JP2530869Y2 - 時間測定装置 - Google Patents

時間測定装置

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JP2530869Y2
JP2530869Y2 JP6879790U JP6879790U JP2530869Y2 JP 2530869 Y2 JP2530869 Y2 JP 2530869Y2 JP 6879790 U JP6879790 U JP 6879790U JP 6879790 U JP6879790 U JP 6879790U JP 2530869 Y2 JP2530869 Y2 JP 2530869Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、時間測定装置に関する。
[従来の技術] 従来、体力強化運動の訓練カリキュラム等では、異な
った運動内容を有する複数の訓練区分から成る一連の訓
練プログラムを繰り返し実行するものが多い。そして、
その訓練進度を知るために、時間測定を行なってラップ
タイムを取る場合、先ず、前記訓練区分毎に、例えば、
自己目標時間または標準目標時間を予め設定し、次に、
その訓練区分毎に実行時間を計測し、設定した目標時間
と計測中の実行時間との差を計測時間と共に表示して、
訓練の進度を報知する時間測定装置が知られている。
[従来技術の問題点] 上記体力強化運動の訓練カリキュラム等では、訓練プ
ログラムを繰り返し実行する場合、同じ複数の訓練区分
の実行順序を組み替えたり、また、複数の訓練区分の一
部を除くことにより、単調な繰り返しのペースに陥らな
いように訓練プログラムを実行の都度設定し直す場合が
多い。
しかし、上記従来の時間測定装置は、設定した複数の
目標時間が設定した順序で逐次表示されて計測されるの
みであり、全く同じ訓練プログラムを繰り返す場合以外
は、前記複数の訓練区分の目標時間を初めから設定し直
す必要があった。例えば、上記のように訓練区分を組み
替えたり一部の訓練区分を除く構成のプログラムに設定
し直して、即ち前回と同じ目標時間の組み替えのみの時
間構成で実行を繰り返す場合でも、前回設定した目標時
間を計測に使用することが出来ず、目標時間を初めから
設定し直す必要があった。このように、計測を行なう都
度、目標時間の設定をしなければならないのは不便であ
り、かつ手数が掛かり過ぎるという問題点があった。
[考案の目的] 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、設定した複数の
目標時間の中から任意の目標時間を選択して、その選択
した目標時間を計測時間と共に繰り返し表示できる時間
測定装置を提供することにある。
[考案の要点] 本考案は、上記目的を達成するために、設定済みの複
数の目標時間から任意の目標時間のみを選択できるよう
にしたことを要点とする。
[実施例] 以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本考案の一実施例に係わる電子腕時計の外
観図である。同図において、腕時計ケース1は、その正
面部中央に矩形の液晶表示装置2と、その液晶表示装置
2を被っている時計ガラス3とを備えている。
液晶表示装置2は、上中下3段に分かれたセグメント
表示領域を有しており、年月日、曜日、時間等の現在時
刻データを表示する。
腕時計ケース1の側面には、4個の押釦型のスイッチ
S1〜S4が設けられており、また、液晶表示装置2の下方
にも2個の押釦型のスイッチS5、S6が設けられている。
第2図は、第1図に示した電子腕時計の内部回路を示
すブロック図である。
第2図において、ROM11は、システムをコントロール
するためのマイクロプログラムや、各種表示用のデータ
を内蔵する固定メモリである。キー入力部12は、第1図
で説明した4個と2個の計6個のスイッチS1〜S6を備え
ており、各キーの操作信号を制御部10に出力する。制御
部10は、マイクロプロセッサ等のCPUから成っており、R
OM11に内蔵されているマイクロプログラムに従って、シ
ステム全体をコントロールする。また、制御部10は、後
述する、計測残り時間「0」のタイミングであるとき
は、信号aを出力してブザー19を起動する。また、後述
する分周回路15から入力する計時信号に基ずいて計時処
理を行なう。更に、後述するタイミングジェネレータ16
から入力するタイミング信号に基づいてシステム各部を
時系列にコントロールする。
