装置65A〜65Nはリ
スト通知ベクトル・グローバル・サマリLNVGS と、複数
のリスト通知ベクトル・ローカル・サマリLNVLS エント
リと、複数のリスト通知ベクトルLNVとを含む。リス
ト通知ベクトルLNVはベクトル定義(DEFINE VECTOR
)命令によって作成される。サイズ又はLNVは異な
るリスト・ユーザ間で変えることができる。LNVはリ
スト構造付加ユーザ・コマンドによってSESリスト構
造46に付加される。
【0109】LNVの各エントリはSESリスト構造4
6のリスト72に接続することができる。空から非空状
態に、及び非空から空状態に変換するリスト変換はCP
UからのLNVの適当なエントリを周期的にポーリング
することによって検出される。ベクトル・エントリ・テ
スト(TEST VECTOR ENTRY )命令はその目的のために供
給される。
【0110】空状態にリスト変換した結果、LNVエン
トリは1にセットされる。非空状態にリスト変換した結
果、LNVエントリは0にセットされる。CPUで作成
された各LNVに対し、リスト通知ベクトル・ローカル
・サマリLNVLS が供給される。
【0111】プログラム指定オプションとして、空−非
空リスト変換を表示する関連するLNVに対抗してリス
ト通知コマンドが処理される場合は、LNVLS が活動状態
に置かれる。LNVLS は非空−空リスト状態変換の結果と
しては更新されない。LNVLSの更新はリスト通知コマン
ド・オプションの使用により指定される。LNVLS はベク
トル・サマリ・テスト(TEST VECTOR SUMMARY )命令に
よってテストされ、ベクトル・サマリ・セット(SET VE
CTOR SUMMARY)命令によってセット又はリセットされ
る。
【0112】CPCには、CPCイメージ当り1つのリ
スト通知ベクトル・グローバル・サマリLNVGS が存在す
る。LNVGS は非空−空リスト状態変化の結果としては更
新されず、LNVLS がリスト通知コマンドによってセット
されたときにセットされる。LNVGS はベクトル・サマリ
・テスト命令によってテストされ、ベクトル・サマリ・
セット命令によってセット又はリセットされる。
【0113】ユーザがリストを監視しているときに、リ
ストの空−非空状態の変換又は非空−空状態の変換が生
じると、SES機能16はユーザ接続機構を始動したシ
ステムに対してリスト通知コマンドを発行させる。
【0114】リスト通知コマンドは監視したリスト72
の空又は非空状態に反映するよう指定したリスト通知ベ
クトルLNVエントリを更新する。リスト通知コマンド
は、又監視したリスト72の非空状態に反映するよう指
定したリスト通知ベクトル・グローバル・サマリLNVGS
及びリスト通知ベクトル・ローカル・サマリLNVLS を更
新することができる。
【0115】図7はSES機能に接続された3SESを
有する構成を示すブロック図であり、SES機能はシス
テムが起動した後に現われるメッセージ経路テーブル及
び経路群を有する。
【0116】ディー・エイ・エルコほかによる米国特許
出願“プロセッサと結合機能との間のメッセージの送
信”(整理番号PO9−91−006)(参照文献とし
てここに編入される)において、CECのネットワーク
が結合機能に対して要求を発行し、そこから応答を受信
することができる構成を開示している。このような結合
機能は、その一例として以下に示すように、本実施例に
よる外部構造記憶機能(SES)で実現することができ
る。
【0117】プログラミングは、回復可能なリンク・エ
ラー、システム故障、又は活動システムイメージを含む
CECにおける物理的区画化活動の後に続きリンク構成
を再協定すること、SESに送信したが応答に失敗した
コマンドを回復すること、及びシステム・イメージが初
期化されたときにSESとリンク構成を協定すること等
の能力が要求される。
【0118】その上、プログラミングは、遠隔CECに
あるシステム・イメージに対してSESから発行される
べきコマンドを生成するよう、SESに対しその生成オ
ペレーションの実行を要求することができる。このよう
にして生成される2つのコマンドはキャッシュ交差無
効、及びリスト状態変換通知コマンドである。CPCか
らSESに送信された分離(或いは区分)コマンドは
ESから目標CPCに対して送信される発送するコマン
ドとなる。
【0119】これらの要求を支援するため、SESと操
