JP2529781B2 - 垂直トランジスタ―を有するスタック−トレンチ構造のdramセルおよびその製造方法 - Google Patents

垂直トランジスタ―を有するスタック−トレンチ構造のdramセルおよびその製造方法

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JP2529781B2 JP3070097A JP7009791A JP2529781B2 JP 2529781 B2 JP2529781 B2 JP 2529781B2 JP 3070097 A JP3070097 A JP 3070097A JP 7009791 A JP7009791 A JP 7009791A JP 2529781 B2 JP2529781 B2 JP 2529781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高集積半導体DRAM
(Dynamic Random Access Me
mory)に関し、特に信頼性が優れ、安定した動作特
性を有するようにした垂直トランジスターを有するスタ
ック−トレンチ(Stacked−Trench)構造
のDRAMセルとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高集積DRAMを具現するために、DR
AMセルの構造は初期の平面構造から最近にはトレンチ
またはスタック構造等へ多くの変化を重ねてきている。
工程が許される範囲内でセルの面積をできる限り微小化
しながら蓄積用キャパシター(storage cap
acitor)の容量を最大限に大きくする方向へ進行
しているのはすでに知られている事実である。
【0003】これまで発表された大部分のセル構造はト
ランスファートランジスター(Transfer Tr
ansistor)が基板上に水平に位置し、蓄積キャ
パシターがトランフファートランジスターの横側に位置
するため、64MDRAMに要求されるセル面積を満足
させることができなかった。
【0004】上述の問題を解決するために、図1に示し
た通り、トランスファートランジスターが垂直に位置
し、蓄積キャパシターがトランスファートランジスター
の下に位置するようにしたCTT(Composed
Trench Transistor)を有するセルが
開発された。CTT構造のセルは、図示するようにP+
シリコン基板201に形成されたトレンチに誘電体膜2
02,キャパシタープレート203を有するキャパシタ
ーが形成され、さらにトレンチ上部にラテラルコンタク
ト204が形成されている構造を有する。205はゲー
ト酸化膜、206は埋込みn+ 層からなるビット線、2
07はワード線、208はフィールド酸化膜である。
【0005】しかし、上記の如きCTT構造のセルによ
っては、ビット線の分離のためにLOCOS(Loca
l Oxidantion of Silicon)法
を用いるので隣接するセルとの分離領域を減らすことが
できないという欠点があった。
【0006】最近、図2に示すSGT(Surroun
ding Gate Transistor)が発表さ
れた。SGT構造のセルは、P型シリコン基板301に
設けたトレンチ内に誘電体膜302,キャパシタープレ
ート303を有するキャパシターが形成されており、キ
ャパシターの外周にはn- 拡散領域304が形成されて
いる。さらにn- 拡散領域304の上部にゲート酸化膜
305が、シリコン柱の上部にn+ 層306が形成され
ている。隣接するセルはP- 分離領域307によって分
離される。308はワード線、309はビット線、31
0はCVD酸化膜である。SGT構造のセルは、シリコ
ン柱の上方には垂直構造のトランスファートランジスタ
ーが位置し、下方には高キャパシタンス構造の蓄積キャ
パシターが位置し、隣接したセルとはトレンチ分離さ
れ、シリコン柱にトランスファートランジスターと蓄積
キャパシターが全て形成される。SGT構造のセルは、
64MDRAMに要求されるセル面積を満足させるが、
蓄積キャパシターが高キャパシタンス構造であるため、
α粒子に誘起されるSER(ソフトエラーレート)が大
きいのみならず、高キャパシタンスのためにシリコン柱
の周囲に高い濃度でドーピングしなければならないので
シリコン柱の大きさが小さくなる場合には、空乏層によ
ってトランスファートランジスターが基板に対しフロー
ティング(floating)される現象が発生すると
いう問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は信頼
性が優れ、安定した動作特性を有する64Mまたはそれ
以上の集積度のDRAMに適用可能な垂直トランジスタ
ーを有するスタック−トレンチ構造のDRAMセルを提
供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、P型シリコン基板に形成されたトレン
チの上端部および下端部を除いたトレンチ内部側壁に沿
って形成された酸化膜上にスタックトレンチの形態で形
成された蓄積電極と、前記蓄積電極の表面に形成された
