JP2528917B2 - 光ファイバ心線対照装置 - Google Patents

光ファイバ心線対照装置

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JP2528917B2 JP62328389A JP32838987A JP2528917B2 JP 2528917 B2 JP2528917 B2 JP 2528917B2 JP 62328389 A JP62328389 A JP 62328389A JP 32838987 A JP32838987 A JP 32838987A JP 2528917 B2 JP2528917 B2 JP 2528917B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、複数の心線から構成される例えばテープ
状等の光ファイバケーブルを折曲げて心線の曲げ部から
漏れ出る光のレベルを測定し、心線を対照してその破断
等を検知する光ファイバ心線対照装置に関する。
(従来の技術) 従来の光ファイバ心線対照装置としては、例えば第3
図及び第4図に示すようなものがある(特開昭62−1757
06号公報)。同図中、21はテープ状光ファイバケーブル
であり、例えば5本の心線21a〜21eが並行して1列に配
置され、これらの心線21a〜21eの外周が透明UV樹脂材21
fで被覆されている。テープ状光ファイバケーブル21
は、底璧が半円筒形をした横断面矩形の曲げ治具22の壁
面に密着する如く巻付けられて折曲げられている。
また、曲げ治具22に巻付けられたテープ状光ファイバ
ケーブル21を狭み付けるようにして断面U字状の光遮蔽
板23が、曲げ治具22の長手方向X(心線21a〜21eと直交
する方向)に移動可能に配設されている。光遮蔽板23の
長手方向略中央部には、心線21a〜21eと並行に、所定幅
で且つ所定長さのスリット24が穿設されている。さら
に、スリット24の下方に光遮蔽板23の移動に伴なって移
動する受光素子25が配置されている。
そして、テープ状光ファイバケーブル21の一端から各
心線21a〜21eに光を入射させ、光遮蔽板23と共に受光素
子25を、心線21a側から心線21e側に順次平行移動させ
て、各心線21a〜21eの伝播光量をスリット24を介して測
定することにより、各心線21a〜21eを対照して破断等の
生じている心線を検知するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の光ファイバ心線対照装置にあっては、光遮蔽板
23と共に受光素子25を、心線21a側から心線21e側に順次
並行移動させるようにしていたため、平行移動用の可動
部が必要になると共に、各心線21a〜21eに対する位置決
め機構が必要になり、さらには、テープ状光ファイバケ
ーブル21の心線数は、4,5,8及び10本等と多種類があ
り、その心線数により光遮蔽板23等の移動距離を変更さ
せる必要があるので、構造が複雑なものとなってしま
う。また、各心線の伝播光量をスリット24で機械的に分
離しているので、比較的検出誤差が生じ易い。さらに光
遮蔽板23及び受光素子25を、各心線に対照させるように
順次移動させて測定しているので、測定時間が長くかか
ってしまうという問題点があった。
この発明はこのような問題点に着目してなされたもの
で、光検出部に可動部がなく位置決め機構も不要として
構造を比較的簡単化することができ、また、短時間に精
度よく各心線を対照することのできる光ファイバ心線対
照装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するために、多数の心線
で構成された光ファイバケーブル1における当該各心線
1a〜1eに対してそれぞれ異なる周波数で変調した変調光
を供給する光源3と、前記光ファイバケーブルを折曲げ
て各心線の曲げ部から漏れ出る光を検出する受光部8
と、通過周波数が前記光源における変調周波数の範囲で
可変とされ、前記受光部からの検出信号を前記各心線に
対応した検出成分ごとに分離して取出すフィルタ11と、
該フィルタからの取出された各心線に対応した検出成分
に基づいて前記各心線の曲げ部から漏れ出た光の光レベ
ルを各別に測定し当該各心線を対照する処理部12とを有
することを要旨とする。
(作 用) 光源3から各心線1a〜1eに対してそれぞれ異なる周波
数で変調された変調光が供給される。光ファイバケーブ
ル1の折曲げ部では、各心線1a〜1eの曲げ部から漏れ出
る光が受光部8で一括して受光され検出される。そし
て、受光部8からの検出信号が通過周波数可変のフィル
タ11で各心線1a〜1eに対応した検出成分ごとに電気的に
分離される。処理部12では、各検出成分に基づいて各心
線1a〜1eの曲げ部から漏れ出た光の光レベルが各別に測
定されて各心線1a〜1eが対照される。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
まず、光ファイバ心線対照装置の構成を説明すると、
第1図中、1はテープ状光ファイバケーブル、2はその
折曲げ部に用いられる曲げ治具であり、この両者1,2に
ついては、前記第3図及び第4図に示したものとほぼ同
様のものが用いられ、テープ状光ファイバケーブル1に
は、5本の心線1a〜1eが平行して1列に配設されてい
る。
3は光源であり、第2図に示すように、光源3には1
個の発光素子で構成された発光部4が備えられている。
5は発振周波数可変の発振部、6は駆動電圧供給用の駆
動部であり、駆動部6からは、発振部5からの発振周波
数により所要の周波数範囲で周波数の変調された駆動電
圧が出力される。そして、このような駆動部6が発光部
4に接続されている。切換部7は、テープ状光ファイバ
の各心線に、それぞれに対応した変調周波数で変調され
た光を供給するものである。そして発光部4からは、異
なる周波数で変調された変調光が順次発光され、切換部
7によってそれぞれの光ファイバに入射する。