作するシステムとの間に行われるコマンド及び応答の送
信のためのメッセージ経路を構成する。次の機構はメッ
セージ経路指定のために存在する。それらはコマンド要
求及び応答発送、識別、活動化、テスト、非活動化、交
差無効又はリスト通知コマンドの発送、及び分離(或い
は区分)コマンドの発送等である。
【0120】メッセージ経路識別及び活動化はプログラ
ムによって実行され、コマンドを送信するリンクを選択
的に構成することを可能にする。活動経路に対してのみ
遂行が許されるメッセージ経路に対して発送されるその
後に続くコマンドのためにテストが行われる。
【0121】1以上のローカル・キャッシュのためにS
ESキャッシュに記録されているデータについて書込み
又は無効オペレーションが遂行される場合、キャッシュ
交差無効が行われる。SESキャッシュ書込オペレーシ
ョンの完了前に、SESはローカル・キャッシュの一貫
性又は統一性を維持するため、指定されたメッセージ経
路を経由してローカル・キャッシュのデータの有効な複
製を有する各システムに対し交差無効信号を送信する。
そのキャッシュ・アーキテクチャはエルコほかによる米
国特許出願“シスプレックス共用データ統一方法及び装
置”(整理番号PO9−91−052)に開示されてお
り、それはここに参照文献として編入される。
【0122】空であったリストを非空にするか、又は非
空であったリストを空にするリスト・オペレーションを
遂行する場合、SESによりリスト状態変換通知を開始
する。上記のどちらの場合でも、状態変換のシステムを
通知するリストを監視する各システムに対してリスト通
知信号が送信される。リスト監視は前述の米国特許出願
整理番号PO9−92−007に記載されている。
【0123】システム分離(或いは区分:fencin
g)コマンド、分離(或いは隔離:isolate)、
又は索引を使用した分離(或いは隔離)は1つのCEC
において走行するプログラムによって発行され、遠隔C
ECに配置されているシステム・イメージを目標とす
る。目標CECに対する分離(或いは区分)コマンドの
遂行により、CPCネットワークかシスプレックスのシ
ステムによって共用される資源からの目標システムの分
離(或いは隔離)か、又は目標システムで走行するサブ
システムの分離を生じさせる。システム分離(或いは区
分)コマンドは、目標システム・イメージに対してコマ
ンドを発送し遮断するSESに対してコマンドを送信す
ることによって目標システムに回送される。
【0124】プログラミング・プロトコルは構成の正確
性を確立し、システム・イメージに対する個有名を供給
する。SESにおいて定義するオブジェクトは次に示す
ものを含む。
【0125】* メッセージ経路:システム・イメージ
をSESに接続するハードウェア資源群の表示はメッセ
ージ・オペレーションを支援することができる。システ
ム・イメージとSESとの間に複数のメッセージ経路が
存在するかもしれない。
【0126】* メッセージ経路識別子:SESによっ
てメッセージに割当てられる名称である。
【0127】* ノード記述子: 物理的共用記憶装置に対する全世界で固有な識別子であ
る。ノード記述子は製造時に割当てられ、そのまま変更
されない。
【0128】* システム識別子: システム・イメージに対するプログラムで指定される名
称である。システム識別子はシステム・イメージとSE
Sとを接続する完全なメッセージ経路群を指定する。シ
ステム識別子(SYSID)の値は、メッセージ経路群
は変更することができたとしても、システムが活動状態
中、変更されない。
【0129】* メッセージ経路状況テーブル:メッセ
ージ経路状況テーブルは各メッセージ経路に対する状態
の情報を含む。メッセージ経路はシステム開始コマンド
の各潜在的ソースに対して存在する。メッセージ経路に
対する状況はメッセージ経路状態(MPS)とソース・
システムのシステム識別子の値とを含む。
【0130】合致するシステム識別子の値を持つ活動状
態にあるすべてのメッセージ経路の相互参照リストは経
路グループ・テーブルと呼ばれ、保持される。その状態
というのは、下記のように、メッセージ経路が活動状態
にあるか、又は非活動状態にあるか否かを表わす標識で
ある。
【0131】これらオブジェクトのオペレーションを支
援するプログラミング・インターフェースは米国特許出
願“データを共用する記憶装置を有するデータ処理シス
