JP2530528Y2 - ケーブル用コネクタ - Google Patents

ケーブル用コネクタ

Info

Publication number
JP2530528Y2
JP2530528Y2 JP1992067729U JP6772992U JP2530528Y2 JP 2530528 Y2 JP2530528 Y2 JP 2530528Y2 JP 1992067729 U JP1992067729 U JP 1992067729U JP 6772992 U JP6772992 U JP 6772992U JP 2530528 Y2 JP2530528 Y2 JP 2530528Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
press
insulator
hole
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992067729U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0631083U (ja
Inventor
徹 橋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP1992067729U priority Critical patent/JP2530528Y2/ja
Priority to US08/107,966 priority patent/US5364291A/en
Publication of JPH0631083U publication Critical patent/JPH0631083U/ja
Priority to US08/253,418 priority patent/US5403205A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2530528Y2 publication Critical patent/JP2530528Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,ケーブル用コネクタに
関し,特にケーブルの結線後,モールドインによりフー
ドを構成する場合に,フードの樹脂がコンタクトの接触
性能に悪影響を与えない様にするための技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブル用コネクタにおいては,
図5に示すように,コンタクト10は先端部に湾曲状に
曲成された接触部11と幅広状に形成された圧入部14
とを有する細長板体で,このコンタクト10をインシュ
レータ20に形成された受容孔21,22に圧入するも
のであった。受容孔の内,21はコンタクト10の圧入
部14を保持状態で受容する部分で,22は接触部11
を挿通収容する部分である。
【0003】ところで,前記インシュレータに20に形
成されたコンタクト10の接触部11を挿通収容する受
容孔22は,接触部11が通過後は開口したままの状態
である。したがって,このような構成のコネクタをフー
ド付きのものとするために,モールドインを行う場合に
は,ケーブルとの結線後,組込むバックシェルの隙間を
なくす必要がある。このため,この隙間に樹脂を塗布し
この隙間を埋める,いわゆる,ポッティングを施してお
き,モールドイン時にモールド材が隙間から入り込まな
いようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし,上記したよう
な,隙間にポッティングを行う作業は,手作業となり易
く,製造コストの高騰化を招くばかりでなく,品質のバ
ラツキを生じていた。
【0005】そこで,本考案の技術的課題は,ポッティ
ング作業を不要とし,製造コストの低廉化が図れ,さら
には,品質のバラツキの少ないフード付きのケーブル用
コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のケーブル用コネ
クタは,湾曲形成された接触部と該接触部よりも幅広の
圧入部とを一体に有するコンタクト,及び前記コンタク
トを保持するインシュレータを含み,前記インシュレー
タは,前記圧入部を圧入保持した保持孔と,前記保持孔
の孔壁に形成され前記保持孔と平行にのびた付加溝とを
有し,前記保持孔及び前記付加溝は合わせて前記接触部
の通過を許す寸法を有し,前記保持孔及び前記付加溝に
対する前記接触部の通過を伴って前記圧入部を前記保持
孔に圧入することを可能にしたケーブル用コネクタにお
いて,前記コンタクトは,前記保持孔への挿入方向にお
いて前記接触部の反対側に,前記圧入部に連設された溝
遮断部を備え,前記溝遮断部は,前記保持部よりも狭い
幅を備えるとともに,前記インシュレータに保持された
状態で前記付加溝に嵌合して該付加溝を実質的に遮断す
るように,屈曲して前記幅方向に交差する方向に突出し
ていることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の本考案においては,先ずコンタクト
の接触部をインシュレータに形成された保持孔に挿通し
てコンタクトを押込む。コンタクトの圧入部がインシュ
レータの付加溝に挿嵌される。さらにコンタクトを押込
んでコンタクトの溝遮断部を保持孔に挿嵌状態にする。
そうすれば,コンタクト組立状態において,圧入部が保
持孔を溝遮断部が付加溝を遮断し,ポッテイングをする
必要がない。この組立状態の時,コンタクトの接触部は
コネクタ先端内部に形成された受容孔に位置するととも
に,保持孔に保持された部分でもってバネ性を有するよ
うに構成されている。
【0008】
【実施例】以下,添付の図面に基づいて本考案の実施例
について説明する。
【0009】図1は本考案の一実施例のコネクタ本体を
示す説明図で,(a)は平面図,(b)は正面図,
(c)は底面図,(d)は側面図であり,図2は前記コ
ネクタ本体にバックシェルを組込んだ説明図で,(a)
は正面図,(b)は側面図,(c)は(a)におけるA
−A線断面図であり,図3コンタクトをコネクタ本体
のインシュレータに組込む前の状態を示す説明図,図4
はフードをモールドインした状態を示した説明図で,
(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は底面図,
(d)は一部断面側面図である。
【0010】図1(a),(b),(c),(d)に示
すように,コネクタ本体はインシュレータ20と,これ
に一体的に取り付けられたシェル40とを有している。
【0011】図2(a),(b),(c)に示すよう
