JP2529176Y2 - ウインドウモールディング - Google Patents
ウインドウモールディングInfo
- Publication number
- JP2529176Y2 JP2529176Y2 JP1990035256U JP3525690U JP2529176Y2 JP 2529176 Y2 JP2529176 Y2 JP 2529176Y2 JP 1990035256 U JP1990035256 U JP 1990035256U JP 3525690 U JP3525690 U JP 3525690U JP 2529176 Y2 JP2529176 Y2 JP 2529176Y2
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- Japan
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- window
- window plate
- molding
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- corner
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両のウインドウに取付けられるウインドウ
モールディングに関するものである。
モールディングに関するものである。
車両のフロントウインドウに付着した雨水が、サイド
ウインドウへ横流れするのを防止するために、フロント
ウインドウのウインドウプレートと車体パネルとの間に
取付けられるウインドウモールディングとして、サイド
部において集水溝を有するものが提案されている。
ウインドウへ横流れするのを防止するために、フロント
ウインドウのウインドウプレートと車体パネルとの間に
取付けられるウインドウモールディングとして、サイド
部において集水溝を有するものが提案されている。
実公昭57−54416号には、このようなウインドウモー
ルディングとして、金属製の異形材の先端部に合成樹脂
製の突条を形成したものが示されている。しかしなが
ら、このような金属異形材からなるモールディングとし
て、サイド部において溝を形成し、アッパー部において
溝を形成しないものをアッパー部からサイド部にかけて
連続して形成するのは困難であり、特にアッパー部より
もサイド部における車体パネルの高さが高くなる場合
に、外観的に異和感のないウインドウモールディングを
得ることは困難である。
ルディングとして、金属製の異形材の先端部に合成樹脂
製の突条を形成したものが示されている。しかしなが
ら、このような金属異形材からなるモールディングとし
て、サイド部において溝を形成し、アッパー部において
溝を形成しないものをアッパー部からサイド部にかけて
連続して形成するのは困難であり、特にアッパー部より
もサイド部における車体パネルの高さが高くなる場合
に、外観的に異和感のないウインドウモールディングを
得ることは困難である。
さらに合成樹脂製のウインドウモールディングとし
て、実開昭63−184117号には、アッパー部とサイド部と
で、頭部のウインドウプレートからの高さを変えて、ア
ッパー部とサイド部の車体パネルの高さの差に適合さ
せ、かつサイド部にせき部材を取付けたものが示されて
いるが、同様のものを金属異形材によって形成すること
は困難である。
て、実開昭63−184117号には、アッパー部とサイド部と
で、頭部のウインドウプレートからの高さを変えて、ア
ッパー部とサイド部の車体パネルの高さの差に適合さ
せ、かつサイド部にせき部材を取付けたものが示されて
いるが、同様のものを金属異形材によって形成すること
は困難である。
本考案の目的は、上記問題点を解決するため、サイド
部においてせきを形成し、アッパー部においてせきを形
成しない金属製の異形材を含むウインドウモールディン
グを、アッパー部からサイド部にかけて連続して形成で
き、アッパー部よりもサイド部における車体パネルの高
さが高くなる場合でも異和感がなく、優れた外観を有す
るウインドウモールディングを提案することである。
部においてせきを形成し、アッパー部においてせきを形
成しない金属製の異形材を含むウインドウモールディン
グを、アッパー部からサイド部にかけて連続して形成で
き、アッパー部よりもサイド部における車体パネルの高
さが高くなる場合でも異和感がなく、優れた外観を有す
るウインドウモールディングを提案することである。
本考案は、ウインドウプレートのアッパー部からコー
ナー部を経てサイド部に至る外周縁と車体パネルとの間