発信器14は一定周期のクロック信号を生成し、その生
成したクロック信号を、分周回路15及びタイミングジェ
ネレータ16に出力する。分周回路15は、発信器14から一
定周期で入力するクロック信号を分周して、現在時刻を
計数する計時信号b、ストップウオッチで使用される例
えば100Hzの計時信号cを制御部10に出力する。タイミ
ングジェネレータ16は、発信器14から一定周期で入力す
るクロック信号に基づいてタイミング信号を生成し、そ
の生成したタイミング信号を制御部10に出力する。
RAM13は、ランダム・アクセス・メモリであり、後述
する第3図に示すように、所定のデータを記憶する各レ
ジスタにより構成されている。デコーダ・ドライバ部17
は、制御部10から入力する各信号をデコードして、表示
部18に出力する。表示部18は、第1図に説明した液晶表
装置2を備えており、デコーダ・ドライバ部17から入力
する信号に基ずいて、液晶表装置2に所定の表示を行な
う。
第3図は、上記RAM13の主要な内部構成図である。同
図において、表示レジスタR0は、第1図で説明した液晶
表示装置2に表示するデータを記憶する。計時レジスタ
R1は、前記分周回路15から出力される計時信号bに基ず
いて生成された現在時刻を記憶する。ストップウオッチ
レジスタR2は、各計測区間の計測開始からの経過時間を
記憶する。
レジスタMは、液晶表示装置2に表示する後述する3
種の表示モード(時刻表示モード、ストップウオッチモ
ード、リコールモード)に対応して「0」〜「2」の値
を記憶する表示モードフラグである。レジスタCは、数
値の設定又は修正を行なうモードの時は「1」を、通常
の表示の時は「0」の値を取るフラグである。目標レジ
スタTは、後述する目標設定レジスタX0〜X5から読み出
された目標とする時間データ(目標時間)を一時的に記
憶する。レジスタFは、時間計測の停止中は「0」を、
計測中は「1」の値を記憶するフラグである。レジスタ
Pは、目標設定レジスタX0〜X5のアドレスポインタであ
る。レジスタNは、後述する計測された区間時間データ
と目標時間との差を記憶するレジスタY0〜Y5のアドレス
ポインタである。レジスタSは、計測した区間数を記憶
する。
目標設定レジスタX0〜X5は、それぞれ、フラグA0〜A5
とそれ以外のデータ領域からなり、フラグA0〜A5は、目
標設定レジスタX0〜X5の目標時間データを使用するとき
は「1」を、使用しないときは「0」の値を取り、デー
タ領域はユーザにより予め設定された区間目標時間値を
記憶する。レジスタLは、上記目標設定レジスタX0〜X5
の全てのフラグA0〜A5が「0」の時「1」の値を取るフ
ラグレジスタである。
レジスタY0〜Y5(以下区間実測レジスタと呼ぶ)は、
2個のデータ領域Z0とZ1から成り、データ領域Z0は区間
目標時間と計測時間との差を記憶する。また、データ領
域Z1は各区間の時間データ(ラップタイム)を記憶す
る。
以上の構成において、制御部10により行なわれる動作
を、第4図〜第10図に示すフローチャート及び第11図〜
第13図の表示状態図を用いて説明する。
第4図は、プログラム全体の流れを示すフローチャー
トである。ステップSA1のHALT状態において、計時信号
bが出力され現在時刻の計時タイミングになるとステッ
プSA2に進み、時刻計数処理を行なって、得られた現在
時刻データをRAM13の現在時刻レジスタR0に記憶する。
そして、ステップSA3に進んで、後述する所定の表示処
理を行なったのち、ステップSA1に回帰する。前記ステ
ップSA1において、キー入力部12からの入力があるとき
は、ステップSA4に進み、後述するキー処理を行なった
のち、前記ステップSA3の表示処理を行なって、ステッ
プSA1に回帰する。また、前記ステップSA1において、信
号cが出力され、1/100秒毎のストップウオッチ計時タ
イミングになると、ステップSA5に進み、F=1(レジ
スタFの値が「1」)か否かを判別する。F=1のとき
はストップウオッチの計測中であり、この場合はステッ
プSA6に進み後述するストップウオッチ処理を行なった
のち、前記ステップSA3の表示処理を行なって、ステッ
プSA1に回帰する。前記ステップSA5の判別で、F=0で
あれば、計測停止中である。然して、この場合は、直ち
にステップSA1に回帰する。
次に、前記ステップSA6におけるストップウオッチ処
理の詳細を、第5図のフローチャートを用いて説明す
る。
第5図の、ステップSB1においては、RAM13のストップ
ウオッチレジスタR2に「1」を加算して計測時間の経過
