JP2531604Y2 - 自動切離しテレスコカバー - Google Patents

自動切離しテレスコカバー

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JP2531604Y2
JP2531604Y2 JP1991102370U JP10237091U JP2531604Y2 JP 2531604 Y2 JP2531604 Y2 JP 2531604Y2 JP 1991102370 U JP1991102370 U JP 1991102370U JP 10237091 U JP10237091 U JP 10237091U JP 2531604 Y2 JP2531604 Y2 JP 2531604Y2
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JP
Japan
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telescopic cover
horizontal arm
carrier
carriage
shaped lever
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JP1991102370U
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孝義 堀田
光則 谷村
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Okuma Corp
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Okuma Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は工作機械等へ素材等を供
給する搬送台の案内面,レール等を保護するテレスコカ
バーに関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械等でベッド1の案内面2上を往
復台3が移動するものは切削した切屑,ごみなどから案
内面2を保護するために図6のようにテレスコカバー4
が設けられる。このテレスコカバー4は最も下のカバー
端がベッド1端に固定され最も上のカバー端が往復台3
の側面に固定されているのが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】テレスコカバーは往復
台の移動距離分伸縮して案内面を保護するものである
が、素材ストッカから工作機械へ素材等を供給する場合
のように移動距離が長いと必要な移動距離を得るために
テレスコカバーの枚数を増すことになる。この枚数の増
大につれてテレスコカバー縮小時の容積が大きくなって
設計上その使用スペースから枚数が制約され、またこの
ためコスト高となる問題点がある。本考案は従来の技術
の有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところはカバーを要す場所から外れたときは
カバーを切離して搬送台の移動を可能とする自動切離し
テレスコカバーを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本考案は、搬送台の走行路上の案内面を保護するテ
レスコカバーにおいて、搬送台と連結させる最上部の
レスコカバー端に前記搬送台のテレスコカバー縮小方向
の移動時に搬送台と当接してテレスコカバーを重ねてい
当板及び水平軸で旋回可能に枢支されるとともに通常
状態でばねにより水平に保持され前記搬送台側の水平腕
端に係合部材を有する水平腕,垂直腕でなるL形レバー
を設け、前記搬送台にテレスコカバーの伸長方向の移動
で前記L形レバーの水平腕端部と係合する突片を設け
前記搬送台のテレスコカバーの伸長ストローク端を越え
る移動で前記L形レバーの垂直腕端に当接して旋回させ
前記水平腕端部と前記突片との係合を外すストッパを
前記走行路上に設け、前記搬送台のオーバストロークに
よりテレスコカバーを伸長させまた前記水平腕端と突片
との連結の外れた搬送台の逆方向の移動で前記突片がL
レーバーを旋回させて水平腕端部を乗り越え両者を係
合させ搬送台とテレスコカバー連結を回復させるもので
ある。
【0005】
【作用】搬送台の右行で当板が押されてテレスコカバー
は縮小される。左行で突片がL形レバーの水平腕の係合
部材と係合してテレスコカバーが伸長される。伸長限界
位置でストッパで旋回レバーが旋回され突片との係合が
外されテレスコカバーと切離され搬送台の左行を許容す
る。この状態から搬送台の右行で突片が係合部材と当接
して旋回レバーを旋回して突片がその上を通過してテレ
スコカバーと係合しうる状態となる。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図1にもとづき説明す
る。ベッド又はコンクリート面11の案内面又はレール
12上を素材等を搬送する搬送台13が移動可能に載置
されている。この案内面又はレール12は例えば離れた
素材ストッカから加工する工作機械迄延長されており、
工作機械の近傍では切粉がかかるような環境にある。工
作機械側のベッド11の案内面12上には必要な長さの
断面逆U字形のテレスコカバー14が配置され最も下の
カバー板14aの端がベッド11に固定されている。最
も上のカバー板14bは搬送台側端の下側に巾方向に長
い補強された当板16が垂直に取付けられており、搬送
台13側に突設したブラケットに水平支軸17が取付け
られている。この水平支軸17の両端にはL形レバー1
8が枢支されており、テレスコカバーとL形レバーとの
間に張設されたばね19によりL形レバー18の一腕1
8aが水平に他腕18bが垂直に保持される。そして水
平腕18a端には側面にローラ21が回転可能にピンで
枢支されている。
【0007】搬送台13には圧縮されたテレスコカバー
14及びL形レバー18を収納できる空間が形成されて
おり、空間内にテレスコカバー18を伸長させるためL
形レバー18のローラ21と係合する下向垂直の突片2
2が設けられていて、後述する搬送台13のテレスコカ
バーのストローク以上の移動で突片22がローラ21を
越えた場合、再び係合位置に戻りうるように先端の片側
が傾斜面22aに形成されている。さらにベッド11上
にはテレスコカバー14の伸長端においてL形レバー1
