JP2529980Y2 - 磁歪式トルクセンサ - Google Patents

磁歪式トルクセンサ

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秀樹 上岡
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車用エンジ
ンの出力軸等に発生するトルクを検出するのに好適に用
いられる磁歪式トルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速器を備えたオートマチック車等
では、例えば自動変速機構による変速タイミングを適正
化するために、プロペラシャフト等にトルクセンサを取
付けるようにすることが提案されている。
【0003】そこで、図7ないし図9にこの種の従来技
術によるトルクセンサとして、2コイル型の磁歪式トル
クセンサを例に挙げて示す。
【0004】図中、1は例えばクロムモリブデン鋼等の
磁歪材料から形成された磁歪シャフトを示し、該磁歪シ
ャフト1は例えばプロペラシャフトの途中に設けられる
もので、両端が入力側取付部1A,出力側取付部1Bと
なり、これらの中間はスリット溝形成部1Cとなり、該
スリット溝形成部1Cの外周には下向き45°,上向き
に45°に刻設したスリット溝2,3とがそれぞれ対向
するように設けられている。
【0005】4は前記スリット溝形成部1Cの外周を囲
むように一対の軸受5,5を介して磁歪シャフト1と相
対的に回転自在に設けられたコイル固定部材を示し、該
コイル固定部材4は図示しない車体側に固着して取付け
られている。6は前記コイル固定部材4の内周側に固着
されたリング状のコア部材を示し、該コア部材6には、
スリット溝2,3とそれぞれ対向する位置に検出コイル
7,8が設けられ、該検出コイル7,8の自己インダク
タンスはL1 ,L2 となっている。
【0006】次に、図8に検出回路と検出処理回路を示
し説明する。
【0007】図8中、9は検出回路としてのブリッジ回
路を示し、該ブリッジ回路9は検出コイル7,8と、該
検出コイル7,8の鉄損r1 ,r2 と、前記検出コイル
7,8とそれぞれ対向するように接続された調整抵抗
R,Rにより構成され、検出コイル7,8の接続点aと
調整抵抗R,Rの接続点bとの間には、後述する発振器
10が接続され、検出コイル7と調整抵抗Rとの接続点
cと検出コイル8と調整抵抗Rとの接続点dは、それぞ
れ検出コイル7,8からの出力電圧V1 ,V2 を導出す
る出力端子となって、当該接続点c,dは差動増幅器1
1の入力端子にそれぞれ接続される。
【0008】次に、検出処理回路について説明する。該
検出処理回路は後述する発振器10,差動増幅器11,
位相調整回路13,検波処理回路14および積分回路1
5等から大略構成されている。
【0009】10は発振器を示し、該発振器10は波高
値V0 ,周波数f(例えば30 KHZ)の交流電圧Vを発
生するもので、その出力側はブリッジ回路9の接続点a
に接続されると共に、位相調整回路13に接続されてい
る。
【0010】11は差動増幅器を示し、該差動増幅器1
1はオペアンプ等により構成され、入力端子には前記ブ
リッジ回路9の接続点c,dがそれぞれ接続され、出力
電圧V1 ,V2 が入力され、出力端子12は検波処理回
路14に接続され、出力電圧E0 を出力する。
【0011】13は発振器10の出力側に接続された位
相調整回路を示し、該位相調整回路13はブリッジ回路
9による位相差を調整して、検波処理回路14に位相調
整電圧VP を出力する。
【0012】14は検波処理回路を示し、該検波処理回
路14の入力側にはブリッジ回路9の出力端子12およ
び位相調整回路13の出力側が接続され、出力電圧E0
および位相調整電圧VP が入力される。そして、該検波
処理回路14では、出力電圧E0 の位相調整電圧VP に
基づいて同期した部分だけを積分回路15に出力する。
そして、該積分回路15では、この電圧を積分して直流
の電圧Eとしてコントロールユニット16に出力する。
また、該コントロールユニット16では、入力された電
圧Eに基づいて自動変速機構の変速タイミング制御を行
なう。
【0013】なお、各調整抵抗Rの調整によって、磁歪
シャフト1に作用するトルクが零のときに接続点c,d
からの出力電圧V1 ,V2 が同一波形となるようにブリ
ッジ回路9の平衡状態が保たれ、このときの差動増幅器
11の出力端子12からの出力電圧E0 が直流電圧VCO
[V]にオフセットされるように、該差動増幅器11に
はオフセット調整回路17が接続されている。従って、
磁歪シャフト1に作用するトルクが零のときには、積分
回路15を介してコントロールユニット16に出力され
る電圧EはVCO[V]となる(図9参照)。
【0014】このように構成される2コイル型の磁歪式
