JP2531136Y2 - 切換弁 - Google Patents

切換弁

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JP2531136Y2
JP2531136Y2 JP1990064560U JP6456090U JP2531136Y2 JP 2531136 Y2 JP2531136 Y2 JP 2531136Y2 JP 1990064560 U JP1990064560 U JP 1990064560U JP 6456090 U JP6456090 U JP 6456090U JP 2531136 Y2 JP2531136 Y2 JP 2531136Y2
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忠司 萩原
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Koganei Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、切換弁に関し、特に、コイルアセンブリお
よびアタッチメントの選択組合わせにより、多機能用途
に対応可能なモジュール形弁構造にした切換弁に適用し
て有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
この種の切換弁としては、たとえば第2図(a),
(b),(c)に示すようなものがある。
すなわち、切換弁には、機能用途に応じてたとえば、
空気作動弁(第2図(c))と電磁弁とがあり、しかも
電磁弁には、直接配管形のもの(第2図(a))と間接
配管形のもの(第2図(b))とがある。
これらの切換弁における弁本体13、コイルアセンブリ
14およびパイロットアダプタ15等の部品はそれぞれの機
能用途に応じて製作し組立てていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記した切換弁の構造では、仕様が固定し
ている場合は、問題はないが、ユーザのニーズにより仕
様を変更したい場合が多く、そのような場合には、新た
な切換弁を購入しなければならず、そのため、コストが
高くつくという問題や、手配より購入するまで機械が稼
働できない時間的無駄という問題があった。
また、切換弁あるいは部品の在庫に際しては、仕様に
対応した多くの部品が必要不可欠であるため、在庫管理
上の工数が増大するという問題があった。
そこで、本考案は、前記問題点に着目してなされたも
のであり、その目的は、仕様が変更した場合でも、新た
な切換弁の購入を不要にし、コストの低廉化を図り、在
庫管理上の工数を減少させることのできる切換弁を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される考案のうち、代表的なものの
概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本考案の切換弁は、長手方向に弁孔が形成され、前記
弁孔に直交して連通する連通孔が開口面に開口されたブ
ロック状の弁本体と、前記弁本体の一端面に締結される
サイドカバーと、前記弁本体の他端面に締結されるパイ
ロットアダプタと、前記パイロットアダプタを介して前
記弁本体の他端面に締結されるコイルアセンブリと、前
記連通孔に連通する出力ポートを有し、前記弁本体の開
口面に締結されるポート付きカバーと、前記開口面に締
結され前記連通孔を閉塞するポートレスカバーとを有
し、前記弁本体と前記サイドカバーと前記パイロットア
ダプタと前記コイルアセンブリと前記ポート付きカバー
とにより形成される直接配管形の電磁弁と、前記弁本体
と前記サイドカバーと前記パイロットアダプタと前記コ
イルアセンブリと前記ポートレスアダプタとにより形成
される間接配管形の電磁弁と、前記弁本体と前記サイド
カバーと前記パイロットアダプタとにより形成される流
体作動弁との何れをも組み立て得るようにしたことを特
徴とする。
〔作用〕
本考案の切換弁によれば、弁孔に直交して連通する連
通孔が開口されたブロック状の弁本体の両端面にパイロ
ットアダプタとサイドカバーとを締結し、さらにパイロ
ットアダプタを介して弁本体にコイルアセンブリを締結
するとともに、ポート付きカバーを弁本体の開口面に締
結することにより直接配管形の電磁弁が得られる。そし
て、直接配管形の電磁弁におけるポート付きカバーに代
えてポートレスカバーを開口面に締結することによっ
て、間接配管形の電磁弁が得られることになる。このよ