を記憶し、ステップSB2では、目標レジスタTから
「1」を減算して区間目標時間と計測経過時間との差を
記憶したのち、ステップSB3で、上記目標レジスタTが
「0」であるか否かを判別する。T=0であれば、計測
経過時間が区間目標時間に達した場合であり、この場合
は、ステップSB4に進み、信号aを出力してブザー19を
起動し、ブザー音を発生させて、ユーザに計測経過時間
が区間目標時間に達したことを報知するための報音処理
を行なって当該処理を終了する。また、前記ステップSB
3の判別処理でT=0でない場合は、直ちに当該処理を
終了する。
次に、第4図のステップSA4におけるキー処理の詳細
を、第6図、第7図のフローチャートを用いて説明す
る。
第6図において、ステップSC1では、前記ステップSA1
で判別したキー入力が、スイッチS1によるキー入力であ
るか否かを判別する。スイッチS1のキー入力であるとき
は、前記3種の巡回するモードの切り換えを指定された
場合である。然してこの場合は、ステップSC2に進み、
レジスタMに「1」を加算して次のモードに切り換えた
のち、当該処理を終了する。前記ステップSC1で、スイ
ッチS1のキー入力でないと判別した場合は、ステップSC
3に進み、スイッチS2によるキー入力であるか否かを判
別する。スイッチS2のキー入力であり、且つこのキー入
力がストップウオッチモードにおいてなされた場合に
は、ストップウオッチの計測時間表示モードとストップ
ウオッチの目標時間の設定表示モードに対して交互反転
の切り換えを指示された場合である。即ち、スイッチS2
が操作された場合にはステップSC4に進み、M=1であ
るか否かを判別する。M=1であれば、ストップウオッ
チモードが設定されている場合であり、この場合は、ス
テップSC5に進み、レジスタCの値を反転させる。即
ち、値が「1」であれば「0」に、「0」であれば
「1」に切り換えて、前記スイッチS2の入力指示に従っ
てストップウオッチ表示モードと設定表示モードとを交
互反転させ、然るのち、当該処理を終了する。前記ステ
ップSC4で、M=1でないと判別した場合は、ストップ
ウオッチモードが設定されていない場合であるので、こ
の場合は、スイッチS2によるキー入力は無効とし、直ち
に当該処理を終了する。
ここで、第11図を用いて、上記動作で、スイッチS1及
びスイッチS2により設定される表示モードについて説明
する。同図に示すように、スイッチS1による入力の都
度、レジスタMの値は「0」→「1」→「2」→「0」
と切り替わり、そのレジスタMの値に対応する表示モー
ドに基づいて、同図のMD100で示す時刻表示モードの表
示、MD200で示すストップウオッチモードの表示、MD300
で示すリコールモードの表示、再び時刻表示モードの表
示と表示が切り替わる。そして、同図のMD200でM=1
が示すストップウオッチモードが設定されている場合
に、スイッチS2によるキー入力が行なわれると、レジス
タCの値が「0」→「1」→「0」と切り替わり、その
切り替わったレジスタCの値に基づいて、同図MD210で
示すストップウオッチの計測時間表示モードの表示、設
定表示モードの表示、再び計測時間表示モードの表示と
表示が切り替わる。
前記時刻表示モードでは、例えば、第1図に示す如
く、現在時刻1990年日曜日7月15日10時55分23秒が、液
晶表示装置2に表示されて、時刻表示処理が行なわれ
る。また、ストップウオッチモードでは、のちに第12図
で詳述する表示処理が、また、リコールモードでは後に
第13図で詳述する表示処理が行なわれる。
第6図に戻り、上記ステップSC1、及びステップSC3に
おけるキー入力判別処理に続いて、キー入力がスイッチ
S1、又はS2によるものでない場合は、ステップSC6に移
り、スイッチS3によるキー入力であるか否かを判別す
る。スイッチS3による入力であれば、目標メモリ(目標
設定レジスタX0〜X5)の中から1個、又は計測メモリ
(区間実測レジスタY0〜Y5)の中から1個のメモリを選
択することを指定された場合である。然してこの場合
は、ステップSC7に進み、レジスタMの値を判別する。
M=1であればストップウオッチモードであり、この場
合は、ステップSC8に進み、レジスタC=1か否かを判
別する。C=1であれば、第11図のMD200の中のMD220で
示した設定表示モードである。然して次のステップSC9
では、アドレスポインタPに「1」を加算することによ
り、順次目標メモリを選択する処理を行なう。