トルクセンサにおいては、検出コイル7,8に発振器1
0の交流電圧Vを印加すると、磁歪シャフト1の表面に
磁路が形成されるが、スリット溝形成部1Cの表面にス
リット溝2,3が設けられているため、表面磁界による
磁路はスリット溝2,3に沿って形成されるようにな
る。
【0015】一方、磁歪シャフト1の入力側取付部1A
に図7に示すような矢示方向のトルクTを加えたとする
と、スリット溝2には引っ張り応力+σが発生し、スリ
ット溝3には圧縮応力−σが発生する。そして、磁歪シ
ャフト1に正の磁歪材を用いている場合、引っ張り応力
+σにより透磁率μが増加し、圧縮応力−σにより透磁
率μが減少することが知られている。
【0016】然るに、検出コイル7,8においては、そ
れぞれの自己インダクタンスL1 ,L2 を、
【0017】
【数1】 のように算出する。
【0018】また、ブリッジ回路9において、検出コイ
ル7のL1 ,r1 は調整抵抗Rに、検出コイル8のL2
,r2 は調整抵抗Rにそれぞれ直列接続されているか
ら、検出コイル7,8を流れる電流i1 ,i2 は、
【0019】
【数2】 により算出され、接続点c,dの出力電圧V1 ,V2
は、
【0020】
【数3】 ただし、α1 ,α2 :位相角 により算出される。
【0021】さらに、差動増幅器11の出力端子12か
ら出力される出力電圧E0 は、
【0022】
【数4】 E0 =A0 ×(V1 −V2 ) ただし、A0 :増幅率 のようになる。
【0023】かくして、磁歪シャフト1に矢示方向(反
時計方向)の負のトルクTを加えた場合、スリット溝2
側では引張り応力+σにより透磁率μが増加するから、
該スリット溝2に対向する検出コイル7の自己インダク
タンスL1 が増加して、該検出コイル7に流れる電流i
1 が減少し、出力電圧V1 が減少する。一方、スリット
溝3側では圧縮応力−σにより透磁率μが減少するか
ら、該スリット溝3に対向する検出コイル8の自己イン
ダクタンスL2 が減少して、該検出コイル8を流れる電
流i2 は増加し、出力電圧V2 が増加する。そして、出
力電圧V1 ,V2は前記数式1、数式3による透磁率μ
の変化に基づいて位相角α1 ,α2 を生じさせると共
に、数式3に示すように振幅(電圧値)を変化させ、矢
示方向のトルクTに比例した検出信号を出力電圧E0 と
して検波処理回路14に出力し、該検波処理回路14で
は、位相調整回路13からの位相調整電圧VP により出
力電圧E0 を同期し、その部分を積分回路15で積分す
る。そして、トルクTに対応した電圧E(<VCO)とし
てコントロールユニット16に出力する。
【0024】一方、磁歪シャフト1に矢示方向と逆方向
(時計方向)の正のトルクTを加えた場合には、検出コ
イル7に流れる電流i1 が増加し、検出コイル8に流れ
る電流i2 が減少するから、前記数式4により出力電圧
E0 として検波処理回路14に出力し、積分回路15を
介して、コントロールユニット16にトルクTに対応し
た電圧E(>VCO)を出力する。
【0025】そして、磁歪シャフト1に加わるトルクT
に対する電圧Eは図9に示すようなリニアな特性とな
る。
【0026】なお、トルクTが零の時の位相角α1 ,α
2 とトルクTを加えたときの位相角α1 ,α2 の差は、
数式3に示すように自己インダクタンスL1 ,L2 の変
化によるから、分母の抵抗値に較べ自己インダクタンス
L1 ,L2 は極めて小さいから、位相角α1 ,α2 の差
は殆ど零と見なすことができる。
【0027】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、磁歪シャフト1に加わるトルクTにより、
発生する応力を検出コイル7,8の自己インダクタンス
L1 ,L2 の変化としてブリッジ回路9で検出し、発振
器10,差動増幅器11,位相調整回路13,検波処理
回路14および積分回路15からなる検出処理回路で電
圧EとしてトルクTを検出するものであるから、該検出
処理回路ではトルクTの変化量に対する電圧Eの変化が
リニアな特性となる。しかし実際には、磁歪シャフト1
の磁気特性のバラツキにより、正の方向(時計方向)に
トルクTを加えた場合と、負の方向(反時計方向)にト
ルクTを加えた場合とでは、検出コイル7,8の自己イ
ンダクタンスの変化量にバラツキが生じ、図9の点線で
示す特性線18のように、トルク零の点で折り曲がるよ
うな特性となり、トルクの負と正の違いによって、トル
クTに対する電圧Eの出力に誤差が生じ、正確なトルク
検出を行なうことができないという問題がある。
【0028】本考案は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本考案は正のトルク,負のトルクに拘ら
ず、高精度のトルク検出ができるようにした磁歪式トル
