JP2529357Y2 - 立体面で循環移動する載荷台の水平保持装置 - Google Patents

立体面で循環移動する載荷台の水平保持装置

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JP2529357Y2
JP2529357Y2 JP605693U JP605693U JP2529357Y2 JP 2529357 Y2 JP2529357 Y2 JP 2529357Y2 JP 605693 U JP605693 U JP 605693U JP 605693 U JP605693 U JP 605693U JP 2529357 Y2 JP2529357 Y2 JP 2529357Y2
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JP
Japan
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guide
mounting rod
roller mounting
horizontal
guide rail
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JP605693U
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JPH0659322U (ja
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敬 上田
清 福山
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、立面内で循環移動する
載荷台を水平保持しながら載荷台上の物品を搬送するも
のであって、物流センター、配送センター,倉庫等にお
いて物品の仕分け搬送に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、立面内で循環搬送される物品が往
路側においても復路側においても水平を保持して搬送さ
れるための技術手段としては、例えば、特願平2−21
9989号の明細書並びに同図面第2図に開示されてい
るようなもの、そして実願平3−92954号の明細書
並びに同図面第1図に開示されているようなものがあ
る。前者は図5に示す如く立面内で循環移動する2本の
無端チェーンC1,C2を夫々平行に且つ長手方向に位
相をずらせて並列し、夫々の無端チェーン、C1,C2
に前記位相差をもって回転自在に軸受S1,S2で支承
した支持杆Aの一端に載荷台Tを固設した水平保持手段
であり、後者は図6に示す如く一端に載荷台Tを固設し
た複数の案内杆Bを、立面内で循環する一本の無端チェ
ーンCに回動自在に軸受し、各々の案内杆Bの他端に固
着した案内板Dに外ローラR1と内ローラR2とを該案
内板Dの前記案内杆固着位置B1を頂点とした直角三角
形の斜辺両端位置に配設し、外ローラR1と内ローラR
2間の水平離隔距離および垂直離隔距離を位相差として
無端チェーンCに平行に併設した環状外ガイドレールG
1と環状内ガイドレールG2上を各々外ローラR1並び
に内ローラR2が転動走行し、内ガイドレールG2の両
端反転部に外ローラ取付杆の横断通過を許容する分断通
路Pを設けた水平保持手段がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した前者の従来技
術は、2本の無端チェーンC1,C2の伸びがチェーン
によって夫々異なるため、該2本のチェーンC1,C2
の同速且つ同期運転を維持することは困難であり、加え
て、夫々のチェーンの弛緩による横振れが生じて、載荷
台Tの水平姿勢を保持して循環移動させることは容易で
なく、後者の従来技術は、環状外ガイドレールG1と環
状内ガイドレールG2との配設位置を外ローラR1と内
ローラR2の水平離隔距離並びに垂直離隔距離の位相差
を以て併設することが困難であるばかりでなく内ガイド
レールG2の両端反転部に分断通路Pが設けられている
ので、内ローラR2が該分断通路Pを通過する際に動揺
して載荷台の水平姿勢を保持することが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は上述し
た従来技術の課題を解決するため、無端チェーンを1本
にするとともにガイドレールに分断通路を設けることな
く載荷台の循環移動時における水平姿勢を保持するもの
であって、1本の無端チェーンに複数の案内杆を該チェ
ーンに直交する水平軸線の周りで回動自在に挿通軸受
し、該案内杆の一端に載荷台を固設するとともに他端に
案内板の内側面を固設し、該案内板の前記案内杆他端の
固設位置の直上離隔位置と直下離隔位置と水平離隔位置
との夫々に該案内板の外側面より前記案内杆に平行に直
上ローラ取付杆と該直上ローラ取付杆より長い長さを有
する直下ローラ取付杆と該直下ローラ取付杆より長い長
さを有する水平ローラ取付杆の夫々を突設し、該水平ロ
ーラ取付杆端部に回転自在に設けた水平ローラが転動案
内される環状内ガイドレールを前記無端チェーンに平行
な立面内に設け、前記無端チェーンの下降反転部側の上
半部および上昇反転部側の下半部の夫々に直上ローラ取
付杆端部に回転自在に設けた直上ローラのガイドレール
部分を、そして無端チェーンの下降反転部側の下半部お
よび上昇反転部側の上半部の夫々に直下ローラ取付杆端
部に回転自在に設けた直下ローラのガイドレール部分
を、夫々連接して形成した前記案内板の平行移動を案内
する反転部ガイドレールを前記無端チェーンに平行な立
面内に設けたものである。
【0005】
【作用】案内板に取付けた直上ローラ、直下ローラおよ
び水平ローラは、無端チェーンに平行な立面内に設けら
れた環状水平がガイドレールと反転部ガイドレールに拘
束されて転動走行するから、案内板は案内杆の軸心の周
りの回動を直上ローラ、直下ローラおよび水平ローラに
よって阻止されて平行循環移動し、案内板に案内杆を介
して固着されている載荷台は水平姿勢を保持して循環移
動する。
【0006】
【実施例】図1において、1本の無端チェーン1が離間
した一対の駆動スプロケットと従動スプロケット間に立
面内で懸回され、該無端チェーン1には複数の案内杆2
がチェーン上の軸受3によって回転自在に支持され、該
案内杆2の一端には載荷台4が支持板5によって固定さ
れ、案内杆2の他端2’(図2)には案内板6の内側面
が固設されている。
【0007】そして、図2に示す如く該案内板6の外側
面には前記案内杆の他端2’の直上離隔位置7’に直上
ローラ取付杆7が、また前記案内杆の他端2’の直下離
隔位置8’に直上ローラ取付杆7より長い長さを有する
直下ローラ取付杆8が、さらにまた、前記案内杆の他端
2’の水平離隔位置9’には直下ローラ取付杆8より長
い長さを有する水平ローラ取付杆9が、夫々突設され、
直上ローラ取付杆7、直下ローラ取付杆8および水平ロ
ーラ取付杆9の夫々の先端には、図3に示す如く直上ロ
ーラ10、直下ローラ11および水平ローラ12の夫々
が回転自在に取付けられている。
【0008】そして、図1および図4に示す如く、水平
ローラ12は無端チェーン1に平行な立面内に設けた環
状水平ガイドレール13内を転動走行し、直上ローラ1
0および直下ローラ11は無端チェーン1の両端反転部
において無端チェーン1に平行な立面内に設けた反転部
ガイドレールに拘束案内されて転動走行する。
【0009】該反転部ガイドレールは下降反転部側ガイ
ドレール14と上昇反転部側ガイドレール15とよりな
り、下降反転部側ガイドレール14の上半部14Aは直
上ローラ10を、上半部14Aに連接する下半部14B
は直下ローラ11を、夫々転動案内させ、また、上昇反
転部側ガイドレール15の下半部15Bは直上ローラ1
0を、下半部15Bに連接する上半部15Aは直下ロー
ラ11を、夫々転動案内させ、下降反転部側ガイドレー
ル14および上昇反転部側ガイドレール15は図4に示
す如く、案内板6が案内杆2の軸心の周りに回動するこ
となく該反転部を平行移動するように直上ローラ10お
よび直下ローラ11を拘束案内する形状を有している。
【0010】なお、案内杆2には図2に示すようなガイ
ドローラ16が回転自在に取付けられ、載荷台4に物品
を載置した際に案内杆2に撓み又は捩れが生じないよう
に、ガイドローラ16が転動案内されるガイドレール1
7を設けるとよい。
【0011】
【考案の効果】本考案は、載荷台を一端に固着した案内
杆を一本の無端チェーンに回動自在に取付け、該1本の
チェーンのみによって載荷台を立面内で循環移動し、案
内杆の他端に取付けられた案内板から突設した直上ロー
ラ、直下ローラおよび水平ローラは、夫々のガイドレー
ルに転動案内されるのみであるから、無端チェーンに伸
びが生じたとしても載荷台の水平循環移動は支障なく達
成され、且つガイドレールに分断通路を設けなくともよ
いので、載荷台は安定して水平姿勢を保持し立面内を循
環移動することができるから、載荷台上の物品が転落す
るおそれなく確実に水平姿勢で搬送することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す概略斜視図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】本考案の案内板の拡大側面図である。
【図4】本考案のガイドレール説明正面図である。
【図5】従来例説明斜視図である。
【図6】他の従来例要部斜視図である。
【符号の説明】
1 無端チェーン 2 案内杆 4 載荷台 6 案内板 10 直上ローラ 11 直下ローラ 12 水平ローラ 13 環状水平ガイドレール 14、15 反転部ガイドレール