隙に沿って一体的に連続して取付けられ、アッパー部に
おいてはウインドウプレートの外表面に近接し、かつサ
イド部に沿う部分ではウインドウプレートの外表面から
車外側に離れてウインドウプレート外表面との間に段差
を形成するようにコーナー部／またはコーナー部付近で
曲げ加工された塑性変形可能な金属製の長尺な異形材、
および少なくともアッパー部においてこの異形材のウイ
ンドウプレート外表面側に固着されたリップを含む装飾
モールディングと、 この装飾モールディングのコーナー部／またはコーナ
ー部付近で端部が終了するようにサイド部のほぼ全長に
わたって伸びて、サイド部の裏面側に形成された係合部
に係合するように取付けられる頭部、この頭部からウイ
ンドウプレート外表面に向けて延びるせき部、およびこ
のせき部と車体パネルとの間隙に沿って延びる取付脚が
剛性を有する材料により一体的に形成され、かつせき部
の先端に緩衝材を兼ねる水切リップを備えたせき部材と を有するウインドウモールディングである。
ナー部を経てサイド部に至る外周縁と車体パネルとの間
隙に沿って一体的に連続して取付けられ、アッパー部に
おいてはウインドウプレートの外表面に近接し、かつサ
イド部に沿う部分ではウインドウプレートの外表面から
車外側に離れてウインドウプレート外表面との間に段差
を形成するようにコーナー部／またはコーナー部付近で
曲げ加工された塑性変形可能な金属製の長尺な異形材、
および少なくともアッパー部においてこの異形材のウイ
ンドウプレート外表面側に固着されたリップを含む装飾
モールディングと、 この装飾モールディングのコーナー部／またはコーナ
ー部付近で端部が終了するようにサイド部のほぼ全長に
わたって伸びて、サイド部の裏面側に形成された係合部
に係合するように取付けられる頭部、この頭部からウイ
ンドウプレート外表面に向けて延びるせき部、およびこ
のせき部と車体パネルとの間隙に沿って延びる取付脚が
剛性を有する材料により一体的に形成され、かつせき部
の先端に緩衝材を兼ねる水切リップを備えたせき部材と を有するウインドウモールディングである。
本考案で装飾モールディングに用いる金属製の異形材
としては、ステンレス鋼板やアルミニウム板等の金属板
のロール成形品などの曲げ加工品や、アルミニウムの押
出成形品等で、これらを押出成形型に供給して合成樹脂
を押出成形したもの、あるいは長尺の合成樹脂成形品を
固着したものなどがあげられる。
としては、ステンレス鋼板やアルミニウム板等の金属板
のロール成形品などの曲げ加工品や、アルミニウムの押
出成形品等で、これらを押出成形型に供給して合成樹脂
を押出成形したもの、あるいは長尺の合成樹脂成形品を
固着したものなどがあげられる。
せき部材と一体化した取付脚としては、合成樹脂製の
成形材を使用することができるが、金属製の異形材を使
用してもよく、両者の複合材からなるものを使用しても
よい。
成形材を使用することができるが、金属製の異形材を使
用してもよく、両者の複合材からなるものを使用しても
よい。
本考案のウインドウモールディングは、装飾モールデ
ィングのサイド部の裏面側に形成された係合部に取付脚
を有するせき部材を係合させ、この取付脚により装飾モ
ールディングをウインドウプレートのアッパー部からコ
ーナー部を経てサイド部に至る外周縁と車体パネルとの
間隙に沿って一体的に連続するように取付ける。アッパ
ー部は別の固着部材により取付ける。このとき装飾モー
ルディングはアッパー部においてウインドウプレートの
外表面に近接し、サイド部では装飾モールディングの裏
面に取付けられたせき部材がウインドウプレートの外表
面との間にせきを形成する。
ィングのサイド部の裏面側に形成された係合部に取付脚
を有するせき部材を係合させ、この取付脚により装飾モ
ールディングをウインドウプレートのアッパー部からコ
ーナー部を経てサイド部に至る外周縁と車体パネルとの
間隙に沿って一体的に連続するように取付ける。アッパ
ー部は別の固着部材により取付ける。このとき装飾モー
ルディングはアッパー部においてウインドウプレートの
外表面に近接し、サイド部では装飾モールディングの裏
面に取付けられたせき部材がウインドウプレートの外表
面との間にせきを形成する。
この状態でウインドウモールディングを使用すると、
サイド部にせきが形成されているため、ウインドウプレ
ートに付着する雨水はせきに集水されて案内され、サイ
ドウインドウへの横流れが防止される。
サイド部にせきが形成されているため、ウインドウプレ
ートに付着する雨水はせきに集水されて案内され、サイ
ドウインドウへの横流れが防止される。
以下、本考案を図面の実施例により説明する。