キャパシター誘電体と、前記キャパシター誘電体と接
し、トレンチ上端部を除いたトレンチ内部を満たして形
成され、トレンチ下端部においてアイソレーション領域
と接するプレートから構成された蓄積用キャパシター
と、前記蓄積電極の上端部の一側面で蓄積電極と接続さ
れているn+ 型のソースと、前記トレンチ上端部の内部
側壁に沿ってトレンチ上端まで形成され前記蓄積電極お
よび前記プレートの表面を覆うゲート酸化膜と、前記ゲ
ート酸化膜上に形成されたゲート電極であるワード線
と、前記トレンチとトレンチの間のシリコン表面に形成
されたn+ 型のドレーンを含む垂直構造のトランスファ
ートランジスターを含み、前記ドレーンはP型のシリコ
ン単結晶の表面に形成され、前記シリコン単結晶は前記
P型シリコン基板上の前記トレンチ領域を除いた部分に
成長していることを特徴とする。また、前記キャパシタ
ー誘電体は100ÅのSiO2 と等価の厚さのONO
(酸化膜/窒化物/酸化物)構造で形成されることを特
徴とする。また、前記蓄積電極はポリシリコンを堆積
し、POCl3 でドーピングして形成されることを特徴
とする。また、前記トランジスターのソースは蓄積電極
上端部の一面の側壁酸化膜が除去された窓を通じて蓄積
電極内のn型不純物が拡散されるようにして形成された
+ 拡散層からなることを特徴とする。また、前記プレ
ートはポリシリコンを堆積し、POCl3 でドーピング
して形成されることを特徴とする。また、前記ゲート酸
化膜は厚さが100〜800Åであることを特徴とす
る。また、前記トレンチの底部に隣接セルとの分離のた
めにP+ 拡散層がさらに形成されていることを特徴とす
る。また、前記ドレーンはAsイオンをイオン注入して
形成されたn+ 拡散層からなることを特徴とする。ま
た、前記シリコン単結晶は1μm程度の厚さであること
を特徴とする。さらに、本発明方法は、P型シリコン基
板にトレンチを形成する工程、当該トレンチの上端部お
よび下端部を除いたトレンチ内部側壁に沿って形成され
た酸化膜上にスタックトレンチの形態で形成された蓄積
電極、前記蓄積電極の表面に形成されたキャパシター誘
電体、および前記キャパシター誘電体と接し、トレンチ
上端部を除いたトレンチ内部を満たして形成され、トレ
ンチ下端部においてアイソレーション領域と接するプレ
ートから構成された蓄積用キャパシターを形成する工
程、前記蓄積電極の上端部の一側面で蓄積電極と接続さ
れているn+ 型のソースと、前記トレンチ上端部の内部
側壁に沿ってトレンチ上端まで形成され前記蓄積電極お
よび前記プレートの表面を覆うゲート酸化膜と、前記ゲ
ート酸化膜上に形成されたゲート電極であるワード線
と、前記トレンチとトレンチの間のシリコン表面に形成
されたn+ 型のドレーンとを含む垂直構造のトランスフ
ァートランジスターを形成する工程を含み、前記ドレー
ンを前記シリコン基板上の前記トレンチ領域を除いた部
分に選択的にエピタキシャル成長させたP型のシリコン
単結晶の表面に形成することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明はスタック−トレンチ形態のキャパシタ
ーを用いることにより、ソフトエラーレートが低く、信
頼性が優れるようにし、シリコン柱の一部分のみに局部
的にドーピングして、トランスファートランジスターと
蓄積キャパシターを接続することにより、トランジスタ
ーがシリコン基板に対しフローティングされる現象を低
減し、安定した動作特性を実現する。
【0010】
【実施例】以下に添付図によって本発明を詳細に説明す
る。
【0011】図3〜図12は本発明の一実施例の製造工
程を示す図である。
【0012】図3は、P型シリコン基板1の上面に厚さ
約250Åの酸化膜2を形成し、その上に厚さ約1,0
00Åの窒化シリコン膜3を堆積した後に形成されたト
レンチを示す。窒化シリコン膜3上にCVD(化学気相
堆積)法によって酸化膜4を厚さ約1,000Å堆積し
た後、CVD酸化膜を925℃のH2 /O2 雰囲気中で
デンジファイ(densify)し、そしてトレンチエ
ッチングのためのマスク層を形成した。そしてトレンチ
マスク層を利用して酸化膜4,窒化シリコン膜3,酸化
膜2をRIE(反応性イオンエッチング)法によって順
次エッチした。さらに、トランスファートランジスター
を形成するために深さ0.3〜1.2μmのトレンチを
エッチした後トレンチ内に酸化膜5aを成長させた(図
3参照)。
【0013】図4は基板1に形成した2次トレンチを示
す。素子が形成される部分のトレンチに窒化シリコンを
堆積して窒化シリコン側壁スペーサー6を形成した。深
さ3〜5μm程度の2次トレンチをエッチした後、95
0℃のH2/O2 雰囲気中で厚さ約2,000Åの酸化
膜5を成長させた。
【0014】トレンチ底のシリコン酸化膜をRIEによ
ってエッチし、ボロンを注入し(またはBNをソースと
して)隣接セルとのアイソレーション7を形成した。厚
いフォトレジスト8を塗布し、電荷蓄積用電極とトラン
ジスタの接触のためにシリコン酸化物膜を部分的に湿式
エッチした(図5参照)。
【0015】ポリシリコン9aを堆積し、POCl3