テムの資源の回復”(整理番号PO9−92−005)
に記述されているように定義され、それは参照文献とし
てここに編入される。
【0132】* メッセージ経路の識別(IMP):メ
ッセージ経路識別子と、ノード記述子と、SESに記録
されたメッセージ経路状態と、メッセージ経路の要求レ
ベルとはプログラムに戻される。ノード記述子の値はプ
ログラムに対する物理的記憶機能(SES)を識別し、
メッセージ経路識別子はシステム・イメージからSES
に対する論理経路を識別する。
【0133】プログラムはノード記述子と、メッセージ
経路識別子と、指定したメッセージ経路状態及びメッセ
ージ経路要求レベル(MPRL)とをSESとの送信に使用
するサブチャンネルに対して規定した各メッセージ経路
から検索して取出す。
【0134】MPRLはメッセージ経路のために同時に処理
されうるコマンドの最大数を示す。この検索はシステム
初期化のときに発生し、リンク故障又は物理的再構成の
後に続く。
【0135】ノード記述子の値はサブチャンネルの各経
路に亘って一致し、そのシステムに関連するノード記述
子の値のリストに与えられた導入の一部でなければなら
ない。チェックに失敗すると、メッセージ経路は非活動
状態に保持されたままになる。
【0136】* 活動状態のメッセージ経路(AM
P): プログラムにより一度メッセージ経路の接続が有効化さ
れると、メッセージ経路は指定されたシステム識別子に
対しその入力において活動状態に維持される。
【0137】AMPコマンドはSES機能において遂行
され、ノードID及びAMPコマンドのメッセージ経路
IDがSES機能における値と一致した場合にのみ、そ
の経路を活動状態にする。活動化されたときに、メッセ
ージ経路は交差無効、リスト通知、又は分離(或いは区
分)オペレーションの送信に使用することができる。
又、メッセージ経路は、活動化されたときに、付加され
たシステムからのコマンドの受信に、及び付加されたシ
ステムに対する応答の送信に使用することができる。
【0138】* メッセージ経路の非活動化(DM
P):入力メッセージ経路識別子 によって指定されたメッセー
ジ経路は非活動状態におかれる。DMPコマンドはSE
S機能において遂行され、DMPコマンドのノードID
がSES機能における値と一致した場合においてのみそ
の経路が非活動状態に置かれる。
【0139】従って、メッセージ経路はもはや交差無
効、リスト通知、又は分離(或いは区分)オペレーショ
ンに対して使用されない。又、その経路は非活動状態に
ある場合、付加されたシステムからのコマンドの受信
に、及び付加されたシステムに対する応答の送信に対し
ても使用されない。
【0140】追加のプログラミング・インターフェース
はSESから生成された特定のコマンドを支援するよう
定義される。それらはディー・エイ・エルコほかによる
米国特許出願“シンプレックス共用データ統一方法及び
手段”(整理番号PO9−91−052)(これは参照
文献としてここに編入される)と、前述の米国特許出願
(整理番号PO9−92−007及びPO9−92−0
10)とに開示されている。
【0141】これらプログラミング・インターフェース
は次に説明するものが含まれる。 * ローカル・キャッシュの付加: ローカル・キャッシュはSESキャッシュに付加され、
システム識別子はローカル・キャッシュ制御下に置かれ
る。システム識別子は付加されたローカル・キャッシュ
に対し交差無効信号を搬送することができるメッセージ
経路群を指定する。このメッセージ経路群は、更に、
路が活動か否かの状態によって制限される。
【0142】* リスト構造ユーザの付加: リスト構造ユーザはSESリストに付加され、システム
識別子はリスト・ユーザの制御の下に置かれる。システ
ム識別子は付加されたリスト・ユーザに対しリスト通知
信号を搬送することができるメッセージ経路群を指定す
る。メッセージ経路群は、更に、経路が活動か否かの
態によって制限される。
【0143】* キャッシュ書込オペレーション: SES書込オペレーションはキャッシュ無効オペレーシ
ョンが発生したときに、キャッシュ・ディレクトリに記
録されているローカル・キャッシュを含む各システム・
イメージに対して交差無効信号を発生する。組み合わさ
れた経路群を識別するためにシステム識別子が使用さ
れ、その経路群の中から交差無効信号を送信するための