第１図は実施例のウインドウモールディングの一部の
斜視図、第２図はそのＡ−Ａ断面図、第３図はＢ−Ｂ断
面図、第４図はＣ−Ｃ断面図、第５図および第６図は取
付脚の斜視図、第７図は水切リップの斜視図、第８図お
よび第９図は固着部材の斜視図である。
斜視図、第２図はそのＡ−Ａ断面図、第３図はＢ−Ｂ断
面図、第４図はＣ−Ｃ断面図、第５図および第６図は取
付脚の斜視図、第７図は水切リップの斜視図、第８図お
よび第９図は固着部材の斜視図である。
図において、１はウインドウモールディングで、ウイ
ンドウプレート２のアッパー部からコーナー部を経てサ
イド部に至る外周縁と車体パネル３との間隙に沿って一
体的に連続して取付けられる装飾モールディング４を外
表面側に有している。車体パネル３の段差部3aはアッパ
ー部５よりもサイド部６の方が、コーナー部７を境にし
て徐々に高くなっている。
ンドウプレート２のアッパー部からコーナー部を経てサ
イド部に至る外周縁と車体パネル３との間隙に沿って一
体的に連続して取付けられる装飾モールディング４を外
表面側に有している。車体パネル３の段差部3aはアッパ
ー部５よりもサイド部６の方が、コーナー部７を境にし
て徐々に高くなっている。
装飾モールディング４は、アッパー部５とサイド部６
がコーナー部７を介して一体成形され、アッパー部５に
おいてウインドウプレート２の外表面に近接し、サイド
部６においてウインドウプレート２から徐々に離れ、ウ
インドウプレート２の外表面との間に段差８を形成する
ように、コーナー部７またはその付近で外表面側に曲げ
加工された塑性変形可能な金属板製の長尺な異形材から
なり、外表面側のウインドウプレート２側には緩衝材を
兼ねるリップ９が突出している。装飾モールディング４
の裏面側に中空部11を有するように、横断面略Ｃ字状に
形成され、その両側縁部に係合部12、13が形成されてい
る。
がコーナー部７を介して一体成形され、アッパー部５に
おいてウインドウプレート２の外表面に近接し、サイド
部６においてウインドウプレート２から徐々に離れ、ウ
インドウプレート２の外表面との間に段差８を形成する
ように、コーナー部７またはその付近で外表面側に曲げ
加工された塑性変形可能な金属板製の長尺な異形材から
なり、外表面側のウインドウプレート２側には緩衝材を
兼ねるリップ９が突出している。装飾モールディング４
の裏面側に中空部11を有するように、横断面略Ｃ字状に
形成され、その両側縁部に係合部12、13が形成されてい
る。
14はせき部材でコーナー部／またはコーナー部付近で
端部が終了するように、装飾モールディング４のサイド
部のほぼ全長にわたって伸び、サイド部における装飾モ
ールディング４の中空部11に挿入されて、係合部12、13
に係合して固着される頭部15から、せき部17がウインド
ウプレート２の外表面に向けて延び、また取付部材とし
ての取付脚16がせき部17と車体パネル３との間隙に沿っ
て延びるように、弾性および剛性を有する合成樹脂によ
り一体的に成形されている。頭部15は長手方向の全長に
わたって同じ幅Ｗとなるように形成されている。
端部が終了するように、装飾モールディング４のサイド
部のほぼ全長にわたって伸び、サイド部における装飾モ
ールディング４の中空部11に挿入されて、係合部12、13
に係合して固着される頭部15から、せき部17がウインド
ウプレート２の外表面に向けて延び、また取付部材とし
ての取付脚16がせき部17と車体パネル３との間隙に沿っ
て延びるように、弾性および剛性を有する合成樹脂によ
り一体的に成形されている。頭部15は長手方向の全長に
わたって同じ幅Ｗとなるように形成されている。
取付脚16はせき部材14の長手方向に複数個所間欠的に
同じ高さH1となるように形成され、その先端には係止部
18が形成されていて、車体パネル３の段差部3aに両面粘
着テープ等の接合部材19によって固着された取付ファス
ナー20に係合するようになっている。
同じ高さH1となるように形成され、その先端には係止部
18が形成されていて、車体パネル３の段差部3aに両面粘
着テープ等の接合部材19によって固着された取付ファス
ナー20に係合するようになっている。
せき部17は段差８に対応して、コーナー部７側から徐
々に高くなる高さH2で、全長にわたってせき28が形成さ
れている。せき部17の先端部には緩衝材を兼ねる水切リ
ップ21が取付けられ、ウインドウプレート２に当接し
て、硬質材料からなるせき部17とウインドウプレート２
間の緩衝作用と水切を行うようになっている。
々に高くなる高さH2で、全長にわたってせき28が形成さ