ドーピングし、フォトレンジスト10を塗布した後エッ
チバック工程によってエッチした。このような工程によ
って電荷蓄積用電極9が形成された(図6〜図7参
照)。
【0016】図8はキャパシター誘電体の形成過程を示
す。トレンチ内のフォトレジスト10を除去し、トレン
チ底部のポリシリコン層9をRIEによって除去した
後、トレンチ内にONO(酸化物/窒化物/酸化物)構
造を有するキャパシター誘電体11を100ÅのSiO
2 と等価な厚さに形成した。熱処理過程によって、側壁
酸化膜5が除去された部分である窓からP型シリコン基
板1に拡散を行いn+ 拡散層13を形成した。n+ 拡散
層13はソースとなり、電荷蓄積用電極9とトランスフ
ァートランジスターは接続された。ポリシリコンを約
3,000Åの厚さに堆積しPOCl3 でドーピング
し、さらに厚さ2μm以上のポリシリコンを堆積しPO
Cl3 でドーピングした。次に素子が形成される部分ま
でポリシリコンをエッチバック工程でオーバーエッチし
てポリシリコン層12を形成した。
【0017】図9はワード線の形成工程を示す。素子が
形成される部分の窒化シリコン側壁スペーサー6,上面
の窒化シリコン膜3および酸化膜2を湿式エッチングで
全て除去した後、TCA(トリクロルエタン)を少量添
加したO2雰囲気中で1,000℃でゲート酸化膜14
を100〜200Å程度の厚さに成長させた。次にポリ
シリコンを約3,000Åの厚さに堆積しPOCl3
ドーピングし、RIEによってその厚さ程度にエッチン
グした。上述した工程によってゲート電極にも利用する
ワード線15が形成された。
【0018】次にAsイイオンを加速電圧60keVで
ドーズ量5×1015/cm2 注入し、950℃で30分
間熱処理してドレイン16を形成した。さらにLTO
(低温酸化膜)18を厚さ約7,000Å堆積し、ビッ
ト線17をLTOの上に形成した。
【0019】図10は上述した工程に従って作製された
DRAMセルの断面図である。
【0020】図11は完成されたスタック−トレンチ構
造のDRAMセルの断面図を示し、1はシリコン基板、
7はP+ 拡散層、9は電荷蓄積用電極、11はキャパシ
ター誘電体、13はソースであるn+ 拡散層、15はゲ
ートとしても利用されるワード線、16はドレーン、1
7はビット線をそれぞれ示す。
【0021】そして、図12はスタック−トレンチ構造
のDRAMセルのレイアウトパターンを示し、20はワ
ード線、21はビット線、22はビット線の接触部位、
23はトレンチ、24は側面(lateral)接触部
位をそれぞれ示す。
【0022】本発明の垂直トランジスターを有するスタ
ック−トレンチ構造のDRAMセルはシリコン基板1に
トレンチを形成して、シリコン柱の周囲にスタック形態
のキャパシター構造を形成し、シリコン柱の上部分に窒
化シリコン側壁スペーサー6を利用して垂直形態のトラ
ンスファートランジスターが形成されるようにしたもの
で、蓄積キャパシターとトランスファートランジスター
がシリコン柱のそれぞれ下方および上方に位置するよう
にし、局部的にドーピングされたn+ 拡散層13で接続
する一方、隣接したセルとはトレンチで分離されるよう
にすることにより、安定した動作特性を有するのは勿
論、64Mまたはそれ以上の集積度を有するDRAMセ
ルに適用可能である。
【0023】図13〜図22に本発明の他の実施例の製
造過程を示す。
【0024】図13に示すように、P型シリコン基板1
01上に約250Åの厚さに酸化膜102を形成した
後、約1,000Åの厚さに窒化シリコン膜103を堆
積し、その上にCVD法で約800Åの厚さに酸化膜1
04を堆積した。925℃のH2 /O2 の雰囲気中で3
0分間CVD酸化物をデンシフィケーション(dens
ification)し、そしてトレンチエッチングの
ためのマスキング層を形成した。このマスキング層を用
いてトレンチを形成すべき部分の酸化膜104,窒化シ
リコン膜103および酸化膜102を順次にRIE法で
エッチした(図13参照)。
【0025】図14は5〜10μmの深さにトレンチを
エッチした後、950℃のH2 /O2 の雰囲気中で1,
000〜2,000Å程度の酸化膜105を成長させた
状態を示す。
【0026】図15はRIE法でトレンチの底部の酸化
膜105をエッチした後、隣接セルとの分離のために硼
素をインプラントし、またはBNをソースとしてP+
ーピングしてP+ 拡散層106を形成することにより隣
接セル間を分離した状態を示す。
【0027】図16はフォトレジスト107を十分に塗
布した後、これを利用して蓄積電極とトランジスターと
が接続される部分のみを限定し、壁面の酸化膜105a
を部分的に規定した状態を示す。
【0028】壁面の酸化膜105aをエッチした後、ポ
リシリコンを約1000Åの厚さに堆積し、POCl3
でドーピングした。次にRIE法でエッチングしてn+
でドーピングされた側壁スペーサーの電荷蓄積用電極1
08を形成した(図17参照)。
【0029】次に図18を参照して説明する。電荷蓄積
用電極108の表面にONO(酸化物/窒化物/酸化