クセンサを提供することを目的としている。
【0029】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本考案が採用する構成の特徴は、検出処理回路の
出力側には、トルク零の点を境界として正トルク分の電
気信号と負トルク分の電気信号とを前記トルク零の点を
通るリニア特性となるように別々に補正する正トルク補
正回路、負トルク補正回路をそれぞれ設けたことにあ
る。
【0030】
【作用】上記構成により、磁歪シャフトに加わるトルク
による出力信号を正のトルクの場合,負のトルクの場合
とに分けて、別々に補正することができる。
【0031】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1ないし図6に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0032】ここで、図1は検出回路としてのブリッジ
回路9と、検出処理回路としての発振器10,差動増幅
器11,位相調整回路13,検波処理回路14,積分回
路15および後述する正トルク補正回路21,負トルク
補正回路22,加算回路23を示している。そして、正
トルク補正回路21と負トルク補正回路22とは積分回
路15の出力側に並列接続され、加算回路23は前記補
正回路21,22からの出力を加算してコントロールユ
ニット16に補正電圧E´を出力するようになってい
る。
【0033】ここで、図2に基づいて正トルク補正回路
21,負トルク補正回路22,加算回路23の回路構成
の具体例を示す。
【0034】図2中、21は正トルク補正回路を示し、
該正トルク補正回路21は、オペアンプ24と、該オペ
アンプ24の反転端子に接続され、抵抗値R1 を有する
入力抵抗25と、該入力抵抗25の出力側とオペアンプ
24の出力端子との間に接続された抵抗値R2 を有する
帰還抵抗26と、該帰還抵抗26と平行にカソード側が
オペアンプ24の反転端子側に接続された第1のダイオ
ード27と、該第1のダイオード27のアノードと前記
帰還抵抗26との間にカソード側が第1のダイオード2
7のアノード側に向く第2のダイオード28とからなる
反転型理想ダイオード回路により構成され、前記オペア
ンプ24の非反転端子にはトルク零のときの電圧VCOが
入力され、第2のダイオード28のアノードと帰還抵抗
26との接続点29が出力端子となる。
【0035】そして、このように構成される正トルク補
正回路21においては、入力側バッファ回路30を介し
て入力される電圧Eの大きさによって、次のような電圧
EAを接続点29から出力する。
【0036】即ち、E≧VCOのときには、
【0037】
【数5】
【0038】また、E<VCOのときには、
【0039】
【数6】EA =VCOとなり、図3に示すような電圧EA
を接続点29から出力する。
【0040】22は負トルク補正回路を示し、該負トル
ク補正回路22は、オペアンプ31と、該オペアンプ3
1の反転端子に接続され、抵抗値R3 を有する入力抵抗
32と、該入力抵抗32の出力側とオペアンプ31の出
力端子との間に接続された抵抗値R4 を有する帰還抵抗
33と、該帰還抵抗33と平行にアノード側がオペアン
プ31の反転端子側に接続された第1のダイオード34
と、該第1のダイオード34のカソードと前記帰還抵抗
33との間にアノード側が第1のダイオード34のカソ
ード側に向く第2のダイオード35とからなる反転型理
想ダイオード回路により構成され、前記オペアンプ31
の非反転端子にはトルク零のときの電圧VCOが入力さ
れ、第2のダイオード35のカソードと帰還抵抗33と
の接続点36が出力端子となる。
【0041】そして、このように構成される負トルク補
正回路22においては、入力側バッファ回路30を介し
て入力される電圧Eの大きさによって、次のような電圧
EBを接続点36から出力する。
【0042】即ち、E≧VCOのときには、
【0043】
【数7】EB =VCO
【0044】また、E<VCOのときには、
【0045】
【数8】 となり、図4に示すような電圧EB を接続点36から出
力する。
【0046】23は補正回路21,22の各接続点2
9,36に各出力側バッファ回路30´を介して接続さ
れた加算回路を示し、該加算回路はオペアンプ37と、
該オペアンプ37の反転端子に前記各バッファ回路30
´にそれぞれ接続され、抵抗値R5 を有する入力抵抗3
8,38と、前記オペアンプ37の出力端子と反転端子
との間に接続され、抵抗値R6 を有する帰還抵抗39と
から構成され、オペアンプ37の非反転端子にはトルク
零のときの電圧VCOが入力されている。
【0047】ここで、各入力抵抗38を介して各トルク
補正回路21,22からオペアンプ37の反転端子に入
力される入力電圧E1 は、
【0048】