うにして、カバーの交換によって直接配管形と間接配管
形の電磁弁として変更して使用することができる。
さらに、弁本体の両端面にサイドカバーとパイロット
アダプタとを締結することによって、切換弁を流体作動
弁としても使用することができる。
このように、弁本体、パイロットアダプタ、コイルア
センブリおよび各種カバーの選択組合わせにより、ユー
ザ側の仕様変更に対して切換弁を容易に対応させて使用
することができる。
したがって、仕様が変更された場合でも、新たな切換
弁の購入を不要にし、コストの低廉化を図ることができ
るばかりでなく、在庫管理やメンテナンスの面で工数を
減少させることができる。
本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である切換弁を示す分解斜
視図である。
本実施例における切換弁は、モジュール形弁構造のも
ので、弁本体1を有している。この弁本体1は、断面矩
形形状を有するブロック形のもので、中心に主軸を摺動
させる軸孔2が軸方向に沿って形成されている。
この軸孔2に直交して連通する連通孔3が弁本体1の
上面に開口されている。また、弁本体1の上面中央に
は、ポート付カバー4あるいはポートレスカバー5を取
付ボルト6aを挿通させて螺合により取付ける取付孔7が
形成されており、この取付孔7が形成された面が開口面
となっている。
さらに、弁本体1の上面肩部には、マニホールドに切
換弁を取付ボルトを挿通させて螺合により取付ける取付
孔8が形成されている。
ポート付カバー4は切換弁を直接配管形の電磁弁とし
て使用するためのもので、弁本体1の連通孔3に連通す
る出力配管接合用の出力ポート3aを有している。
ポートレスカバー5は、切換弁を間接配管形の電磁弁
として使用するためのもので、弁本体1の連通孔3を閉
塞するポートレス構造を有し、出力ポート付のマニホー
ルドを使用し、このマニホールドの出力ポートに出力配
管を接続できるようにしたものである。
前記ポート付カバー4およびポートレスカバー5は、
ともに弁本体1の取付孔7,8と対応した位置に取付孔7a,
8aが形成されている。
また、弁本体1の左側にパイロットアダプタ9および
コイルアセンブリ11が同軸状に取付ボルトを介して取付
けられ、右側にサイドカバー10が取付ボルト6bを介して
取付けられるようになっている。
前記パイロットアダプタ9は、コイルアセンブリ11あ
るいは手動弁などの非制御弁からのパイロット圧により
主軸を移動させるピストンを備え、このピストンは軸方
向に沿って形成される摺動孔12内を摺動できるようにな
っている。
前記コイルアセンブリ11は、コイルと、このコイルの
磁力により弁本体1の軸方向と直角方向に移動するプラ
ンジャとを有し、プランジャの移動により入力ポートか
ら空気圧を取込んでパイロット圧としてパイロットアダ
プタ9の摺動孔12に供給できるようにしたものである。
次に、実施例の作用を説明する。
切換弁を直接配管形の電磁弁として使用する場合、部
品として弁本体1、パイロットアダプタ9、コイルアセ
ンブリ11、ポート付カバー4、およびサイドカバー10を
使用する。
組付けに際しては、先ず、弁本体1の左側にパイロッ
トアダプタ9およびコイルアセンブリ11を取付ボルトを
介して取付ける。
次いで、ポート付カバー4およびサイドカバー10を弁
本体1の上側および右側にそれぞれ取付ボルト6a,6bを
介して取付ける。
これにより、ポート付カバー4の出力ポートに出力配
管を接続して切換弁を直接配管形の電磁弁として使用す
ることができる。
切換弁を間接配管形の電磁弁として使用する場合、前
記直接配管形の電磁弁の場合とほぼ同様であり、異なる
点は、前記ポート付カバー4に代えてポートレスカバー
5を使用し、このポートレスカバー5を弁本体1の上側
に取付ボルト6aを介して取付ける。
これにより、出力ポート付のマニホールドを使用し、
このマニホールドの出力ポートに出力配管を接続して切
換弁を間接配管形の電磁弁として使用することができ
る。
切換弁を空気作動弁として使用する場合、前記直接配
管形の電磁弁の場合とほぼ同様であり、異なる点は、コ
イルアセンブリ11に代えてパイロット配管を使用し、こ
のパイロット配管の一端をパイロットアダプタ9に接続
し、他端を手動弁などの非制御弁に接続する。これによ
り、切換弁を空気作動弁として使用することができる。
このように、弁本体1、パイロットアダプタ9、コイ
ルアセンブリ11およびカバー4,5の選択組合わせによ
り、ユーザ側の仕様変更に対して切換弁を容易に対応さ