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体面で循環移動する一本の無端チェー
    ンに複数の案内杆を該チェーンに直行する水平軸線の周
    りで回動自在に挿通軸受し、該案内杆の一端に載荷台を
    固定するとともに他端に案内板の内側面を固設し、該案
    内板に前記案内杆の他端が固設された位置の直上隔離位
    置と直下隔離位置と水平隔離位置の夫々に該案内板の外
    側面より前記案内杆に平行に直上ローラ取付杆と該直上
    ローラ取付杆より長い長さを有する直下ローラ取付杆と
    該直下ローラ取付杆より長い長さを有する水平ローラ取
    付杆とを夫々突設し、該水平ローラ取付杆に回転自在に
    設けた水平ローラが転動案内される環状水平ガイドレー
    ルを前記無端チェーンに平行な立面内に設けるととも
    に、該無端チェーンの下降反転部側の上半部および上昇
    反転部側の下半部の夫々に直上ローラ取付杆端部に回転
    自在に設けた直上ローラのガイドレール部分を、そして
    無端チェーンの下降反転部側の下半部および上昇反転部
    側の上半部に直下ローラ取付杆端部に回転自在に設けた
    直下ローラのガイドレール部分を、夫々連接して案内板
    の平行移動を案内する反転部ガイドレールを前記無端チ
    ェーンに平行な立面内に設けた、立面内で循環移動する
    載荷台の水平保持装置。
JP605693U 1993-01-29 1993-01-29 立体面で循環移動する載荷台の水平保持装置 Expired - Lifetime JP2529357Y2 (ja)

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JPH0659322U JPH0659322U (ja) 1994-08-19
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