JP2530528B2 - 基板用多心同軸コネクタ - Google Patents

基板用多心同軸コネクタ

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JP2530528B2
JP2530528B2 JP3195520A JP19552091A JP2530528B2 JP 2530528 B2 JP2530528 B2 JP 2530528B2 JP 3195520 A JP3195520 A JP 3195520A JP 19552091 A JP19552091 A JP 19552091A JP 2530528 B2 JP2530528 B2 JP 2530528B2
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圭一 安田
伸明 杉浦
悟郎 芳賀
真一 石塚
隆男 鈴木
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一面より突出配列さ
れた複数の信号ピン及びグランドピンを収容するように
基板に対接されて用いられ、同軸コンタクトが挿入結合
される基板用多心同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の同軸コネクタを示す。第1
コネクタ11の前面に開口12が形成され、開口12内
に、前後方向に延長した複数のピンコンタクト13が紙
面と直角に2列に配列収容されて第1コネクタ11に保
持されている。第2コネクタ14はその前方部は第1コ
ネクタ11の開口12内に嵌合挿入することができ、前
面にコンタクト収容孔15が2列に紙面と直角に配列形
成され、コンタクト収容孔15の配置はピンコンタクト
13の配置と同一とされている。コンタクト収容孔15
の2列の各対向するものは第2コネクタ14の後部で互
いに連通されて1つの孔16とされ、その各孔16にそ
れぞれ同軸ケーブル17の一端が挿入固定され、その中
心導体18と外導体19とが、二つのコンタクト収容孔
15にそれぞれ収容されたソケットコンタクト21に接
続される。
【0003】第1コネクタ11の開口12内に第2コネ
クタ14を挿入して結合すると対応するピンコンタクト
13と、ソケットコンタクト21とが互いに弾性接触す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示したように従
来の多心同軸コネクタにおいては、同軸ケーブルの中心
導体18と外導体19とを平行に設けられた二つのソケ
ットコンタクト21に接続しているため、中心導体18
と外導体19との分離部分からピンコンタクト13の基
板との接続部までの間は、同軸構造ではなくなり、この
部分でインピーダンス不整合となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば一面か
ら複数の信号ピン及びこれらと対応する複数のグランド
ピンが同一ピッチで配列突出された基板に、これら信号
ピン及びグランドピンを収容するように対接されて用い
られるコネクタにおいて、 上記基板と対接されるべき面
(背面)に上記全信号ピン及び全グランドピンの突出領
域にわたる凹部が形成され、上記対接されるべき面と反
対の面(前面)に上記信号ピンの配列と同一配列で、軸
心に上記信号ピンがそれぞれ挿入配されるべき、複数の
コンタクト挿入孔が貫通形成されたハウジングと、 上記
各コンタクト挿入孔にそれぞれ上記背面側から同軸心的
に挿入収容された円筒状部、これと一体に形成され、そ
の円筒状端の前方部内周面より内側に位置した外導体用
接触片、及び上記円筒状部の後方部と一体に形成され、
その円筒状部の外周面より外側に突出し、かつ、少なく
とも一部が上記凹部内に位置し、記グランドピンと接
触すべきグランド用接触片とよりなる金属製の筒状体
と、 上記各信号ピン及び上記各グランドピンがそれぞれ
挿通されるべき小孔を有し、その各グランドピンが挿通
されるべき小孔とそれぞれ連通して、上記グランド用接
触片の少なくとも一部が収容されたグランド用接触片収
容部が内面に形成され、上記凹部に嵌合された裏蓋と、
とが一体に形成されてなり、同軸コンタクトをコンタク
ト挿入孔内に挿入すると、円筒状部内に挿入されて外導
体の外周面が外導体用接触片と弾性的に接触し、またこ
のコネクタを基板に取付けると、グランド用接触片がグ
ランドピンと弾性的に接触するようにされている。
【0006】
【実施例】図1、2にこの発明の実施例を示す。この発
明によるコネクタ22は、複数の信号ピン23、複数の
グランドピン24が突出しているプリント基板25に対
接されて用いられる。この時、コネクタ22内に信号ピ
ン23及びグランドピン24が位置するようにされる。
この例では信号ピン23は同一ピッチで行列に配列さ
れ、グランドピン24が同一ピッチで各半ピッチずつ行
及び列方向にずらされて配列されている。またグランド
ピン24は板状とされ、その各板面が行配列方向と平行
とされている。信号ピン23、グランドピン24は基板
25に直接固定、又は図に示していないがピン保持板に
挿通保持し、そのピン保持板を、基板25の一面に対接
固定させ、小孔をそれぞれ通じて基板25から信号ピン
23、グランドピン24を突出させてもよい。
【0007】コネクタ22の絶縁よりなるハウジング2
6の前面にコンタクト挿入孔27が行列に形成されてい
る。このコンタクト挿入孔27のピッチは信号ピン23
のピッチと同一とされる。各コンタクト挿入孔27内に
金属製筒状体28が背面から嵌合収容される。筒状体2
8は図3Aに示すように円筒状部28aと、その前方部
の内側にわずかの切起しにより形成された外導体用接触
片28bと、円筒状部28aの後方部に形成されたグラ
ンド用接触片28cとが一体に形成されている。外導体
用接触片28bの切起しの遊端はその連結基部に対し後
方に位置している。円筒状部28aの後方端部が半円筒
状部28dとされ、その半円の両端より一体にその接線
方向に同一側に延長して一対の脚部28e,28fとさ
れ、つまり半円筒状部28d、両脚部28e,28fに
よりU字状とされ、両脚部28e,28fの端部が更に
後方に延長され、その対向した延長部が互いに向き合っ
たく字状として一対のグランド用接触片28cとされて
いる。この筒状体28は金属板の折曲げ加工により作ら
れる。