活動メッセージ経路が選ばれる。
【0144】* リスト・オペレーション: SESリストに対するリスト・オペレーションは、空か
ら非空状態に、又は非空から空状態にリストの状態を変
更することができる。これが発生すると、リスト監視テ
ーブルに記録されているリスト構造ユーザを含む各シス
テム・イメージに対してリスト通知信号が発行される。
システム識別子は、リスト通知信号を送信するために、
経路群の中から選ばれた活動メッセージ経路の識別に使
用される。
【0145】* 分離(或いは区分)オペレーション:
分離又は索引使用分離コマンドは入力パラメータとして
目標システムのシステム識別子を含む。SESはシステ
ム識別子の値に基づく活動メッセージ経路を選択し、目
標システム・イメージに対してコマンドを発送する。
【0146】SESはコマンドの送信に使用される物理
的リンクの状態を継続的に監視する。物理的接続の喪失
又は変更となるかもしれない消灯のような永久又は一時
的な故障又は障害のすべてはその物理的リンクに関連す
メッセージ経路のすべてを非活動状態にするであろ
う。
【0147】プログラムが接続を再協定し、メッセージ
経路を再活動化するまで、上記の非活動化されたリンク
に対してコマンドは送信されない。これは送信路の誤っ
た移動によりコマンドが誤って回送されるのを防止する
ためである。
【0148】SESの監視機能に加え、プログラムは関
連するシステム識別子を変更するか、又は経路を意図的
に非活動化する。SESは再協定処理中、新たな交差無
効、リスト通知、又は分離(或いは区分)コマンドの
送を抑えて、経路指定の構成の変更を逐次処理する。
【0149】図7は6システム・イメージを走行する3
CECを持つサンプル情報を示す。メッセージ経路状況
テーブルはシステムが初期化された後に現われ、6個の
各メッセージ経路機構は単に例示として記述する。
【0150】情報を含むメッセージ経路状況テーブルの
エントリは前の活動化メッセージ経路(AMP)コマン
ドによって初期化された。そのあるものはSES機能に
よるリンク・エラーの検出か、又はCECにおいて開始
した非活動化メッセージ経路(DMP)コマンドのどち
らかによってその後に非活動化される。情報なしエント
リは活動化のために使用可能であるが、AMPなしコマ
ンドはまだ処理されない。
【0151】識別機構の例として、IMPコマンドは、
図7に示すように、80の経路14.3にSYSID =Zを
持つシステムから受信する。応答はSES機能に対する
ノード記述子と、メッセージ経路識別子(MPID)=1
4.3と、経路が同時に活動状態であることの表示とを
含み返送される。
【0152】活動化機構の例として、AMPコマンド
は、図7に示すように、81の経路16.2にSYSID =
Aを持つシステムから受信する。満足なコマンドの有効
化に続き、メッセージ経路16.2は活動化され、A/
Aが82のメッセージ経路状況テーブル・エントリに挿
入され、16.2が83のSYSID =Aに対する経路グル
ープ・テーブルに加えられる。
【0153】テスト機構の例として、図7に示すよう
に、84の経路7.0にSYSID=Rを持つシステム
から書込リスト・エントリ(WLE)コマンドを受信す
る。メッセージの状態がチェックされ、今、その状態は
85に示すように非活動状態であるから、コマンドは拒
否される。プログラムはメッセージ経路7.0を再活動
化するか、又はコマンドを86によるメッセージ経路
8.0で再実行するかのどちらかを行うことができる。
【0154】非活動化機構の例として、SYSID =Xを持
つシステムはソースIID=1及びMPID=13.1を持
つDMPコマンドを発行することによって、メッセージ
経路13.1の故障コマンドを回復する。DMPコマン
ドは87の代替メッセージ経路12.1に受信され、指
定したメッセージ経路13.1の代わりに処理される。
13.1は88において非活動状態に置かれ、89にお
いてSYSID =Xに対する経路グループ・テーブルから除
外される。
【0155】経路選択及び信号発送の例として、キャッ
シュ書込オペレーションはキャッシュのデータ・エント
リを更新し、キャッシュ・ディレクトリの情報を使用し
て無効にする必要があるCECのローカル・キャッシュ
・エントリのリストを構築する。その結果、90におい
て、SYSID Z,A,R,Yに対しXIコマンド・リスト
