JP2529791Y2 - 印字装置の媒体厚検知機構 - Google Patents

印字装置の媒体厚検知機構

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JP2529791Y2
JP2529791Y2 JP1990011808U JP1180890U JP2529791Y2 JP 2529791 Y2 JP2529791 Y2 JP 2529791Y2 JP 1990011808 U JP1990011808 U JP 1990011808U JP 1180890 U JP1180890 U JP 1180890U JP 2529791 Y2 JP2529791 Y2 JP 2529791Y2
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雄二 落合
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甲府日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は印字装置の媒体厚検知機構に関し、特に1対
のセンシングローラ間を通過した印字媒体の厚さをセン
サにより検知する媒体厚検知機構に関する。
従来技術 従来、この種の印字装置の媒体厚検知機構において
は、第3図に示すように、センサ1およびロアセンシン
グローラ2をマウントするキャリア14がガイドフレーム
16に保持されたガイドシャフト15上を摺動するようにな
っている。
また、キャリア14にマウントされたロアセンシングロ
ーラ2は、スプリング17により付勢されてアッパセンシ
ングローラ3に圧接されている。
このような従来の媒体厚検知機構では、センサ1およ
びロアセンシングローラ2をマウントするキャリア14が
ガイドシャフト15上を摺動するようになっていたので、
ガイドシャフト15およびガイドシャフト15を保持するガ
イドフレーム16により大きなスペースが占有されてしま
うという欠点がある。
また、キャリア14はガイドシャフト15上を摺動するの
で、線膨張係数の小さい材質のものであることが条件と
なるため、機構そのものが高価なものになってしまうと
いう欠点がある。
考案の目的 本考案は上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、安価に製造することができ、省スペー
ス化を計ることができる印字装置の媒体厚検知機構の提
供を目的とする。
考案の構成 本考案による印字装置の媒体厚検知機構は、固定され
た第1のローラと可動自在な第2のローラとの間に印字
媒体が挿入されたとき、前記印字媒体に対して垂直方向
に移動する前記第2のローラとともに一体的に移動する
センサにより前記印字媒体の厚さを検知する印字装置の
媒体厚検知機構であって、前記第2のローラと前記セン
サとを一体的に支持する支持部材と、弾性部材と、一端
が前記支持部材に回動自在に軸支され、他端が前記弾性
部材によって前記第2のローラを前記第1のローラに圧
接させる方向に付勢されたリンク部材と、前記リンク部
材を前記一端および前記他端の間で回動自在に軸支する
固定軸と、前記支持部材を前記垂直方向に案内する手段
とを有することを特徴とする。
実施例 次に、本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図である。第1
図(a)は本考案の一実施例を側面から見た図であり、
第1図(b)は本考案の一実施例を正面から見た図であ
る。
これらの図において、光センサ1およびロアセンシン
グローラ2はセンシングブラケット4にマウントされて
いる。
センシングブラケット4はリンク部材5,6によって保
持されている。
リンク部材5の一端はセンシングブラケット4上に回
動自在に軸支されており、他端にはスプリングステイ8
に固定された引張りスプリング7が接続されている。
また、リンク部材5は一端と他端との間でリンクブラ
ケット9に回動自在に軸支されている。
一方、リンク部材6の一端はセンシングブラケット4
上に回動自在に軸支されており、他端はリンクブラケッ
ト9に回動自在に軸支されており、これら一端および他
端はリンク部材6がリンク部材5と平行になるように、
夫々センシングブラケット4およびリンクブラケット9
に軸支されている。
これにより、リンク部材5が引張りスプリング7によ
り引張られると、リンク部材5によりセンシングブラケ
ット4が上に押し上げられ、センシングブラケット4に
マウントされたロアセンシングローラ2がアッパセンシ
ングローラ3に圧接される。すなわち、ロアセンシング
ローラ2は引張りスプリング7により付勢されてアッパ
センシングローラ3に圧接されることになる。
第2図は本考案の一実施例の動作を示す図である。第
2図(a)は本考案の一実施例の動作を側面から見た図
であり、第2図(b)は本考案の一実施例の動作を正面
から見た図である。
これら第1図および第2図を用いて本考案の一実施例
の動作について説明する。