れている。せき部17の先端部には緩衝材を兼ねる水切リ
ップ21が取付けられ、ウインドウプレート２に当接し
て、硬質材料からなるせき部17とウインドウプレート２
間の緩衝作用と水切を行うようになっている。
22は固着部材であって、装飾モールディング４のアッ
パー部５の中空部11に挿入されて、係合部12、13に係合
して固着される頭部23から、裏面側に取付脚24が伸び、
その先端部に設けられた係止部25が取付ファスナー20に
係合するようになっており、アッパー部５の長手方向に
間隔をおいて複数個設けられている。26は車体パネル３
のフランジ部3bとウインドウプレート２の間に充填され
る接着剤、27はダムラバーである。
パー部５の中空部11に挿入されて、係合部12、13に係合
して固着される頭部23から、裏面側に取付脚24が伸び、
その先端部に設けられた係止部25が取付ファスナー20に
係合するようになっており、アッパー部５の長手方向に
間隔をおいて複数個設けられている。26は車体パネル３
のフランジ部3bとウインドウプレート２の間に充填され
る接着剤、27はダムラバーである。
上記のように構成されたウインドウモールディング１
は、装飾モールディング４のサイド部６の中空部11にせ
き部材14の頭部15を挿入して、係合部12、13に係合して
固着させ、取付脚16の係止部18を取付ファスナー20に係
合させて、装飾モールディング４をウインドウプレート
２の外周縁と車体パネル３の間隙に沿って車体の所定位
置に取付ける。アッパー部５では固着部材22の頭部23を
中空部11に挿入して係合部12、13と係合して固着させ、
取付脚24の係止部25を取付ファスナー20に係合させる。
この状態で全体が接着剤26により固着される。
は、装飾モールディング４のサイド部６の中空部11にせ
き部材14の頭部15を挿入して、係合部12、13に係合して
固着させ、取付脚16の係止部18を取付ファスナー20に係
合させて、装飾モールディング４をウインドウプレート
２の外周縁と車体パネル３の間隙に沿って車体の所定位
置に取付ける。アッパー部５では固着部材22の頭部23を
中空部11に挿入して係合部12、13と係合して固着させ、
取付脚24の係止部25を取付ファスナー20に係合させる。
この状態で全体が接着剤26により固着される。
この状態で、装飾モールディング４はアッパー部５に
おいてウインドウプレート２の外表面に近接し、サイド
部６では装飾モールディング４の裏面に取付けられたせ
き部17がウインドウプレート２の外表面との間にせき28
を形成する。
おいてウインドウプレート２の外表面に近接し、サイド
部６では装飾モールディング４の裏面に取付けられたせ
き部17がウインドウプレート２の外表面との間にせき28
を形成する。
この状態でウインドウモールディング１を使用する
と、サイド部６にせき28が形成されているため、ウイン
ドウプレート２に付着する雨水はせき28に集水されて案
内され、サイドウインドウへの横流れが防止される。
と、サイド部６にせき28が形成されているため、ウイン
ドウプレート２に付着する雨水はせき28に集水されて案
内され、サイドウインドウへの横流れが防止される。
第10図は他の実施例によるウインドウモールディング
を示す第１図のＰ方向矢視図である。前記実施例では装
飾モールディング４とウインドウプレート２の外表面と
の間の段差８はコーナー部７側から徐々に高くなってい
たが、この実施例では、段差８がコーナー部７付近で急
激に高くなるように、装飾モールディング４がコーナー
部７付近で曲げ加工品されており、せき部17も段差８に
対応した高さのせき28が形成されている。他の構成およ
び作用は前記実施例と同様である。
を示す第１図のＰ方向矢視図である。前記実施例では装
飾モールディング４とウインドウプレート２の外表面と
の間の段差８はコーナー部７側から徐々に高くなってい
たが、この実施例では、段差８がコーナー部７付近で急
激に高くなるように、装飾モールディング４がコーナー
部７付近で曲げ加工品されており、せき部17も段差８に
対応した高さのせき28が形成されている。他の構成およ
び作用は前記実施例と同様である。
このほか装飾モールディング４、せき部材14、せき部
材17等の形状、構造、材質等は変更可能である。
材17等の形状、構造、材質等は変更可能である。
本考案のウインドウモールディング１は、アッパー部
５から両サイド部６にかけて連続した１本のものを使用
する例について説明したが、アッパー部５において２〜
３分割し、接合部材により接合して使用すると、車両の
幅方向の寸法の異なる複数のウインドウに共用すること
