JP2530754B2 - ボイドランプ制御装置 - Google Patents

ボイドランプ制御装置

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JP2530754B2 JP2338738A JP33873890A JP2530754B2 JP 2530754 B2 JP2530754 B2 JP 2530754B2 JP 2338738 A JP2338738 A JP 2338738A JP 33873890 A JP33873890 A JP 33873890A JP 2530754 B2 JP2530754 B2 JP 2530754B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、露光により潜像が形成される感光シート
を用いて像形成処理を行う画像形成装置において、感光
シート両端部の非画像領域を露光処理して現像が行われ
ないようにするボイドランプの制御装置に関する。
(b)従来の技術 感光感圧性を有する感光シート(光が当たった領域は
加圧されても受像シート上に染料を転写させないが、光
が当たらなかった領域は受像シートに染料を転写させる
シート)を用いて像形成処理を行う画像形成装置では、
感光シートを供給軸に巻回し、この供給軸から露光部,
バッファ部,圧力現像部を含む感光シート搬送系を経由
させて巻取軸に巻き取るようにしている。感光シートは
前記露光部で原稿反射光,レーザ光等の造像光に露光さ
れて潜像が形成され、圧力現像部で受像シートと重ねら
れた状態で加圧されることによって潜像を顕像化して受
像シート上に転写させる。
ところで、造像光で感光シート上に潜像を形成させる
とき、ほとんどの場合は画像幅(造像光が照射される
幅)の方が感光シート自体の幅よりも狭くなる。したが
ってその状態のままで圧力現像処理を行うと光が当たっ
ていない両端部分の現像が行われて、受像シートの幅方
向の端部に汚れが生じてしまうことがある。この汚れを
防止するため、露光部直前にボイドランプを配置し、露
光処理中にボイドランプをも点灯させることによって感
光シートの両端部を露光し、両端部の染料が受像シート
に付着してしまうことがないようにしている。
(c)発明が解決しようとする課題 しかしながら従来、画像の先端部においてボイド露光
が不足して受像シートの両端に汚れが生じてしまうこと
があった。これは二つの原因によるもので、一つは、ボ
イドランプが露光部の前に設けられているために露光開
始と同時にボイドランプを点灯するとボイドランプと露
光部との間の領域が露光されないためであった。また他
の一つは、ボイドランプの点灯開始時の光量が不安定で
あるために十分な光量が与えられず、若干の染料が転写
されてしまうためであった。
これらの問題を解決するためには露光処理開始の前
に、ボイドランプと露光部との間の領域を露光するため
の時間t1、および、ボイドランプの光量が安定するまで
の時間t2、のt1+t2だけ遡ってボイドランプを点灯させ
ることが考えられるが、この方法であると、時間の無駄
になる不都合や、制御が複雑になる不都合が生じてしま
う。
この発明の目的は、時間の無駄がなく、また、簡単な
制御でボイド露光の不足を解消することのできるボイド
ランプ制御装置を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 ところで、感光シートを用いて像形成処理を行う画像
形成装置では、像形成時に感光シートに余分な弛みがあ
ったり引っ張りの力が加わっていると形成画像に歪みが
生じてしまうことがある。そこで、感光シートを用いて
像形成を行う画像形成装置では、像形成処理の第1段階
である露光処理を開始する前にまず感光シートの初期セ
ットを行っている。これは、供給軸の感光シートを一旦
バッファ部へと引き出し、その後所定のトルクを掛けて
バッファ部の感光シートを巻取軸へと引っ張るという動
作であり、感光シートは弛みも突っ張りも無い状態でセ
ットされる。この発明はこの露光処理開始前に行われる
初期セットの処理を利用したもので、初期セット動作時
にボイドランプの露光を開始する手段を設けたことを特
徴とするものである。
(e)作用 この発明においては露光処理前に感光シートを引き出
して初期セットする初期セット動作のときにボイドラン
プの点灯を開始する。したがって、初期セット動作のと
きに引き出された感光シートはボイドランプによって露
光され、画像の先端が対応する領域はボイド露光済の領
域となる。また予めボイドランプの点灯を行うため十分
な光量でボイド露光を行うことができるようになる。
なおここで、ボイドランプと露光部との間の領域を露
光するための時間をt1、ボイドランプの光量が安定する
までの時間をt2とした場合、初期セット動作に要する時
間が“t1+t2"を越えている必要があるが、ボイドラン
プは露光部の直前に配置されており、また、t2も十分に
短い時間であるため、“t1+t2"は初期セットに要する
時間よりも短い。
(f)実施例 第2図は感光シート搬送系を示した図である。
感光シート1は供給軸2に巻回されている。供給軸2
は図示しないカートリッジに収納され、外光および外圧
から保護されている。感光シート1は供給軸2から引き
出され、スプロケットローラ3、ボイドランプ4、露光
部を構成する露光台5、バッファ部を構成するバッファ
ローラ6、圧力現像部を構成する圧力ローラ7、およ
び、剥離ローラ8を経由して巻取軸9に巻き取られてい
る。感光シート搬送系は上記の供給軸2、スプロケット
ローラ3・・・巻取軸9によって構成されている。
ここで像形成時の処理を簡単に説明しておく。なお像
形成処理は露光処理が終了してから圧力現像処理が行わ
れる。これは感光シート1の光感度と圧力感度とが大幅
に異なるためで、露光処理を行うときと圧力現像処理を