が生成され、XIコマンドは各目標システムに対して発
送される。
【0156】発送は経路グループの活動経路を選択し、
XIコマンドを構築し、選択したSCN.IID.にコマンドを
発行することによって達成される。各目標システムに対
する経路グループの識別のために使用されるべきSYSID
は、各付加されたユーザのためにそれを経由して付加ロ
ーカル・キャッシュ・コマンドを受信するべきメッセー
ジ経路に関連するSYSID によって識別されるユーザ制御
に予め保管されている。これは図7の93におけるSYSI
D =Yに示される。
【0157】システムに対するXIの発送はAMPコマ
ンドに対し経路グループをインターロックして、発送オ
ペレーションの間、経路グループのサイズが増加しない
ことを保証する。書込オペレーションはすべて意図した
XIコマンドの処理が完了したときに完了する。
【0158】経路選択及び信号発送の第2の例として、
書込リスト・エントリ・コマンドは非空から空状態にリ
ストを変換し、変換のためにリストを監視している各シ
ステムに対し、91においてリスト通知(LN)コマン
ドを生成する。LNコマンドの発送は、書込リスト・エ
ントリ・コマンドの処理はLNコマンドの完了前に完了
することができることを除き、XIコマンドの発送と同
一方法により、SYSID=Y、及びSYSID =Bに対し達成
される。
【0159】分離(或いは区分)コマンドの発送の例と
して、SYSID =Yを目標とし、92における経路8.0
にSYSID =Rを持つシステムから索引使用分離(或いは
隔離)コマンドを受信する。経路8.0は86において
活動状態か否かテストされるので、コマンドの発送が許
される。SYSID =Yに対するコマンドの発送は、Y(1
1.2)に対する経路グループの中から経路を選択し、
この経路のCPC Bに対してコマンドを発送すること
により行われる。
【0160】メッセージ経路指定コマンドは回復活動及
び問題判別において用いられる。次に、その使用の例を
示す。 1. SES機能における全べてのメッセージ経路の
始のときの状態は非活動状態である。システムの初期化
において、プログラムはメッセージ経路識別コマンドを
使用して送信ネットワークの有効性を検査する。それは
メッセージ経路活動化コマンドを使用して正しく送信し
うる経路のSESオペレーションを使用可能にする。
【0161】2. コマンドのために記憶されていた
況の状態に非活動経路が示されていた場合、送信に使用
される経路は非活動状態である。これはその設備の他の
構成要素に対しその経路のために使用される通信路が付
加されたということを示すことができる。プログラムは
先行するものと同様に通信路の再有効化を実行する。
【0162】3. SESオペレーションの状況がイン
ターフェース制御チェック(IFCC)か、チャンネル制御
チェック(CCC)か、又はIPD機械チェック(IB
M企業システム・システム/390アーキテクチャ・オ
ペレーション原理参照)を含む場合、プログラムはオペ
レーションに使用する経路の通信路を再有効化するため
にメッセージ経路識別コマンドを使用する。
【0163】図10乃至図12は共に接続されて、通信
路変更後の構成が正しいという有効性の表示で後に説明
する初期構成テーブルを構築するシステム初期化のフロ
ーチャートを形成する。図11のブロック150におい
て、サブチャンネルの各CHPID のIMPコマンドは後に
使用するため、152において、記憶するノード記述子
を識別する。
【0164】I/O構成データ・セット(IOCDS)
の通信エラー又は不正仕様により構成エラーが発生する
かもしれない。図8に示すように、チャンネル経路1又
は2はサブチャンネルにおいて指定され、異なるSES
機能に対して送信される。サブチャンネルを使用して発
行される要求は、送信のために選択されたCHPIDに
従い、どちらかのSES機能に回送される。
【0165】メッセージ経路指定コマンドは構成エラー
の検出手段を提供する。次のアルゴリズムはその問題を
処理する。
【0166】初期化処理手順の一部として、サブチャン
ネルにおいて各CHPIDに関するメッセージ経路識別
コマンドを発行する(図12の160参照)。それはブ
ロック162において返送されたノード記述子と比較さ
れる。ノード記述子が承認した場合、全べての経路は同
一SES機能に接続される。いずれにせよ、サブチャン