ここで、前記ステップSC9において行なわれる目標メ
モリ(目標設定レジスタX0〜X5)の選択について、第12
図を用いて説明する。同図のMD220で示す如く、目標設
定レジスタX0〜X5に対応するMD221〜MD226の6個の表示
が示されている。これら6個の表示はスイッチS3のキー
入力の都度、順次巡回して切り替わる。例えばMD221の
表示では、上段に目標メモリ番号が「NO.1」と表示さ
れ、中段には、その番号「1」である目標メモリ即ち目
標設定レジスタX0の、フラグA0の値が「1」であること
を示す「ON」と、セットされた時間「1時間」を示す
「1−」が表示され、さらに下段には、セットされた時
間「45分00秒00」が表示されている。このMD221の表示
は、次にスイッチS3のキー入力が行なわれると右隣のMD
222以降の表示へと替っていく。即ち、アドレスポイン
タPが+1され次の目標設定レジスタX1、X2、X3…の内
容が表示される。これら表示の、「ON」又は「OFF」の
表示は後述するスイッチS6のキー入力により行なわれ、
また目標時間の設定は、後述するスイッチS4及びS5のキ
ー入力により設定される。
第6図に戻り、前記ステップSC8の判別で、C=0で
あれば、ストップウオッチの計測時間表示モードであ
る。然してこの場合は、ステップSC10に進み、レジスタ
Fの値を判別する。F=0であれば、時間計測の停止中
なので、この場合はステップSC11に進み、後述する計測
スタート処理を行なう。また、前記ステップSC10の判別
で、F=1であれば、時間計測中にスイッチS3が操作さ
れた場合であり、この場合はステップSC12に進み、後述
するラップ処理を行なう。また、前記ステップSC7の判
別で、M=1でなければ、ステップSC13に進み、M=2
であるか否かを判別する。M=2であれば、リコールモ
ードであり、各区間の計測結果を表示するため、計測メ
モリの更新を指示した場合である。然してこの場合は、
ステップSC14に進み、アドレスポインタNに「1」を加
算することにより、順次計測メモリ(レジスタY0〜Y5)
を選択して、その選択した計測メモリの2個のデータ領
域Z0及びZ1から、それぞれ記憶されている時間差データ
及びラップタイムを読み出して表示レジスタR0に転送し
表示を行なう。前記ステップSC13の判別でM=2でない
と判別したときは、スイッチS3によるキー入力を無効と
し、直ちに当該処理を終了する。
上記表示は、例えば第13図に示す如く表示される、MD
301で示す例では、レジスタY0の「計測区間1番、目標
超過時間(時間差)10秒、ラップタイム1時間45分10
秒」が、MD302で示す例では、レジスタY1の「計測区間
2番、目標短縮時間(時間差)1分、ラップタイム54分
ジャスト」が、MD303で示す例では、レジスタY4の「計
測区間5番、目標超過時間(時間差)13秒、ラップタイ
ム55分13秒」が、または、MD304で示す例では、レジス
タY5の「計測区間10番、目標超過時間(時間差)20秒、
ラップタイム1時間44分40秒」が、液晶表示装置2に、
スイッチS3のキー入力の都度切り替わって表示される。
次に、第6図のステップSC11における計測スタート処
理の詳細を、第8図のフローチャートを用いて説明す
る。処理の初めのステップSD1では、計測をタートさせ
る為にFに1をセットする。次に、ステップSD2におい
て目標メモリ(目標設定レジスタX0〜X5)の設定フラグ
(フラグA0〜A5)を調べて、全ての設定フラグの値が
「0」であるか否かを判別する。全てが「0」であれ
ば、ステップSD3に進み、レジスタLに「1」をセット
して、後続の処理に対して区間目標時間が全く設定され
ていない、又は設定済目標時間が全く選択されていない
ことを示し、当該処理を終了する。上記ステップSD2
で、目標メモリの設定フラグ全ての値が「0」ではない
場合は、ステップSD4に進み、アドレスポインタPでア
ドレスされた目標メモリの設定フラグが「ON」であるか
否かを判別する。「ON」であれば、その設定フラグが
「ON」である目標メモリに記憶されている区間目標時間
を、目標レジスタTに記憶したのち、当該処理を終了す
る。前記ステップSD4で、設定フラグが「ON」でなけれ
ばステップSD6に進み、アドレスポインタPに「1」を
加算して次の目標メモリのアドレスを指定してステップ
SD4に戻る。これにより、レジスタTには必ず区間目標
時間が設定される。
次に、第6図のステップSC12におけるラップ処理の詳
細を、第9図のフローチャートを用いて説明する。処理