が可能である。
５から両サイド部６にかけて連続した１本のものを使用
する例について説明したが、アッパー部５において２〜
３分割し、接合部材により接合して使用すると、車両の
幅方向の寸法の異なる複数のウインドウに共用すること
が可能である。
本考案によれば、コーナー部またはその付近で曲げ加
工された塑性変形可能な金属製の異形材を含む装飾モー
ルディングのサイド部における裏面側にせき部材わ係合
させて車体パネルに取付け、取付脚と一体的に形成され
たせき部によって、装飾モールディングとウインドウプ
レートの外表面との間にせきを形成するようにしたの
で、サイド部においてせきを形成し、アッパー部におい
てせきを形成しないウインドウモールディングを、アッ
パー部からサイド部にかけて連続して形成でき、アッパ
ー部よりもサイド部における車体パネルの高さが高い場
合でも異和感がなく、取付が容易で、優れた外観を有す
るウインドウモールディングが得られる。
工された塑性変形可能な金属製の異形材を含む装飾モー
ルディングのサイド部における裏面側にせき部材わ係合
させて車体パネルに取付け、取付脚と一体的に形成され
たせき部によって、装飾モールディングとウインドウプ
レートの外表面との間にせきを形成するようにしたの
で、サイド部においてせきを形成し、アッパー部におい
てせきを形成しないウインドウモールディングを、アッ
パー部からサイド部にかけて連続して形成でき、アッパ
ー部よりもサイド部における車体パネルの高さが高い場
合でも異和感がなく、取付が容易で、優れた外観を有す
るウインドウモールディングが得られる。
またせき部材はアッパー部には存在せずサイド部だけ
に存在し、しかもほぼ直線状の長尺材なので、射出成形
する場合小型で安価な成形型を用いて製造できる。さら
にせき部材の頭部、せき部および取付脚が剛性を有する
材質からなるため、サイド部においてウインドウプレー
トから離れて位置する装飾モールディングを、せき部と
取付脚とで所定の位置に安定して保持することができ
る。またせき部先端に緩衝材を兼ねる水切リップを備え
ているのでウインドウプレートの傷、摩耗が防止され
る。
に存在し、しかもほぼ直線状の長尺材なので、射出成形
する場合小型で安価な成形型を用いて製造できる。さら
にせき部材の頭部、せき部および取付脚が剛性を有する
材質からなるため、サイド部においてウインドウプレー
トから離れて位置する装飾モールディングを、せき部と
取付脚とで所定の位置に安定して保持することができ
る。またせき部先端に緩衝材を兼ねる水切リップを備え
ているのでウインドウプレートの傷、摩耗が防止され
る。
第１図は実施例のウインドウモールディングの一部の斜
視図、第２図はそのＡ−Ａ断面図、第３図はＢ−Ｂ断面
図、第４図はＣ−Ｃ断面図、第５図および第６図は、取
付脚の斜視図、第７図は水切リップの斜視図、第８図お
よび第９図は固着部材の斜視図、第10図は他の実施例に
よるウインドウモールディングを示す第１図のＰ方向矢
視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、２はウ
インドウプレート、３は車体パネル、４は装飾モールデ
ィング、５はアッパー部、６はサイド部、７はコーナー
部、11は中空部、12、13は係合部、14はせき部材、15、
23は頭部、16は取付脚、20は取付ファスナー、21は水切
リップ、22は固着部材である。
視図、第２図はそのＡ−Ａ断面図、第３図はＢ−Ｂ断面
図、第４図はＣ−Ｃ断面図、第５図および第６図は、取
付脚の斜視図、第７図は水切リップの斜視図、第８図お
よび第９図は固着部材の斜視図、第10図は他の実施例に
よるウインドウモールディングを示す第１図のＰ方向矢
視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、２はウ
インドウプレート、３は車体パネル、４は装飾モールデ
ィング、５はアッパー部、６はサイド部、７はコーナー
部、11は中空部、12、13は係合部、14はせき部材、15、
23は頭部、16は取付脚、20は取付ファスナー、21は水切
リップ、22は固着部材である。
Claims (3)
- 【請求項１】ウインドウプレートのアッパー部からコー
ナー部を経てサイド部に至る外周縁と車体パネルとの間
隙に沿って一体的に連続して取付けられ、アッパー部に
おいてはウインドウプレートの外表面に近接し、かつサ
イド部に沿う部分ではウインドウプレートの外表面から
車外側に離れてウインドウプレート外表面との間に段差
を形成するようにコーナー部／またはコーナー部付近で
曲げ加工された塑性変形可能な金属製の長尺な異形材、