【数9】 となり、図5に示すような特性となる。
【0049】そして、オペアンプ37の出力端子から出
力される補正電圧E´は、入力電圧E1 を反転増幅する
から、
【0050】
【数10】 ただし、A1 :抵抗値R5 ,R7 から設定される増幅率 となり、図6に示すような図5を反転させた特性とな
る。
【0051】然るに、本実施例による検出処理回路を備
えたトルクセンサにおいては、トルクTが正の場合(図
7のトルクTの方向と逆の時計方向の場合)には、正ト
ルク補正回路21の帰還抵抗26の抵抗値R2 を調整す
ることにより、図5および図6に示すように矢示A方向
の微調整を行ない、正の方向の傾きを補正することがで
きる。
【0052】一方、トルクTが負の場合(図7のトルク
Tの方向と同じ反時計方向の場合)には、負トルク補正
回路22の帰還抵抗33の抵抗値R4 を調整することに
より、図5および図6に示すように矢示B方向の微調整
を行ない、負の方向の傾きを補正することができる。
【0053】これにより、磁歪シャフト1の磁気特性に
バラツキがある場合でも、正の方向(時計方向)にトル
クTを加えた場合と、負の方向(反時計方向)にトルク
Tを加えた場合とのトルクTの変化量に対して別々に補
正し、補正電圧E´の変化をリニアな特性とすることが
でき、磁歪シャフト1の磁気特性のバラツキによる誤差
を確実に補正し、正確なトルク検出を行なうことができ
る。
【0054】なお、前記実施例では、2コイル式のトル
クセンサを例に挙げて説明したが、本考案はこれに限ら
ず、4コイル式のトルクセンサに用いてもよい。
【0055】また、前記実施例では、正トルク補正回路
21および負トルク補正回路22に具体例として反転型
理想ダイオード回路を例に挙げて示したが、本考案はこ
れに限らず、トルクTが零のときを境界として正トルク
部分と負トルク部分とで区別して出力電圧を補正するよ
うに、電圧判別回路および増幅回路等で構成するように
してもよい。
【0056】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案によれば、検
出処理回路のトルク零の点を境界として正のトルクと負
のトルクとを別々に補正する正トルク補正回路、負トル
ク補正回路とを設けたから、磁歪シャフトに磁気特性の
バラツキがあった場合でも、正の方向のトルク、負の方
向のトルクに拘らず常に高精度のトルク検出を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による磁歪式トルクセンサの検
出回路および検出処理回路を示す回路構成図である。
【図2】実施例による正トルク補正回路,負トルク補正
回路および加算回路の具体例を示す回路図である。
【図3】正,負のトルクと正トルク補正回路から出力さ
れる電圧との関係を示す特性線図である。
【図4】正,負のトルクと負トルク補正回路から出力さ
れる電圧との関係を示す特性線図である。
【図5】正,負のトルクと加算回路に入力される入力電
圧との関係を示す特性線図である。
【図6】正,負のトルクと加算回路から出力される電圧
との関係を示す特性線図である。
【図7】従来技術による磁歪式トルクセンサの構成図で
ある。
【図8】従来技術による検出回路および検出処理回路を
示す回路構成図である。
【図9】従来技術による正,負のトルクと積分回路から
出力される電圧との関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 磁歪シャフト 7,8 検出コイル 9 ブリッジ回路 10 発振器 11 差動増幅器 13 位相調整回路 14 検波処理回路 15 積分回路 21 正トルク補正回路 22 負トルク補正回路 23 加算回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁歪シャフトと、該磁歪シャフトの外周
    側に設けられた少なくとも一対の検出コイルと、該各検
    出コイルからのインダクタンスの変化により前記磁歪シ
    ャフトにかかるトルクを検出する検出回路と、該検出回
    路からの信号に基づきトルクを電気信号に変換する検出
    処理回路とからなる磁歪式トルクセンサにおいて、前記
    検出処理回路の出力側には、トルク零の点を境界として
    正トルク分の電気信号と負トルク分の電気信号とを前記
    トルク零の点を通るリニア特性となるように別々に補正
    する正トルク補正回路、負トルク補正回路をそれぞれ設
    けたことを特徴とする磁歪式トルクセンサ。
JP10016291U 1991-11-08 1991-11-08 磁歪式トルクセンサ Expired - Lifetime JP2529980Y2 (ja)

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