の初めのステップSE1では、実測区間数を示すレジスタ
Sの値を調べ、その値SがS<5であるか否かを判別す
る。S<5であれば、ステップSE2に進み、アドレスポ
インタNによってアドレス指定されている区間実測レジ
スタ(以下Ynとする)のラップタイム領域Z1に、ストッ
プウオッチレジスタR2から読み出した実測時間データを
記憶する。そして、ステップSE3に進み、レジスタLの
値が「1」であるか否かを判別する。「1」であれば、
区間目標時間が全く設定されていないか、又は設定済目
標時間が全く選択されていない場合であり、実測時間と
目標時間との時間差を表示する必要がない場合である。
然してこの場合は、ステップSE4に進み、次回のラップ
タイム表示の際、表示装置2の上記不用となった時間差
データ表示部分に前回のラップタイムを表示するため
に、表示レジスタR0の上記不用となった時間差データ記
憶領域に、ラップタイムレジスタR2の計測時間データを
記憶する。然るのち、ステップSE7に進み、ラップタイ
ムレジスタR2をクリアすると共に、図示していないが第
8図のステップSD4〜SD6と同様の処理により次の目標時
間をレジスタTに設定する。前記ステップSE3で、L=
1でなければ、ステップSE5に進み、アドレスポインタ
Nでアドレス指定されている区間実測レジスタYnの時間
差領域Z0に、目標レジスタTから読み出した時間差デー
タを記憶する。そして、ステップSE6に進み、アドレス
ポインタNに「1」を加算して、次の区間実測レジスタ
Ynをアドレス指定すると共に、レジスタSをインクリメ
ントして前記アドレスを設定された次の区間実測レジス
タが何個目の区間実測レジスタであるかを記録したの
ち、前記ステップSE7の処理を行なってメインルーチン
に復帰する。また、前記ステップSE1でS<5でなけれ
ば、計測データを記憶するための、即ちアドレスポイン
タNでアドレス指定されている区間実測レジスタYnは最
後の区間実測レジスタY5である。そして、最終区間の計
測はまだ終了していない場合であるので、ラップタイム
の記録(記憶)は行わず、直ちに前記ステップSE7の処
理を行なってメインルーチンに復帰する。
第6図に戻り、前記ステップSC6の判別で、キー入力
がスイッチS3によるものでない場合は、ステップSC15に
進み、スイッチS4によるキー入力であるか否かを判別す
る。スイッチS4によるキー入力であれば、ステップSC16
に進み、M=1であるか否かを判別する。M=1であれ
ば、ストップウオッチモードであり、この場合はステッ
プSC17に進み、C=1であるか否かを判別する。C=1
であれば数値の設定(または修正)のモードであり、こ
の場合はステップSC18に進み、第12図のMD220で示す如
く液晶表示装置2に表示された時間データの桁選択処理
を行なう。この桁選択処理は、例えば、スイッチS4のキ
ー入力の都度表示されている時間データの1桁を左から
右へ、中段から下段へと移動させて点滅表示させ、選択
された桁の報知を行なう。そして、当該処理を終了し、
後続の処理で前記選択された桁に対する設定処理を待機
する。前記ステップSC17の判別で、C=0であれば、ス
トップウオッチの計測時間表示モードであり、ステップ
SC19に進みF=1であるか否かを判別する。F=1であ
れば、計測停止を指示された場合であるので、ステップ
SC20に進み、後述する計測ストップ処理を行なって当該
処理を終了する。前記ステップSC19の判別で、F=0の
場合は、ストップウオッチデータの(計測時間データ)
のクリアが指示された場合であるので、ステップSC21に
進み、全ての区間実測レジスタY0〜Y5をクリアして、当
該処理を終了する。又、前記ステップSC16で、M=1で
ない場合は、スイッチS4によるキー入力を無効とし、直
ちに当該処理を終了する。
ここで、前記ステップSC20における計測ストップ処理
の詳細を、第10図のフローチャートを用いて説明する。
先ず、ステップSF1においては、アドレスポインタNで
アドレス指定されている区間実測レジスタYnのラップタ
イム記憶領域Z1に、ストップウオッチレジスタR2から読
み出したラップタイムデータを記憶し、同じく区間実測
レジスタYnの時間差データ記憶領域Z0に目標レジスタT
から読み出した時間差データを記憶する。そして、ステ
ップSF2に進み、計測ストップの為にレジスタFに
「0」をセットして、メインルーチンに復帰する。
第6図のステップSC15の判別で、キー入力がスイッチ
S4によるものでない場合は、第7図のフローチャートに