ネルに対する有効経路は一致したノード記述子を有する
経路である。
【0167】無効メッセージ経路は活動化されない。メ
ッセージ・オペレーションで使用される論理経路マスク
(LPM)は有効経路のみを表示する。
【0168】メッセージ経路識別コマンドの完了とメッ
セージ経路活動化コマンドの開始との間の間隔におい
て、通信路変更が発生するかもしれない。メッセージ経
路の活動化に対するオペランドとしてノード記述子及び
メッセージ経路識別子を供給することにより変更の検出
を保証する。
【0169】図9は通信路が交換されたときに発生する
構成エラーを示す。最初、SES機能AはCHPID Cにお
いてプロセッサ0に接続される。その通信路の交換はS
ES機能Aを切り離し、SES機能Bを接続する。
【0170】通信路交換の場合、メッセージ経路は非活
動状態となる。SES機能Aに対して送信されるその後
の要求はSES機能Bに対して向けられ、そこで非活動
経路の表示が行われる。制御プログラムはメッセージ応
答ブロックの故障状況を認識してメッセージ経路識別コ
マンドを発行する。コマンドにより戻されたノード記述
子は元の値と合致しないので、経路はプログラムにより
無効とマークされる。
【0171】その後のSESオペレーションに対して使
用されるLPMの対応ビットは0に設定される。元のS
ES要求は再試行される。LPMの設定は異なる経路の
使用を保証する。
【0172】以上、本発明の好ましい実施例について詳
細に説明したが、本発明はそれに限定するものではな
く、各部の構成及び要素につき、本発明の理念の範囲に
おいて変化変更しうることは明らかである。
【0173】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ことにより、CEC及びI/O装置ネットワーク等に光
ファイバ・リンクを使用した場合でも誤通信がなく、安
定した信頼性のあるデータ処理システムを達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】I/Oシステム及びSES機能に接続された複
数のCPCを有する本発明の一実施例によるデータ処理
システムのブロック図
【図2】図1のシステムの一部であり、SES機能のプ
ロセッサに接続された単一のCPCの数機能を示すブロ
ック図
【図3】図1のシステムの他の一部であり、SES機能
及び3CPCの中間メッセージ・プロセッサを示すブロ
ック図
【図4】図1のシステムの他の一部であり、SES機能
の複数の構造を示すブロック図
【図5】図1のシステムの3レベル記憶階層を示す説明
【図6】図4に示す構造のリスト構造の1つを例示する
説明図
【図7】SES機能に接続された3CECを有する構成
を示すブロック図
【図8】2つのSES機能に不正に接続されたメッセー
ジ・サブチャンネルの接続を示す図1のデータ処理構造
の一部のブロック図
【図9】図7の接続がパッチ・パネルの使用により不正
に行われるかもしれない方法を示すブロック図
【図10】図11及び図12と接続され、使用するべき
サブチャンネルを識別する各SESに対する入力を有す
る制御テーブルを作成する初期化処理手順を示す流れ図
【図11】図10及び図12と接続され、使用するべき
サブチャンネルを識別する各SESに対する入力を有す
る制御テーブルを作成する初期化処理手順を示す流れ図
【図12】図10及び図11と接続され、使用するべき
サブチャンネルを識別する各SESに対する入力を有す
る制御テーブルを作成する初期化処理手順を示す流れ図
【符号の説明】
10A〜10N 中央処理複合体 12 動的スイッチ 14A〜14N I/O制御装置 15A〜15N I/Oチャンネル 16 構造化外部記憶(結合)(SES)
機能 18A〜18N システム間チャンネル 20 システム間(I/S)チャンネル 24 ローカル・キャッシュ 26 SESキャッシュ 28 外部時間基準 30 分離機能 31 メッセージ機能 31 I/O機能 35 メッセージ経路指定プロセッサ 36 中間メッセージ・プロセッサ 37 メッセージ・プロセッサ 40 直接アクセス記憶装置