に,コネクタ本体のインシュレータ20内中央部には,
コネクタ接続方向(図示において上下方向)に向けてコ
ンタクト10の保持孔21,及び付加溝に一体的に接続
した状態で延在形成されている。これらの保持孔21及
び付加溝22の一方の端部はコンタクト10の結線部
側,即ち,カバー30側に開口している。そして,他方
の端部は,相手側コネクタを挿通受容するために形成さ
れた受容孔24に開口接続している。なお,図中符号4
0はシェル,符号50および60はバックシェルであ
る。
【0012】上記コンタクト10は,図2(c)および
図3に示すように,先端側における接触部11と,胴部
における幅広状に形成された圧入部14と,圧入部14
から結線部12側において板厚方向に湾曲形成された溝
遮断部15を有する。
【0013】コンタクト10の接触部11は,受容孔2
4に挿嵌される相手側コネクタのコンタクト(図示せ
ず)の接触部に接触するように,保持孔21を通って受
容孔24の中空部に位置する。
【0014】コンタクト10の圧入部14は,保持孔2
1内において嵌合状態に保持されており,前記受容孔2
4の中空位置に垂下した状態となっている接触部11に
バネ性を付与している。
【0015】コンタクト10の溝遮断部15は,前記接
触部11を通過させるための付加溝22内に挿嵌状態で
位置している。
【0016】図3に示すように,保持孔21の大きさは
コンタクト10の圧入部14が圧入されるような寸法に
設定されており,保持孔21と付加溝22との連結高さ
寸法aはコンタクト10の溝遮断部15の高さ寸法cと
略同一に設定されており,付加溝22の幅寸法bは溝遮
断部15の幅寸法dと略同一に設定されている。このよ
うにコンタクト10とインシュレータ20の保持孔2
1,及び付加溝22の寸法関係を設定することにより,
付加溝22はコンタクト10の圧入部14と溝遮断部1
5によって塞がれた状態となる。
【0017】次に,このようにインシュレータ20内に
コンタクト10を圧入した後,フードをモールドインに
よって取り付ける。図4(a),(b),(c),
(d)にフード70を取り付けた状態を示す。本考案に
よれば,このフード70のモールドイン成型時において
図2(a),(b),(c)で示したバックシェル5
0,60内にフード70成型材料たる樹脂が流入する
が,コンタクトの接触部11付近に樹脂が流れ込むこと
がない。なお,図中,80はケーブルである。
【0018】
【考案の効果】以上,説明したように,本考案によれ
ば,コンタクトをインシュレータ内に組込むだけで,コ
ンタクトの通過する付加溝を塞ぐことができ,ポッティ
ング作業を行う必要がなくなる。このため,コンタクト
の接触性能に影響を与えることがなく,モールドイン成
型によるフード付きコネクタを安価に製造することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のコネクタ本体を示す説明図で
あって,前記コネクタ本体にバックシェルを組込んだ説
明図で,(a)は平面図(結線側)である。(b)は正
面図である。(c)は底面図(接続側)である。(d)
は側面図である。
【図2】図1のコネクタ本体にバックシェルを組込んだ
状態を示す説明図で,(a)は正面図である。(b)は
側面図である。(c)は図2(a)におけるA―A線断
面図である。
【図3】本考案の実施例のコネクタのコンタクトとイン
シュレータに形成された保持孔及び付加溝との関係を示
す部分斜視図である。
【図4】本考案の実施例のコネクタのフードをコネクタ
本体にモールドイン成型した状態を示す説明図で,
(a)は平面図(ケーブル側)である。(b)は正面図
である。(c)は底面図(接続側)である。(d)は一
部断面側面図である。
【図5】従来例のコネクタにおけるコンタクトとインシ
ュレータに形成された受容溝との関係を示す部分斜視図
である。
【符号の説明】
10 コンタクト 11 コンタクトの接触部 12 コンタクトの結線部 14 コンタクトの圧入部 15 コンタクトの溝遮断部 20 インシュレータ 21 保持孔 22 付加溝 30 カバー 40 シェル 50 バックシェル 60 バックシェル 70 フード 80 ケーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲形成された接触部と該接触部よりも
    幅広の圧入部とを一体に有するコンタクト,及び前記コ
    ンタクトを保持するインシュレータを含み,前記インシ
    ュレータは,前記圧入部を圧入保持した保持孔と,前記
    保持孔の孔壁に形成され前記保持孔と平行にのびた付加
    溝とを有し,前記保持孔及び前記付加溝は合わせて前記
    接触部の通過を許す寸法を有し,前記保持孔及び前記付
    加溝に対する前記接触部の通過を伴って前記圧入部を前
    記保持孔に圧入することを可能にしたケーブル用コネク
    タにおいて,前記コンタクトは,前記保持孔への挿入方
    向において前記接触部の反対側に,前記圧入部に連設さ
    れた溝遮断部を備え,前記溝遮断部は,前記保持部より
    も狭い幅を備えるとともに,前記インシュレータに保持
    された状態で前記付加溝に嵌合して該付加溝を実質的に
    遮断するように,屈曲して前記幅方向に交差する方向に
    突出していることを特徴とするケーブル用コネクタ。
JP1992067729U 1992-09-28 1992-09-29 ケーブル用コネクタ Expired - Fee Related JP2530528Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992067729U JP2530528Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 ケーブル用コネクタ
US08/107,966 US5364291A (en) 1992-09-28 1993-08-16 Connector covered with conductive front and back shells and comprising a resilient conductive member between the shells
US08/253,418 US5403205A (en) 1992-09-28 1994-06-03 Connector covered with conductive front and back shells and comprising a resilient conductive member between the shells