行うときとで感光シートの搬送速度を変えることによっ
てそれぞれの感度に応じた処理を行うことができる。
露光処理はバッファローラ6が矢印A方向に移動する
ことによって行われる。露光処理時には供給軸2のロッ
クが解除され、巻取軸9がロックされる。そして圧力ロ
ーラ7は圧力解除状態にされ、バッファローラ6が矢印
A方向に移動する。これによって供給軸2からは感光シ
ート1が引き出され、その感光シートはバッファローラ
6が引き出された部分、すなわちバッファ部にストック
されてゆく。このとき、露光台5上には例えば、原稿反
射光やレーザ光等の造像光が導かれ、感光シート1上に
潜像が形成されてその潜像領域がバッファ部へとストッ
クされてゆく。
露光処理が終了すると引き続いて圧力現像処理が行わ
れる。圧力現像処理時には供給軸2がロックされ、巻取
軸9が感光シートを巻取る方向に回転される。バッファ
ローラ6は矢印B方向に移動し、バッファ部にストック
されていた潜像形成済の感光シートを圧力ローラ側へと
搬送する。また圧力ローラ7は加圧され、圧力ローラ位
置に受像シートが供給される。なおこの受像シートは感
光シート上の潜像に重なるようにタイミングを見計らっ
て給紙される。このような動作により、感光シート1上
の潜像に受像シートが重ねられて圧力ローラ7で加圧さ
れ、感光シート1上の潜像が顕像化されて受像シートに
転写される。
上記のようにして像形成処理が行われるが、通常、像
形成処理前には感光シートの初期セットが行われる。初
期セットは感光シートの弛みや突っ張りを解消するため
のもので、バッファローラ6を矢印A,B方向に移動させ
るとともに、B方向に移動させるときに巻取軸9に所定
の巻き取りテンションを掛けることによって感光シート
1の張力を規定値にするものである。また、この初期セ
ット動作時にはボイドランプ4も点灯される。
ボイドランプ4にはハロゲンランプやLED等が用いら
れる。ボイドランプ4は第2図において垂直方向に幾つ
かのランプが並べて設けられたものであり、形成される
画像のサイズに応じて必要なランプが点灯してボイド露
光を行う。例えば第3図(A)に示したように形成画像
がB5サイズの場合、感光シートの中央部にB5サイズ幅a
を設定し、その両端を露光すべく対向する領域のランプ
を点灯する。また、同図(B)に示したようにA4サイズ
の場合には中央部にA4サイズ幅bを設定し、その両端を
露光すべくランプの点灯を行う。
第1図は同装置におけるボイド露光処理時の処理手順
を示したフローチャートである。
まず、プリントスイッチが操作されると必要なボイド
ランプを点灯し、これと同時にバッファローラ6を矢印
A方向に移動して初期セット動作を開始する(n1→n2→
n3)。バッファローラ6はT1時間だけ矢印A方向に移動
し感光シート1の引き出しを行う(n4)。そしてT1時間
後に矢印B方向に移動を開始し、そのとき巻取軸9には
巻き取り方向の力が掛けられているから感光シート1に
は一定の張力が掛けられる。そして、バッファローラ6
のホームポジションに設けられているセンサがオンする
とバッファローラ6および巻取軸9が停止する(n5→n6
→n7)。
以上のn1〜n7の動作が初期セット動作であり、処理セ
ット動作が終了すると引き続いてバッファローラ6が矢
印A方向に移動を開始、像形成処理としての露光処理が
行われる(n8)。そして露光処理が終了するとボイドラ
ンプ4が消灯する(n9→n10)。
なお、初期セット動作時に供給軸から引き出される感
光シート1の長さをl1とすると、露光台5上の露光部
と、ボイドランプ4による露光領域との距離l2はl1より
も十分に長い必要がある。これは、露光処理が開始され
るときに露光台5上に位置している感光シートが十分に
ボイド露光された領域である必要があるためで、この十
分に長い距離はランプが安定した光量を出すことができ
るようになるまでの時間に比例する。
(g)発明の効果 この発明によれば、露光処理が開始される前に予めボ
イドランプが点灯されてボイド露光が開始され、この間
に感光シートの搬送も行われるため画像の先端部でも十
分にボイド露光が行われ、画像先端に汚れが生じてしま
うことがない。
このボイド露光は、感光シートの初期セット動作時に
同時に行われるため、特別な時間枠を設ける必要がなく
時間の無駄がない。また制御としては初期セット動作開
始と同時に開始させるので、特別に露光開始前の時間を
遡って制御する必要もなく、制御が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるボイドランプ制御装置
におけるボイドランプ制御の処理手順を示したフローチ
ャート、第2図は感光シートの搬送系の構成を示した
図、第3図(A),(B)は感光シート上におけるボイ
ド露光領域を示した図である。 1……感光シート、2……供給軸、4……ボイドラン
プ、5……露光台、6……バッファローラ、9……巻取
軸。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−157152(JP,A) 特開 平1−267626(JP,A) 実開 昭63−60142(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光処理の開始前に感光シート搬送系を動
    作させて若干長の感光シートを引き出すことにより感光
    シートの初期セットを行う画像形成装置において、 感光シート搬送系の露光部の直前に感光シートの両端部
    を露光するボイドランプを配置するとともに、前記初期
    セット動作時にボイドランプの露光を開始する手段を設
    けたことを特徴とするボイドランプ制御装置。
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