8の垂直腕18bと当接するストッパ23が突設されて
いる。
【0008】このような構成になる本考案の動作を図1
〜図5にもとづき説明する。今テレスコカバー14がス
トロークいっぱいに伸長された待機の図1のa1位置に
あるものとする。図略の工作機械のテーブル上の工作物
の加工が完了し工作物を搬出するためNC装置からの右
端a2への位置指令により図略の駆動手段で搬送台13
が右行される。搬送台13の空間内の垂直壁13aがテ
レスコカバー14bの下の当板16に当接してテレスコ
カバー14の最上板14bが押され順次重ねられて右端
に達し図2の縮小された状態となる。この受取位置で工
作物は図略のロボット等によりテーブル上から搬送台1
3上に移載される。
【0009】次いでNC装置からの左端への位置指令に
より駆動手段で搬送台13が左行される。搬送台13の
空間内の突片22が水平腕18aのローラ21に係合
し、テレスコカバー14の最上板14bが引き出され順
次引出されて搬送台13がテレスコカバーのストローク
端のa1位置に達するとL形レバー18の垂直腕18b
の下端が図3のようにストッパ23と係合してL形レバ
ー18が反時計方向に旋回され水平腕18aが傾斜して
ローラ21は突片22より外れ図4の状態となる。この
時点で搬送台13とテレスコカバー14とは切離され
る。搬送台13は指令位置の左端に移動し工作物と素材
とを入れ替えて、指令により右行して待機位置a1に戻
る。搬送台13の待機位置手前で突片22はばね19で
水平とされている水平腕18a端のローラ21と傾斜面
22aが当接してローラ21を下方に押し、L形レバー
18を反時計方向に図5のように旋回させ、突片22の
先がローラ21上を通過して待機位置a1となり、L形
レバー18はばね19で戻されローラが突片22と係合
しうる図1の状態となる。
【0010】
【考案の効果】上述のようであるので本考案は以下の効
果を奏する。案内面の保護を要する場所と要しない場所
への長距離の搬送においてもテレスコカバーのストロー
クに制御されることなく移動が可能でありテレスコカバ
ーを必要最少の長さとすることができ小スペース低コス
トなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送台が待機位置にある本考案のテレスコカバ
ー伸長時の一部断面の側面説明図である。
【図2】同テレスコカバーの縮小時の一部断面の側面説
明図である。
【図3】搬送台が待機位置より更に左行を続けるときの
搬送台とテレスコカバーとの接続部の説明図である。
【図4】同接続が外れた状態の説明図である。
【図5】搬送台の右行でテレスコカバーと接続するとき
の説明図である。
【図6】往復台とテレスコカバーとの従来の接続説明図
である。
【符号の説明】
11 ベッド 12 案内面 13 搬送台 14 テレス
コカバー 16 当板 18 L形レ
バー 19 ばね 21 ローラ 22 突片 23 ストッ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台の走行路上の案内面を保護するテ
    レスコカバーにおいて、搬送台と連結させる最上部の
    レスコカバー端に前記搬送台のテレスコカバー縮小方向
    の移動時に搬送台と当接してテレスコカバーを重ねてい
    当板及び水平軸で旋回可能に枢支されるとともに通常
    状態でばねにより水平に保持され前記搬送台側の水平腕
    端に係合部材を有する水平腕,垂直腕でなるL形レバー
    を設け、前記搬送台にテレスコカバーの伸長方向の移動
    で前記L形レバーの水平腕端部と係合する突片を設け
    前記搬送台のテレスコカバーの伸長ストローク端を越え
    る移動で前記L形レバーの垂直腕端に当接して旋回させ
    前記水平腕端部と前記突片との係合を外すストッパを
    前記走行路上に設け、前記搬送台のオーバストロークに
    よりテレスコカバーを伸長させまた前記水平腕端と突片
    との連結の外れた搬送台の逆方向の移動で前記突片がL
    レーバーを旋回させて水平腕端部を乗り越え両者を係
    合させ搬送台とテレスコカバー連結を回復させることを
    特徴とする自動切離しテレスコカバー。
JP1991102370U 1991-11-15 1991-11-15 自動切離しテレスコカバー Expired - Lifetime JP2531604Y2 (ja)

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JP1991102370U JP2531604Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 自動切離しテレスコカバー

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JP1991102370U JP2531604Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 自動切離しテレスコカバー

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JPH0541653U JPH0541653U (ja) 1993-06-08
JP2531604Y2 true JP2531604Y2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=14325577

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JP1991102370U Expired - Lifetime JP2531604Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 自動切離しテレスコカバー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2523717Y2 (ja) * 1987-07-15 1997-01-29 アイコム株式会社 マイクロフォンの筐体構造

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JPH0541653U (ja) 1993-06-08

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