また、曲げ治具2におけるU字状底璧に対向した部位
には、ファイバの幅より広い受光面を有する受光素子で
構成された受光部8が配置されている。9は受光素子で
検出された光電流を電圧信号としての検出信号に変換す
るための電流電圧変換部であり、電流電圧変換部9は、
通過周波数可変部のフィルタ11を介して光パワーメータ
で構成された処理部12に接続されている。フィルタ11
は、切換部7の切換サイクルに同期して、その通過周波
数帯域が、光源3における順次可変される変調周波数と
同一の周波数に順次切換えられるものである。処理部12
における13は検波部、14はA/D変換部、15は表示部であ
り、これらの各部により、各心線1a〜1eの曲げ部から漏
れ出た光レベルを各別に測定するための光パワーメータ
が構成されている。
なお、フィルタ11は、処理部12に内蔵させてもよい。
次に、上述のように構成された光ファイバ心線対照装
置の作用を説明する。
テープ状光ファイバケーブル1における各心線1a〜1e
の対照に際して、そのテープ状光ファイバケーブル1
が、曲げ治具2の壁面に密着する如く巻付けられて折曲
げられる。
一方、光源3では、駆動部6からの異なる周波数の駆
動電圧が、所要の切換サイクルで順次切換えられて発光
部4に加えられ、発光部4からは、異なる周波数で変調
された変調光が順次発光される。そして、この異なる周
波数で変調された変調光が、切換器7によって各心線1a
〜1eにそれぞれ供給される。例えば、心線1aにはAHzで
変調された変調光、心線1bにはBHzで変調された変調
光、以下同様にして、心線1eにはEHzで変調された変調
光といったように供給される。
曲げ治具2によるテープ状光ファイバケーブル1の折
曲げ部では、そのテープ幅が2〜3mm程度であり、また
受光部8を構成している受光素子はテープ幅より広い受
光面を有するものが用いられているので、各心線1a〜1e
の曲げ部から漏れ出る光が、その受光部8で一括して受
光され、その光量に対応した光電流に変換して検出され
る。光電流は、電流電圧変換部9で電圧信号としての検
出信号に変換されてフィルタ11に入力される。フィルタ
11は、切換部7の切換サイクルに同期して、その通過周
波数帯域がAHz、BHz、…EHzに順次切換えられるので、
入力された検出信号が、各心線1a〜1eに対応した検出成
分ごとに電気的に分離されて取出される。そして、これ
らの各心線1a〜1eに対応した検出成分が、順次、処理部
12に導びかれ、検波部13で検波されたのち、A/D変換部1
4でA/D変換され、各心線1a〜1eの曲げ部から漏れ出た光
の光レベルが各別に測定されてその値等が表示部15に表
示されるとともに、適宜に処理されて各心線1a〜1eが対
照され、破断等の生じている心線が検出される。
なお、上述の実施例では、光源3に1個の発光素子か
らなる発光部4を配設し、これに駆動部6からの異なる
周波数の駆動電圧を供給して、異なる周波数で変調され
た変調光を順次発光させ、切換部7でそれぞれの光ファ
イバに光を入射させるようにしたが、異なる周波数の変
調光にそれぞれ対応した複数個の発光素子を並設し、そ
れぞれの発光素子から発光された変調光を各心線1a〜1e
にそれぞれ供給するようにしてもよい。
さらに、上述した受光部にさらに受光面の広い受光素
子を用いれば、テープ状光ファイバケーブル毎にまず検
出を行い、この後ケーブルの心線の対照を行ってどの心
線が断線しているかを測定できるので、さらに測定時間
の短縮が図れる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、光源から光
ファイバケーブルにおける各心線に対しそれぞれ異なる
周波数で変調された変調光を供給し、光ファイバケーブ
ルの折曲げ部において各心線の曲げ部から漏れ出る光を
受光部で受光して検出し、この受光部からの検出信号を
通過周波数可変のフィルタで各心線に対応した検出成分
ごとに電気的に分離し、処理部では各検出成分に基づい
て各心線の曲げ部から漏れ出た光の光レベルを各別に測
定して各心線を対照するようにしたので、光検出部には
可動部がなく、したがって各心線に対する位置決め機構
も不要となり、構造を比較的簡単化することができると
ともに例えば10心程度までの心線数の多い光ファイバケ
ーブルにも容易に対応することができ、さらにこのよう
な光ファイバケーブルの各心線を短時間で精度よく対照
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る光ファイバ心線対照装置の一実
施例の構成を示す斜視図、第2図は同上実施例のブロッ
ク図、第3図は従来の光ファイバ心線対照装置を示す側
面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図である。 1……テープ状光ファイバケーブル、1a〜1e……心線、
2……曲げ治具、3……光源、8……受光部、11……フ
ィルタ、12……処理部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の心線で構成された光ファイバケーブ
    ル(1)における当該各心線(1a〜1e)に対しそれぞれ
    異なる周波数で変調した変調光を供給する光源(3)
    と、 前記光ファイバケーブルを折曲げて各心線の曲げ部から
    漏れ出る光を検出する受光部(8)と、 通過周波数が前記各光源における変調周波数の範囲で可
    変とされ、前記受光部からの検出信号を前記心線に対応
    した検出成分ごとに分離して取出すフィルタ(11)と、 該フィルタから取出された各心線に対応した検出成分に
    基づいて前記各心線の曲げ部から漏れ出た光の光レベル
    を各別に測定し当該各心線を対照する処理部(12)とを
    有することを特徴とする光ファイバ心線対照装置。
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