示すステップSC22に進む。ステップSC22では、キー入力
がスイッチS5によるものであるか否かを判別する。スイ
ッチS5によるものである場合は、目標設定レジスタX0〜
X5に対するクリア処理であるか、又は、前記ステップSC
18の処理で桁選択された桁の設定を行なうためのキー入
力である。然してこの場合は、ステップSC23でM=1、
即ちストップウオッチモードであることを判別したの
ち、ステップSC24でC=1であるか否かを判別し、C=
1、即ち設定表示モードであれば、ステップSC25に進
み、選択された桁に対する設定を行なって当該処理を終
了する。また、ステップSC24でC=1でなければ、即
ち、ストップウオッチの計測時間表示モードであり、ス
テップSC26に進み、選択された目標設定レジスタX0〜X5
に対するクリア処理を行なって当該処理を終了する。ま
た、前記ステップSC23の判別で、M=1でない場合は、
スイッチS5によるキー入力は無効とし、直ちに当該処理
を終了する。
前記ステップSC22の判別で、キー入力がスイッチS5に
よるものでない場合は、スイッチS6によるキー入力であ
る。然してこの場合は、ステップSC27でM=1、即ちス
トップウオッチモードであることを判別したのち、ステ
ップSC28でC=1であるか否かを判別し、C=1、即ち
設定表示モードであれば、ステップSC29に進み、前記ア
ドレスポインタPで選択指定されている目標設定レジス
タX0〜X5のフラグ(A0〜A5)を、設定になっていれば解
除に、解除になっていれば設定に、反転セットして当該
処理を終了する。また、前記ステップSC28の判別で、C
=1でなければ直ちに当該処理を終了する。また、前記
ステップSC27の判別でM=1でない場合も直ちに当該処
理を終了する。
然して、例えばレジスタX0〜X5に第12図のMD221〜MD2
26の如き目標時間が設定されており、レジスタX0の1時
間45分、レジスタX3の55分、レジスタX5の1時間のみを
繰り返して目標時間として使用する場合はスイッチS1の
操作でストップウオッチモードに切り換え、更にスイッ
チS2の操作で設定表示モードに切り換えたのち、目標レ
ジスタの中からレジスタX0の番号「1」、レジスタX3の
「4」及びレジスタX5の「6」の目標レジスタに設定済
みの時間を目標時間として選択(スイッチS6によりフラ
グを「ON」にセット)し、そして、スイッチS2の操作で
ストップウオッチの計測時間表示モードに切り換えたの
ち、スイッチS3を操作する。これにより前記予め選択し
た目標レジスタの内、最初の目標レジスタのデータ(MD
220のMD221の表示)が読み出され、同時に計測が1/100
秒単位で開始される。そして、その設定されている目標
残存時間(目標時間と計測時間との差)と計測時間と
が、同図MD212で示す如く「目標区間番号1、目標時間
(但し計測時間の経過1秒未満の時)1時間45分、計測
時間0時間0分0秒1/100」と表示される。そして、時
間計測の進行に伴い、同図MD212−1及びMD212−2に示
す如く、中段左には、4桁で目標残存時間を表示し、中
段右には計測時間の60分単位の時間を、下段には計測時
間の「分、秒、1/100秒」を表示する。そして、計測時
間が目標時間を越えた場合は、同図MD212−3で示す如
く、表示の上段左に「+」が表示され、中段左には超過
時間が表示される。第1区間の計測が終了したとき、再
びスイッチS3を操作すると、第9図に詳細に示したラッ
プ処理が行われスイッチS3が操作された時の時間差及び
ラップタイムがレジスタX0に記憶される。同時に、2番
目の目標時間が設定されている前記選択され番号「4」
の目標レジスタX3のデータが読み出され、MD224で示す
如く、「目標区間番号2、目標時間55分、計測時間0時
間0分0秒00」と表示され、直ちに計測が開始される。
このようにしてスイッチS3が操作される毎に時間差、ラ
ップタイムがレジスタY0〜Y4に記憶されるが、第6区間
からの計測時間データは計測中は表示されるが、記憶は
されない(レジスタSが5よりオーバーする為)。そし
て、最終の区間の計測が終了した時点で(同図MD21
4)、スイッチS4を操作すると計測が停止し(同図MD214
−1)、その最後の第10区間の計測時間データがレジス
タY5に記憶され計測が終了する。この時点で、スイッチ
S1の操作でリコールモードに切り換え、第13図に示した
ようにスイッチS3の操作で順次区間実測レジスタの内容
(実測データ)を表示させると、第1区間〜第5区間及