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992067729U JP2530528Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 ケーブル用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0631083U JPH0631083U (ja) 1994-04-22
JP2530528Y2 true JP2530528Y2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=13353342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992067729U Expired - Fee Related JP2530528Y2 (ja) 1992-09-28 1992-09-29 ケーブル用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530528Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113801A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Yazaki Corp コネクタ
JP5494381B2 (ja) * 2010-09-14 2014-05-14 住友電装株式会社 コネクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6440178U (ja) * 1987-09-07 1989-03-09
JP3026979U (ja) * 1994-07-18 1996-07-30 株式会社富建 太陽光発電モジュール屋根一体型システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0631083U (ja) 1994-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3509444B2 (ja) インサート成形コネクタ
US6574855B1 (en) Method of making a switch-equipped coaxial connector
JPH01187783A (ja) 密封型電気コネクタ
US5240431A (en) Waterproof connector
EP0583486B1 (en) Modular electrical connector
JP3178185B2 (ja) バルブソケット及びその製造方法
US7258581B2 (en) Modular jack connector and method of making the same
US6096257A (en) Method for injection molding a connector
US6129589A (en) Terminal retention system
JP2530528Y2 (ja) ケーブル用コネクタ
US6336820B2 (en) Switch-equipped coaxial connector
JPH0741108Y2 (ja) ピンプラグ
JP3528722B2 (ja) 端子位置設定機構
JPH1126100A (ja) コネクタ
JP2530555B2 (ja) 電源コネクタ
EP1043735A1 (en) A coil device and a method for connecting such a coil device
JP3405893B2 (ja) バルブソケットプラグ及びその製造方法
US6155866A (en) Cable connector assembly having strain relief
JPH0329898Y2 (ja)
JPH10189134A (ja) コネクタ
JPS6017805Y2 (ja) 電源プラグにおける内極スリ−ブ端子片の組付装置
JP3405903B2 (ja) バルブソケットプラグ及びその製造方法
JPH0135413Y2 (ja)
JP4341192B2 (ja) バルブソケット及び端子
KR200219012Y1 (ko) 브이씨알용 접촉식 축고정형 헤드 드럼 조립체의 커넥터 조립구조

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961001

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees