JP2529647Y2 - ヘアカーラーにおけるヘア保持構造 - Google Patents

ヘアカーラーにおけるヘア保持構造

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JP2529647Y2
JP2529647Y2 JP1992085098U JP8509892U JP2529647Y2 JP 2529647 Y2 JP2529647 Y2 JP 2529647Y2 JP 1992085098 U JP1992085098 U JP 1992085098U JP 8509892 U JP8509892 U JP 8509892U JP 2529647 Y2 JP2529647 Y2 JP 2529647Y2
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hair
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hair holding
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達也 斉藤
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は合成樹脂材により一体
成形したヘアカーラーにおいて、ヘア巻取軸及びヘア挾
持体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘアカーラーとしては、
例えば図11〜図15に示すものがある。このヘアカー
ラーにおいては、ヘア巻取軸1とその基端部から延設さ
れたヘア挾持体2とが合成樹脂材により一体成形され、
このヘア挾持体2の先端部に引掛環13が設けられてい
るとともに、このヘア巻取軸1の先端部にはヘア挾持体
2を折曲してヘア巻取軸1上に重合させたときヘア挾持
体2の引掛環13が係脱可能に係止される掛止軸部11
が設けられている。このヘア巻取軸1は曲げ力に対し容
易に撓むようになっている。また、このヘア挾持体2に
はほとんど伸縮性がなくヘア挾持体2の長さLが一定で
ある。
【0003】ヘアを巻取軸1に巻いた後、図13〜図1
5に示すように、ヘア挾持体2を折曲してヘア巻取軸1
上に重ね、ヘア挾持体2の引掛環13をヘア巻取軸1の
掛止軸部11に係止するとき、ヘア巻取軸1を撓ませて
その係止を行い易くしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このようにヘア巻取軸
1が撓むと、ヘア巻取軸1に巻かれたヘアがその中央部
に寄り易くなり、ヘアを巻取軸1に対し平均的に巻くこ
とができず、巻取状態が悪くなる。しかも、前記引掛環
13を掛止軸部11に係止した後においても、ヘア巻取
軸1の撓みが残るため、ヘア巻取軸1とヘア挾持体2と
の間に間隙Sができ、ヘア保持力が小さくなる。
【0005】本考案はヘア巻取軸及びヘア挾持体を改良
して、ヘアを巻取軸に対し平均的に巻けるようにすると
ともに、ヘア保持力を大きくすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記する各実施例の図面
に示すように、本考案に係るヘアカーラーにおいては、
ヘア巻取軸1とその基端部4から延設されたヘア挟持体
2とが合成樹脂材により一体成形され、このヘア挟持体
2の先端部9に引掛部10,12が設けられているとと
もに、このヘア巻取軸1の先端部6に掛止部7,11が
設けられている。そして、このヘア挟持体2を折曲して
ヘア巻取軸1上に重合させたとき、ヘア挟持体2の引掛
部10,12がヘア巻取軸1の掛止部7,11に対し係
脱可能に係止されるようになっている。特に、ヘア巻取
軸1には曲げ力に対し撓み難い剛性を持たせ、ヘア挟持
体2にはばね部8により長さLが変わる方向の伸縮性を
持たせている。又、ヘア挟持体2はその長さLが収縮状
態において折曲してヘア巻取軸1に沿わせた時に前記引
掛部10,12が掛止部7,11に届かない長さに設定
されている。
【0007】
【作用】このようなヘアカーラーを使用する場合には、
図1,2又は図6,7に示す状態で、ヘアを巻取軸1に
巻く。そして、図3又は図8に示すようにヘア挾持体2
をヘア巻取軸1側に折り曲げる。さらに、図4又は図9
に示すようにヘア挾持体2をばね部8の弾性に抗して伸
ばし、図5又は10に示すようにヘア挾持体2の引掛部
10,12をヘア巻取軸1の掛止部7,11に係止す
る。従って、ヘア挾持体2はヘア巻取軸1上に重合し、
それらの間でヘアが保持される。
【0008】
【第1実施例】まず、本考案の第1実施例に係るヘアカ
ーラーを図1〜図5を参照して説明する。
【0009】図1,2に示すように、ヘアカーラーはヘ
ア巻取軸1とヘア挾持体2とからなり、それらは合成樹
脂材により一体成形されている。本実施例ではこの合成
樹脂材として硬質のポリプロピレン(PP)を使用して
いる。前記ヘア巻取軸1においては、間隙3により基端
部4から両腕部5が分岐され、細くなった両腕部5の先
端部6に掛止凹部7が形成されている。両腕部5はヘア
巻取軸1の軸線方向Aに対し平行に延設されている。両
腕部5の前記材質からしてその可撓性はほとんどないた
め、曲げ力による両腕部5の撓みが生じにくく、両腕部
5は軸線方向Aに対し平行な状態を保つ。但し、間隙3
があるため、両腕部5を基端部4を中心に弾性に抗して
回動させると、間隙3が先端部6側ほど広がる。
【0010】前記ヘア挟持体2においては、ヘア巻取軸
1の基端部4から一対の波形ばね部8が平行に延設さ
れ、互いに連結された両ばね部8は先端部9で引掛部1
0が形成されたいる。この両ばね部8はヘア挟持体2の
長さLを変更し得る方向へ伸縮する。また、この両ばね
部8は図3から図5に示すようにヘア挟持体2をヘア巻
取軸1上に重合させ得るように撓む。なお、図3から明
らかなように、ヘア挟持体2の長さLは前記両ばね部8
を伸長させない収縮状態においてヘア巻取軸1に沿わせ
て折曲した時に引掛部10が掛止部7に届かない長さに
設定されている。
【0011】このようなヘアカーラーを使用する場合に
は、図1及び図2に示す状態で、ヘアを間隙3に挾んで
巻取軸1に巻く。そして、図3に示すようにヘア挾持体
2をヘア巻取軸1側に折り曲げる。さらに、図4に示す
ようにヘア挾持体2を両ばね部8の弾性に抗して伸ば
し、図5に示すようにヘア挾持体2の引掛部10をヘア
巻取軸1の掛止凹部7に係止する。従って、ヘア挾持体
2はヘア巻取軸1上に重合し、それらの間でヘアが保持
される。
【0012】特に本実施例おいては、ヘア巻取軸1の
両腕部5が曲げ力に対し剛性を有し撓み難いので、積極
的に可撓性を持たせた従来のヘア巻取軸の場合と比較し
てヘアが巻取軸1の中央部に寄り難くなり、巻取軸1の
全体に平均的に巻かれる。
【0013】また、ヘア巻取軸1に前記剛性を持たせた
代わりにヘア挟持体2に伸縮性を持たせたので、ヘア挟
持体2の長さLをある程度短くしてヘア巻取軸1上でヘ
ア挟持体2を弛みなく確実に重合させ、それらによるヘ
ア保持力を高めるようにしても、両ばね部8を引き伸ば
してヘア挟持体2の引掛部10をヘア巻取軸1の掛止凹
部7に対し容易に係止させることができる。しかも、両
ばね部8の弾性力により前記掛止凹部7に対する引掛部
10の係止状態を確実に保持できるとともに、ヘア挟持
体2がヘア巻取軸1上に圧接されるため、ヘア保持力が
より一層高められる。
【0014】
【第2実施例】図6〜図10に示す第2実施例において
は、前記第1実施例の掛止凹部7と引掛部10とを変更
している。すなわち、第2実施例ではヘア巻取軸1の両
腕部5の先端部6間で細径の掛止軸部11が形成されて
いる。一方、ヘア挾持体2の先端部9に一対の引掛腕1
2が形成されている。前記第1実施例ではヘア巻取軸1
の軸線方向Aに沿って引掛部10を掛止凹部7に対し係
脱させるが、この第2実施例ではこの軸線方向Aに対し
直交する方向へ両引掛腕12を掛止軸部11に対し係脱
させる。その他の点は第1実施例の場合と同様である。
【0015】
【考案の効果】本考案に係るヘアカーラーによれば、ヘ
ア巻掛軸1が曲げ力に対し剛性を有し撓み難いので、ヘ
アが巻取軸1の中央部に寄り難くなり、ヘアを巻取軸1
の全体に巻くことができる。
【0016】また、ヘア巻取軸1に前記剛性を持たせた