せて使用することができる。
したがって、仕様が変更した場合でも、新たな切換弁
の購入を不要にし、コストの低廉化を図ることができる
ばかりでなく、在庫管理やメンテナンスの面で工数を減
少させることができる。
以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づ
き具体的に説明したが、本考案は前記実施例に限定され
るものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施例では、弁本体の一側にのみパイ
ロットアダプタを介してコイルアセンブリを取付けてシ
ングルコイル形の電磁弁としての機能を備えた切換弁に
ついて説明したが、これに限らず、弁本体の両側にそれ
ぞれパイロットアダプタを介してコイルアセンブリを取
付けてダブルコイル形の電磁弁として使用することもで
きる。
また、接合については、取付ボルトに代えてビス止
め、圧入、差込み等どんな手段でもよい。
以上の説明では、主として本考案者によってなされた
考案をその利用分野である空気圧により作動する切換弁
で説明したが、油圧により作動する切換弁にも適用でき
る。
〔考案の効果〕
本願において開示される考案のうち、代表的なものに
よって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおり
である。
(1).弁本体の少なくとも一側にパイロットアダプタ
を取付け、パイロット圧により弁開閉させる切換弁にお
いて、前記弁本体、パイロットアダプタ、コイルアセン
ブリ、ポート付カバーおよびポートレスカバーの選択組
合わせにより、多機能用途に対応可能にしたモジュール
形弁構造としたので、たとえば前記パイロットアダプタ
にコイルアセンブリを取付けるとともに弁本体の連通孔
側にポート付カバーあるいはポートレスカバーを取付け
ることにより、切換弁を直接配管形あるいは間接配管形
の電磁弁として使用することができる。
(2).また、前記パイロットアダプタにパイロット配
管を接続することにより、切換弁を流体作動弁として使
用することができる。
(3).このように、弁本体、パイロットアダプタ、コ
イルアセンブリおよび各種カバーの選択組合わせによ
り、ユーザ側の仕様変更に対して切換弁を容易に対応さ
せて使用することができる。
(4).したがって、仕様が変更した場合でも、新たな
切換弁の購入を不要にし、コストの低廉化を図ることが
できるばかりでなく、在庫管理やメンテナンスの面で工
数を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である切換弁を示す分解斜視
図、 第2図(a),(b),(c)は従来例である各種切換
弁を示す斜視図である。 1……弁本体、2……軸孔、3……連通孔、3a……出力
ポート、4……ポート付カバー、5……ポートレスカバ
ー、6a……取付ボルト、6b……取付ボルト、7……取付
孔、7a……取付孔、8……取付孔、8a……取付孔、9…
…パイロットアダプタ、10……サイドカバー、11……コ
イルアセンブリ、12……摺動孔、13……弁本体、14……
コイルアセンブリ、15……パイロットアダプタ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に弁孔が形成され、前記弁孔に直
    交して連通する連通孔が開口面に開口されたブロック状
    の弁本体と、前記弁本体の一端面に締結されるサイドカ
    バーと、前記弁本体の他端面に締結されるパイロットア
    ダプタと、前記パイロットアダプタを介して前記弁本体
    の他端面に締結されるコイルアセンブリと、前記連通孔
    に連通する出力ポートを有し、前記弁本体の開口面に締
    結されるポート付きカバーと、前記開口面に締結され前
    記連通孔を閉塞するポートレスカバーとを有し、 前記弁本体と前記サイドカバーと前記パイロットアダプ
    タと前記コイルアセンブリと前記ポート付きカバーとに
    より形成される直接配管形の電磁弁と、 前記弁本体と前記サイドカバーと前記パイロットアダプ
    タと前記コイルアセンブリと前記ポートレスアダプタと
    により形成される間接配管形の電磁弁と、 前記弁本体と前記サイドカバーと前記パイロットアダプ
    タとにより形成される流体作動弁との何れをも組み立て
    得るようにしたことを特徴とする切換弁。
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