および少なくともアッパー部においてこの異形材のウイ
ンドウプレート外表面側に固着されたリップを含む装飾
モールディングと、 この装飾モールディングのコーナー部／またはコーナー
部付近で端部が終了するようにサイド部のほぼ全長にわ
たって伸びて、サイド部の裏面側に形成された係合部に
係合するように取付けられる頭部、この頭部からウイン
ドウプレート外表面に向けて延びるせき部、およびこの
せき部と車体パネルとの間隙に沿って延びる取付脚が剛
性を有する材料により一体的に形成され、かつせき部の
先端に緩衝材を兼ねる水切リップを備えたせき部材と、 を有するウインドウモールディング。 - 【請求項２】装飾モールディングは、金属製の異形材の
長手方向に沿って合成樹脂からなるリップが一体的に形
成されている請求項（１）記載のウインドウモールディ
ング。 - 【請求項３】リップはサイド部においてウインドウプレ
ートの外表面から離れるように形成されている請求項
（２）記載のウインドウモールディング。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990035256U JP2529176Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | ウインドウモールディング |
| AU67810/90A AU640718B2 (en) | 1989-12-07 | 1990-12-06 | Automobile window molding assembly |
| CA002031838A CA2031838C (en) | 1989-12-07 | 1990-12-07 | Automobile window molding assembly |
| KR1019900020130A KR0149022B1 (ko) | 1989-12-07 | 1990-12-07 | 자동차 창문 몰딩 조립체 |
| DE69010858T DE69010858T2 (de) | 1989-12-07 | 1990-12-07 | Anordnung zur Kraftfahrzeug-Fensterleiste. |
| EP90313316A EP0431964B1 (en) | 1989-12-07 | 1990-12-07 | Automobile window molding assembly |
| US07/815,912 US5154471A (en) | 1989-12-07 | 1992-01-02 | Automobile window molding assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990035256U JP2529176Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | ウインドウモールディング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03124907U JPH03124907U (ja) | 1991-12-18 |
| JP2529176Y2 true JP2529176Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31540453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990035256U Expired - Fee Related JP2529176Y2 (ja) | 1989-12-07 | 1990-03-30 | ウインドウモールディング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529176Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240615U (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-20 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP1990035256U patent/JP2529176Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03124907U (ja) | 1991-12-18 |
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