フロントページの続き (72)発明者 ジェフリイ・アラン・フレイ アメリカ合衆国12524、ニューヨーク州、 フィッシュキル、グリーンヒル・ドライ ブ、24エイ番地 (72)発明者 オードレイ・アン・ヘルフリック アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 ポーキープシ、モーネル・アベニュー、 6番地 (72)発明者 ジョン・フランクリン・アイセンバー グ、ジュニア アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 ポーキープシ、ソーンウッド・ドライ ブ、29番地 (72)発明者 ブリアン・バリイ・モーア アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 ポーキープシ、カーネリ・コート、16番 地 (72)発明者 ジェフリイ・マーク・ニック アメリカ合衆国12524、ニューヨーク州、 フィッシュキル、プリマス・ロード、43 番地 (72)発明者 ミッチェル・ダスティン・スワンソン アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 ポーキープシ、カレッジ・アベニュー、 95番地 (72)発明者 ジョセフ・アーサー・ウィリアムス アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 ポーキープシ、レイクヴュー・ロード、 9番地

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がデータ処理用プログラムを遂行す
    る中央プロセッサと、データ、前記データ処理用プログ
    ラム、及び少くとも1つのオペレーティング・システム
    を記憶する主記憶装置とを含む1以上の中央処理複合体
    (CPC)と、 個有のノード識別子(NODEID)によって識別され
    る結合機能と、 前記中央処理複合体と前記結合機能との間に接続された
    メッセージ経路であって、各前記メッセージ経路は前記
    中央処理複合体と前記結合機能とに接続され、前記接続
    された中央処理複合体と前記結合機能との間でメッセー
    ジ、データ、及び応答を送信し、前記メッセージ経路の
    各々は前記結合機能で作成され、該結合機能に記録せる
    個有のメッセージ経路識別子(MPID)によって識別
    されるようにした1以上のメッセージ経路と、 前記メッセージ経路の各々に対するエントリを有し、各
    エントリが状況情報を持つメッセージ経路状況テーブル
    とからなり、 各前記中央処理複合体は、 前記メッセージ経路状況テー
    ブルに状況情報を設定し及び検索する前記結合機能によ
    って遂行されるべきコマンドを送信するプログラムを有
    することを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 各前記中央処理複合体にあり、各オペレ
    ーティング・システムに対しシステム識別(SYSI
    D)を指定する指定手段と、 前記結合機能にあり、各メッセージ経路を関連づける関
    連付け手段とを含み、前記オペレーティング・システム
    の前記システム識別は該当するメッセージ経路により前
    記結合機能に接続されることを特徴とする請求項1記載
    のデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ経路状況テーブルの各エ
    ントリは該各エントリと関連するメッセージ経路が活動
    状態であるか非活動状態であるかを示すエントリと、前
    記メッセージ経路が接続されているオペレーティング・
    システムのシステム・エントリとを含むことを特徴とす
    る請求項2記載のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記結合機能において、前記メッセージ
    経路を経由して受信 したコマンドには、前記メッセージ
    経路を活動化し、非活動化し、及び識別する経路指定コ
    マンドを含み、該受信した経路指定コマンドを遂行する
    ようにしたコマンド遂行手段と、 関連するメッセージ経路状況テーブルのエントリにおけ
    る状況情報によって非活動と示されたメッセージ経路に
    対する前記経路指定コマンドの遂行のみを使用可能にす
    る経路指定コマンド使用可能化手段とを含むことを特徴
    とする請求項3記載のデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 前記データ処理システムは、更に、前記