【0008】筒状体28の軸心は信号ピン23の中心と
一致するようにされている。また一対のグランド用接触
片28cは図3Bに示すように二つのグランドピン24
の板面と弾性的に接触するようにされる。ハウジング2
6の背面からコンタクト挿入孔27に筒状体28を挿入
した後、これらコンタクト挿入孔27に共通に、ハウジ
ング26の背面に形成された凹部に裏蓋26aが蓋され
る。裏蓋26aには信号ピン23が通される孔29、グ
ランドピン24が通される孔31がそれぞれ形成され、
グランドピン用の孔31の幅がその前方部で両側に拡大
されてグランド用接触片収容部32とされ、また各コン
タクト挿入孔27の後部と連通して、グランド用接触片
収容部32の両側面上と連通した溝34a,34bが形
成され、溝34a,34bにそれぞれ脚部28e,28
fが位置される。1つの接触片収容部32に挿入された
グランドピン24の両面に隣接筒状体28の各一つのグ
ランド用接触片28cが弾性的に接触する。
【0009】図1に示すように、コンタクト挿入孔27
にその前方から同軸コンタクト35を嵌合挿脱すること
ができる。同軸コンタクト35は同軸ケーブルの一端部
の中心導体35aがソケットコンタクト35bとされ、
これを同軸心的に外導体35cがおおっている。同軸コ
ンタクト35をコンタクト挿入孔27に挿入すると、ソ
ケットコンタクト35bに信号ピン23が挿入されて弾
性接触し、外導体用接触片28bが外導体35cの外周
面と弾性接触する。
【0010】図3Cに示すようにグランド用接触片28
cを脚部28e,28fの内側に折返した構成としても
よい。グランド用接触片28cは一片のみとしてもよ
い。信号ピン23とグランドピン24との配列を行、列
の一方においてずらさない場合は、円筒状部28aのす
ぐ後方にグランド用接触片28cを構成する。同軸コン
タクト35はそれを絶縁体に多数個配列固定して同軸パ
ッケージコネクタを構成してもよい。また、同軸コンタ
クト35は基板接続用同軸コンタクトに構成してもよ
い。
【0011】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、基
板25に取付けた状態において、同軸コンタクト35を
コンタクト挿入孔27に挿入して結合させた状態におい
て、信号ピン23と中心導体35aとが接続され、その
外側に同軸で外導体35c、円筒状部28aが位置し、
これは外導体用接触片28bにより電気的に良好に接続
され、同軸ケーブルから基板25に至るまで各部が同軸
構造となっており、インピーダンス整合が良好に行われ
る。又円筒状部が挿入されたハウジングの裏面に形成さ
れた凹部に蓋部を被せ、この蓋部に信号ピンとグランド
ピンの固定された基板を固定するという、少ない部品数
と簡単な工程で基板接続用多心同軸コネクタを、経済的
に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2を示した実施例と基板とを組合せた状態の
A−A線断面図。
【図2】この発明の実施例と基板とを示す斜視図。
【図3】Aは筒状体を示す斜視図、Bはそのグランド用
接触片部分のハウジングとの収容状態を示す斜視図、C
は筒状体の他の例を示す斜視図である。
【図4】従来の多心同軸コネクタを示す断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 悟郎 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (72)発明者 石塚 真一 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 隆男 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−223172(JP,A) 特公 昭49−34435(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面から複数の信号ピン及びこれらと対
    応する複数のグランドピンが同一ピッチで配列突出され
    た基板に、これら信号ピン及びグランドピンを収容する
    ように対接されて用いられるコネクタにおいて、 上記基板と対接されるべき面(背面)に上記全信号ピン
    及び全グランドピンの突出領域にわたる凹部が形成さ
    れ、上記対接されるべき面と反対の面(前面)に上記信
    号ピンの配列と同一配列で、軸心に上記信号ピンがそれ
    ぞれ挿入配されるべき、複数のコンタクト挿入孔が貫通
    形成されたハウジングと、 上記各コンタクト挿入孔にそれぞれ上記背面側から同軸
    心的に挿入収容された円筒状部、これと一体に形成さ
    、その円筒状端の前方部内周面より内側に位置した外
    導体用接触片、及び上記円筒状部の後方部と一体に形成
    され、その円筒状部の外周面より外側に突出し、かつ、
    少なくとも一部が上記凹部内に位置し、上記グランドピ
    ンと接触すべきグランド用接触片とよりなる金属製の筒
    状体と、上記各信号ピン及び上記各グランドピンがそれぞれ挿通
    されるべき小孔を有し、その各グランドピンが挿通され
    るべき小孔とそれぞれ連通して、上記グランド用接触片
    の少なくとも一部が収容されたグランド用接触片収容部
    が内面に形成され、上記凹部に嵌合された裏蓋と、 を具備する基板用多心同軸コネクタ。
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JP2712137B2 (ja) * 1992-12-25 1998-02-10 ヒロセ電機株式会社 同軸リボンケーブル用基板側コネクタ
JP4928989B2 (ja) 2007-03-07 2012-05-09 株式会社東芝 超音波診断装置および超音波診断装置の制御プログラム
JP6439555B2 (ja) 2015-04-06 2018-12-19 富士通株式会社 同軸コネクタ

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JP2935502B2 (ja) * 1989-02-22 1999-08-16 日本エー・エム・ピー株式会社 電気コネクタ

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