び第10区間の6区間の計測データが表示される。
以上のようにして、計測用のメモリの本数を越えて時
間計測を行なっても、最初の区間と最後の区間のラップ
タイムを直ちに表示することが出来る。
尚、本実施例では、ラップタイムを記憶するようにし
ているが、計測開始から終了までの時間を計測して記憶
するレジスタを設けて表示し、また、計測開始から現在
までの時間と前回のスイッチ操作(中間計測処理)との
差を算出してラップタイム表示を行なうようにしてもよ
い。また、次の区間計測に移る場合、スイッチ操作によ
り直ちに表示を切り換えているが、スイッチ操作で計測
停止した前区間タイムを例えば5〜10秒間表示したの
ち、計測開始している現在区間の表示に切り換えるよう
にしてもよい。また、計測時間の単位を1/100秒として
いるが、例えば1/1000としてもよく、計測時間の単位は
種々設定出来る。
尚、本実施例では電子腕時計に適用した例について述
べたが、時間計測専用の機器であってもよく、電子手帳
やスケジューラ等小型機器、或いは、自動車や自転車等
の乗物に組み込むことが出来、種々応用が考えられる。
また、液晶表示部2は、全面に配置したドットマトリク
ス表示体を用いてもよく、表示方法は種々考えられる。
[考案の効果] 本考案によれば、設定した複数の目標時間から簡単な
スイッチ操作で任意の目標時間を選択出来、時間計測の
都度、目標時間を設定する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる電子腕時計の外観
図、 第2図は上記電子腕時計の内部回路を示すブロック図、 第3図はRAM13の主要な内部構成図 第4図はプログラム全体の流れを示すフローチャート、 第5図は第4図のフローチャートのステップSA6のスト
ップウオッチ処理を詳述するフローチャート、 第6図は第4図のフローチャートのステップSA4のキー
処理を詳述するフローチャート、 第7図は第6図のキー処理のフローチャートに続くキー
処理のフローチャート、 第8図は第6図のフローチャートのステップSC11の計測
スタート処理を詳述するフローチャート、 第9図は第6図のフローチャートのステップSC12のラッ
プ処理を詳述するフローチャート、 第10図は第6図のフローチャートのステップSC120の計
測ストップ処理を詳述するフローチャート、 第11図はモードをまとめて説明する図、 第12図はストップウオッチモードの際の表示の例を示す
図、 第13図はリコールモードの際の表示の例を示す図であ
る。 1……腕時計ケース、2……液晶表示装置、10……制御
部、11……ROM、12……キー入力部、13……RAM、14……
発振器、15……分周回路、16……タイミングジェネレー
タ、18……表示部、S1、S2、S3、S4、S5、S6……スイッ
チ.

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間計測手段と、 複数の目標時間データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段が記憶する複数の目標時間データの中から任
    意の目標時間データを選択する選択手段と、 前記時間計測手段により計測された所定の時点から所定
    の時点までの複数の経過時間データを記憶するよう指示
    する指示手段と、 該指示手段により指示された経過時間データ及びその経
    過時間データと前記選択手段により選択された目標時間
    データとの時間差データを表示する表示手段とを有する
    ことを特徴とする時間測定装置。
  2. 【請求項2】前記指示手段により指示された複数の計測
    経過時間データを計測順位上位から記憶する第2の記憶
    手段を更に有し、該第2の記憶手段は、その複数の計測
    経過時間を記憶する記憶領域の最後の記憶領域を除く記
    憶領域に、前記計測順位上位の計測経過時間データから
    順次計測経過時間データを記憶し、計測経過時間データ
    の数が前記最後の記憶領域を除く記憶領域の数を越えた
    場合は最後の計測経過時間データを最後の記憶領域に記
    憶することを特徴とする請求項1記載の時間測定装置。
JP6879790U 1990-06-28 1990-06-28 時間測定装置 Expired - Lifetime JP2530869Y2 (ja)

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