物)構造のキャパシター誘電膜109を100ÅのSi
2 と等価の厚さになるよう形成した。熱処理過程によ
り壁面の酸化膜105aが除去された部分、すなわち窓
を通してP型シリコン基板101にn+ を拡散してn+
拡散層112を形成し、蓄積電極がトランジスターのソ
ースと接続されるようにした。次に約3,000Åの厚
さにポリシリコンを堆積してPOCl3 でドーピング
し、さらに2μm以上のポリシリコンを堆積してPOC
3 でドーピングし、トレンチの内部をポリシリコン1
10で完全に満たした。
【0030】次に図19を参照して説明する。ポリシリ
コン110をエッチバックしてトランチの内部にのみキ
ャパシターのプレートであるポリシリコン110を残し
た後、約900℃のH2 /O2 の雰囲気中でポリシリコ
ンを酸化し、約200Å厚さの酸化膜を形成した。次に
CVD酸化膜111を約1μmの厚さに堆積し、エピタ
キシャル層を成長させる部分を限定してRIE法で乾式
エッチンした。
【0031】図20を参照すると、SEG(選択的エピ
タキシャル成長)技術を利用してトレンチを除いた部分
P型のシリコン単結晶113を約1μm成長させた。
ラッピングの後、砒素イオンを注入し、約950℃で熱
処理して垂直構造のトランスファートランジスターのド
レーン114を形成した。
【0032】図21に示すようにシリコン単結晶113
が成長した部分を除いた全ての部分のCVD酸化膜11
1を湿式エッチングによって全て除去した後、TCAを
少量添加したO2 雰囲気中、1,000℃でゲート酸化
膜115を100〜200Å程度の厚さに成長させた。
【0033】図22に示すようにゲート酸化膜115の
上面にポリシリコンを約3,000Åの厚さに堆積し、
POCl3 でドーピングした後、RIE法によってその
厚さ程度にエッチしてワード線116を形成した。低温
酸化膜117を約7,000Åの厚さに堆積した後、そ
の上にAlからなる金属でビット線118を形成してD
RAMセルを完成した。
【0034】図23は上述した方法によって完成された
スタックートレンチ構造のDRAMセルの断面図を示し
たものであり、図24はSEG技術を利用したスタック
−トレンチ構造のDRAMセルのレイアウトパターンを
示したものである。図24において、120はワード
線、121はビット線、122はビット線の接触部位、
123はトレンチをそれぞれ示す。
【0035】本発明のSEG技術を利用したスタック−
トレンチ構造のDRAMセルはスタック−トレンチ形態
のキャパシターを用いることにより、良好なSGTDR
AMセルに比べてソフトエラーが低く、信頼性が優れる
のみならず、シリコン柱の一部分のみに局部的にドーピ
ングしてトランスファートランジスターと蓄積キャパシ
ターを接続することにより、トランスファートランジス
ターがP型シリコン基板に対してフローティングされる
現象を減らして安定した動作特性を与えることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば信
頼性が高く、安定した動作特性を有し、64Mまたはそ
れ以上のDRAMに適用可能なスタックトレンチ構造の
DRAMを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCTT構造を有するセルの断面図であ
る。
【図2】従来のSGT構造を有するセルの断面図であ
る。
【図3】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造工
程を示す断面図である。
【図4】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造工
程を示す断面図である。
【図5】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造工
程を示す断面図である。
【図6】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造工
程を示す断面図である。
【図7】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造工
程を示す断面図である。
【図8】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造工
程を示す断面図である。
【図9】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造工
程を示す断面図である。
【図10】本発明に係るDRAMセルの一実施例の製造
工程を示す断面図である。
【図11】本発明により完成されたスタック−トレンチ
構造のDRAMセルの実施例の断面図である。
【図12】本発明により完成されたスタック−トレンチ
構造のDRAMセルの実施例のレイアウトパターンを示
す概略図である。