まず、本考案の一実施例による媒体厚検知機構が第1
図に示す状態、すなわち印字媒体13が搬送されてきてい
ない状態のときに、印字媒体13が搬送されてくると、こ
の印字媒体13によりロアセンシングローラ2が押し下げ
られ、その印字媒体13の厚さの分だけセンシングブラケ
ット4が押し下げられる。
このとき、センシングブラケット4はリンク部材5,6
により媒体厚検知方向(矢印Aの方向)に平行移動する
が、横方向にも微小ながら移動しており、ロアセンシン
グローラ2とアッパセンシングローラ3との間に横方向
のズレΔαが生ずる[第2図(a)参照]。
しかしながら、このズレΔαが生じても、印字媒体13
によりセンシングブラケット4が押し下げられたとき
に、光センサ1とロアセンシングローラ2とのピッチが
媒体厚検知方向(矢印Aの方向)に関して変化しなけれ
ば、印字媒体13の厚さの検知に影響を与えることはな
い。
印字媒体13が印字位置まで搬送されて停止すると、プ
ラテン10はプレート11が光センサ1を遮断するまで上昇
し、印字媒体13の下側に当接される。
この状態で、印字媒体13上への印字がプリンタヘッド
12によって行われる[第2図(b)参照]。
このように、一端が光センサ1およびロアセンシング
ローラ2をマウントするセンシングブラケット4上に軸
支され、他端が引張りスプリング7により付勢されたリ
ンク部材5を一端および他端の間でリンクブラケット9
により回動自在に軸支し、また一端がセンシングブラケ
ット4上に軸支されたリンク部材6の他端をリンク部材
5と平行になるようにリンクブラケット9に軸支し、搬
送されてきた印字媒体13によって押し下げられたセンシ
ングブラケット4がリンク部材5,6により媒体厚検知方
向に平行移動するようにすることによって、媒体厚検知
機構の部品の材質が板金でも製造可能となるので、安価
に製造することができる。
また、平行リンク機構を取入れることにより、機構そ
のもののスペースを縮小することができるので、省スペ
ース化を計ることができる。
尚、本考案の一実施例ではリンク部材5,6による平行
リンク機構を用いているが、リンク部材6の代りに、セ
ンシングブラケット4上に突起部と、該突起部を上下方
向に案内するための長穴を有する案内板とを設け、セン
シングブラケット4が横方向に大きく移動しないように
してもよく、これに限定されない。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、搬送されてきた
印字媒体により垂直方向に移動するローラと、その印字
媒体の厚さを検知するためのセンサとを支持部材により
一体的に支持し、一端が支持部材に回動自在に軸支さ
れ、他端が弾性部材によって付勢されたリンク部材を固
定軸により一端および他端の間で回動自在に軸支すると
ともに、この支持部材を垂直方向に案内するようにする
ことによって、安価に製造することができ、省スペース
化を計ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図は本考
案の一実施例の動作を示す図、第3図は従来例を示す構
成図である。 主要部分の符号の説明 1……光センサ、5,6……リンク部材 2……ロアセンシングローラ 3……アッパセンシングローラ 4……センシングブラケット 7……引張りスプリング 8……スプリングステイ 9……リンクブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 7/12 B41J 25/30 K

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定された第1のローラと可動自在な第2
    のローラとの間に印字媒体が挿入されたとき、前記印字
    媒体に対して垂直方向に移動する前記第2のローラとと
    もに一体的に移動するセンサにより前記印字媒体の厚さ
    を検知する印字装置の媒体厚検知機構であって、前記第
    2のローラと前記センサとを一体的に支持する支持部材
    と、弾性部材と、一端が前記支持部材に回動自在に軸支
    され、他端が前記弾性部材によって前記第2のローラを
    前記第1のローラに圧接させる方向に付勢されたリンク
    部材と、前記リンク部材を前記一端および前記他端の間
    で回動自在に軸支する固定軸と、前記支持部材を前記垂
    直方向に案内する手段とを有することを特徴とする媒体
    厚検知機構。
JP1990011808U 1990-02-08 1990-02-08 印字装置の媒体厚検知機構 Expired - Fee Related JP2529791Y2 (ja)

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JP5540895B2 (ja) * 2009-09-10 2014-07-02 株式会社リコー シート厚検知装置及び画像形成装置
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