代わりにヘア挟持体2に伸縮性を持たせたので、ばね部
8を引き伸ばしてヘア挟持体2の引掛部10,12をヘ
ア巻取軸1の掛止部7,11に対し容易に係止させるこ
とができるとともに、そのばね部8の弾性力に基づき前
記掛止部7,11に対する引掛部10,12の係止状態
を確実に保持でき、さらにはヘア巻取軸1上でヘア挟持
体2を圧接させて弛みなく確実に重合させ、ヘア保持力
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るヘアカーラーの使用前状態を
示す斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】第1実施例に係るヘアカーラーにおいてヘア挾
持体をヘア巻取軸に重合させる途中状態を示す正面図で
ある。
【図4】同じく正面図である。
【図5】同じくヘア挾持体をヘア巻取軸に重合して係止
した状態を示す正面図である。
【図6】第2実施例に係るヘアカーラーの使用前状態を
示す斜視図である。
【図7】同じく平面図である。
【図8】第2実施例に係るヘアカーラーにおいてヘア挾
持体をヘア巻取軸に重合させる途中状態を示す正面図で
ある。
【図9】同じく正面図である。
【図10】同じくヘア挾持体をヘア巻取軸に重合して係
止した状態を示す正面図である。
【図11】従来のヘアカーラーの使用前状態を示す斜視
図である。
【図12】同じく平面図である。
【図13】従来のヘアカーラーにおいてヘア挾持体をヘ
ア巻取軸に重合させる途中状態を示す正面図である。
【図14】同じく正面図である。
【図15】同じくヘア挾持体をヘア巻取軸に重合して係
止した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ヘア巻取軸、2 ヘア挾持体、4 基端部、6 先
端部、7 掛止凹部、8 波形ばね部、9 先端部、1
0 引掛部、11 掛止軸部、12 引掛腕、A ヘア
巻取軸軸線方向、L ヘア挾持体長さ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘア巻取軸(1)とその基端部(4)か
    ら延設したヘア挟持体(2)とを合成樹脂材により一体
    成形し、このヘア挟持体(2)の先端部(9)に引掛部
    (10,12)を設けるとともに、このヘア巻取軸
    (1)の先端部(6)にはヘア挟持体(2)を折曲して
    ヘア巻取軸(1)上に重合させた時このヘア挟持体
    (2)の引掛部(10,12)が係脱可能に係止される
    掛止部(7,11)を設けたヘアカーラーにおいて、 前記ヘア巻取軸(1)には曲げ力に対し撓み難い剛性を
    持たせ、前記ヘア挟持体(2)にはばね部(8)により
    長さ(L)が変わる方向の伸縮性を持たせるとともに、
    その長さ(L)を収縮状態においてはヘア挟持体(2)
    を折曲してヘア巻取軸(1)に沿わせた時に前記引掛部
    (10,12)が掛止部(7,11)に届かない長さに
    設定したことを特徴とするヘアカーラーにおけるヘア保
    持構造。
JP1992085098U 1992-12-10 1992-12-10 ヘアカーラーにおけるヘア保持構造 Expired - Lifetime JP2529647Y2 (ja)

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JPH0648501U JPH0648501U (ja) 1994-07-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5512867B1 (ja) * 2013-07-24 2014-06-04 博美 朝倉 毛髪のウェーブ形成方法

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JP5512867B1 (ja) * 2013-07-24 2014-06-04 博美 朝倉 毛髪のウェーブ形成方法

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