【図13】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図14】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図15】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図16】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図17】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図18】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図19】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図20】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図21】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図22】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の製
造工程を示す断面図である。
【図23】本発明に係るDRAMセルの他の実施例の断
面図である。
【図24】本発明に係るDRAMセルの他の実施例のレ
イアウトパターンを示す概要図である。
【符号の説明】
1,101 シリコン基板 5,105 酸化膜 9,108 電荷蓄積用電極 11,109 キャパシター誘電体 13,112 n+ 拡散層(ソース) 14,115 酸化膜 15,116 ワード線(ゲート) 16,114 ドレーン
フロントページの続き (72)発明者 李 ギュ ホン 大韓民国 大田市 ユソン区 ガジョン 洞 236−1 (72)発明者 金 デ ヨン 大韓民国 大田市 中区 太平洞 サン ブアパート 27−37 (56)参考文献 特開 平2−83969(JP,A) 特開 平2−94564(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P型シリコン基板に形成されたトレンチ
    の上端部および下端部を除いたトレンチ内部側壁に沿っ
    て形成された酸化膜上にスタックトレンチの形態で形成
    された蓄積電極と、前記蓄積電極の表面に形成されたキ
    ャパシター誘電体と、前記キャパシター誘電体と接し、
    トレンチ上端部を除いたトレンチ内部を満たして形成さ
    、トレンチ下端部においてアイソレーション領域と接
    するプレートから構成された蓄積用キャパシターと、 前記蓄積電極の上端部の一側面で蓄積電極と接続されて
    いる + 型のソースと、前記トレンチ上端部の内部側壁
    に沿ってトレンチ上端まで形成され前記蓄積電極および
    前記プレートの表面を覆うゲート酸化膜と、前記ゲート
    酸化膜上に形成されたゲート電極であるワード線と、前
    記トレンチとトレンチの間のシリコン表面に形成された
    + 型のドレーンを含む垂直構造のトランスファートラ
    ンジスターを含み、前記ドレーンはP型のシリコン単結
    晶の表面に形成され、前記シリコン単結晶は前記P型シ
    リコン基板上の前記トレンチ領域を除いた部分に成長し
    ていることを特徴とする垂直トランジスターを有するス
    タック−トレンチ構造のDRAMセル。
  2. 【請求項2】 P型シリコン基板にトレンチを形成する
    工程、 当該トレンチの上端部および下端部を除いたトレンチ内
    部側壁に沿って形成された酸化膜上にスタックトレンチ
    の形態で形成された蓄積電極、前記蓄積電極の表面に形
    成されたキャパシター誘電体、および前記キャパシター
    誘電体と接し、トレンチ上端部を除いたトレンチ内部を
    満たして形成され、トレンチ下端部においてアイソレー
    ション領域と接するプレートから構成された蓄積用キャ
    パシターを形成する工程、 前記蓄積電極の上端部の一側面で蓄積電極と接続されて
    いる + 型のソースと、前記トレンチ上端部の内部側壁
    に沿ってトレンチ上端まで形成され前記蓄積電極および
    前記プレートの表面を覆うゲート酸化膜と、前記ゲート
    酸化膜上に形成されたゲート電極であるワード線と、前
    記トレンチとトレンチの間のシリコン表面に形成された
    + 型のドレーンとを含む垂直構造のトランスファート
    ランジスターを形成する工程を含み、 前記ドレーンを前記シリコン基板上の前記トレンチ領域
    を除いた部分に選択的にエピタキシャル成長させたP型
    シリコン単結晶の表面に形成することを特徴とする垂
    直トランジスターを有するスタックトレンチ構造のDR
    AMセルの製造方法。
JP3070097A 1990-04-03 1991-04-02 垂直トランジスタ―を有するスタック−トレンチ構造のdramセルおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP2529781B2 (ja)

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