    結合機能にあり、メッセージ経路のグループが接続され
    たSYSIDの各々によって関連づけられる経路グルー
    プ・テーブルを含むことを特徴とする請求項4記載のデ
    ータ処理システム。
  6. 【請求項6】 各メッセージ経路に対する前記状況情報
    はそのメッセージ経路及び前記結合機能に対するノード
    識別子(NODEID)に割当てられた前記メッセージ
    経路識別子(MPID)を含み、前記結合機能のコマン
    ド遂行手段は前記結合機能に対しメッセージ経路を介し
    て送信されたメッセージ経路識別(IMP)コマンドを
    遂行する手段を含み、前記コマンド遂行手段は受信した
    前記メッセージ経路識別(IMP)コマンドを処理し
    て、送信した前記中央処理複合体(CPC)に対し前記
    メッセージ経路識別子(MPID)と、前記メッセージ
    経路識別コマンドを送信したメッセージ経路に対する非
    活動状態又は活動状態と、前記ノード識別子(NODE
    ID)とを返送する手段を含むことを特徴とする請求項
    5記載のデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 前記結合機能における前記コマンド遂行
    手段はメッセージ経路を介して前記結合機能に送信され
    たメッセージ活動化コマンド(AMP)を遂行する手段
    を含み、前記メッセージ活動化コマンドは該メッセージ
    活動化コマンド及び前記ノード識別子を送信する前記オ
    ペレーティング・システムのシステム識別(SYSI
    D)を含み、前記コマンド遂行手段はメッセージ活動化
    コマンドを受信するメッセージ経路の状況を活動化する
    よう設定し、前記メッセージ活動化コマンドと共に送信
    されるシステム識別を該メッセージ経路に関連づける手
    段を含むことを特徴とする請求項5記載のデータ処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記データ処理システムは、更に、各々
    が複数のメッセージ経路によって前記中央処理複合体
    (CPC)の指定した1つに接続された複数の結合機能
    を含み、前記中央処理複合体におけるプログラムによ
    り、 接続された結合機能に従って前記中央処理複合体に接続
    されたメッセージ経路をグループ化し、 前記中央処理複合体に接続されたメッセージ経路を介し
    て第1のメッセージ経路識別コマンド(IMP)を送信
    するメッセージ経路を初期化し、 結合機能に対し前記メッセージ経路識別コマンドによっ
    て返送されたノード識別を記憶し、 各メッセージ経路を介して前記メッセージ経路のグルー
    プ化により判別されたグループに第2のメッセージ経路
    識別コマンドを送信し、応答で返送されたノード識別と
    その結合機能に対する前記記憶されたノード識別とを比
    較して各グループのメッセージ経路が同一結合機能に接
    続された状態に維持されていることを検証するようにし
    ことを特徴とする請求項6記載のデータ処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記結合機能における前記コマンド遂行
    手段は前記メッセージ経路を介して前記結合機能に送信
    されたメッセージ経路活動解除(DMP)コマンドを遂
    行するコマンドを含み、 前記コマンド遂行手段は、更に、前記メッセージ経路活
    動解除コマンドに供給されたメッセージ経路識別子によ
    って指定されたメッセージ経路の状況をリセットするリ
    セット手段を含むことを特徴とする請求項5記載のデー
    タ処理システム。
  10. 【請求項10】 前記データ処理システムは、更に、 前記メッセージ経路の1つのいずれのエラーでも検出す
    る前記結合機能のエラー検出手段と、 前記エラー検出手段によりエラーが検出されたメッセー
    ジ経路を非活動化するメッセージ経路手段とを含むこと
    を特徴とする請求項5記載のデータ処理システム。
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